自然エネルギーの中でも住宅用太陽光発電や大規模なメガソーラーなど注目度の高い太陽光発電ですがこの記事ではコンパクトで手軽に使える折りたたみのソーラーパネルの選び方やポータブル電源と組み合わせたレビューをご紹介します。
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ポータブル電源にソーラーパネルって必要?
ポータブル電源とソーラーパネルがあると災害時にはとても役立ちます。
ポータブル電源だけの蓄電量だと使用する家電にもよりますがいくら大きな容量のポータブル電源であっても1日で使い果たしてしまいます。
ソーラーパネルがあれば太陽光でポータブル電源に充電できるので継続的に電気を使える環境を作ることができます。
キャンプや車中泊でも活躍
災害時は勿論ですがソーラーパネルはキャンプや車中泊などアウトドアでも活躍します。
普段も使えばエコ生活
太陽の光で充電できるので自宅でも自己発電ができ電気代の節約になります。
折りたたみソーラーパネルをレビュー【EENOUR SP403】
折りたたみソーラーパネルEENOUR SP403を詳しくレビューします。
サイズは527mm×530mmで厚みは60mmです。
サイズは大きく感じますが薄いので車に積む際も隙間に収まります。
重さは5kgです。持ち手がついていますので片手で軽々持ち運びできます。
背面にケーブル類を収めることができるポケットがあります。
- DC-SAE-ワニ口ケーブル
- DC-DC充電ケーブル
- DC-アンダーソンケーブル
- 取扱い説明書
DC-SAE-ワニ口ケーブルは車のバッテリーに充電ができます。
DC-アンダーソンケーブルはDC側はソーラーパネルでアンダーソン側(赤黒)はポータブル電源に繋ぎ充電できるケーブルです。
DC-DC充電ケーブルは両端がDC端子になっておりソーラーパネルから様々なデバイスに給電できます。
DC-DC充電ケーブルを使いデバイスと合わない場合は変換プラグを使います。
ソーラーパネルEENOUR SP403は複数のポートで複数のデバイスに充電可能
EENOUR SP403の背面のポケットには出力ボックスが入っておりポータブル電源への給電だけではなくスマホやパソコンなどのデバイスへの給電(充電)ができます。
- USB-A
- USB-QC3.0
- USB-C
- DCポート
ポータブル電源がなくてもソーラーパネルだけでスマホやモバイルバッテリーを充電することができます。
ソーラーパネルとポータブル電源を繋ぐ
ソーラーパネルEENOUR SP403とポータブル電源EENOUR P703を繋ぎ発電の準備を行います。
接続方法①
付属のケーブルとは別にポケット内に入っている(ソーラーパネルSP403に繋がっている)MC4端子とポータブル電源P703に付属のMC4端子ケーブル(反対側の端子アンダーソン)を繋ぎポータブル電源P703の入力ポートに差し込みます。
接続方法②
ソーラーパネルに付属のDC-アンダーソンケーブルでも接続ができます。
BLUETTIポータブル電源EB70にも接続可能です。
EB70にはMC4ソーラー充電ケーブルが付属していますので別途ケーブルを購入することなく接続が可能です。
どのくらい充電できる?
真冬ですが天気が良い日にどのくらい充電ができるかテストしてみたところ40~80wで充電することができました。
EB70では最高で83wを計測でき、P703では最高で75wを計測しました。
P703で2時間ソーラー充電してみると68%→80%まで充電できました。
12%充電でき、およそ84w充電できたことになります。
真冬の13:00~15:00の充電で途中、雲がかかったり太陽との角度がズレてきたりで数値的には物足りなさは感じますがそれなりに蓄電できます。
ソーラーパネルの選び方!選ぶポイント!
出力量
出力が高い方がポータブル電源への充電を多くできます。
大手のメーカーでは80Wや120W・200Wが主流となっています。
大容量のポータブル電源への充電をするなら2枚~3枚をつなげて充電量を増やすことで充電時間を減らすことも可能です。
変換効率
最大出力W数が大きく、変換効率が20%以上のソーラーパネルですと発電効率が良く、機器への充電スピードも速くなり曇天時でも充電ができます。
給電ポートの種類
複数の出力ポートのあるソーラーパネルもあります。
ポータブル電源への充電をしながら、スマホやパソコンなどへの出力ができればとても便利です。
防水性能
ソーラーパネルは基本的には太陽が出ているときに使用しますが防水機能があれば急な雨の時にも安心です。
ソーラーパネルとポータブル電源の接続方法
ソーラーパネルとポータブル電源を接続するには、出力されるケーブルと入力するポートの規格を合わせる必要があります。
ソーラーパネルの出力は主にMC4規格がほとんどで、入力側のポータブル電源の受口の規格にあうケーブルが必要となります。
ポータブル電源の受け口の例
5機種のソーラー充電できる受口をまとめてみたので参考にしてみてください。
メーカー名 | 製品名 | 入力端子-1 | 入力端子-2 | 付属のソーラー充電接続ケーブル |
---|---|---|---|---|
Jackery | ポータブル電源1000 | MC4 | DC7955 | |
BLUETTI | EB70 | DC7909 | – | MC4-DC7909ケーブル |
EENOUR | P703 | MC4 | DC7909 | MC4-アンダーソンケーブル |
EcoFlow | RIVER Max | XT60 | – | MC4-XT60 ケーブル |
PowerArQ | PowerArQ Pro | MC4 | DC7956 | MC4-DC7956ケーブル |
現在販売されているメジャーなポータブル電源のほとんどがソーラー充電に対応しており、付属のケーブルでソーラーパネルと接続することができます。
ソーラーパネルとポータブル電源が同一メーカーでない場合には、付属品のケーブルで接続できない場合には、接続するポーターブル電源とソーラーパネルの入出力端子を確認の上、別途用意が必要となります。
ソーラーパネルとポータブル電源の互換性!セットで購入するメリット
ソーラーパネルとポータブル電源のメーカーが別々の場合、接続の互換性を確認する方法は、実際に接続して充電してみないと確認できません。
メーカーによっては動作確認済を明記している場合もあるので確認してみてください。
ただ、動作確認だけで、互換性があるとは明記されていない場合もありますので。もちろん、他メーカーとの接続に関してはサポートもしていませんので、自己責任での接続となります。
出来れば同一メーカーでの接続の方が安心だと思います。
おすすめの折りたたみソーラーパネル
Jackery SolarSaga 100
最大出力 | 100W |
---|---|
変換効率 | 23% |
出力ポート | |
マルチポート | USB-A/USB-C充給電ポートと一体型の8mm DCケーブル |
接続ケーブル |
Jackery SolarSaga 100はIP65の防塵防水規格に対応し、軽くて持ち運びに便利なソーラーパネルです。
- ポータブル電源400 約7.5時間
- ポータブル電源700 約14時間
- ポータブル電源1000 約17時間
- ポータブル電源1500 約22時間
EENOUR SP403
最大出力 | 120W |
---|---|
転換効率 | 20% |
出力ポート | MC4 |
防水 | – |
マルチポート | USB-A/USB-QC3.0/USB-C/DCポート |
接続ケーブル | ・DC5521-アンダーソンケーブル ・DC-SAEケーブル ・DC5521-DC5521ケーブル ・DC変換プラグ10種 |
汎用性があるソーラーパネルと、出力ポートの数や種類も豊富で使い勝手が良くコストパフォーマンスが高いEENOURのソーラーパネルです。
PowerArQ Solar120W
最大出力 | 120W |
---|---|
発電効率 | 20% |
出力ポート | MC4 |
防水 | – |
マルチポート | USB-A/USB-QC3.0/USB-C/DCポート |
接続ケーブル |
PowerArQ Solar120Wは最大120Wの出力に加え、最大18WのUSB-A、最大60WのUSB-C(USB PD)と高い汎用性も持ち合わせます。
BLUETTI SP120
最大出力 | 120W |
---|---|
転換率 | 23% |
出力ポート | MC4 |
防水 | 〇 |
マルチポート | |
接続ケーブル |
充給電ポートはMCケーブルのみですが、最高120W出力に対応したコンパクトな折りたたみソーラーパネルです。
互換性も高く、BLUETTIポータブル電源AC200P/EB70/EB55/EB150/EB240へ充電だけではなく、他社製のポータブル電源に充電出来ます。
EcoFlow110Wソーラーパネル
最大出力 | 110W |
---|---|
セール変換効率 | 23% |
出力ポート | MC4 |
防水 | 〇 |
マルチポート | |
接続ケーブル | MC4-XT60ケーブル(別売・オプション) |
IP67防水防塵規格に対応しているので、キャンプでの使用中に雨が降っても安心です。
おすすめのポータブル電源とソーラーパネルのセット
同一メーカーで接続するので簡単に接続ができ、保証とサポートがあるので安心して使用できます。
キャンプシーンや車中泊で活用できるほか、災害や停電など防災用品としても活用できますので参考にしてみてください。
Jackery ポータブル電源セット
ポータブル電源708とSolarSaga100のセットとなります。
ポータブル電源708はキャンプなどには使いやすい容量です。
晴れた日で約11時間でポータブル電源708をフル充電ができます。
ポータブル電源1000とSolarSaga100が1枚がセットとなっています。
ポータブル電源1000への充電時間は約約17時間でフル充電できます。
ポータブル電源1000とSolarSaga100が2枚がセットとなっています。
ポータブル電源1000への充電時間は約10時間でフル充電できます。
EENOUR ポータブル電源セット
ポータブル電源 P703とEB100のセットでコンパクトで使いやすいセットです。
p703への充電時間の目安は11~12時間で満充電となります。
ソーラーパネルは防水性能付です。
まとめ
折りたたみのソーラーパネルとポータブル電源があればポータブル電源の蓄電量が減っても給電できるので災害時にはかなり重宝しますしキャンプや車中泊では連泊が可能となるので備えとして持っておく安心感が増しますね。