キャンプなどのアウトドア中に、意外と無いと困るものが電源です。
出発前にスマートフォンの充電をマックスにしてきたのに、キャンプを楽しんでいる間にいつの間にか電池が切れてしまっていた・・・という体験をした方も多いのではないでしょうか。
普段、街中でスマートフォンを使っている時には電池持ちが特別悪いわけでもないのに、キャンプ場だと突然バッテリーの減りが早くなってしまうというのには理由があります。
それは、スマートフォンは電波が悪い場所だと、常にキャッチできる電波を探している状態になり、普段よりも多くバッテリーを消耗してしまうからです。
キャンプ場は山のふもとなど比較的電波が弱いところにあることが多いので、街中よりもスマートフォンのバッテリーが減りやすくなるのですね。
そんな時に持っていると安心なのがモバイルバッテリーです。
今回紹介するのはBioliteのチャージ20という、アウトドアでの使用に最適なモバイルバッテリーです。
この記事では、実際に使ってみた使用感をもとに、良かった点や気になる点の紹介をしていきます。
実際にどのくらい充電できるのか検証もしてみましたので、ぜひ購入する際の参考にしてみて下さい。
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Bioliteチャージ20の商品の特徴
本体と専用の充電用USBケーブルがセットになっています。USBポートは入力用と出力用が各1つずつ付いています。USBポートの間についているボタンを押すと、蓋のすぐ下の目盛りが光って電池残量の目安を見ることができます。
商品名 | チャージ20 |
---|---|
バッテリー容量 | ## |
素材 | ## |
#防水性能 | IPX6 |
出力 | USB 2.1A |
重量 | 165g |
重量 | 165g |
サイズ | 21 x 38 x 98 mm |
※他にもバリエーションとして、バッテリー容量2,600mAhのチャージ10、10,400mAhのチャージ40があります。
Bioliteチャージ20の良かった点
それでは早速、使ってみて良かった点を紹介していきます!
軽量コンパクトながら十分なバッテリー容量
チャージ20は非常に軽量コンパクトで、持ち運びがしやすいです。
楽々ポケットに収まってしまうくらいのサイズ感なので、移動中や作業中にも手軽に持ち運びができて使いやすいです。
画像で比較しているように、アウトドア用の折りたたみ式スプーンと同じくらいの小ささです。
テントに持って入って、寝る前にスマートフォンの充電をするのにも便利ですね。
こんなに小さいとバッテリー容量が心配になってきますが、スマートフォンを充電するだけなら十分な容量があります。
例えばiPhoneSEならバッテリー容量が2,000mAh程度なので、2回フル充電しても少し余裕がある計算になります。
ですので、1泊のキャンプであればこれ一つ持っていけば十分事足ります。
スマートフォンの充電をして余った分は、USBで使える照明器具などに使うのもおすすめです。
アウトドアでも安心して使える防水仕様
野外で電子機器を使っていると心配なのが水濡れです。
モバイルバッテリーも例外ではなく、基本的には濡れると故障してしまうものが多いです。
そんな中、チャージ20は防水仕様のモバイルバッテリーなので、アウトドアでも安心して使用できます。
シリコン製の蓋が水の侵入を防ぐ仕様になっており、防水等級はIPX6です。
IPX6とは、放水ノズルを使って最低3分以上水を噴射し続けても壊れない位の防水性能です。
水中でのテストには通っていないので、完全に水に沈めてしまうと壊れてしまう可能性がありますが、キャンプ中の急な雨や、飲み物をこぼしてしまったりというアクシデントには十分対応できる防水性能があります。
もちろんキャンプだけではなく、より天候がシビアになりがちな登山でも役に立ちます。
最近は登山にスマートフォンを持っていくのが当たり前になってきましたが、電池が切れてしまったら元も子もないので、モバイルバッテリーも忘れずに持っていくと良いでしょう。
タフに使える頑丈設計
モバイルバッテリーはプラスチック製のものが多いと思いますが、チャージ20はステンレススチール製なので非常に頑丈です。
キャンプ道具をリュックにいろいろと詰め込んだ時に、プラスチック製のモバイルバッテリーだと圧迫されて破損してしまう場合があります。
ステンレススチール製だとちょっとやそっとでは壊れませんので、パッキングに気を遣わずに済みます。
また、うっかり落としてしまっても安心です。
特に落下衝撃のテストに通っている記載はありませんが、筆者の使用経験上、テーブルくらいの高さから落としても壊れませんでした。
キャンプなどアウトドアでは、取り扱いに注意しなければいけないデリケートなものは、どうしても使いにくくなってしまいます。
なのでチャージ20のように、少々雑に扱っても耐えられる位のタフさがあると嬉しいですね。
Bioliteチャージ20の気になる点
使っていてほとんど気になる点はなかったのですが、強いて言うなら・・・という点を挙げました。
急速充電に対応していない
最近のモバイルバッテリーは「Quick charge」など急速充電の規格に対応しているものが多いのですが、チャージ20は特に対応していません。
とはいえ出力が2.1Aあるため、実際にスマートフォンなどを充電する時に、物凄く時間がかかるという訳ではありません。
特に、のんびりとアウトドアを楽しんでいる時には、充電時間はそこまで気にならないのではないでしょうか。普段から急速充電器を使っている方が日常で使おうとすると、少し不便さを感じるかもしれませんね。
チャージ20で実際にスマートフォンを何回充電できる?
モバイルバッテリーとしての機能はどの程度なのか、気になる方もいらっしゃると思いますので、最後に検証として実際に使っている様子をお届けします。
充電時間や充電量がどの程度なのか、手持ちのスマートフォンを充電する形で検証したいと思います。
カタログスペックだと満充電でスマートフォンが2回充電できると書いてありますが、果たして・・・?
まずはチャージ20を充電します。
空の状態から大体3時間半程度で満充電になりました。
それでは次に、手持ちのスマートフォンを充電していきます。
大体2時間半くらいでスマートフォンが満充電になりました。
意外と早い方なのではないかと思いますが、いかがでしょうか?チャージ20はバッテリー残量の目盛りが二つめまで点灯しています。
スマートフォンの充電を一度空にして、もう一度充電したいと思います。
このスマートフォンはバッテリー容量が2,700mAhですので、単純計算だと次はギリギリ満充電には足りない位になりそうです。
検証結果
チャージ20が空になった時点で、スマートフォンのバッテリー残量は約60%でした。
残念ながら満充電にはなりませんでした。
ということで「チャージ20は実際にはスマートフォンを約1.5回充電できる」という検証結果になりました。
とはいえ、このチャージ20はかれこれ5年ほど使っていますので、少々性能が落ちている可能性があります。
新品ならもう少し多く充電できたかもしれませんね。
まとめ
チャージ20について筆者なりの使用感をお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか。
いろいろな種類が各メーカーから販売されており、選ぶのが難しいモバイルバッテリーですが、今回紹介したBioliteのチャージ20はアウトドアでの使用には必要十分なモデルです。
これではバッテリー容量が足りない!という方には、同じくアウトドア仕様でバッテリー容量が10,400mAhのチャージ40というモデルがおすすめです。
防水性・耐久性があり壊れにくいという点で、登山やキャンプ用としてだけではなく、防災用品としてもかなり優秀なアイテムだと思います。
この記事が少しでもご購入の検討をされている方のお役に立てれば幸いです。