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ハスクバーナの手斧レビュー!キャンプの薪割りで人気の理由!

ハスクバーナ 手斧

Husqvarna(ハスクバーナ)というメーカーをご存知でしょうか。
農林器具を製造するスウェーデンの企業で、
設立から300年以上の歴史を持つ老舗です。
そんなハスクバーナが作る「斧」が今、キャンパー達の間で人気です。

キャンプで焚火をする際に、必ず必要なのが「薪割」。
「格好良い斧を使って薪割を楽しみたい」というのがキャンパーの心情。

ハスクバーナの斧は、手頃な価格ながらルックスが良く、そして頑丈です。
多くのキャンパーから親しみを込めて「ハスク」と呼ばれ、長い間選ばれ続けています。

そんなハスクバーナの「手斧」を、1年間使用して分かったその人気の理由と、
巷で噂の「斧のカスタム」方法を紹介します。
ハスクバーナの斧をこれから買おうと検討している方も、
現在愛用している方も、ぜひチェックしてみてください。

ハスクバーナ 手斧 基本情報

ハスクバーナ 手斧 基本情報
全長 38cm
重量 約1kg(ヘッド重量:600g)
材質 柄:木製(ヒッコリー) ヘッド:スウェーデン鋼
付属品 専用皮カバー(斧刃用)

薪割り専用の斧は一般的に、50cm~75cm程度の長さがあり、振り下ろす際の遠心力を、最大限に利用して薪を割ります。
このような大型の斧を「アックス」、小型の斧を「ハチェット」と呼び分けます。

ハスクバーナの手斧は、全長が38cmとやや小ぶりで、「ハチェット」に分類されます。

ハチェットは薪を割る、枝を切る・削るといった、オールラウンドに使えるのが特徴。
「ブッシュクラフト」でも活躍するので、キャンプシーンに向いています。

ちなみにハスクバーナは、「手斧」の他に「キャンプ用斧」も販売しています。
こちらの2つの比較と、キャンプ用斧の特徴について紹介します。

ハスクバーナ 手斧とキャンプ用斧の違い

ハスクバーナ 手斧 キャンプ斧 違い
手斧 キャンプ用斧
全長 38cm 38cm
重量 980g 784g
ヘッドの重量 600g 500g

手斧とキャンプ用斧の重量の違い

手斧とキャンプ用斧の違いは、主に重量にあります。
キャンプ用斧は手斧に比べ、「重さ」も「用途」もライトになっています。

軽い斧は持ち運びが便利で、振り下ろす動作が安定します。
しかし軽い分、割ることが出来るのは細い薪・柔らかい樹種の薪に限定されます。

キャンプ場やホームセンターで手に入る薪は、太い薪・硬い樹種の薪であることが多いです。
キャンプ用斧は手斧に比べてパワー面で劣る為、薪を割るのが難しくなります。
キャンプ用斧は、「ライトユーザー向き」と言えます。

手斧とキャンプ用斧の形状の違い

キャンプ用斧はヘッドの形状が、手斧と異なります。
「くびれ」がついており、腰ベルト等に提げて持ち歩くことを想定しています。

薪を山から拾って調達するキャンパーさんは多いです。
斧を持って山林に分け入り、薪を調達することを前提としている方は、
キャンプ用斧が持ち運びやすく便利です。

「薪はキャンプ場で購入する」
「ホームセンター等で購入してからキャンプに行く」
このように現地調達はせず、薪を準備しておく派の方は、
太い薪・硬い樹種の薪でも難なく割れる手斧を選択しましょう。

ハスクバーナ手斧の良い点

扱いやすい

ハスクバーナの手斧の魅力は、その扱いやすさにあります。
前述したとおり重量が約1kgと、女性でも扱える程軽いです。
薪割で振りかぶっても、的に刃が当てやすいです。

柄の太さも、大人の手なら調度握りやすい太さ。
手元が滑ってしまうことを最小限に抑えます。

キャンプで使う薪なら問題なく割れる

600gのヘッドは適度な重さで、薪割をする際に大きなパワーを生みます。
重量と遠心力で、太い薪や硬い樹種の薪でも、難なく割ることが出来ます。

仮に斧の刃が薪に食い込み、噛んでしまったとします。
そのような場合でも斧の背中を叩いてバトニングの要領で薪を割ることが出来ます。

カッコいい

ハスクバーナ ロゴ

ハスクバーナの手斧は、ひとつひとつが職人によるハンドメイド。
斧頭に刻印されたロゴと「HAND FORGED」の文字は、職人が手作業で作った証拠。
ハンドメイドの武骨ルックスが、キャンパー達の心を惹きつけて離しません。

ハンドル部分のヒッコリー材も色味が良く、洗練された雰囲気を持っています。

研ぎやすい・錆に強い

斧 研ぐ

斧刃は研ぐことで、切れ味を取り戻せます。
手斧のヘッドはシンプルな形状の為、研ぎやすくなっています。

さらに斧頭の材料として使われている「スウェーデン鋼」は、
一般的な鋼に比べ錆に強いのが特徴。

斧は屋外での使用がメインになり、錆びやすい環境下におかれます。
スウェーデン鋼で作られたヘッドは錆びにくく、購入後のお手入れが楽です。

万が一錆びてしまった場合でも、研ぎ直せば錆は落ち、切れ味は戻ります。

両手持ちができるので狙いが定まりやすい

手斧 両手持ち

ハスクバーナの手斧は、両手持ちでの使用を想定しています。
両手持ちで斧を振ると安定し、的確に薪を割ることが出来ます。

両手持ちは、片手持ちに比べてしっかり握ることが出来るので、
斧を振り下ろした際に手からすっぽ抜けてしまう可能性が低いです。

キャンプ場では自分だけでなく、周囲の安全にも気を配らなければいけません。
万が一斧がすっぽ抜けると、最悪の場合死亡事故に繋がる恐れがあります。

薪割をする際は周囲に人が居ないか確認し、両手でしっかり斧を握りましょう。

ハスクバーナ手斧の残念な点

ブッシュクラフト 手斧

手斧の重量1kgは、両手で扱うなら軽いですが、片手では重く感じます。

キャンプでブッシュクラフトを楽しみたいという方には、
ハスクバーナの手斧は少々重いかもしれません。

「ブッシュクラフトが出来ない」という訳ではありませんが、
そのような使い方をするには、ある程度の筋力が必要でしょう。

ハスクバーナ手斧をカスタムして個性を! 

ハスクバーナ 手斧 カスタム

ハスクバーナの手斧を愛用しているキャンパーさんたちの間で、「手斧を格好良くカスタムする」のが流行っています。

その方法は2種類あり、

  • パラコードをネックガードにして巻く
  • パラコードをストラップにする

といった方法。

どちらもパラコードを使用するのですが、好きな色のパラコードを使う事で、
ハスクバーナの手斧がまさに「自分カラー」になり、愛着が湧きます。

ちなみにパラコードとは、「パラシュートコード」の略。
パラシュートのラインとして使えるよう、人の重さにも耐える耐久性を持っています。
テントやタープの張り綱としても使われており、キャンプとは「切っても切れない」関係です。

パラコードでカスタムした手斧は、見た目に特徴が出来るだけでなく、実用面においても性能が向上します。
ハスクバーナの手斧を使っている方はぜひ、実践してみてください。

ハスクバーナ手斧のネックガードを巻く

ネックガードの必要性

斧 ネックガード 必要性

ハンドル部分のヒッコリー材はとても硬く、頑丈な木材です。
しかし「薪を割る」という斧の特性上、割れた薪がハンドル部分にヒットし、
ハンドルが割れることがあります。

ネックガードを巻くことでハンドル部分を保護し、割れを防げます。

ハスクバーナ手斧 ネックガード
ハスクバーナ手斧 ネックガード

好きな色のパラコードを巻くだけで、手斧の印象がグッと変わります。
自分の好きなアイテムに、さらに愛着が湧きますね。

パラコードの巻き方

ハスクバーナ手斧 ネックガード

1.パラコードの端から数センチのところを、ヘッドの真下のハンドルに当て、親指で押さえます。
親指で押さえたところから、さらに5センチ延ばしたところをヘッドの真下のハンドルに当て、
ここも同じように親指で押さえます。(2.5センチでUターンさせるイメージです。)

上の写真のようにヘッドの下に輪っかが出来ていれば、ここまで問題なく出来ています。

ハスクバーナ手斧 ネックガード

2.パラコードの長い方を、ぐるりとハンドルに巻き付けます。

ハスクバーナ手斧 ネックガード

3.後でほどけてしまわないよう、少しきつく締めながら巻きましょう。
パラコードをぐるぐるハンドルに巻き付けます。

ハスクバーナ手斧 ネックガード

4.パラコードをおよそ10周、ハンドルに巻き付けます。
最初に作ったヘッド下の輪っかが、少しだけ残るように巻き付けましょう。

ハスクバーナ手斧 ネックガード パラコード

5.少しだけ残していた輪っかの中に、パラコードを通します。

ハスクバーナ手斧 ネックガード パラコード

6.ほどけることが無いよう、パラコードをきつく締めましょう。

ハスクバーナ手斧 ネックガード パラコード

7.最初に数センチ余しておいたパラコードの端を切り落とします。

ハスクバーナ手斧 ネックガード パラコード

巻き付けたパラコードに、なるべく近い箇所で切りましょう。

ハスクバーナ手斧 ネックガード パラコード

8.パラコードの長い方も、同様に切り落とします。
こちらも同じように、巻き付けたパラコードになるべく近い箇所で切ります。

ハスクバーナ手斧 ネックガード パラコード

9.最後に切り口をライター等で軽く炙ります。
パラコードはナイロンで出来ている為、炙ることによって溶け、切断面が固まります。
ほつれ防止になりますので、切断面を溶かして固めましょう。

ハスクバーナ手斧 ネックガード パラコード

巻き始めと巻き終わりの、両方の切断面を炙れば完成です。

ハスクバーナ手斧にストラップを付ける

ストラップの必要性

ハスクバーナ手斧にストラップを付ける

ストラップは見た目のドレスアップにもなりますが、薪割をする際に腕を通しておくことで、
斧のすっぽ抜けを防ぎます。
万が一斧がすっぽ抜けても、ストラップをしておけば斧が飛んでいく可能性は低くなります。
他の人を危険な目に遭わせない為にも、薪割の際は必ずストラップに腕を通しておくようにしましょう。

ストラップの作り方

ハスクバーナ手斧 ストラップ

まずはパラコードを、160cm程度準備します。

ハスクバーナ手斧 ストラップ 手順1

1.ハンドルのストラップホールに、パラコードを通します。

ハスクバーナ手斧 ストラップ 手順2

2.パラコードで輪っかを作り、親指・人差し指で押さえます。

ハスクバーナ手斧 ストラップ手順3

3.パラコードの端を、先程の輪っかに下(人差し指側)から通します。

ハスクバーナ手斧 ストラップ手順

上の写真のように、輪っかの中にパラコードが通っていれば、
ここまで問題なく出来ています。

ハスクバーナ手斧 ストラップ手順4

4.先程輪っかに通したパラコードを持ちます。
これを輪っかのクロスしている部分の上(親指の上)を通って、
輪っかの下(人差し指側)から、再度輪っかに通します。+

ハスクバーナ手斧 ストラップ手順

上の写真のような結び目になっていれば、ここまで問題なく出来ています。

ハスクバーナ手斧 ストラップ手順5

5.2~4の工程を繰り返し、結び目を連続して作ります。
結び目は10~12個程度を目安に作りましょう。

ハスクバーナ手斧 ストラップ手順6

6.腕を通すための間隔を空けて、パラコードを束ねて結びます。
ほどけることが無いよう、結び目はきつく締めましょう。

ハスクバーナ手斧 ストラップ手順7

7.結び目から余ったパラコードを切り落とします。

ハスクバーナ手斧 ストラップ 結び目8

8.最後にパラコードの切り口をライター等で炙りましょう。
これでストラップの完成です。

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