登山で一眼レフやミラーレスカメラなど大きめのカメラを持ち運ぶ際に便利なアイテムが今回紹介するカメラホルスター!撮影しながらの登山の場合にはリュックからの出し入れはとても面倒で手返しが悪くなります。
また、純正付属のストラップで首からぶら下げての山行ではブラブラして登山の妨げになってしまいます。
そんな悩みを解決するアイテムカメラホルスターの使用感をレビューしますので参考にしてみてください。
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ULANZIのカメラホルスターの詳細
今回レビューするのはコチラのULANZIのカメラホルスター!
Amazonのカメラホルスター中ではかなり安い中華製となります。
本家はピークデザインというメーカーのキャプチャーV3カメラクリップCP-BK-3となりULANZIのカメラホルスターは形状は多少違いますが類似品の部類になるようです。
価格は2~3倍の違いがあります。
類似品のレビューなんか必要ない!という方は本家のピークデザインを検討させると良いです!
ULNZI ピークデザイン スペック比較
ULNZI Falcam F38 |
ピークデザインキャプチャー CP-BK-3 | |
---|---|---|
サイズ | H4 × W8.3 × D2cm | |
重量(プレート含) | 116g | 84g |
耐荷重 | 15kg | 約90kg |
素材 | アルミ合金 | アルミ合金 |
ベルト幅 | 約57mm | 6.4cm |
プレート形状 | アルカスイス互換 | アルカスイス互換 |
プレートねじ | 1/4ネジ | 1/4ネジ |
ULANZIカメラホルスターのディテール
主なパーツはプレートとカメラクリップで構成されています。
プレート・カメラクリップともにアルミ合金で剛性感は高そうです。
プレートのサイズは横幅約80mm 縦44mm 厚み18mmと手の平よりも小さなコンパクトな製品となります。
ネジは指で回せる突起のある四角い形状です。
頻繁に取り外しをする人には便利に使えますがショルダーベルトにつけっぱなしで良い人にとってはこの突起が邪魔に感じる点もあるので人によってはネジをホームセンターで購入し交換して使用している人もおられます。
3か所のネジを外すと2つのパーツに分かれ、この2つのプレートの間にリュックのショルダーベルトやズボンのベルトを挟むことによりプレートを固定することができます。
ベルトの幅と厚みに関してはAmazonの商品説明では記載されていませんでしたがベルト幅に関しては約57mm程度までは対応できそうです。
厚みに関してはベルトが厚いとネジがしっかりと締め付けられなくなる可能性があるので注意が必要です。
ミレーのサースフィー30+5というややベルトの幅・厚みのあるリュックで使用しましたがピッタリとフィットして登山中でもズレることなくしっかりと固定されていました、
リュックのベルトはクッション性のある素材のものが多いのでネジを締めこめばある程度の厚みのベルトでも対応しそうですね。
次にカメラクリップ側のクイックリリースプレートです。
サイズは横幅38mm縦38mmでArca-Swiss規格のクイックリリースプレートとなっています。
カメラとの設置面には滑り止めシリコンが付いていおりズレたりまわったりするのが防がれています。
カメラへの固定用のネジは1/4ネジでカメラにマイナスドライバーやコインなどで取り付けることができます。
ULANZIカメラホルスターの重量
ホルスターの重量は116gとピークデザインのキャプチャーCP-BK-3と比べると32g重たくなります。
使用していて重さを不快に感じることはありませんが軽量重視の場合は本家の方が良さそうです。
ロックモードについて
カメラの脱着は簡単でリュックのショルダーベルトでの使用の場合には上からはめ込むだけでロックがかかりしっかりと固定されます。
ロックの解除はボタンを押すとロックピンが引っ込み解除されカメラを取り出すことができます。
このボタンは最初はやや押しにくさを感じますが慣れるとスムーズに行えるようになります。
更にはロックは2重構造にはなっておりひっぱりながら回すとボタンを押すことができないようになります。
不意なことでボタンを押してしまうことがないように安心できる構造ではありますがリュックのショルダーベルトに取り付けた状態での2重ロックの解除はかなりやりズラさを感じます。
2重ロックをしなくても不意にボタンを押してしまうケースはほぼなさそうなので現在は2重ロックなしで使用しています。
ULANZIカメラホルスターの使用感
使用してみて良かった点
手返し良く撮影ができる
行動中に両手がフリーになり撮影したいときにはすぐに取り外してシャッターを切れる手返しの良さはかなり重宝する。
しっかりと固定され登山の邪魔にならない
本家と比べ価格が安くしっかりと固定されるか不安だったが実際に使用してみるとズレたり外れたりすることなくカメラ落下の不安はほぼない。
しっかりと固定されるので登山の妨げにもならずとても便利!
アルカスイス互換で三脚にすぐに取り付け
カメラ側のプレートはアルカスイス互換で手持ちの三脚(マンフロットのトラベルなど)への取り付けがスムーズに行える点もストレスなく使用できるのは嬉しいポイント!
使用してみて気になる点
ネジが緩む
リュック側のプレートのネジが山行中に緩んでいることがあるので注意が必要!
登山の場合はたまに締めれば問題ないが自転車などで使用しする場合はネジの緩みも早そうでカメラ落下の危険性がありそう。
Amazonの口コミではネジを交換して使用している人も多いので何かしら対策をして使う必要がある。
とりあえず緩み止めのため木工ボンドをネジにつけたところ登山中の緩みはなくなりました。
木工ボンドはネジの緩み防止の代用品として使われていることもあるようです。
ボンドが乾くとネジは緩まなくなります。
手ではきつくて回せなくなった場合は六角レンチで回せば外せるのでひとまずはこれで解決できています。
それでもでも不安なな場合はストラップベルトも併用しておけば安心です。
プリントが逆さま
プリントが逆さまなので取り付けの時には注意が必要です。
金具が痛い
金具の当たり所によっては痛いと感じることがあります。
その場合は少しずらすことで解決はしますがアマゾンの口コミでは胸に食い込むなどのレビューもあったので体形などによっては合わない人もいるかもしれません。
カメラホルスターを使用しての登山では急な天候の変化への対応も必須!
雨でカメラが濡れてしまうことは絶対に避けたいところです。
雨が降った時のカメラの避難方法として防水バックは必要不可欠です。
カメラホルスターの使用時にはカメラがスッポリと収まる防水バックも用意しておくことをお勧めします。
まとめ
一眼レフやミラーレスで撮影をしながらの登山にとても便利なカメラホルスターを紹介しました。
ULANZという中華製で安い製品ですが問題なく使えるのでカメラホルスターにかける費用を安く抑えたい人にはおすすめです。ネジの緩みなどには注意が必要ですがストラップベルトを首にかけて備えておくなど対策をができる場合は安心して使用できます。メリット・デメリット・コストなどを総合的に考えても悪い製品ではないように感じいました。