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日本製で安心・最強のポータブル電源!キャンプ・車中泊におすすめ6選

日本製ポータブル電源

ポータブル電源で使用されているリチウムイオン電池は、EV車の車載電池の供給増とともに、中国製のシェアが増加し、安価なポータブル電源も多く見かけるようになりました。
3年前ほどからは手に入れやすい価格で品質も向上していますが、サポート面や品質の面では日本製のポータブル電源や日本メーカーから販売しているポータブル電源を選択する方が安心感があります。

この記事では、品質面と安心感のある日本製、日本メーカーが販売しているポータブル電源について解説しています。


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日本製・日本仕様・日本に法人があるポータブル電源を選ぶメリット

日本ポータブル電源

amazonでは安価な価格設定の中国製ポータブル電源が数多く販売されていますが、品質や安全性、サポート体制で比較すると、トラブルが少なく使用できるのは日本製・日本メーカーのポータブル電源です。

日本製、日本メーカーのポータブル電源のメリット
  • 高品質
  • 安全性
  • 充実したサポート体制

これら3つのメリットについて詳しく解説していきます。

品質面でのメリット

品質面で日本製のポータブル電源を選ぶメリットとして、ポータブル電源の設計ノウハウが高水準であることがあげられます。
ポータブル電源の品質は、充電回数、自然放電時間、充電時間、変換効率など実際に使用する際には、カタログで表記されている電気容量や充電回数だけでは判断しきれない部分があります。
その点、国産メーカーの蓄電池では採用するリチウムイオン電池の品質基準も高く、蓄電・給電をコントロールするプログラムの設計も高品質であるので、高品質なポータブル電源を作ることができます。
一方で、中国製のポータブル電源は、コアとなるリチウムイオン電池の品質は一昔前とは格段に向上しており、現在ではEV自動車の蓄電池のサプライヤーとして、全世界の自動車メーカーとの取引で実績を上げています。
サプライヤーとしては優秀ですが、リチウムイオン電池を使った製品となると、設計や品質基準がまだ日本レベルには追いついておらず、価格面の優位性で販売をしている状況です。

現状では、日本メーカーが販売しているポータブル電源の方が品質が高い製品が多いことから、高品質なポータブル電源を選ぶのであれば、日本製もしく国産メーカーが販売しているポータブル電源がおすすめと言えます。

安全面でのメリット

ポータブル電源の安全性を考えると、徹底した安全基準を設けている日本製品がトラブルなく使用できます。
安価な海外製品ですと過去にリチウムイオン電池の発火・暴発などのトラブルが問題視され、現在はPSEマークが無い製品は、日本国内では輸入・販売できないことになっています。
とはいっても、ポータブル電源のほとんどは丸型PSEマークとなっており、製造メーカーの「自主検査で日本の安全基準に対応しています」という公的な証明ではないため、実際に事故が起こり製品を検査したときに「不適合」となる可能性もあります。
製品にPSEマークがついていることで安全性に一定の担保がありますが「きちんと検査すべき項目で検査されているのかは分からない」というのが現状です。
また、ポータブル電源はPSEマークが無くても輸入販売できるので、通販などであまり知らないブランドが中国から直接販売しているような製品は注意が必要になります。

サポート面でのメリット

サポート面やアフターサービスのメリットといえば、日本語で対応している点が上げられます。
特に、取扱説明書の表記が日本語であることが一番大きなメリットといえます。
加えて、重大な欠陥があった場合の対応では、国内のメーカーであれば即時の対応が可能です。
一方で海外拠点の企業の製品では、対応の遅れが懸念され、故障時や修理や交換が必要な場合ですと、海外への発送や部品の海外取り寄せなどで時間がかかる場合も多く、アフタフォローも万全でないことも珍しくありません。
また、廃棄処分するにしても、各自治体では処理できないため、定められた廃棄方法で処理しなくてはいけません。
ジャクリでは不要になったポータブル電源を回収してくれるサービスもあり、購入後も安心して使用することができます。

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発火の危険性を考えると日本製・日本法人があるメーカーが安心

ポータブル電源で使用されている蓄電池は、主に三元系リチウムイオン電池が使用されており、エネルギー密度が高く、使用状況によっては火災・暴発の危険性があります。
消費者庁ではポータブル電源の事故防止策として「製造・販売元がはっきりしている製品を選び、また回収・リサイクルに対応しているか確認しましょう」と明記しています。

また、過去にリコールのあった製品についても注意換気を促しており、下記のアドレスから確認することができます。

危険性がなく安心してポータブル電源を使用するためにも、信頼できる日本製のポータブル電源やメジャーブランドの製品を選んでください。

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日本に会社があるポータブル電源も安心

日本仕様ポータブル電源

日本語でのサポート・アフターサービスが充実している、日本向けにポータブル電源を販売しているおすすめの4社を紹介。
製品の品質も高く、日本のユーザーの評価も高い4社となります。

Jackery(ジャクリ)

黒とオレンジの筐体でアウトドアシーンでのポータブル電源をメジャーにした会社。
appleの元バッテリーエンジニアも加っており、最先端の技術をで高品質な製品を提供している。
不要となったポータブル電源の回収サービスもあり、アフターフォローも万全です。

Jackery製品ラインナップ一部

ポータブル電源 240 240Wh
ポータブル電源 400 400Wh
ポータブル電源 708 708Wh
ポータブル電源 1000 1002Wh

Jackery公式ページ

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EcoFlow(エコフロー)

ドローンメーカーとして有名な「DJI」出身のメンバーによって、2017年に設立されたポータブル電源メーカー。
スマホとのペアリングやエクストラバッテリーなど先進的で機能的な設計が特徴です。
安全性と利便性をもつポータブル電源を製造販売しています。

EcoFlow製品ラインナップ

RIVER Plus 360Wh
RIVER Max Plus 720Wh
RIVER 576Wh
RIVER Max 576Wh
RIVER Pro 720Wh

EcoFlow公式ページ

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LACITA(ラチタ)

日本のポータブル電源メーカー。
防水機能に加え、安全性の高い製品を製造している。
アウトドアでの使用だけでなく、災害対策、防災製品としての使用も考慮した製品が特徴です。

LACITA製品ラインナップ

ENERBOX-450 444Wh
ENERBOX-SP 400W
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LACITA公式ページ

Smart Tap(スマートタップ)

加島商事株式会社が立ち上げたポータブル電源ブランド。
ポップな形状とカラーリングのPawerArQシリーズが人気となっています。
日本語でのサポート・修理体制も万全で返金保証など手厚いアフターサービスがあり、購入後の安心して使用できます。

Smart Tap製品ラインナップ

PowerArQ Pro 1000Wh
PowerArQ 3 555Wh
PowerArQ2 500Wh
PowerArQ mini 2 300Wh
PowerArQ mini 346Wh

Smart Tap公式ページ

日本製のポータブル電源ならホンダ (安心感で選ぶなら)

発電機分野でも品質の高い製品を自社内で製造開発している、ホンダから販売されているポータブル電源Lib-AID E500。
2017年の発売のため、現在主流の大容量タイプではありませんが、必要最低限の機能を備えたポータブル電源となっています。

設計の古さがからUSBポート・AC出力が少ない、ソーラーシステムからの充電ができないなど、機能面では他メーカーのポータブル電源と差はありますが、性能面では現状機種と見劣りしない性能となっています。

E500は同時期にリリースされたプロユースのE500(JNW)、音楽専用のE500 for Musicの廉価版となっており、現場で使える堅牢な設計と安全性、高音質な音源を再生できる高品質な電気を供給できる設計となっており、高品質なポータブル電源です。

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パナソニック製のバッテリー採用のMIGHTYポータブル電源

MIGHTY製のポータブル電源は、品質のバラツキが少ないパナソニック製リチウムイオン電池を採用し、安全性が高く、高品質でカタログ表記の性能を発揮できます。

充電回数も500回を超えても80%の性能を維持でき、耐久性が高いのが特徴となっています。

アウトドアショップOrangeからは別注モデルとしても販売しており、アウトドアユースに優れているポータブル電源となっています。

安全・長寿命のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用のBLUETTI

BLUETTI EB・EB70・EB55はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しており、充電回数が2500回以上繰り返すことができる長寿命なポータブル電源です。
安全性では現在ポータブル電源の多くで採用されている、三元系リチウムイオンの場合は220度で熱分解を起こしますが、BLUETTIで採用されている「リン酸鉄リチウムイオン」は600度まで熱分解が起こらないため、発火や暴発の危険性が少ないポータブル電源となっています。
また、低温度環境での性能が優れており、アウトドアシーンでの使用にも向いています。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用しているため、製品価格が同容量のポータブル電源と比べると割高ですが、長寿命のバッテリーなのでトータルでみるとコスパの良い製品となっています。

日本メーカーのJVCケンウッド

ケンウッドと聞くと車のナビやドライブレコーダーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
JVCケンウッドはケンウッド社と映像機器や音響機器を種製品とする日本ビクター社が合併してできた会社です。
JVCのポータブル電源はJackeryとの共同開発製品となっており、「JVC Powerd by Jackery」と表記されます。
現在最新モデルとしてBN-RB10-Cが販売されており、形はJackeryの製品がベースで落ち着いたアースカラーとなっています。
質量は10.9kgと少し重い印象ですが278,400mAh/1,002Whとこれまで紹介した中では圧倒的大容量です。
国内メーカーならではの手厚いアフターサポートも備わっています。

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まとめ

ポータブル電源を選ぶポイントは価格だけでなく、品質やアフターサービスも重要なポイントになります。
日本製・日本メーカーが販売しているポータブル電源は、中華製のポータブル電源と比べて、品質・安全性・サポート面での安心感があります。
特に安全面ではしっかりとした設計で発火などのトラブルがほとんど無く、サポート面では日本語での対応、国内で対応できるので、購入後のトラブルにも迅速に対応できます。

購入後のトラブルやリスクを抑えるなら、製造元・販売元がはっきりとした日本製・日本メーカーのポータブル電源を選ぶことをおすすめします。

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