「SOTOといえばバーナー」と、連想するほど日本のバーナーメーカーとして有名なSOTO。
そのほかにもライターや焚き火台など燃料を強みとした幅広いギアを手掛けています。
今回紹介するのは、SOTOの「アカスミ」というシングルバーナー!
価格帯もお手頃でシンプルな使い勝手から、アウトドア初心者の方にもおすすめです。
登山をはじめキャンプやツーリング・釣りなど多様なアウトドアに大活躍できます。
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SOTOアミカス(SOD-320)について
SOTOといえば代表的なのが「ウインドマスター」ですが、それにも並ぶスペックを持つのがアカスミです。
公式でも「トータルバランスに優れたコンパクトストーブ」と書かれる商品です。
アミカスはSOTOの直立式バーナーのエントリーモデル
代表的なウインドマスターとの違いは、価格や重量などもありますが、一番の違いはマイクロレギュレーターの有無。
ウインドマスターにはマイクロレギュレーター式を採用しており、アカスミなどに搭載されている通常のニードル式より安定したガスの供給ができることから、寒くても火力が落ちにくいとされています。
ですが、アカスミのニードル式でも十分にガスを供給でき、低温下の厳冬の登山などの環境下以外であればウインドマスターにも並ぶ十分なスペックといえます。
SOTOアミカスの基本スペック
外形寸法 | 幅76X奥行100X高さ86mm(使用時・本体のみ) 幅40X奥行43X高さ75mm(収納時) |
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ゴトク径 | ゴトク外径 φ106mm ゴトク内径 φ42mm |
重量 | 81g(本体のみ) |
発熱量 | 3.0kW(2,600kcal/h) |
点火方式 | 圧電点火方式 |
材質 | バーナー・器具栓つまみ:ステンレス、点火スイッチ:樹脂 |
SOTOアミカスの使い方
SOTOアミカスの使い方はとても簡単で一般的なOD缶シングルバーナーと同じようにOD缶に取り付けて点火すればすぐに使うことができます。
①ガス缶を取り付け
OD缶への取り付けはネジ式になっています。
しっかりと最後まで締めこみます。
②五徳のセット
五徳を広げます。
アミカスの五徳は広げることで根元付近のフックにひっかける仕様となっています。
③つまみを回して点火
器具栓つまみを半回転~3/4回転 回すとガスが出始めます。
ガスが出はめ点火スイッチを押すと点火できます。
点火後は器具栓つまみで火力調節して使用します。
SOTO0アミカス(SOD-320)の良い点
手の平サイズのコンパクトさ!スタッキングにも◎
ソロキャンプや登山などでも全く負荷のないコンパクトさで様々なクッカーにスタッキングできます。
ソロクッカーによく使われる250のOD缶がスッポリ入るトレック900やSOTOのクッカーコンボにはOD缶の上においても蓋ができます。
収納時の直径がOD缶の直径に収まるサイズなので、OD缶やクッカーと一緒に収納できるのはなかなかのサイズです!
他にもトランギアのケトルやメスティン・スノーピークのチタンカップにもスタッキングできるほどのコンパクトさです。
湯沸かし時間1分の高火力
アカスミの発熱量は3.0kW(2,600kcal/h)と高火力のシングルバーナーです。
五徳も4本で安定しているので、実際にお湯をわかそうとすると約1分程度で沸騰するほど、コンパクトながら力強い火力を持っています。
本体81gの超軽量
アカスミの本体重量は81gでめちゃくちゃ軽いです。
キャンプや登山時にとりあえず持っていこうかな・・・
くらいの気持ちで持っていけるほど、荷物への負荷はほとんどありません。
専用のケースに入れると92gとなります。
すり鉢状で風に強い
アカスミのバーナーはヘッド部分の縁が高く、内部がすり鉢状にカーブしているのが特徴です。
この形は、炎が中央に集まる構造になっています。
また、縁が風の抵抗を妨げる役割をするので、炎の出口に直接風が当たらず、燃焼効率も良くなります。
横から扇風機で風をあててみてもかなり粘り強く火力を保つてくれます。
点火スイッチで簡単点火
圧電点火方式なのでライターやマッチがなくても点火ができます。
五徳4本の安定感
4本のゴトクで3本のゴトクよりも安定感があります。
クッカーのサイズはトレック900やセット販売されているSOTOのクッカーなどやそれよりも小さなクッカーがおすすめです。
直火で使えるシェラカップやマグカップも安定しておけるゴトクとなっています。
以外と寒さにも強い
上位機種のマイクロレギュレーター搭載機種と比べると劣るかもしれませんが気温0℃程度でも使用できるので過酷な環境で使用しない初心者にはとてもおすすめです。
収納袋付き
ぴったりサイズでしっかりした素材の収納袋なのでスタッキングしても傷つかない傷つけない収納形状になっているので安全です。
値段の安さ
マイクロレギュレーターを搭載している最上位のウインドマスターは税込で8,140円。
それに比べ、アカスミは5,280円とコスパも良く、アウトドア初心者でも手に取りやすい価格です!
SOTO0アミカス(SOD-320)のデメリット
コスパが良くコンパクトでメリットも多いですが、その反面デメリットになる部分もあるのでしっかり商品のメリット・デメリットを理解して商品選びの参考にしてみてください!
五徳が小さい
コンパクトなシングルバーナーですが、フライパンなどの大きなクッカーはバランスが悪くなり不向きです。
あまり底面が大きくないものを選んだり、また内容量もあまり重くならない程度で使用するのをおすすめします。
炎が中央寄りで調理に注意
バーナー部分のサイズが小さくすり鉢状になっているからか炎が中央に集中的になるので調理する際には焦げ付きなどに注意が必要です。
炎が中央に集まるので、真ん中が若干焦げやすい印象。
使用する際は、そんな傾向も踏まえて火加減や混ぜながら調理するなどに注意しましょう!
他社ライバル機種と比較
スノーピーク ギガパワーストーブ地GS-100R2
アミカスと価格が近いコンパクトモデルでいうとスノーピークのGS-100R2が比べられます。
重量は75gとアミカスよりもわずかに軽い仕様になっています。
ただ、点火にはマッチやライターが別途必要なので初心者には点火スイッチのあるアミカスがおすすめです。
P-115 フェムトストーブ
プリムスの中でも価格が抑えめなモデルがこちらのP-115 フェムトストーブ!
重量は57gとアミカスよりかなり軽量となっています。
気になる点はゴトクが3本なのでクッカーの安定感が若干の不安点となります。
価格的にみるとアミカスの方がコスパは良さそうです。
SOTOアミカスはこんな人におすすめ
アカスミは、価格も手に取りやすくスペックの申し分ない商品。
キャンプや登山初心者の方にはぜひおすすめしたいバーナーです。
同価格くらいの無名メーカーを買うよりも、SOTOという安心できるブランド力と、バーナー以外のオプション品の豊富さも、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
キャンプや釣り、登山などソロでもグループでも1つあると安心できるSOTOのシングルバーナーアミカス。
バーナーの購入に迷われている方、これからアウトドアを始めたい方!
軽量で低価格、スペック◎でトータル的にもバランスが良いアミカスをぜひ試してみてください!