EBLポータブル電源1000＆500を比較レビュー！ ソーラーパネルの発電検証！EBLの評判

キャンプやアウトドア、災害時にも役立つポータブル電源ですが、種類が豊富でどれを選べばいいかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
EBLのポータブル電源1000は、リーズナブルに購入できる大容量のポータブル電源として、ファミリーキャンプにもおすすめのアイテムです。
今回は、コンパクトで持ち運びが便利なEBLポータブル電源500と大容量でマルチに使えるEBLポータブル電源1000を徹底レビューします。
EBLのソーラーパネルについても詳しく解説するので、購入を検討中の方はぜひチェックしてみてください。

EBLポータブル電源とは

今回紹介するポータブル電源を開発・販売しているEBLは、1998年に設立された電池・ポータブル電源・ソーラーパネルなどが主力の電子機器ブランドです。
EBLが手掛ける商品は、Amazonでも手軽に購入でき、特に充電池の口コミ・評判が良く安定した品質で人気があります。
コンパクトで大容量が特徴のEBLのポータブル電源も、品質と使い勝手の良さに定評があり、アウトドアやキャンプに役立つアイテムとして根強い人気があります。

EBLポータブル電源1000の魅力

EBLポータブル電源1000の魅力・メリットは以下の6点です。

それぞれの特徴について、詳しく解説します。

最大10台給電可能（ワイヤレス充電も便利）

EBLポータブル電源1000は、ACコンセント出力・DC出力・USB –A・USB-C・シガ－ソケットの5種類の出力方法があります。
最大で10台への給電が可能なので、同時に家電に使用したいときにも便利です。
また、EBLポータブル電源1000の上部にはワイヤレスの充電ポートがあります。
対応機種であれば、スマートホンをのせるだけで手軽に充電ができる手軽さも魅力です！

軽量・コンパクト・価格の安さ

同じ程度の容量を持つJackery ポータブル電源 1000と比較しました。

	Jackery ポータブル電源 1000	EBLポータブル電源1000
容量	1002Wh	1000Wh
定格出力	1000W 　瞬間最大 2000W	1000W 　瞬間最大 2000W
サイズ	332×233×243mm	290×202×202mm
重量	10.6kg	約8.5kg
AC充電時間	約7.5時間	約7～8時間
参考価格	139,800円	99,999円
セール時の価格	97,860円	79,999円

ジャクリ1000と比べると、EBLポータブル電源1000が圧倒的に軽量・コンパクトです。大容量のポータブル電源ですが10kg以下の重量で持ち運びもしやすく、価格も10万円以下に抑えられ、セールを利用すれば更におトクに購入できます。

安全性にも配慮

安全性が高い高品質のリチウムバッテリーを搭載。
バッテリー寿命も長く、長期間にわたって使い続けることが可能です。
また、BMS安全保護を搭載し、過熱や低温などの異常を感知して自動的に遮断してくれるので、安心して利用できそうです。

パススルー充電対応

EBLポータブル電源1000は、充電中にも給電が同時にできるパススルーにも対応しているので、便利に活用できます。

3種類の充電方法

EBLポータブル電源1000は、150WのソーラーパネルとACコンセント、シガーソケットの3種類の充電方法に対応しています。
災害時やアウトドアなど、状況に応じてさまざまな充電方法を選択できるでしょう。

EBLポータブル電源1000の基本スペック

容量	270000mAh/1000Wh
定格出力	1000W（瞬間最大2000W）
出力波形	純正弦波
サイズ	約290*202*202mm
重量	約8.5kg
バッテリー種類	リチウムバッテリー
充電温度範囲	0 ~ 40°C
放電温度範囲	-10 ~45°C
入力	AC充電入力　100-240V/150W ソーラー充電入力　　12V-26V (最大150W) シガーソケット入力　12V/10A
出力	AC出力　×2 DC出力　×2 USB-A出力　×3 USB-C出力　×1 シガーソケット出力　×1 ワイヤレス充電器　×1
付属品	100-240VのACアダプター　×1 12Vのカーチャージャーケーブル　×1 MC4-7909連続ケーブル　×1 取扱説明書　×1

EBLポータブル電源1000の各パネルの紹介

EBLポータブル電源1000の正面・背面・側面・上部の各パネルを紹介します。

正面パネルには、各出力ポートが揃っています。
出力ポートが一面に集まっていることで見やすく、使いやすいのが特徴です。

液晶ディスプレーは小さめですがバッテリー残量・出力値・入力値など必要最低限の情報を確認することができます。

両サイドは冷却ファンとなっております。
ドライヤーなど高出力な家電を使用したときに本体内の温度を冷ますために冷却ファンが作動します。

背面はオレンジで真ん中にEBLのロゴが印字されています。

上部はフラットな形状となっておりスマホのワイヤレス充電器があります。
ワイヤレス充電対応のスマートフォンを置くだけで充電が可能です。

ハンドルは収納式で持ち運びの時だけ起こして使います。
持ちやすく、しっかりと太さもあるハンドルなので、持った時の安定感も抜群です。
収納できるタイプなので、スマホを充電する時や収納する時にも邪魔になりません。

EBLポータブル電源1000と500の違い

基本スペック

EBLのポータブル電源は、1000と500の2種類が販売されていますが、どちらを選択すればよいかお悩みの方もいるでしょう。
ここでは、それぞれの基本スペックや使用できる電化製品を徹底比較するので、ぜひ参考にしてください！

	EBLポータブル電源1000	EBLポータブル電源500
容量	1000Wh	519Wh
定格出力	1000W（瞬間最大2000W）	500W（瞬間最大1000W）
製品サイズ	290*202*202mm	290*202* 194 mm‎
製品重量	約8.5kg	約6.8kg
出力ポート	ACコンセント出力×2 DC出力×2 USB -A（QC3.0急速充電対応）×3 1USB-C（PD60W出力）×1 シガ－ソケット×1	ACコンセント出力×2 DC出力×2 USB -A（QC3.0急速充電対応）×3 1USB-C（PD60W出力）×1 シガ－ソケット×1
付属品	ACアダプター、MC4-7909 連続ケーブル、 12Vのカーチャ ージャーケーブル、取扱説明書	ACアダプター、MC4-7909 連続ケーブル、 12Vのカーチャ ージャーケーブル、取扱説明書
参考価格	99,999円	43,899円
クーポン利用価格	799,99円	39,899円

EBLポータブル電源1000と500の主な違いは、容量・サイズ・重量・価格です。
EBLポータブル電源1000の容量は1000Wh、EBLポータブル電源500は519Whなので、アウトドアや車中泊、災害時などマルチに使える大容量のポータブル電源をお探しの方は、EBLポータブル電源1000の方がよさそうです。

一方で、EBLポータブル電源1000と500の重量は約2kgの差があるので、軽量・コンパクトサイズのポータブル電源が欲しい方や費用を抑えて購入したい方は、EBLポータブル電源500がおすすめです。

1000と500の電化製品の使用回数・充電回数の目安

	EBLポータブル電源1000	EBLポータブル電源500
スマホ充電	84回	44回
ノートパソコン	20回	10回
ドローン	9回	4.9回
ニンテンドースイッチ	53回	27回

EBLポータブル電源1000は、スマホ充電が84回もできるほどの容量があります。
EBLポータブル電源500は、充電回数・使用回数で比較するとEBLポータブル電源1000の半数になるので、車中泊やアウトドアで複数の電化製品を使いたい方や、連泊を考えている方は問題なく使用できるのか容量を考えて選択するといいでしょう。

EBLポータブル電源1000と500が使える家電を試してみた

EBLポータブル電源1000と500が使える家電を実際に試してみました。
今回、使用した家電は以下の通りです。

• 電気毛布2台
• ドライヤー
• 扇風機
• スマホ
• IHクッキングヒーター

実際にどの程度使用できるのか気になる方はぜひ参考にして下さい。

電気毛布2台

EBLポータブル電源1000	EBLポータブル電源500
〇	〇

EBLポータブル電源1000と500は、どちらも電気毛布を２台同時に使用できます。
冬場のアウトドアで電気毛布を使用したいときにも問題なく使えるでしょう。

ドライヤー

EBLポータブル電源1000	EBLポータブル電源500
〇	×

今回使用した750Wのドライヤーは、EBLポータブル電源1000の方で使用できましたが、EBLポータブル電源500では使用できませんでした。
ドライヤーなど電力の大きい電化製品を使用したい場合は、EBLポータブル電源1000がおすすめです。

扇風機

EBLポータブル電源1000	EBLポータブル電源500
〇	〇

EBLポータブル電源1000と500のどちらも問題なく使用可能です。
使用容量4Wでかなりの時間を使用できるので、夏場のキャンプ・アウトドアでも重宝します！

スマホ

EBLポータブル電源1000	EBLポータブル電源500
〇	〇

EBLポータブル電源1000と500は、どちらもワイヤレス充電に対応しています。
置くだけで手軽に充電できるので便利です。

IHクッキングヒーター

EBLポータブル電源1000	EBLポータブル電源500
〇	〇

IHクッキングヒーターは、どちらも使用できましたが使用できる火力に違いがあります。
EBLポータブル電源1000の方では最大1000Wまで使用可能です。

一方で、EBLポータブル電源500は500Wまで使用可能です。
高火力で使いたい場合は1000を選ぶことをお勧めします。

専用収納ケースの紹介

EBLポータブル電源には、専用の収納ケースが別売りで販売されています。

その他のケースで代用もできますが、専用収納ケースがあると持ち運びしやすく、使い勝手が良いのでおすすめです。

ポータブル電源を安全に持ち運びするため、ケースにはしっかりと厚みがあり、クッション性にも優れています。

サイズ感ですが、EBLポータブル電源1000にはピッタリフィットするサイズでバックの中で動いたり、ずれたりしません。

EBLポータブル電源500は、1000よりも小さいので、やや隙間がありますが、持ち運びに問題がない程度です。

正面にケーブル関連がすべて収まるポケット付きで、必要なアイテムを全てまとめて収納できる使い勝手の良さも魅力です。
EBLポータブル電源を安全に持ち運びして、使いやすくするためにも専用バッグの使用をおすすめします！

EBLソーラーパネルの紹介

EBLポータブル電源のソーラー充電に使用できるソーラーパネルを紹介します。

パネル	単結晶シリコンセル
表面処理	PETフロストラミネート
変換効率	23%
最大電力	200W
出力ポート	MC4
開回路電圧	23.8V
最大負荷電圧	19.8 V
最大負荷電流	10.1A
操作温度	-20℃to60℃

EBLソーラーパネルは、軽量・コンパクトで折り畳みもできるので、持ち運びに便利です。
最大23％という高変換効率を実現して、充電時間が短いことも特徴です。
EBLポータブル電源だけでなく、その他ポータブル電源への充電もでき、マルチに活用できるでしょう。

ソーラーパネルのディテール

EBLソーラーパネルのディテールを紹介します。

収納サイズは64×53×7.5cmで、重量 8.14kgとアウトドアでも持ち運び可能な軽量・コンパクトサイズです。

正面にコード類を収納できるポケットがあるので、必要なものをサッと取り出せて使えます。片付けの際にも便利です。

中には、ソーラーパネルのコードと複数のポータブル電源に対応したケーブル（MC4 to 4 in1）が収納されています。

MC4 to 4 in1ケーブルのコネクタはDC7909/8、XT60、M16航空コネクタ、アンダーソンコネクターに対応しています。

使用方法は簡単で、ソーラーパネルとポータブル電源をコードでつなげば完了です。
初めて使用する方でも分かりやすいでしょう。

展開サイズは　2430mm×530mm×6mm、４枚パネルを広げて使用します。

４つの足を展開して自立できるので、平らなところであれば安定感もしっかりあるでしょう。

充電検証

EBLソーラーパネルを実際に使用してどの程度発電できるのか、ソーラーパネルとポータブル電源1000を繋いで試してみました。

ソーラーパネルとポータブル電源1000を繋いで充電したところ、1時間で141W前後の発電ができました。
同じ条件で充電を続ければ、５時間で700W程度充電できる計算になります。
1000WのEBLポータブル電源では、6～8時間程度でフル充電ができると公表されていますが、実際の使用感と大きな差はない結果となりました。

一般的なソーラーパネルと比較しても、出力電力が高く、短時間で充電できるのもEBLソーラーパネルの魅力です。
短時間で充電できるソーラーパネルをお探しの方や、持ち運びに便利なソーラーパネルが欲しい方におすすめです。

まとめ

今回は、EBLポータブル電源1000＆500の比較と合わせて、EBLソーラーパネルも紹介しました。
EBLポータブル電源1000＆500は、高品質のリチウムバッテリーを搭載し、充電方法の種類も多く、機能面に優れたポータブル電源です。
大容量でマルチに使えるポータブル電源が欲しい方は、EBLポータブル電源1000が、軽量・コンパクトで価格を重視したい方はEBLポータブル電源500がおすすめです。
充電時間が短く、使い勝手が良いEBLソーラーパネルも合わせて使用すれば、充電切れを心配する必要がなく、アウトドアや災害時にも安心して利用できるでしょう。