みなさんは車載用Wi-Fiルーターをご存じでしょうか。
最近のスマホは5Gや4Gといった十分な速度の回線で使用している人が多いので車載用Wi-Fiルーターを検討する人は少なく、あまり聞き馴染みがないかもしれません。
しかし、今回紹介する車載Wi-Fiは車に載る頻度の多い人や長距離を運転する人・家族や友人などが同乗する場合など車載用Wi-Fiルーターを使用することでお得に利用できることがあります。
パイオニア株式会社から商品を提供いただいてのレビュー記事となります。
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車載用Wi-Fiルーターとは
車載用Wi-Fiルーターは、車両に取り付けられたWi-Fiルーターで、車内でワイヤレスネットワーク(Wi-Fi)を提供する装置です。これにより、車内の乗員がスマートフォン、タブレット、ラップトップなどのデバイスを使ってインターネットに接続できるようになります。
モバイルデータ通信を利用
車載Wi-Fiは通常、携帯通信網(3G、4G、または最新の5G)を使用してインターネットに接続します。
これにより、車がどこにいてもモバイルデータ通信が可能です。
複数デバイスの接続
複数のデバイスが同時に接続できるようになっており、車内の乗員が同時にインターネットを利用できます。
セキュリティ機能
一般的に、車載Wi-Fiはセキュリティ機能を備えており、パスワードなどの認証機能を通じて不正なアクセスを制限します。
データプラン
通信事業者と提携した車載Wi-Fiサービスは、データ通信プランを提供することが一般的です。
これにより、ユーザーは車内でのモバイルデータ通信を利用できます。
車載用Wi-Fiルーターは、通勤や長距離ドライブ中に娯楽や仕事をするための便利なツールとして利用されています。
Pioneerの車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」の特長
①車内がオンライン状態に!最大5台同時接続
DCT-WR100Dを使用すれば同乗者のデバイス最大5台(同時接続台数)までネット回線を使用できます。
ネット契約のない子供のゲームやタブレットなども繋ぐことができます。
②ドコモのLTE回線を使い放題
DCT-WR100DはドコモのLTE回線と契約して使用します。
データー使用量は3つのプランから選べてデータ使用量は無制限で速度制限はありません。
- 1日プラン:550円(税込み)
- 30日プラン:1,650円(税込み)
- 365日プラン:13,200円(税込み)
ドコモのLTE回線を使用していない人でも使えるので普段は格安のデータプランの人はスポット的に使っても便利です。
電波の繋がる範囲が広いドコモのLTE回線なので山奥へのアウトドアでも重宝します。
③契約手続きが簡単
ドコモのLTE回線との契約は店舗などに行くことなくスマホで簡単に行えます。
実際に契約したところ30分程度で使用できる環境になりました。
※契約にはdポイントカード会員のアカウントが必要です。
④本体は小型で場所をとらない
DCT-WR100D本体はとても小型なので設置する場所に困りません。
設置もシガーソケットに差し込むだけなので簡単に設置できます。
Pioneerの車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」の注意点
①使用は走行中がメイン
DCT-WR100DでWi-FIが使えるのはエンジン始動後の走行前30分と走行中・走行後アイドリング停車中60分となります。
なのでキャンプや車中泊で使えるのは行き帰りの車内での使用がメインとなります。
車のエンジンを切った状態で夜中も使えると期待(勘違い)していてちょっとガッカリでした。
②値段が高い?
私の場合の家族と出かける頻度が多くないのでDCT-WR100Dの本体価格25,000円はやや高く感じました。
ただ、使用環境や頻度によってはお得になる人もいると思うので検討している人はぜひシミュレーションしてみることをお勧めします。
Pioneerの車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」の詳細
基本スペック
電源電圧 | DC12 V/24 V(専用シガーライター電源ケーブル付属) |
---|---|
消費電力 | 1.2 W(typ)(12 V 入力時) |
動作温度 | –10 ℃ ~ +60 ℃ |
動作時湿度 | 90% 以下 |
UIM カード | nanoUIM |
外形寸法 | 91.5 mm × 16 mm × 44.5 mm( 幅 × 高さ × 奥行) |
本体質量 | 50 g(電源ケーブルなどを除く) |
取付推奨角度 | 0°~ 20° |
対応規格 | IEEE 802.11 b/g/n( 2.4 GHzのみ) |
対応チャンネル | 1 ~ 13 ch |
セキュリティ方式 | OPEN/WEP/WPA(Personal)/ WPA2 (Personal)/ WPA3(Personal) |
最大同時接続台数 | 5 台 |
対応バンド | Band1、Band3、Band19 |
通信速度 | 受信最大 150 Mbps(ベストエフォート方式)送信最大 50 Mbps(ベストエフォート方式) |
内容物
- 本体
- ケーブル(1.5m)
- 取扱説明書
- 保証書
- 通信約款
- 契約書兼利用規約
HULUが1か月無料で見れる特別優待券もついていました。
Pioneerの車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」の使い方
車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」を実際に使用してみましたので簡単に使い方を解説してきます。
まずはルーターを車に設置
取付方法は取扱説明書に詳しく書かれています。
両面テープも付属しているのでコンソールボックスの横など邪魔にならない場所に設置できます。
今回は試しなのコンソールボックスの上に設置してシガーソケットと接続しました。
ネット回線への接続
「DCT-WR100D」でのWi-Fi接続は【docomo in Car Connect】はdアカウントが必要です。
※dポイント会員でない人もすぐにアカウントが作れるのでまだ持っていない人はまずはdアカウントの作成を済ませてください。
docomo in Car Connectへの登録
ドコモの車内向けインターネット接続サービス【docomo in Car Connect】の登録を行います。
「DCT-WR100D」の設置が出来たらエンジンをかけて電源をオンにします。
赤いランプが点滅したら準備完了です。
【docomo in Car Connect】の登録方法はDCT-WR100D本体の裏か取扱説明書に記載のQRコードを読み込み進めていきます。
ログイン画面ではdアカウントでログインします。
利用規約を確認⇒契約者情報を確認すると申し込みは完了です。
次の利用期間と決済へ進みます。
申し込み後、進めていくと利用期間を選ぶページへ
利用期間を選んでクレカの決済を済ませば使えるようになります。
スマホでWi-Fi接続すれば設定完了です。
車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」を使ってみての感想!
小型で取り付けや契約が簡単なDCT-WR100D!
ドコモのLTE回線を使用できることで繋がる範囲の広さや電波の速度や安定感が良いので車の中で映画を見たりゲームをストレスなく使用することができます。
特に回線の広さと安定感はソフトバンク回線を使用している私にはとても便利に感じました。
さらにはデータ回線は無制限なのでデータ量を気にすることなく使えるのは嬉しい点です!
使用するシーンや現状のスマホプランを見直すことでお得に利用できるケースも多そうなので検討してみる価値はありそうです!