焚き火を楽しみながらお酒や食事を楽しむ際に重宝される焚き火テーブル。
各メーカーからサイズや形など様々な製品が販売されております。
今回は家具屋さんが作ったアウトドアブランド「HangOut(ハングアウト)」より販売されているファイヤーサイドテーブルをレビューします。
家具屋として培ってきたそのデザイン性や機能性など、他メーカーの製品と比較してどのように異なるのか。
ハングアウトの紹介も含めて細かくレビューさせていただきます。
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ハングアウトについて
ハングアウトは愛知県に本社を構える家具の商社兼メーカーである株式会社弘益が作ったアウトドアブランドです。
家具メーカー・商社では珍しくホーム家具とオフィス家具の双方を取り扱っている弘益はデザインと品質、どちらにおいても特化した商品開発を行なっています。
「アクティブな暮らしとくつろぎの外遊び」をコンセプトに展開するギアはアウトドアファニチャーでありながら、普段の生活でも使えるアイテムを取り揃えています。
中でも今回ご紹介するファイヤーサイドテーブルや個性的かつ機能的な形状の焚火台KOMOREBIは多くのキャンパーから高い評価を得ており、MonoMaxやGoods Pressなど各種雑誌にも取り上げられています。
ファイヤーサイドテーブルの基本情報
品番 | FRT-5031ST |
---|---|
サイズ | W50×D380×H330mm |
素材(天板) | ステンレス(SUS304)ヘアライン仕上 |
素材(フレーム) | スチール(粉体塗装) |
重さ | 約3.5kg |
ファイヤーサイドテーブルの組み立て方
脚部を差し込む
天板と2つのフレーム、収納ベルトと非常にシンプルなパーツで構成されるファイヤーサイドテーブルはその組み立て方も非常に簡単です。
一見同じように見える2つのフレームパーツですが、よくみると横に溶接されるスチールのバーが一方は3本、もう一方は4本で構成されています。
この4本で構成されているフレーム側にもう一方のフレームを差し込みます。
こうすることで互いのフレームが交差した形で支え合い、安定した脚部が完成します。
天板を乗せる
天板裏側には四隅に穴が開いているため、フレームの突起4箇所に合わせてはめ込みます。
これでファイヤーサイドテーブルの完成です。
横に揺らしてもブレることなく安定して天板が設置されました。
横ぶれには強いものの、そのまま持ち上げようとすると天板だけ外れてしまいますのでテーブルを移動させる際にはフレーム部分を持って移動させる必要があります。
収納時は付属の収納ベルトで束ねて固定
収納時は2枚のフレームと天板を重ね、フレームの隙間に収納ベルトをくぐらせて固定することでまとめることができます。
固定ベルトにはアジャスターがついているためキツさの調整が可能です。
パーツと一緒にまとめておきたいものがあればアジャスターを調整し一緒にまとめて収納できます。
ファイヤーサイドテーブルの良い点
ベストなサイズ感
普段使用している焚火台とローチェアに合わせてファイヤーサイドテーブルを置いてみます。
天板上にはカップとお皿を置いてみました。
これだけだとまだゆとりがありますので一人ではゆとりのあるテーブルとして活用出来ますし、二人程度であれば十分に活用できるサイズ感です。
高さは約33cmとなっており、ローチェアに座った状態で使ってみると天板上のカップや小物を違和感なく手に取ることが出来ました。
重いものを乗せても安心の安定感
構造こそ簡単なファイヤーサイドテーブルですがフレームはスチール素材で太さもあり、また上から加わる力に強い形状のため安定感は申し分なしだと感じます。
公式サイトでは耐荷重については記載されていないものの、ダッチオーブンなどある程度重いものを乗せても問題なく使用できそうです。
天板両サイドにハンギングできる
天板両サイドの持ち手部分にはシェラカップなどをハンギングできます。
S字フックをうまく活用しながらよく使う小物などを引っ掛けてみるのも良いかもしれません。
計算された機能美
シンプル形状のフレーム部分ですが、この形状を生かして薪床としても活用できます。
地面が湿っている際などそのまま薪を直置きするのは少し気が引けますよね。
フレームの奥行きは約38cmとなっているため、それより長いサイズの薪であれば積み上げることが出来ます。
小さいサイズの薪を乗せたい場合はオプションのログキャリースタンドを用いることで実現できます。
またデザインが非常にシンプルなためリビングにおいても馴染みやすく、ステンレス製の天板はサッと拭くだけで清潔に保てます。
残念な点
やや重く感じる
重量は約3.5kgとなっており、軽量ギアを求めるキャンパーにとってはやや重く感じます。
天板はステンレス、フレームはスチール素材と安心感がある為どうしても重量が増えてしまうのは仕方ない点ではあります。
安定感を取るか軽量化を取るかは意見が別れそうなポイントです。
収納時の安定感が弱い
説明書通りに収納ベルトで束ねることでコンパクトな収納は実現できます。
しかしその収納状態のまま持ち運ぼうとする場合、固定ベルトをかなりきつく締めないとベルトから天板やフレームスルリと抜けてバラけてしまいます。
オプションで肩から掛けられるトートバック型の専用ケースも販売されているので気になる方は購入をおすすめします。
ハングアウトのおすすめテーブル紹介
アーチテーブル ステンレストップ/ウッドトップ
独特な形状のアーチテーブルは人数や使用目的に合わせて、アイデア次第でレイアウトが自由自在です。
単体でも自立可能ですが、隣り合うテーブル同士を連結して使用することも可能です。
天板はステンレスと天然木の2種類から選べます。
クランククッキングテーブル
こちらのテーブルも他メーカーではなかなか見かけない形状のテーブルですが、この高さを生かしてアウトドアではクッキングテーブルとして、家ではカウンターテーブルとして活用できます。
中段が備わっているため調理道具を置いたり、また天板両サイドにはキッチンツールを引っ掛けることも可能です。
クランクマルチテーブル
シンプルな印象のクランクマルチテーブルはどんなサイトにも馴染みやすいナチュラルなデザインのソロ用テーブルです。
天板両サイドにはハンギング機能が備わっており、収納時は付属の収納ベルトで固定することでコンパクトかつ安定して持ち運ぶことが出来ます。
クランクスタッキングラック アイアン/ウッド
その名の通りスタッキングして棚のように使用することも可能なラックです。
デザインはナチュラルな天然木と無骨なアイアンの2種類から選べます。
他メーカーのスタッキングラックと比較して横幅が長いため、たくさんのギアを並べて収納可能です。
アペロ・ウッドテーブルロータイプ/ハイタイプ
定番のロールアップ式ウッドテーブルです。
天板のサイズは1000×700mmと大きめで、4人程度で使用するのにちょうど良いサイズです。
高さは400mmと600mmの2サイズ、カラーはブラウンとナチュラルの2カラーから選べます。
まとめ
ハングアウトのファイヤーサイドテーブルは家具屋らしいスタイリッシュな印象で使い勝手にもこだわった優秀なテーブルでした。
ファイヤーサイドテーブルだけでなくアーチテーブルやクッキングテーブルなどハングアウトのテーブルはシンプルかつスタイリッシュなデザインが多いため、おしゃれキャンパーにはぜひおすすめしたいメーカーの一つです。
チェアや焚火台なども魅力的なギアが豊富なハングアウト。気になった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。