小川張りは、見た目のかっこよさだけでなく、機能性も高く、キャンパーに人気のタープ設営方法です!「小川張りに挑戦したいけど、何だか難しそう」「小川張りに必要なアイテムやおすすめのセッティングテープが知りたい」など、具体的な設営方法やアイテムが気になっている方も多いのではないでしょうか?今回は、小川張りに挑戦したい、アイテムを購入したい方に、小川張りの特徴やおすすめのタープ延長ベルトをご紹介します。
小川張り初心者でも分かりやすく解説しますので、これを機に新たなキャンプの楽しみ方・過ごし方を見つけてくださいね!
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小川張りとは?
小川張りとは、セッティングテープを活用してテントの入り口にタープを連結する方法です。キャンパルジャパン(Ogawa)が販売している「システムタープヘキサDX」で、この設営方法を始めに提唱したことが「小川張り」の名前の由来だと言われていますが、他ブランドのタープでも小川張りができます!
この「小川張り」という呼び方は、実はメーカー側が正式に発表した名前ではなく、キャンパー達の間で自然と広がっていったようです。見た目がとにかくかっこよく、機能性も高いことから、現在はタープの設営方法としてメジャーになっています。小川張りは難しそう…と感じている方も多いですが、必要なアイテムや方法もシンプルで、挑戦しやすいタープ設営方法の一つだと言えます。
小川張りのメリットは?
小川張りのメリットを大きく分けて3つ紹介します。
①雨に強く、日よけ効果も抜群!
小川張りは、雨対策に大きなメリットがあります。
特にテント入り口付近は、雨・風そして強い日差しからも守られているため、テントとタープの間の移動が快適になります。
②キャンプサイトがコンパクトに…!省スペースで設営可能
小川張りの場合、タープ内にテントを収めるため、区画が狭い場合でもタープとテントを別々に設営するよりも無駄なく省スペースで設営ができます。
キャンプ場によっては、思っていた以上にスペースが狭く、予定していた方法では上手く設営できなかったという経験がある方もいらっしゃいますよね。
小川張りでは、省スペースでコンパクトにすっきりとテント・タ―プを設営できます!
タープのポールがテント前の行動範囲からなくなることでサイトのレイアウトもしやすくなるメリットもあります。
③見た目が良い!
テントとタープを連結すると見た目が良くカッコいいのも小川張りのメリットです。
小川張りをすることでタープの尖った部分を高くすることで見た目のバランスの良いサイトが完成します。
小川張りのセッティングテープ(延長ベルト)の使用がおすすめ
セッティングテープ(延長ベルト)とは
小川張りのセッティングテープは自作したり、ロープを使用したり、さまざまな方法でセッティングテープを代用する方がいらっしゃいますが、強度や安定感に不安があるため、専用の小川張り用タープ延長ベルトの利用をおすすめします。
セッティングテープ(延長ベルト)特徴
セッティングテープは、タープエンドの穴を延長でき、ポールと連結するのに必要なアイテムです。長さの調整が手軽にでき、強度があるため、さまざまな環境下で問題なく使用できるようになっています。セッティングテープを利用することで、設営がより、手軽にできるようになります。
セッティングテープ(延長ベルト)の種類 など
セッティングテープは、商品によって2~7mまでテープの長さが異なります。
バックル式・ハトメ式・アジャスター式があり、長さ調整方法が異なりますので、使用するタープや使用状況に応じて選択しましょう。
ポールとの結合部分には、Dカンが主流でしたが、外れやすいデメリットから、アイレットに改良した商品も増えています。
テープのカラーが豊富なものもあるため、キャンプ全体の雰囲気やアイテムに合わせると失敗が少なく、サイトにもよく馴染みます。
REVOR 小川張り専用 タープ延長ベルト レビュー
Amazonで沢山、出回っている小川張りのテープの中から品質が高い、こちらのREVOR(リボル)の小川張りのベルトをレビューします。
REVOR 小川張り専用 タープ延長ベルトの紹介
REVOR 小川張り専用 タープ延長ベルトは、たったの3秒で長さ調整ができる便利なアジャスター式を取り入れたタープ延長ベルトです。タープを安定して固定するため、ポールとの結合部分を従来のDカンからアイレットに変更するなど、より簡単に快適に設営が出来るよう改良された、機能性の高さが魅力だといえます。カラー選択も豊富で、キャンプサイトにも馴染みやすく、機能面・デザイン性共に優れたおすすめ商品です。
REVOR小川張り専用 タープ延長ベルトの長さ
最短40センチから使用できます。最長は5メートルまで対応しますので全長がかなり長いテントにも使えます。
長さが残った際にはコンパクトにまとめられるのゴムが付属しますのでスッキリと安全に設営できます。
REVOR小川張り専用 タープ延長ベルトの品質
三角プレートでハトメが壊れる心配はありません。
三角プレートや長さ調整のステンレスの品質が良く錆びにくいSUS304を採用しています。
Dカンなどではポールの先端に合わない場合がありますがそれと比べて三角プレートの穴は大きすぎずフィットするのでズレて困ることはありません。
ベルトもしっかりと厚みがあり高い品質と言えます。
キャプテンスタッグのベルトと比べても品質の違いがわかります。
注意点
バックルへのベルトの通す向きが原因でベルトがしっかりとロックされない事例もあるようですが一度ベルトをバックルから抜き、ベルトを通す方向を正しくセットすればしっかりとベルトがロックされズレることはありません。
小川張りの張り方手順
タープ延長ベルトを使用した小川張りの方法をお伝えします。
タープ延長ベルトを使用することで初心者でも簡単に綺麗に小川張りを張ることができますよ。
順番を間違えずに行えば一人でも設営できますので是非、チャレンジしてみてください!
ステップ①タープを広げげてポールを配置
タープを広げてポールを配置します。
テントを配置する部分にはタープ延長テープを繋ぎますのでテントの長さ分程度、空けてポールを配置します。
ステップ②延長テープの接続とガイロープのペグダウン
タープ延長テープのカラビナをテントと連結します。
カラビナはしっかりとしたナット式になっており、回して取付します。
ポールの先端部分にタープ延長ベルトの金具が合うようにベルトの長さを調節します。
ガイロープのペグダウンは写真のように各ポールに2か所づつペグダウンします。
ペグダウンする場所はガイロープを使いペグを打つ場所の目安を決めます。
ペグダウンする場所の決め方
ロープの先端をもやい結びなどでポールに引っ掛けます。
次にガイロープを自在金具でポールの長さに揃えます。
ポールから45°を目安にペグダウンをします。
反対側のポールにも同じようにガイロープをペグダウンします。
ポールを立てる部分に目印のペグを仮打ちしておくとタープの位置がずれることなく立ち上げることができます。
こちらがポールを立ち上げる前の状態です。
ステップ③ポールを立てる
ポールを立ち上げる前に自在金具のを80~100cm程度、緩めておきます。
片方ずつポールを立てます。
ロープにテンションがかからない場合は自在金具で短くなるように調節するとロープのテンションとタープの重みでポールが自立します。
反対側のポールも立ち上げます。
両サイドの自在金具を調節することでタープと延長ロープが一直線にピンッと張ります。
残りのロープをペグダウンしていきます。
テントのサイズが大きい場合はすべてペグダウンするとロープが邪魔で入れにくくなるのでテント側はテントを配置したあとにペグダウンでも構いません。
テントを配置すれば小川張りの完成です!
タープ延長ベルトなら長さ調節か簡単
タープ延長ベルトの長さを自由に変えれるタイプなら設営後でも長さの変更が簡単に行えます。
調節方法はまずメインロープの自在金具を緩めます。
タープ延長ベルトを短く調節してポールの位置をズラします。
再度自在金具を調節することでポールの位置の微調整が可能です。
ポールを動かす距離が長い場合はペグダウンの場所の変更が必要となりますので状況に応じて行ってください。
タープ延長ベルトは物干しベルトとしても重宝する!
先ほどの小川張りの張り方でタープ延長ベルトのみで設営すれば簡易的な物干しを作ることができます。
連泊での洗濯物やシュラフやマットなど乾かすのに重宝しますよ。
おすすめの小川張り用タープ延長ベルト
上記で紹介したREVORのタープ延長ベルトの他にもいくつか販売されていますのでご紹介いたします。
キャプテンスタッグ タープ 延長ベルト UA-4519
キャプテンスタッグ タープ 延長ベルト UA-4519は、リーズナブルな価格で購入できるハトメ式のタープ延長ベルトです。タープ連結部分には強度のあるカラビナが付属し、安定感があるのが魅力ですね。ハトメ式のシンプルな仕様で、利用方法も簡単なため、小川張り初心者や、なるべく費用を抑えてタープ延長ベルトを購入したい方、シンプルデザインのタープ延長ベルトをお探しの方におすすめの商品だと言えるでしょう。
Keepjoy 小川張り タープ延長ベルト
Keepjoy 小川張り タープ延長ベルトは、専用の収納袋付きで、コンパクトにまとまり、持ち運びにも便利なタープ延長ベルトです。長さ調整が手軽にできるよう、アジャスター式を取り入れ、ポールとの結合部分はアイレットを採用しているため、設営がより簡単に出来ます。グリーン・ブラック・ブラウンの落ち着いた色味も人気で、デザイン性や設営方法の手軽さにこだわった、小川張り初心者でも扱いやすいおすすめです。
MARITSU 小川張り タープ延長ベルト
MARITSU 小川張り タープ延長ベルトは、収納袋付き、BOX入り梱包でプレゼントにも最適なタープ専用ベルトです。安全性や強度にこだわり、強度実験で耐荷重230kgをクリアした強風にも耐える耐久性が魅力だと言えます。長さ調整にはアジャスター式を取り入れ、使用方法が分かりやすいことも特徴ですね。シンプルで、耐久性に優れた延長ベルトをお探しの方や、収納袋付きの延長ベルトをお探しの方におすすめしたい人気商品です。
まとめ
今回は、タープの設営方法として人気の「小川張り」について、その特徴やタープ延長ベルトのおすすめ商品を紹介しました。難しそうに見える小川張りですが、専用のタープ延長ベルトを使用することで、簡単に快適に設営できる様になります。見た目のかっこよさはもちろん、省スペースで、雨や日差しからテントをしっかり守れる小川張りは、初心者にもおすすめできる設営方法です。便利なアイテム「セッティングテープ」を活用し、小川張りをマスターしてキャンプの楽しみ方、過ごし方をワンランクアップさせてみてはいかがでしょうか。