見た目の美しさとその使い心地の良さから多くのキャンパーに愛されているファイヤーブラスター。
芸人のヒロシさんやバイキング西村さんなど著名な方々にも支持されている大変人気の火吹き棒です。
ファイヤーブラスターを使ってみたいという方の中には、値段が高くて躊躇されている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に是非オススメしたいのが今回ご紹介する自作の火吹き棒です。
見た目は本物のファイヤーブラスターのようにスタイリッシュなフォルムを実現しながら、コストは大幅に削減できる作り方となっております。
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火吹き棒の自作で用意する材料
本体材料
- セリア自撮り棒
- 木管 200mm×24mm 中穴16mm
- 接着剤
ストラップ材料
- 革紐やパラコード等の紐 20〜30cm程度
以上になります。
数百円程度の材料費で作れるのでコスト面では格安の火吹き棒を購入するのと大差ありません。
100均火吹き棒の作り方
それでは早速作っていきましょう。
自撮り棒を分解する
まずはセリアで販売されている自撮り棒を分解し必要な部分を取り出します。
スマホ固定部のパーツは強く引っ張ることで抜くことができます。
抜くのが難しい場合は金切りノコギリを用いて切り落としましょう。
金切りノコギリは100均でも購入することができます。
今回の用途としてはそれほど硬く分厚いものを切断するわけではないので、100均のものでも問題なく代用できます。
切断した断面はどうしてもバリが出てしまいますので、手を切らないように注意しながら紙やすりで滑らかに削ります。
自撮り棒の持ち手部分はくるくる回しながら簡単に外すことができます。
根元の黒いキャップはマイナスドライバーなどを用いて隙間を作りながら外しましょう。
これで自撮り棒の分解が完了です。
持ち手、吹き口を作る
次に持ち手と吹き口を作っていきます。
材料として木管を用いるため、本家のファイヤーブラスター同様に木材のナチュラルな質感を感じることができます。
今回は丸棒を購入したため穴をあけるのにドリルが必要です。
最寄りのホームセンターに木管があればそちらのほうが簡単にできる。
木管はネットでも売っていますが送料がかかり割高になります。
まずは用意した木管をノコギリで半分に切断しましょう。
切断した木管を本体の棒にはめてみます。
真ん中の太さは13mmとなっています。
吹き口に近い部分は16mmです。
加工したパーツを取り付けていきます。
持ち手となる部分はいい感じにフィットさせることができました。
吹き口となる部分は木管がなかなか入りにくいため、木管の穴を広げる必要があります。
棒の太さに合わせてドリルで削っていきます。
ドリルがない場合、あるいは加工の手間を省きたい場合は今回用意したサイズの丸棒の他に、中穴のサイズが大きい丸棒を用意することで解決できます。
加工による失敗のリスクも減らすことができるので心配な方にはおすすめです。
切り口は全て紙やすりで整えましょう。
特に口が当たる部分は滑らかに磨き上げます。
この状態で完成でも良いですが、より高級感を出したい方はオイル仕上げなどを施すと良いでしょう。
火吹き棒のストラップを作る
ストラップは必要なければ無理につける必要はありませんが、今回は本家のファイヤーブラスターにより近づけるため作りたいと思います。
ストラップは革紐やパラコードなど紐状のものであれば何を使用しても問題ありません。
紐の長さは好みにもよりますが、20〜30cm程度用意しておくと良いでしょう。
結び目を作りそのまま火吹き棒にくくりつけても良いですが、紐に木製ビーズを通したりとアレンジを加えることでより個性的な火吹き棒を演出できます。
各パーツの取り付け
持ち手部分の木管を取り付けます。取り付ける位置の目安を決めて火吹き棒側に接着剤を塗ります。
接着剤が乾く前に持ち手部分の木管を取り付けます。取り付けた際に隙間から接着剤がはみ出てしまう場合は固まる前に布で拭き取っておきましょう。
同様の手順で拭き口側の木管を取り付けます。これでファイヤーブラスター風火吹き棒の完成です。
仕上がりはファイヤーブラスター本家よりも優秀?!
見た目も本家のファイヤーブラスターに負けず劣らずかっこいいものが出来上がりました。
不着心地も良い感じです。
また今回作った火吹き棒は材料に自撮り棒を用いているため伸縮機能も備わっています。
本家のファイヤーブラスターは見た目も使い心地も申し分ありませんが、伸縮できない点がマイナスポイントとして挙げられていました。
その点今回作った火吹き棒はファイヤーブラスター最大の弱点もカバーされ、コンパクトに持ち運ぶことが可能となっています。
ちなみに全体の長さは本家と比べると短いです。
※完全に縮めてしまうと先端が出しにくくなるので少し工夫が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
用意する材料も作り方もそれほど面倒なことなく誰でも簡単に本格的なファイヤーブラスター風の火吹き棒が作ることができます。
少し不恰好になってしまっても自分で作った道具は愛着がわくものですよね。
今回ご紹介した作り方はあくまで一例ですので、こだわり派のキャンパーさんは材料やサイズなどアレンジを加えながら自分だけの特別な火吹き棒を作ってみてはいかがでしょうか。