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CB缶からOD缶詰め替えは大丈夫?変換アダプターについて

cb缶からod缶 アダプター

アウトドアで便利なシングルバーナーやツーバーナー。
CB缶を使用するタイプも増えてきましたが、まだまだOD缶を使用するタイプが多いのが現状です。
OD缶を使用する上での問題はCB缶よりも価格が高いことです。

私の場合、登山やバックパッキング旅に出かける際には、OD缶を使うタイプのシングルバーナーを持ちだします。
2泊3日の旅の3食を全て自炊し、食後にコーヒーやスープを作った場合、250gのOD缶をほぼ使い切ってしまいます。
OD缶はCB缶よりも割高なのでコストがかかることが毎回気がかりでした。

けれど、そんな私に救世主があらわれました。
最近はCB缶からOD缶へガスを詰め替え可能なアダプターが安値で購入できるのです!
これで思う存分お気に入りのシングルバーナーを使用できる!と安易に思いましたが、本当に大丈夫なのだろうか?という考えも湧き上がってきました。

今回は変換アダプターの取り扱い方法を伝え、本当にガスを詰め替えても大丈夫なのか?
詰め替えたガスはちゃんと使えるのか?という疑問にお答えしようと思います。

ガスの詰め替えは本当に安全なのか?

結論から言うとガスの詰め替えは安全ではありません。
詰め替えの最中にガス漏れや事故が発生するリスクがあります。

どのガス缶にも再充填禁止と明記されています。
事故を起こしても当然ですがメーカーの保証はありません。

禁じ手です。

入れ替え時の事故は自己責任になりますのでご注意ください。

当然のことですが、火の元の近くでは詰め替えを行わないでください。

万が一ガス漏れが発生した場合、漏れ出たガスは下に溜まります。

ガスは、ほぼ無臭なので、においを感じづらく、無色なので、溜まっていることに気がつかない場合があります。

下手をすると大爆発を起こします。

今回、私は室内でガスの入れ替えを行いましたが、換気の良い屋外で行うのがオススメです。

CB缶からOD缶に詰め替えるメリット

コストが確実に安くなる

CB缶は安い物なら100円程度、場合によってはそれ以下で入手できます。
対してOD缶は夏用のレギュラータイプの物でも400円~500円程度です。
CB缶からOD缶に詰め替えができればランニングコストが4分の1~5分の1になります。

CB缶はどこでも入手可能!OD缶を探す手間がなくなる
CB缶はスーパーやコンビニなど身の回りのどこでも入手が可能です。
対してOD缶が購入できるのは基本アウトドアショップです。
私のように地方のド田舎に住んでいる場合、OD缶は思い立った時に手に入れることができません。
詰め替えが可能になればキャンプや登山に出掛ける前にわざわざECサイトなどで購入するわずらわしさから解放されます。

OD缶のデザインはカッコいい!

参照元:amazon

OD缶はCB缶と違い、アウトドア仕様でデザイン性も優れています。
個人的にCB缶を見ると冬場の鍋が頭に浮かびます。
対して、OD缶の持つイメージは旅や冒険であり、北アルプスや南アルプスの山々の風景が頭に浮かんできます。

最近ですが、MSR社のOD缶が国内で手に入るようになりました。
ボディも赤色でカッコいいですよね?詰め替えができれば、自分のお気に入りのOD缶を思う存分使うことが出来ます。

※メーカー側ではガスの再充填を禁止しています。
何度も伝えますが、ガス缶を使いまわすことを推奨しているわけではございません。

詰め替えたガスに関する注意点

100円程のCB缶の中身はほとんどがノルマルブタンガスです。
ほとんどのOD缶の中身はノルマルブタンガスだけでなく、イソブタンガスが含まれています。
イソブタンガスはノルマルブタンガスよりも気化しやすいガスです。
外気温が10度以下の寒い環境でもバーナーの炎が衰えることはありません。
OD缶が高価なのはこういった理由からです。

CB缶からOD缶へガスの詰め替えを行っても中身は寒冷地に弱いノルマルブタンガスになります。
冬場の使用や、登山での標高が高い場所での使用ではバーナーが本来の力を発揮することは出来ません。

夏場の使用ならばランニングコストを下げて、便利に使うことができます!

詰め替えアダプターについて

ガス缶 アダプター

私が購入したのは中華製の詰め替えアダプターです!

Amazonで購入しました。中国から1週間程度で送られてきました。

ガス缶 アダプター

ナイロン製のポーチも付属していました。

ガス缶 アダプター

2つのパーツに分解ができます。
上のパーツはOD缶からOD缶へガスの詰め替えを行う際に使用します。

ガス缶 アダプター

OD缶のノズル部にねじ込むことが出来る形です。

ガス缶 アダプター

上下が同じ形になっています。上と下にそれぞれOD缶を取り付けて、ガスの詰め替えができます。

CB缶からOD缶へ詰め替えを行う場合は、このように2つのパーツをつなげます。
上にはOD缶を接続し、下にはCB缶を接続します。
それでは実際にCB缶からOD缶へガスを詰め替えてみましょう。

実際にガスを詰め替えてみました

od缶 詰め替え 方法

空になったPrimusのOD缶、フルにガスが詰まったCB缶を用意します。
CB缶、OD缶共にノズルの部分が曲がったり変形したりしていないか確認してください。

また、ガス缶には充填できるガスの量が決まっています。
ガス缶ごとに異なるので詰め替えを行う前に確認してください。上の写真でprimusの場合は230gまでのガスを詰めることがわかりました。次は空の缶の重さを量ってみましょう。

od缶 詰め替え 回数

空の缶は143gでした。143g+230g(充填できるガスの量)=373g
ガスを詰めた後に373gを越えなければ大丈夫だとわかりました。

ガス缶 アダプター

ノズルと充填できるガス量の確認ができたら、OD缶側へ詰め替えアダプターを接続します。
接続前に、つまみを右(時計回り)に動かなくなるまで回してください。
少しでも緩んでいると、取り付けた後にガス漏れします!つまみが右いっぱいに閉まっていることが確認できたら、OD缶にシングルバーナーを接続する時と同じ要領で、ねじ込んでいきます。

OD缶とアダプターが接続できました。次はCB缶を接続します。
アダプターの上部にプラスチック製の黒いパーツが見えますよね?このパーツは左右にスライドできるようになっています。
黒いパーツを右側にスライドさせた状態でCB缶の切込み部分を合わせ、上から押さえつけます。押さえつけたままCB缶ごと黒いパーツを左にスライドするとロックされます。

od缶 詰め替え 方法

無事に両方の缶が接続できました。

od缶 詰め替え おすすめ

CB缶からOD缶へガスの詰め替えをおこなうので、このようにOD缶を下に設置します。
ガスは下に溜まる性質があるからです。

od缶 詰め替え 事故

ガスには暖かいほうから冷たいほうへ向かう性質もあります。
このようにOD缶を保冷剤で冷やして、詰め替えを行いました。この状態でアダプターのつまみを左側いっぱいまでひねります。
シューッという音が聞こえ、ガスがCB缶からOD缶に移動します。
今回は試しませんでしたが、CB缶に温めたタオルを巻き付ければ、ガスの移動がスムーズになり、時間の短縮になります。

od缶 詰め替え おすすめ

このように傾けることでも、ガスの移動を促すことができます。

od缶 詰め替え 回数

OD缶を外して373gを超えていないかの軽量を途中で何度か行いました。
充填できる限界までガスの詰め替えができました。

ここでもう一つ注意点があります。
ガス缶を取り外す際には、必ずアダプターのつまみを右(時計回り)に動かなくなるまで戻してください!
私はうっかりそのまま取り外してしまい、ガスが噴き出したので、慌ててつまみをしぼりました。

詰め替えたガス缶を使ってバーナーを点火してみた

Primusのp-153バーナーを接続し、点火してみました。問題なく点火ができ、約5分連続燃焼させて、不具合が無いか確認しました。とくにこれといった問題はなく、いつもと同じように燃焼していました。

まとめ

私自身の感覚では、詰め替えたガス缶は使用できると感じました。
ですが、ガスを詰め替えること自体にはガス漏れのリスクがあると思います。何度も伝えますが、メーカー側は再充填を禁止しています。詰め替えをしたガスを使って事故を起こしても、メーカーからは何の保証も受けることができません。詰め替えを行う際は自己責任で行ってください。

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