キャンプ便利道具

ワークマン の耐熱革手袋をレビュー!コスパ最強のキャンプグローブ

ワークマン 皮手袋

焚き火はキャンプの醍醐味ですよね。焚火を使って調理をしたり、火を囲んで家族や友達と話に花を咲かせたりすることで、より充実したキャンプの時間を過ごせます。
しかし、火や薪の取り扱いには火傷や切り傷のケガの危険性があるものです。
野外での作業といえば軍手がよく使われますが、手を保護する機能が格段に優れているのが革手袋です。
せっかくのキャンプの思い出を残念なものにしないためには、あなたにピッタリの革手袋を見つけることが重要です。


※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

キャンプにワークマンの革手袋がおすすめ

革手袋を選ぶ時のポイントは耐熱性・扱いやすさ・価格等がありますが、全国で店舗を展開しているワークマンではコスパの高い革手袋を手に入れることができます。
有名メーカーの商品では5,000円を超える商品が多い中で、ワークマンでは2,000円を下回る商品がラインナップされています。安いからといって機能性が低いなんてことはありませんよ。
この記事では、中でもコスパが最強と話題のキャンプグローブ「The Field Glove」を紹介します。

The Field Gloveをレビュー

ワークマン  耐熱革手袋 レビュー

まずは基本情報をご紹介

ワークマン  耐熱革手袋 基本情報

The Field Gloveは作業用手袋を数多く手掛ける東和コーポレーション製の革手袋。ラインナップは以下の3種類です。価格は令和5年8月時点のものであり、店舗により変動する可能性があります。

サイズ 全長 中指の長さ 手囲い カラー 価格(税込)
Free 22.2cm 8.7cm 29cm イエロー 399円
S 21.0cm 8.0cm 27cm イエロー 580円
Jr. 22.2cm 7.3cm 22cm イエロー 399円

手の小さい方や、子ども向けのサイズが用意されているのが嬉しいですね。家族みんなでお揃いにすることもできます。
牛革の2層目にあたる部分である、牛床革が使用されており、アウトドアをする上では十分な耐熱性、耐久性を持っています。牛革は使い込むと質感が変化する特徴があり、自分だけの革手袋を作り上げていく楽しみも感じられます。
新品の革手袋は固く、手になじませるのに時間がかかることが多いですが、The Field Gloveにはオイル加工が施されており、購入してすぐの状態でも柔らかい感触で使用することができます。

ワークマン  耐熱革手袋 内側

手が直接触れる内側も綿加工が施され、使い心地にも配慮がされている商品です。

耐久性に配慮した縫合部分。購入直後独特のデメリットも。

親指付け根部分は外側から縫合されていますが、物を掴んだ時に接触する部分である掌の中心側は牛床革が重ねて縫合され、補強がされています。

ワークマン  耐熱革手袋 耐久性

親指以外の指の付け根部分は内側から縫い込まれているため、糸が見えません。

ワークマン  耐熱革手袋 薪

これにより、外部との摩擦により糸が切れてしまう危険性を減らしています。

ワークマン  耐熱革手袋 生地

薪を擦り付けてみましたが、手にささくれが刺さることはなく、縫合部分へのひっかかりもありません。

ワークマン  耐熱革手袋 小指 部分

小指部分を裏返してみると、内側からしっかりと縫い付けられていることが見て取れます。
内側の綿加工は指周り360度ではなく、腹側と背側のみに加工がされていることがわかりました。とはいえ、指と革部分が直接当たる部分は非常に小さな範囲なので気にならないでしょう。

ワークマン  耐熱革手袋 デメリット

The Field Gloveを触っていると、デメリットになりうる点が2点見つかりました。1点目は牛床革の小さなごわつきの部分がポロポロと取れてくること。
2点目はニオイです。ニオイに関しては決して不快なニオイではありませんが、革手袋を入れていた布の袋に移るぐらいの強さでした。
ただし、この2点は新品の革手袋ではよく見られる特徴であり、使い込んでいくと軽減されることが多いため、長期的なデメリットにはならないでしょう。

実際に焚火をしてみてわかる高い実用性。この値段でこの性能なら良コスパ!

実際に手にはめてみると、指の動かしやすさに驚きます。オイル加工により、牛床革が柔らかくなっており、使い始めでも使いやすさを感じられます。
また内側の綿加工のおかげで、指と革が当たる部分は極めて小さく、心地よい感触で使用できます。
実際の作業を通して、「フィット感」「グリップ力」「耐熱性」の3点を確かめてみましょう。

「フィット感」

私は身長170㎝体重60kgの男性で、Freeサイズを購入しました。
指はフィットしているのですが、掌周りが余りあるように感じられます。
ただし手首部分にある「絞り」により、フィット感を補ってくれているため、すぐに外れてしまうことはありませんでした。

ワークマン  耐熱革手袋 フィット感

フィット感を確かめるため、ロープワークをしてみました。

ワークマン  耐熱革手袋 ロープワーク

DCIM100GOPROGOPR0145.JPG

もやい結び、自在結びとも革手袋をつけたままでも結ぶことができます。

ワークマン  耐熱革手袋 細かい作業

お菓子の袋も開けられました。

ただし、調味料の小袋や、小さなつまみを掴むのには苦労しました。また、何も持たず手を振ると外れてしまうため、作業によっては着脱が必要になりそうです。

「グリップ力」

The Field Gloveをつけてハンマーでペグ打ちをしてみると、グリップ力の高さを見て取れます。

ワークマン  耐熱革手袋 グリップ力

普段より激しくハンマーを振り下ろしましたが、すっぽ抜けていくことはありませんでした。

「耐熱性」

焚火直後の炭をThe Field Gloveをつけた掌にのせてみました。

ワークマン  耐熱革手袋 耐熱性

のせてからしばらくは何も感じず、約8秒でわずかな熱さを感じ、10秒を超えてくると恐さを覚えるほどの熱さを感じます。
炭を直接持っての作業は難しいですが、火ばさみを使いながらであれば問題はないですし、火花が飛んだ位であれば安全に焚火が楽しめそうです。

ワークマン  耐熱革手袋 使い心地

お湯を沸かしたメスティンも開けられましたので、調理時に必要な耐熱性も確認することができました。
ただし、10秒ほど持ち続けると、熱さを感じますので、いつまでも持ち続けられるわけではありません。

[東和コーポレーション] EXTRAGUARD TAKIBI EG-012 Fサイズ

The Field Gloveと同じ、東和コーポレーションが生産しているEXTRAGUARD TAKIBIもオススメです。
The Field Gloveと同様に牛床革を使用しており、使い始めでも扱えるようオイル加工が施されています。

他にもある!ワークマン(workman)のグローブの種類!

ワークマンには、The Field Gloveの他にもバリュエーション豊かな革手袋がラインナップされています。商品それぞれに素材やデザインの違いがあり、その違いはあなたのキャンプの楽しみ方に沿った商品を見つけるチャンスとなるはずです。
まずは先に紹介したEXTRAGUARD TAKIBIをご紹介します。合わせてEXTRAGUARD TAKIBIから派生した商品の特性をご紹介していきます。

EXTRAGUARD TAKIBI 牛床革手袋 980円

この商品はThe Field Gloveの保護機能をレベルアップさせた商品です。
フリーサイズは全長27.0cmのセミロング型であり、手首周りの防御をすることができます。
劣化のしやすい親指の付け根部分に牛床革と比べてより頑丈な黒銀当てを施すことでより保護機能を高めた商品です。

フィールドグローブロング 1500円

フリーサイズは全長27㎝。指の先から肘にかけてまで、ケガから守ってくれる商品がワークマンのフィールドグローブロングです。
この商品を身に着けていれば、不意に薪が弾けても、火花から腕を守ってくれるため、豪快に焚火を楽しみたい方は必見です。深いカーキ色は薪の色とマッチして、玄人の様相を漂わせますね。

EXTRAGUARD TAKIBI3本指 牛床革手袋 980円

EXTRAGUARD TAKIBIには5本指タイプだけではなく3本指のタイプもあります。
3本指になることで、革手袋の着脱が容易になります。
焚火を使っての調理中には、食材を扱ったり、調味料の小袋を開けたりする度に着脱が必要になるため、料理をこだわって楽しみたい方にとっては特に利便性の高い商品でしょう。

EXTRAGUARD TAKIBIケブラー 牛床革手袋 1480円

糸から耐久性にこだわった商品もあり、この革手袋には野球ボールや防弾チョッキにも利用がされるほどの耐摩耗性・耐熱性をもつケブラー糸が縫製に使われています。
高い耐久性に加えて、使い心地にも配慮がされており、内側にメッシュ加工がなされていることによって、手に付く匂いを軽減させてくれますよ。

EXTRAGUARD Lantern 牛革手袋 1480円

見た目から高級感が漂うこの商品には牛床革に代わり牛表革が使われています。
牛表革とは革の最表面にあたり、銀面と呼ばれる真皮にあたる部分を含んだ革を指します。
銀面のついた牛表革を使用したこの商品は、味わいのある見た目だけでなく頑丈で高い耐久性を備えています。
一つ上のグレードでキャンプを楽しみたい方にオススメです。

EXTRAGUARD Lantern アラミド 牛革手袋

革にも糸にもこだわりたい贅沢なあなたにはこんな商品がオススメ。
牛表革をベースに、物をつかむ部分には牛床革が当てられ補強されています。
また、ゴムの補強素材としてタイヤなどにも使われるアラミド繊維を縫製に使用していることにより、耐摩耗性・耐熱性を高めています。

まとめ

楽しく安全なキャンプには革手袋が必須です。軍手やゴム手袋よりも手の周りを保護する機能が高いため、焚火や調理をする際の火傷や切り傷は、革手袋で未然に防げます。
自分に合った商品を探す際はワークマンのラインナップをチェックしてみましょう。用途やキャンプの楽しみ方に応じて、素材やデザインの異なる商品が数多く揃っているので、きっとあなたにぴったりの商品が見つかるはずです。なかでも低価格でありながら高い保護性能を備えているThe Field Gloveはイチ押しです。
ワークマンの革手袋と一緒に、格別な思い出の残る安全なキャンプの時間を体験してみませんか。

キャンプグローブおすすめ
おすすめのキャンプグローブ5選!薪割やナイフ作業の効率アップ!アウトドアの作業で欠かせないのがキャンプグローブ。 薪を割ったり、焚火台をセットしたりナイフ作業をしたり、きちんとしたグローブがあると...
グリップスワニー グローブ レビュー
グリップスワニーのグローブはキャンプに最適!G-70・G-80【レビュー】アウトドアの楽しみのひとつである焚火やバーベキュー。 火を扱うので火傷防止のためにも焚火グローブはマストアイテムです。 火をつけるま...
ABOUT ME
nomad-camp
自然が大好きなアウトドア愛好家。 ライターさんの記事の管理やアウトドア関連の情報を発信しています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です