キャンプ場や河川敷など芝が焚き火台の形に焦げているのを見ると悲しくなってしまいますよね。
焚き火台と焚き火シートを使用しても地面に熱が伝わり芝を痛めてしまうケースがあります。
今回、紹介するZENCampsの焚き火台は環境への配慮を真剣に考えられた自然に優しい焚き火台となっています。
基本情報から仕様感など詳しくレビューしますので是非参考にしてみてください。
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NTファイヤースタンドの基本情報
サイズ | 展開時 : 51.3cm X 奥行き22.5cm X 高さ29.0cm 折り畳み時:幅26.5 X 30.0cm 高さ約3.5cm |
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素材 | ステンレス |
重さ | 1.1 kg |
付属品 | フレーム、火床、遮熱板 2枚、五徳2本(全てステンレス製 ) 収納袋( 600Dポリエステル) |
NTとはNo Traceの略で【跡を残さない】という意味となっています。
自然への配慮がズバリ製品名になっています。
この焚き火台を使って自然を大切に自然を感じるキャンパーが増えると良いですね!
NTファイヤースタンドの主な特徴
NTファイヤースタンドの特徴・メリットは以下の3点です。
- 焚き火の熱を地面に伝えない。地面を傷めない。
- コンパクトで組み立てが簡単。
- 焚き火も料理も楽しめる大きさ。
【焚き火の熱を地面に伝えない。地面を傷めない】
NTファイヤースタンドは、遮熱板を火床と地面の間に入れることで、焚き火の熱を地面に伝えない・痛めない仕組みになっています。
ステンレス製の遮熱板は、放射熱を約70%もカットできる優れものです(ZENCamp自社実験より)
遮熱版一枚でも十分な効果がありますが、アルミ製遮熱シートを敷くことで、更に遮熱効果を高め、焚き火シートの劣化も防いでくれます。
遮熱板とアルミシートの2段階で焚き火の熱から地面を守り、自然に優しいキャンプが楽しめるでしょう。
【コンパクトで組み立てが簡単】
NTファイヤースタンドは、折りたたむとバックパックにも収まるほどのコンパクトなサイズです。
また、付属品を含めても約1,100gの軽量設計で、手軽に持ち運びできます!
組み立て方法は、慣れてしまえば1分ほどで完了する簡単な方法で、準備も片付け方法はどちらも、とてもシンプルです。
【焚き火も料理も楽しめる大きさ】
NTファイヤースタンドは、広げると幅が約51cmあり、35cmほどの薪も切らずに使えます。
また、付属の五徳を使用すれば、焚き火台での料理も簡単です。
焚き火に料理に、多目的に使用できるのもNTファイヤースタンドの魅力と言えるでしょう!
NTファイヤースタンドをレビュー
ゆとりある、やや大きめサイズ
使用時のサイズは51.3cm X 奥行き22.5cm X 高さ29.0cmとピコグリルなどのソロキャンプ用のコンパクト焚き火台と比べるとやや大きめのサイズとなります。
このサイズ感はミニマムキャンパーにはややデメリットに感じますが灰が落ちる心配や薪のサイズの調整などストレスなく焚き火が行えるゆとりのあるサイズとなっています。
長い薪も切らずにそのまま使えます。
コンパクトな収納サイズ
収納サイズは幅26.5 X 30.0cm 高さ約3.5cmとこちらもやや大きめとなります。
とはいえ薄く折りたためる形状はバックパックにも入るサイズ感となります、
強固なつくり
耐荷重は明記されていませんがかなりしっかりとした作りになっています。
大量の薪を載せても火床がズレることはありません。
6か所が地面と設置して安定感も抜群です!
簡単な組み立て方法
焚き火台のフレームは折りたたみ式で、左右に広げるだけで土台が完成します!
灰受けは少し曲げながら横から差し込みます。
火床の設置は6箇所のフレームを溝にはめ込むだけなので、慣れてしまえば1分ほどで完了する簡単な組み立て方法です。
パーツが細かく分かれていないので、パーツを紛失したり組み立てに悩んだりする心配もありません。
焚き火台をはじめて使う方や力が弱い女性でも扱いやすく、迷わずに組み立てられますよ!
詳しい組み立て方法が気になる方は、動画を参考にして下さい。
調理にも便利
2つの五徳と五徳の配置位置を自在に変更できるフレーム形状が調理を便利にしています。
五徳はズレてすべり落ちにくい形状になっているので安心です。
五徳をを配置する位置を変更すると高さ変更による火力調節が可能になります。
また、火床の広さも調理面で使いやすく炭を左右に分けて調理用と保温用などと状況に合わせて自在に使用することができます。
環境に配慮された焚き火台
冒頭でも伝えたとおりZen campsのNTファイヤースタンドは環境に配慮された焚き火台となっています。
環境に配慮されている点は主に以下の3点です。
- 高さのある火床
- ステンレスの遮熱&灰受け
- アルミ製遮熱シート
焚き火台の熱から地面を守り、傷めないためにもZen campsのNTファイヤースタンドは、3段階の遮熱効果が高い仕組みを取り入れています。
①高さのある火床
焚き火台の熱が地面に伝わる原因の一つとして、火床が低く、地面に近いことが挙げられます。
Zen campsのNTファイヤースタンドは、火床を高くすることでなるべく熱が伝わらないように設計されています。
②ステンレスの遮熱&灰受け
ステンレス製の遮熱板を間に挟むことで、約70%の熱を遮断することに成功しています!
遮熱版は放射熱を遮断するだけでなく、灰受けとしての役割もあります。
灰が焚き火シートに落ちることで、地面を傷めてしまう心配もありません。
③アルミ製遮熱シート
ステンレス製の遮断板の下には熱反射機能が高いアルミの遮熱シートを敷きます。
消防士が使用する防火服と同じ素材を使用するなど、素材にもとことんこだわっています。
まとめ
今回は、環境に配慮したキャンプが楽しめるZen campsのNTファイヤースタンドを紹介しました。
火床の高さを調整し、遮熱板・遮熱シートを活用することで地面に熱を伝えないように設計されたZen campsのNTファイヤースタンドの焚き火台は、正しく使用することで安心・安全に焚き火が行えます。
環境に優しいだけでなく、コンパクト設計で持ち運びしやすく、料理にも自由に使える、使い勝手の良さも魅力です。
キャンプが楽しめる自然豊かな環境を守っていくためにも、環境に優しい自然に配慮したキャンプギアを選んでみませんか?