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挽いたコーヒー豆から漂う香りの中、ていねいに抽出したコーヒーをゆっくり飲みながら、自然の中でのんびりと時の流れに身をまかせる。とても贅沢な時間ですよね。
キャンプ場でそんな時間を過ごしてみたいと思っているけど、どうやって手動コーヒーミルを選んだらいいのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、おしゃれでコンパクトなコーヒーミルの選び方、安価なコーヒーミルと高価なコーヒーミルの違い、キャンプでコーヒーを美味しく淹れるコツを解説します。
また、キャンプにおすすめの手動コーヒーミルを、人気の定番商品から、コスパが良い安いなものまで11つ紹介します。
キャンプで美味しいコーヒーを淹れるためのコーヒーミルを選ぶポイント
手動コーヒーミルを選ぶには、いくつかのコツがあります。
- 持ち運びやすさ
- 刃の素材
- 掃除のしやすさ
- 刃の構造
などです。1つずつ解説します。
持ち運びやすさ

キャンプへ持って行ける荷物の量は限られているので「キャンプは充実させたいけど、荷物はできるだけ減らしたい」というのが、多くの方の共通の悩みではないでしょうか。
キャンプ場へ持って行って使うことを考えると、持ち運びしやすいコンパクトで軽いものを選びたいですね。
刃の素材

コーヒーミルの刃は金属製とセラミック製の2種類に分けられます。
主な違いは、セラミック製の刃は洗えるのに対して、金属製の刃は洗えないことです。
また、金属製はセラミック製の刃に比べて切れ味が良い反面、刃こぼれやサビが発生しやすくなります。
「お手入れは簡単な方がいい」という方や、初心者の方はセラミック製の刃がおすすめです。
掃除のしやすさ

コーヒーミルをコーヒー豆の微粉が付着したままの状態にしておくと、微粉が酸化します。
酸化した微粉と新たに挽いたコーヒー豆の粒が混ざり合うことで、コーヒーの品質が落ち、抽出したコーヒーの味が落ちてしまいます。
美味しいコーヒーを淹れるためには、コーヒーミルをこまめに掃除することが大事です。
そのため、掃除のしやすさもコーヒーミルを選ぶポイントの一つと言えます。
刃の構造
手動コーヒーミルには、主にコニカルカッター(臼式)構造、もしくはフラットカッター(臼式)構造が取り入れられています。
コニカルカッター(臼式)構造は摩擦熱が発生しやすく、フラットカッター(臼式)構造は摩擦熱が発生しにくい特徴があります。
コーヒー豆は熱に弱い特性がありますので、摩擦熱の発生が気になる方や、構造にまでこだわる方はフラットカッター(臼式)を選んでもいいですね。
安いものとの違いは?
コンパクトな手動コーヒーミルは沢山の種類があります。
高いものだと4万円を超えるものもあります。
安いコーヒーミルと高いコーヒーミルではどのような違いがあるのでしょうか?
高価なものと安価なものでは主に2つ点で違いがあります。
- 挽いたコーヒー豆の大きさが均一で、微粉の量が少ない
- 一定のスピードで安定してコーヒー豆を挽くことができる
1つずつ解説します。
挽いたコーヒー豆の大きさが均一で、微粉の量が少ない
挽いたコーヒー豆の大きさにばらつきがあると、お湯が当たる面積が粒ごとに変わるため、抽出スピードに違いがでます。
そのため、抽出されたコーヒの味が一定にならず、香りや旨味を最大限に引き出せません。
また、コーヒー豆を挽くときに出るパウダー状の微粉は、お湯に浸透するスピードが早いため、雑味の原因となります。
粒の大きさを均等にし、微粉を少なくするには、コーヒー豆に直接触れる刃の質が重要です。
一般的に、高価なコーヒーミルは、高品質なスレンレス製の刃が使用されていることが多いです。
刃こぼれがしにくく、コーヒー豆を切るように粉砕できる鋭利な刃に加工されています。
高品質なステンレス製の刃は粒を均一にする精度が高く、微粉の量を抑えることができます。
高品質なステンレスを鋭利に加工するには高い技術力が必要なため、刃の質が良いほどコーヒーミルも高価になります。
一定のスピードで安定してコーヒー豆を挽くことができる
コーヒー豆を挽く際の回転軸を固定するために、高価なコーヒーミルにはベアリングの部品が多く組み込まれています。
高性能なベアリングが使用されているほどスムースに刃が回転するため、コーヒー豆を挽く際の抵抗が少なくなります。
回転軸の安定性が増すことで、一定のスピードでコーヒー豆を挽けるようになるため、粒を均一にする精度が高まります。
アウトドアでは安いのと高いのはどっちがいい?
キャンプなどに持ち出せるコンパクトな手動のコーヒーミルは比較的、安いセラミック刃ものが多いです。
アウトドアでの使用の場合は外で挽きたての豆でコーヒーを味わうことができるだけでも十分に満足できると思いますよ。
手動コーヒーミルの相場
メーカー | 製品名 | 刃の材質 | 参考価格 | |
HARIO | MSS-1TB | セラミック刃 | 2,140円 | amazon |
---|---|---|---|---|
Kalita | コーヒーピクニック | セラミック刃 | 4,980円 | amazon |
Porlex | コーヒーミル2 ミニ | セラミック刃 | 6,930円 | amazon |
TIMEMORE | G1plus | 金属刃 | 20,980円 | amazon |
Comandante | C40 MK3 | 金属刃 | 48,700円 | amazon |
1Zpresso | Q2モデル | 金属刃 | 20,680円 | amazon |
キャンプで美味しいコーヒーを淹れるコツを紹介
一定の速度でハンドルをまわす

コーヒーを美味しく淹れるコツはなんといっても、粒の大きさを出来るだけ均一にすることです。
均等な大きさに挽けるよるに一定の速度でハンドルをまわすよう意識してください。
ゆっくりハンドルをまわす(刃が金属製の場合)
コーヒー豆は熱に弱く、熱が加わってしまうと、香りを最大限に抽出できません。
金属製の刃は熱が発生しやすいですので、ゆっくりハンドルをまわすようにしましょう。

おすすめのキャンプ向きのコンパクトな手動のコーヒーミル
コンパクトでも美味しいコーヒーが楽しめる手動のコーヒーミルをピックアップしました。
コーヒーの一流メーカーが販売しているものが中心となっいますのでで安くても安心してアウトドアで美味しいコーヒーを味わえます!
カリタ Kalita コーヒーミル 手挽き
本体はステンレス製の細長い筒型で、スタイリッシュなデザインの手動コーヒーミルです。
セラミック製の刃が使用されています。
ホッパーの容量は約15gですので、一度に約1人分のコーヒー豆を挽くことができます。
ハンドルは取り外して収納できるため、コンパクトになります。
本体重量は約245gで小玉のりんご1個分の重さです。
参考価格:4,232円
②TIMEMORE C2
アルミ金属製の細長い筒型の本体が、スタイリッシュでおしゃれなデザインの手動コーヒーミルです。
ステンレス製の刃が使用されています。
ホッパーの容量は約25gですので、一度に約1人〜2人分のコーヒー豆を挽くことができます。
好みや気分に合わせて粒度の調整が可能です。
本体重量は430gで、他のコンパクトなコーヒーミルに比べると、やや重めです。
参考価格:7,200円
カリタ Kalita コーヒーミル 手挽き ブラウン KH-9
木製の丸みを帯びた筒型で、かわいいデザインの手動コーヒーミルです。
硬質鋳鉄製の刃が使用されています。
ホッパーの容量は約20gですので、一度に約1人〜2人分のコーヒー豆を挽くことができます。
コーヒー豆を入れるホッパーに蓋がついているので、ほこりの混入や、コーヒー豆が飛び散る心配はありません。
本体重量が683gですので、他のコンパクトなコーヒーミルと比べると、少し重さがあります。
参考価格:2,874円
カリタ(Kalita) コーヒーミル
粉受けが木製の筒型で、おしゃれな手動コーヒーミルです。
硬質鋳鉄製の刃が使用されています。
ホッパーの容量は約35gですので、一度に約3人分のコーヒー豆を挽くことができます。
コーヒー豆を入れるホッパーがオープン式なので、コーヒー豆を投入しやすい構造です。
参考価格:2,580円
ハイマウント(HIGHMOUNT) コーヒーミル
本体はステンレス製の細長い筒型で、スタイリッシュなデザインのコーヒーミルです。
セラミック製の刃が使用されています。
ホッパーの容量は約20gですので、一度に約2人分のコーヒー豆を挽くことができます。
粒度の調整が可能なので、気分に合わせて違った味わいのコーヒーを楽しめます。
本体の重量は約220gと軽量です。
参考価格:2,320円
キャプテンスタッグ 18-8ステンレスハンディーコーヒーミルS
新潟に本社のあるキャプテンスタッグのコーヒーミルです。
刃にセラミックを採用しているため、コーヒー豆本来の風味を損なうことがありません。
金属加工で高い技術力のある、パール金属が手掛けたアウトドアブランドだけあって、本体部の開閉部がぴったりとかみ合い密閉性が高いです。
本体部がステンレス製のものの中では比較的コストパフォーマンスが優秀な点も魅力です。
参考価格:3,336円
HARIOコーヒーミル 透明ブラック 手挽き セラミック
コーヒー用品をはじめ耐熱ガラス製品の老舗・HARIOからこちらのコーヒーミルをご紹介します。
このコーヒーミルは樹脂製で透明になっているため、挽く豆の量がわかりやすく、人数分の目安も書かれています。
ハンドル部分は本体に引っ掛けることができるため収納に優れています。
リーズナブルな価格で、必要な機能はすべて備わっているので、初めて購入される方におすすめです。
参考価格:2,140円
スノーピーク(snow peak) フィールドバリスタ ミル
新潟県三条市に本社を構えるアウトドアブランド・スノーピークから発売されているコーヒーミルです。
ハンドルと蓋が一体型になっており、収納性に優れたデザインになっています。紛失の心配も防げるでしょう。
専用の付属ケースがついているので持ち運びにも便利です。
本体は金属でできているため耐久性も申し分ありません。
豆受けを外すとダイヤルがありここで粒度の調整ができます。
参考価格:8,228円
ポーレックス コーヒーミル2
鹿児島県霧島市に自社工場をもつポーレックス社。
こちらのコーヒーミル2はセラミック刃の本数を増やすことにより、粒度の安定性と滑らかで使い心地のいい使用感を実現しています。
つまみ調整も細かく設定できるため、コーヒーにあった粒度で挽くことができます。
さらに、セラミック刃の部分も分解できるため掃除がしやすく衛生的です。
アウトドアだけでなく、コーヒーにこだわる方にも大変人気があります。
参考価格:6,930円
おすすめのキャンプ向きのコーヒーミルセット
キャプテンスタッグ Sサイズ 18-8ステンレス製 メッシュケース付き UW-3547/UW-3548 セット
参考価格:4,920
本体はステンレス鋼製の細長い筒型で、カラー展開がレッドとカーキの2種類あるおしゃれなコーヒーミルです。
メッシュケースが一緒に付いてきますので、コーヒー豆やドリッパーなどの道具を一緒に収納できます。
セラミック磁器製の刃が使用されています。
ホッパーの容量は約17gですので、一度に約1人〜1人半分のコーヒー豆を挽くことができます。
本体重量は219gと軽量です。
TIMEMORE コーヒーミルセット NANO
参考価格:22,980円
手提げバックに、コーヒーを淹れるために必要な全ての道具(コーヒーミル・ドリッパー・ポット・フィルター・金属コーヒー豆缶3つ)が収納された高級感のあるコーヒーミルセットです。
ステンレス製の刃が使用されています。
ホッパーの容量は約15gですので、一度に約1人分のコーヒー豆を挽くことができます。
見る本体の重量は360gです。

まとめ
キャンプに向いている手動コーヒーミルを選ぶコツと高価なものと安価なものの違いを解説しました。
手動コーヒーミルを選ぶポイントは「持ち運びやすさ」「刃の素材」「掃除のしやすさ」「刃の構造」です。
キャンプには、持ち運びやすいコンパクトで軽量なコーヒーミルが最適です。刃の素材や構造はお手入れのしやすさや好みに合わせて選んでください。
自分のお気に入りの手動コーヒーミルを見つけて、キャンプで美味しいコーヒー飲みながら、至福な時間を過ごしてください。


