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20タトゥーラSVTWベイトリールの本気買いインプレ!バス釣り初心者におすすめ!

タトゥーラSVTWベイトリール

昨年の12月にダイワより満を持して発売された20タトゥーラSVTWベイトリール。多くのバスアングラーの期待を胸に、今世紀最大の目玉としてリリースされたベイトリールの1つとして、注目されている釣り人の方も多いのではないでしょうか。
かく言う私も発売当初からこの商品に目を付け、期待を寄せていたアングラーの1人であることは言う由もありません。
今回、早速購入し実際に釣り場で使ってみたのですが、ひとこと言えるのは、初心者でも使いやすい入門機に適したベイトリールであるということ。
早速、気になるインプレッションをご紹介しますので、気になる方は、本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

20タトゥーラSVTWベイトリールとは?

20タトゥーラSVTWベイトリールとは?

先代17タトゥーラSVTWの血統を引き継いで進化を遂げ、生まれ変わったバス釣り用ベイトリールです。タトゥーラシリーズのリールは、ダイワが発売するバス釣り用リールの中でもSTEEZ(スティーズ)やZILLION(ジリオン)と並んで人気の機種。バスフィッシングの聖地アメリカでもトップクラスのバスプロが使用するなど、多くのトーナメントシーンでも使われる数多くの実績を持つリールとして知られています。

ダイワ 20タトゥーラSVTW 103SH

20タトゥーラSVTWベイトリールの基本スペック

タトゥーラの基本スペックは以下のような感じです。自重190gというのは、タトゥーラ史上最軽量の数字をマーク。スピニングリールに比べ、キャスト数が増える傾向にあるベイトリールでは、いかにその重さを軽くできるのか、ということが課題となってきます。自重が重いとキャストするだけで手首が痛くなってしまい、釣りに集中できなくなってしまうんです!ハンドル長85ミリもバス釣りでの快適さを考えたバランスとなっており、ボディーにはスーパーメタルフレームを採用し上位機種にも決して引けを取らないタフ機として作り上げられているんですよ!

基本スペック

品名 103H 103SH 103XH
巻取り長(cm) 63 71 81
ギア比 6.3 7.1 8.1
自重(g) 190 190 190
最大ドラグ力(kg) 5 5 5
標準糸巻き量(lb-m) 16-40 ~80
14-45 ~90
16-40 ~80
14-45 ~90
16-40 ~80
14-45 ~90
ハンドル長さ(mm) 85 85 85
ベアリング(ボール/ローラー) 7/1 7/1 7/1

※左巻き仕様も表と数値は同様。

最大のキモはSVスプール

この機種の最大の特徴として挙げられるのが、ダイワ独自の最先端技術を注ぎ込んだ「SVコンセプト」。平たく言うと、SVスプールという独自のスプールを装備させ、バックラッシュしにくく、軽い力でルアーを思いのままに投げれるメカニックなんです。
スプールの初速が早いので、4~5gの軽量リグから重量級ルアーまでを、初心者でも簡単に投げれてしまうというメリットがあります。

T-ウイングシステムがキャストアキュラシーを向上させる!

もう1つの特徴は、「T-ウイングシステム」と呼ばれるラインの放出時や巻取り時の摩擦抵抗を軽減させるシステム。通常のベイトリールのレベルワインド(ラインが放出される穴のような部分)とは大きく異なり、キャスト時にはラインがフリーに、巻取り時には突起物が前方へ倒れることによりラインを収縮して巻取り作業をスムーズにします。キャスト時のラインに掛かる摩擦抵抗が大幅に軽減されるので、従来では狙うことさえできなかったポイントにルアーを容易に到達させ、アングラーのキャストアキュラシーを大幅に向上させることを実現しています。

20タトゥーラSVTWベイトリールの実釣インプレ

20タトゥーラSVTWベイトリール

発売当初から期待されていただけに、どれくらいの使い心地なのかということに非常に興味がありました!購入後、実際にバス釣りに出かけ、多くのルアーで試してみた投げ心地やキャストフィール、どのくらいの重さのルアーを投げられたのかといった実釣インプレをお伝えしたいと思います!これから購入を視野に捉えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

今回準備したタックル

今回は、一般的な初心者の方でもリアルにイメージしていただけることを考え、リールに合わせるロッドは、ミディアムクラスのベイトロッドをチョイスしました!タトゥーラSVTWに巻いたラインは、10ポンドのフロロラインを約100メートルほど。使用タックルは以下のような感じです。

  • リール:ダイワ 20タトゥーラSVTW 103SH
  • ロッド:ダイワ ブレイゾン 6102MB-V
  • ライン:シーガー R18フロロリミテッド100m

最初にデラクー3/8oz(10.6g)を投げてみた

ジャッカルのデラク―3/8oz

釣り場に到着し、期待を胸にまずはジャッカルのデラク―3/8oz(10.6g)をラインに装着し、軽くキャスト!ルアーのコンパクトさも相まって十分な飛距離を稼ぐことができました!マグダイヤルを「3」の位置に調節してどの程度までバックラッシュせずに投げれるか試したところ、おおよそ軽く投げただけで30メートル近く遠投することができました。ただラインに軽く親指を添えるサミングは必要であり、ミスをすると糸がとんでもないことに…。初心者の方が初めて10g前後のハードルアーを投げる際には、マグダイアルを「5」の位置に調節し軽く投げることにより、ほとんどの状況でサミングなしで使用することができると思います。

デスアダー4インチワーム+5gジカリグオフセットフックの場合(推定10g)

デスアダー4インチワーム

今度は、10g前後のソフトベイトを使ったリグではどうか、と考え、5gのシンカーが付いているジカリグオフセットフックに交換。4インチのデスアダーワームを装着し、軽く投げてみました。
こちらもロッドティップに重心が乗り、十分すぎる飛距離を確保。マグダイアルを「4」にするとバックラッシュの危険性があるため、「5」の位置くらいが適切な領域であると感じました。「7」にするとノーサミングでキャスト可能の領域になりますが、ブレーキが掛かり過ぎて遠投性能が損なわれてしまうため、上記のデラク―と同様に目盛りの状態は「5」に設定して使用するのがちょうどよかったです!

レアリス ロザンテシャッド(8.4g)に切り替えてみた

デスアダー4インチワーム+5g

スピニングリールでもそこそこキャストが可能なシャッドに切り替え試してみた所、やはり遠投性能に関しては、他の同価格帯のベイトリールと比較しても群を抜いて優れています!20メートルほど先にある障害物をめがけてキャストしてもほとんどブレることなくピンポイントで落とせますし、ダイアルの調節次第では、足元にある障害物を狙う近距離戦でも高次元のパフォーマンスを発揮できるポテンシャルを秘めていると感じざるを得ませんでした!
ハードプラグに関しては、空気抵抗から生ずる飛距離の低減を気にしていましたが、5g以上のものであれば、ほとんど気にすることなく力まず爽快に投げることができました!
キャスティングに力が必要ないというのが、このリールの最大のメリットと言えます!

フォールクローラー4インチワーム+2.6gジグヘッドワッキーではどうか?(推定約5g前後)

フォールクローラー4インチワーム+2.6gジグヘッドワッキー

最後に「ベイトフィネス」の領域にも踏み込むリールであるだけに、気になる軽量リグでもチャレンジしてみました。
2.6gのジグヘッドワッキーに4インチのフォールクローラーワームを装着しキャスト!マグダイアルは「6」に設定し、10~15メートルほどのキャストが可能でした。「5」にするとラインが浮いてきてしまいバックラッシュ寸前の状態になるので、上記の設定がベストと言えるでしょう。ワームを含めるとトータルで5g前後のリグとなり、十分にベイトフィネスの領域に踏み込んだ使い方が可能であると同時にスピニングタックルなしでの釣行が可能となります。ただし、ベイトフィネス専用機に比べるとやはり飛距離や感度、軽量リグでのバックラッシュのしにくさなどのポテンシャルはやや劣るので、あくまでもバーサタイルに使える優れたリールとして認識しておくとよいと思います。
基本は、オーバーヘッドキャストで使い、5gテキサスなどの場合ならバックハンドやフリッピングなどでも余裕のある使い方ができると思います!

実際にバス釣りで使ってみての感想

今回、初めて20タトゥーラSVTWを使用してみて感じたこと、気づいたことを簡単にまとめてみました!大きく目立つ点は以下の3つとなります。

パーミングがしやすく、実にコンパクト!

20タトゥーラSVTW

190gの自重も相まって、ボディーはいたってコンパクトに設計されており、女性でも握りやすいフォルム。パーミングした時の感触に違和感がなく、ストレスフリーでバス釣りに集中でると感じました!

軽くキャストしただけでルアーがかッ飛ぶ!

一番驚いたのが、軽量ルアーやリグでも軽くキャストしただけで「ブーン!」とかっ飛ぶ飛距離です。投げてみるとわかるのですが、フルスイングするまでもなく手首のしなりを使ったサイドハンドキャストで中長距離のポイントを迎撃できるポテンシャルがあります。

バックラッシュにめっぽう強い!

さすがはTWS(t-ウイングシステム)やSVスプールの恩恵を受けているだけあって、他のベイトリールと比べるとバックラッシュの危険性が限りなく少ないです!
特に5g以上のルアーやリグであれば、マグダイアルの調整により、ほとんどノーサミングでのキャストが可能ととなります。

逆風(向かい風)には若干弱いかも…

1点だけ気になることがあったのですが、向かい風の場合、バックラッシュ寸前の状態になることが何回かありました。
しかしながら公式ページの表題の通り、マグダイアルの調節により向かい風でも恐れずにキャストできる旨が記載されているので、細かくダイアルを調整することにより、この問題は克服できるかもしれません…。

まとめ

20タトゥーラSVTW

今回、20タトゥーラSVTWを実際に使ってみて、噂の通り素晴らしいベイトリールであることが実感できました!軽量リグから重量級ルアーまで余すことなく多くのルアーをキャストできるバーサタイル性能は、同価格帯の他のリールと比べてみても突出しており、釣り方を問わず様々なフィールドで使えるリールであることに違いありません。
また、2万円を切る価格でこのポテンシャルのリールを手にできることは、バスアングラーにとって大変価値のある事ではないでしょうか。
バス釣り初心者の方から上級者の方まで、ぜひ1度20タトゥーラSVTWを使いこんでみてはいかがでしょうか。

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お魚店長
お魚店長
埼玉県のフィールドをメインに、霞ケ浦水系流入河川を釣り歩く親父バサー。人が少なくプレッシャーの少ない平日にこぞって釣りに出かけています♪オカッパリからウエーディング・カヤック・ボートフィッシングと何でもこなすマルチバサー兼自称フィッシングライター。