焚火ルリフレクターは、焚火をする時にとっても便利なアイテム。
でも金属の物や布製の物があったりして、どんな効果の違いがあるのか、自分のキャンプスタイルに合ったものはどれなのか選ぶのが難しいですよね。
そこでこの記事では、焚火リフレクターの効果や素材による用途の違い、種類によるメリットデメリットなど、選ぶときに重要なポイントをお伝えします。
選ぶポイントなどをお伝えした後は、実際におすすめの焚火リフレクターをご紹介します。
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
キャンプにおすすめの焚き火リフレクター!効果は?
焚火リフレクターがあると、快適な焚火を楽しむことができます。
実はサイズなどを選べば、焚火以外でも活躍してくれるので、一つあると何かと使えるアイテムなんですよ。
便利そうだとは思うけど、実際にどんな効果がるのか、どう焚き火に便利なのか知りたい。
焚き火以外の使い道を知りたいという方のために焚火リフレクターの効果をご紹介します。
焚き火リフレクターの効果①風よけ効果
焚き火をする時に風が強いと、なかなか薪に火が移らなかったり、燃えても火が安定しなかったりして、火が消えるのが早くなってしまいます。
また風に炎があおられて、火の粉が飛び散ると危険ですよね。
しかし焚き火リフレクターがあれば風よけになるので、火が安定し火の粉の飛び散りを防ぎ、炎を長持ちさせることができます。
焚き火リフレクターの効果①反射熱効果
焚き火の熱がリフレクターに反射するので、リフレクターがある方が、焚火の暖かさをより実感することができます。
石油ストーブなどの火の後ろ側が反射板になっているのと同じで、効率よく熱を集中させることができるのです。
焚き火リフレクターの効果③炎の灯りが反射して明るくなる(金属製の場合)
金属でできたリフレクターの場合、焚火の明かりをリフレクターが反射してくれるので、焚火だけの時よりも明るくなります。
焚火の明かりを反射することで、リフレクターの内側でより明るく照らしてくれるので、夜暗くなってからでも明るいなかで過ごすことができます。
焚き火リフレクターの効果④調理時にも便利
焚き火調理ではリフレクターがあることで外気の影響を受けにくく安定した火力で調理することができます。
焚き火台に風が当たると熱が逃げてなかなかお湯が沸かなかったり肉が焼けないなんてこともありますので焚き火調理をする場合には必須のアイテムと言えます。
焚き火リフレクターの効果⑤目隠しになる(サイズ次第で)
フリーサイトなど他のキャンパーからの目が気になる時にも、リフレクターが役に立ちます。
オートサイトでも後からきた人のテントの位置によっては、落ち着かないなんてこともありますよね。
わざわざテントを張りなおすのも面倒だしという時にリフレクターが役に立ちます。
大きめサイズを選んでおけば、サイトの入り口や洗濯物など目隠ししたい場所に設置して、他のサイトからの視線を遮ることができるんです
キャンプに来た時にもプライベートスペースがあると、リラックスすることができますよね。
焚き火リフレクターは大きく分けて2種類!金属製と布製
焚火リフレクターを選ぶときに気になるのが種類です。素材によって金属製と布製の二つの種類があります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、使用する環境や持ち運びを考えてあなたに合ったものを選ぶようにしましょう。
さっそくそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
金属タイプのリフレクター特徴&メリデリ
- 反射熱の効果が高い
- 焚き火が近くても燃える心配がない
- 値段が安い
- 設営が楽
メリット①反射熱の効果が高い
金属製の最大のメリットが、この反射熱の効果が高いことです。熱や明るさを反射してくれるので、焚火をより暖かく明るく楽しむことができます。
メリット②焚き火が近くても燃える心配がない
金属製のものは耐火性に優れ、火の粉が飛び散る焚火でも安心して使用することができます。
メリット③値段が安い
布製の物に比べてお手頃な価格のものが多いです。
メリット④設営が楽
重さがあり自立しやすいので、立てるだけで設営ができます。また設営した後にレイアウトを変えたい時なども気軽に設営しなおすことができるので便利です。
- 倒れやすいい
- 持ち運びが重たい
- 錆び
- 設営が楽
デメリット①倒れやすい
立てているだけなので、強風が吹くと倒れやすいです。ただペグやロープを通すことができるものが多いので、強風時にはペグなどで固定することができます。
デメリット②持ち運びが重たい
金属なので布タイプに比べると、どうしても重くなります。
デメリット③錆び
金属なのでさびには弱いです。
使用後は水分やすすをよく落としてから保管することが大切です。
また防錆加工されたものなどを選ぶとより安心ですね。
金属はより反射熱や光の反射が強い鏡面加工されたシルバー色のものと、サイトがおしゃれになる黒色のものとがあります。
後ほどこの二つの違いについても解説します。
布タイプのリフレクターの特徴&メリデリ
- コンパクトになる(金属と同等のサイズと比較して)
- カッコいい
- 倒れにくい
- プライベート感が出る
メリット①コンパクトになる(金属と同等のサイズと比較して)
布タイプは小さく折りたたんで収納することができるため、コンパクトになります。そのため持ち運びにも便利です。
メリット②軽い(金属と同等のサイズと比較して)
金属のものと比較すると軽いです。そのためツーリングキャンプや登山でのキャンプなどで重宝します。
メリット③カッコいい
テントとカラーを合わせたりしてサイトに統一感を持たせることができ、おしゃれでカッコいいです。
メリット④倒れにくい
ペグやポールでしっかりと固定するため、倒れにくいので安心です。
メリット⑤プライベート感が出る
大型モデルもあるので目隠しとしてプライベート空間を作るのに適しています。
- 設営が面倒
- 値段が高い
デメリット①設営が面倒
しっかり固定するのでペグやポールを打ち込む手間がいるため、設営が面倒に感じることもあります。
デメリット②値段が高い
金属製に比べて値段が高いものが多いです。
布タイプは素材がポリコットンやコットンガラス繊維で、できたものなどがあります。
焚き火リフレクターの素材ですので、もちろんどの素材も難燃性は考慮して作られていますが、より難燃性を重視するならガラス繊維製、風合いを重視するならコットン性など重視するものによって素材を選ぶと良いでしょう。
素材によるメリットデメリットをご紹介しましたが、素材によって見た目だけでなく効果も変わってくるので、反射熱を最大限に生かしたい場合は金属製、サイトでの統一感を生み出したいなら布製など、自分のサイトに合ったものを選ぶようにすることが大切です。
金属製と布製の焚き火リフレクターの比較
金属製 | 布製 | |
---|---|---|
熱反射効果 | 高い | 低い |
設営難易度 | 置くだけ簡単 | 手間がかかる |
耐風性能 | 少し劣る | 風に強い |
値段 | 安い | 高い |
焚き火リフレクターのサイズ選び
焚き火リフレクターを選ぶうえで素材とともに重要なのが、サイズ選びです。
焚き火がはみ出すほど小さいものだとリフレクターが活かしきれませんし、大きすぎてもソロキャンやツーリングなどで荷物を増やしたくない場合には困りますよね。
そこであなたに合ったサイズを選べるように、どんな基準で選べばいいのかをご紹介します。
焚き火台に合わせて
持っている焚き火台のサイズに合わせて大きさを考えましょう。
高さは焚火台に薪を乗せることを考えて、手持ちの焚火台の高さよりも、プラス30cmほどあると安心です。
焚火のスタイル
焚火をする際に地べたスタイルでくつろぐのか、チェアに座るのかによっても高さが変わってきます。
地べたスタイルだと40cm台、チェアスタイルだと50~60cm台の高さのあるリフレクターがおすすめです。
サイズによる効果の違いは?
焚火の炎の高さくらいまでリフレクターがあった方が、熱や光を最大限反射できるのでより暖かいと言えます。
使用人数
人数が増えるとある程度の大きさが無いと焚き火リフレクターの効果を得ることができませんので、大きいものを選んだ方が良いでしょう。
金属製の焚き火リフレクターの黒とシルバーの効果の違いは?
金属製の焚火リフレクターを選ぶ場合、黒にするかシルバーにするかは悩みどころです。
この二つで効果の違いはあるのか見ていきましょう。
シルバーのリフレクターの特長
暖かくて明るい
鏡面加工のシルバーの方が、光や熱を反射して明るく暖かさを感じることができます。
そのためより黒よりもシルバーの方が、より明るく暖かいと言えます。
鏡面加工のシルバーは指紋が付きやすい
鏡面加工とは文字通り鏡のように加工することなので、光や熱が反射しやすいように表面がツルっとしています。
そのため指紋や油汚れなどが付きやすいので気になる人は黒を選んだ方が良いと言えます。
ただシルバーでも指紋が付きにくいような加工をしているものもあるのでそういったものを選ぶという手もあります。
ブラックのリフレクターの特長
黒は熱を吸収する
黒は熱を吸収することはできるが熱反射の効果は少ないといえます。
黒は日傘などにもよく使われており熱を吸収します。
しかし、反射は少ないため、焚火の暖かさだけでなく反射熱の恩恵をうけたいということであればシルバーの方がより効率的に暖を取ることができます。
黒マット加工だと指紋が付きにくく見た目もおしゃれ
黒のリフレクターのメリットは何と言ってもその見た目のおしゃれさです。
黒のマット加工だとより指紋が付きにくいため汚れが目立たず、焚火周りやサイトに置いた時もシルバーよりもスタイリッシュでおしゃれなサイトを演出することができます。
金属製の焚き火リフレクターおすすめ4選
焚火リフレクターのおすすめ、まずは金属製のものをご紹介します。
ヨーラー(YOLER) 大型風防板
大型で重さがあるため銅板のみで自立するので、風向きが変わった時などレイアウトの変更がしやすいです。
もちろんペグでしっかり固定することも可能です。ツルっとした鏡面仕上げではなく花紋がついているので、ツルっとしたものよりは指紋汚れが気になりません。
キャンプグリーブ 大型風防板
収納袋がついており、持ち運びに便利です。8枚プレートでできているので、自由にレイアウトを変えることができます。
転倒防止にペグやガイロープで固定することができます。
素材は亜鉛メッキ性で腐食に強く耐久性があります。
キャンプグリーブ 大型風防板 黒
サイズが豊富で用途に合ったものを選ぶことができます。
黒なので指紋汚れが付きにくく、サイトに設置した時にスタイリッシュな空間を演出できます。
同型サイズであれば連結して使用することも可能なので、幅広い用途で使用することができます。
TokyoCamp 焚き火台 ウインドスクリーン
無期限の保証がついているので、安心です。
またプレートが12枚と多いので、広い範囲をカバーしてくれます。
このため焚火をゆったりと楽しむことができます。
アルミではなくスチールなので重量があり安定しています。
布製の焚き火リフレクターおすすめ4選
次に布製の焚火リフレクターのおすすめをご紹介します。
BUNDOK(バンドック) 焚火 リフレクター BD-523
ペグやポールなどと一緒に収納できる収納袋がついているので、コンパクトにまとまります。
軽量なので、持ち運びに便利です。
コンパクトなサイズなので焚火の炎は守りつつ、解放感もあり、周りを見渡すことができます。
FIELDOOR 焚火スクリーン220 T/C
撥水加工や防カビ加工がされているため急な雨にも安心です。
ポールはピンタイプなので地面に刺してしっかりと固定することができます。側面もある程度の高さがあるので防風性があります。火の粉に強いT/C素材を使用しているので火の粉が飛んでも穴が開きづらく、安心して焚火が楽しめます。
GEERTOP 陣幕 キャンプ 風避け
高耐熱コットンを使用し、ポリコットンよりもさらに高い耐熱性、難燃性を持っています。コンパクトに折りたたんで収納でき、ペグやポールと一緒に収納袋に入れることができるのでコンパクトになります。軽量なので持ち運びも楽々です。
FLYFLYGO 陣幕 焚火陣幕
汚れても手洗い可能です。防風することで火の燃焼を良くし、食べ物を土埃から守ってくれます。
フリーサイトなど、ソロで焚火をする時、おしゃれで程よい大きさの目隠しになり安心です。
簡単な手順で一人でも傾くことなく設置できます。
まとめ
焚火の熱を効率よく利用できて、一つあるととても便利な焚火リフレクターをご紹介しました。
ただ焚火をするだけよりも効率よく火を使えるので、リフレクターを使うことで、より暖かく過ごせたり、安定した炎で料理をしたりと使い勝手がいいですよね。
コンパクトに収納できるので、収納場所を取らないこともポイントが高いです。
寒い季節の焚火だけでなくだけでなく、おしゃれにキャンプサイトでプライバシーを守れるアイテムとしても一つあると安心な焚火リフレクター。
ぜひ用途に合わせてあなたにピッタリのものを選び、おしゃれで快適なキャンプを楽しんでくださいね。