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GOGlampingパップテントをレビュー!快適性を重視した安いパップテント

2021年12月にGOGlampingが販売開始したパップテントは、2万円前半で購入できるオシャレなコスパ最強テントとして注目を集めています。
「GOGlampingバップテントが気になるけど、実際の使い心地を知りたい」「良い評判を聞くけれど、デメリットも気になる」など、基本スペックや実際に使用した人のレビューが気になる方も多いのではないでしょうか?

GoGlampingバップテント レビュー

今回は、薪ストーブの煙突口がついた改良版のGOGlampingバップテントを設営し、その特徴やメリット・デメリットなど詳しく解説します!
GOGlampingバップテントの購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


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ゴーグランピングのパップテントの特徴

GoGlampingバップテント 特徴

オールインワンですべて揃っている

ゴーグランピングのパップテントはペグやロープは勿論、インナーやポールまですべて揃っています。
ペグに関しては、おまけでついてくるような品祖なものではなく、よほどの石がゴロゴロとしたようなフィールドでない限りは十分に使用できます。

オールシーズン使用できる

TC素材で遮光性・通気性に優れ、夏は涼しく、冬は結露しにくいため、夏・冬どちらも快適に過ごせます。
オールシーズン使用できる便利な機能が充実していることも特徴です。

夏に便利な機能
  • 夏の虫対策に活躍するメッシュのインナーテントが標準装備
  • サイドの三角窓や背面の通気口で、テント内に熱がこもるのを軽減
  • スカートをトグルボタンでまとめることで、通気性アップ
  • キャノピーやサイドウォールで日差しを防ぐことができる
冬に便利な機能
  • 冬に欠かせないスカートが標準装備
  • 薪ストーブをインストールできる煙突口がある
  • キャノピーが高く焚き火がしやすい設計

居住空間が広い

バンドックのソロベースEXと比べると若干大きめで居住空間が広くなります。

フライシートサイズ(約)インナーテントサイズ(約)
GOGlampingW365xD200xH120cmW190xD90xH115cm
ソロベースEXW360xD190xH110cmW190xD85xH100cm

更にキャノピー部分のポールも長くソロベースEX130cmに対して160cmと出入りがしやすい高さとなります。

価格が安い

2万円前半で購入できるGOGlampingバップテントは、種類豊富に販売されているパップテントの中でも値段はかなりリーズナブルです。
後発のパップテントということもあり、他社のデメリットを上手く製品に反映させた充実の機能性も魅力で、コスパの良いテントだと言えます。

残念な点

メリットが多い、GOGlampingのバップテントですが、デメリットもあります。

  • インナーテントの取り付けが不自由
  • 縫製がイマイチな部分もある

この2つのデメリットは、レビューで詳しく解説しますので、メリットと合わせて確認しましょう。

GOGlampingパップテントをレビュー

GoGlampingバップテント レビュー

GOGlampingパップテントスペック

フライシート(サイズ)約365×200×120cm
インナーテント(サイズ)約190×90×115cm
収納サイズ57×18×18cm
重量約6.8kg
フライシート素材TC素材
付属品フライシート×1
インナーテント×1
メインポール×2本
サブポール×2本
夜光ペグ×19本
自在ロープ×8本
キャリーバッグ×1
GoGlampingバップテント 同梱品

内容物はテントに必要なものがすべて揃っています。

フライシート

GoGlampingバップテント 生地

触った感じはやや硬めでしっかりとした素材です。

GoGlampingバップテント TC素材

厚みは薄めですがTC素材特有の遮光性があり夏でも快適に過ごせます。

GoGlampingバップテント 縫製

残念な点は、個体差があるかもしれませんが縫製の雑さが数か所気になりました。
使用前に一度確認することをおすすめします。

インナーテント

GoGlampingバップテント メッシュ素材

インナーテントはナイロン製のしっかりとしたメッシュ素材で破れにくそうです。
通気性も良く、目が細かいので虫対策としては十分だと思います。

GoGlampingバップテント インナーテント

単体でも使用することができタープ泊など、多目的に使えそうです。

ポール

GoGlampingバップテント ポール 長さ

メインポール120cmとサブポール 160cmがそれぞれ2本ずつ入っています。
3本繋ぎがメインポールで4本繋ぎがキャノピーの跳ね上げに使用するサブポールとなります。

GoGlampingバップテント ポール

軽量なアルミ製でしっかりとしています。

ペグ

GoGlampingバップテント ペグ

21cmでそこそこの強度があるスチールペグです。
21本入っており通常設営は勿論ですがアレンジ張りをしても十分な本数です。
芝や固い地面でも使える付属のペグとしては問題なく使えるレベルですが、地中の石を打ち砕くほどのパワーはないので鍛造ペグを予備として持っていると安心です。

ロープ

GoGlampingバップテント ロープ

ロープが8本付属しており、大きな3角の自在金具がついているので長さの調整が簡単です。

キャリーケース

GoGlampingバップテント キャリーケース

コンプレッションベルト付きキャリーケースで素材はテントと同じで薄めですがしっかりしています。

GoGlampingバップテント ケースファスナー

サイズのゆとりはあまりないですが片側のファスナーは底面まで下ろせて大きく開けることができるので収納しやすいケースだと感じました。

収納サイズ・重さ

GoGlampingバップテント 収納サイズ

収納サイズはやや大きめです
ソロベースEXと比べても横幅が10cmほど大きくなります。

収納サイズ(約)収納サイズ(約)
GOGlampingW57xD18xH18cm6.8kg
ソロベースEXW47xD24xH24cm5.2kg

重量もそれなりにあるのでキャンプスタイルや季節によってはインナーテントを使わなければペグも減らせて少し重さとサイズを軽減できます。

設営サイズ

GoGlampingバップテント 設営サイズ

設営サイズはW 365xD200xH120cmとなり前述したとおりソロベースEXよりも大きめのサイズとなります。
何より前室部の高さはとても魅力的でローチェアでのキャンプでも上部の圧迫感がなく快適です。

高さ約40cmのハイコットを入れてみましたがフルクローズする場合はハイコットよりもローコットがおすすめです。

GOGlampingパップテントの機能を紹介

ここでは、GOGlampingバップテントの便利な機能を一つひとつ解説していきます。

大きなサイドウォール

GoGlampingバップテント サイドフラップ

GOGlampingパップテントのサイドウォールは、他社のパップテントのサイドウォールよりも大きい仕様になっています。
大きいことで風や雨の影響を軽減でき、十分にプライバシー空間を確保できるメリットもあります。
キャノピーも高いため、テントの前室に広い空間ができて過ごしやすく感じます。

GoGlampingバップテント フラップ取付

サイドウォールは3か所サブポールに装着できるようになっているのである程度のバタつきを防ぎます。
3か所のうち一番下はループになっており残り2か所はマジックテープで簡単に取り付けができて便利です。

夏に嬉しい換気が充実

サイドと背面には大きな通気口があり、テント内にこもった熱を逃がして空気を循環することができます。

GoGlampingバップテント 薪ストーブ

※以前のモデルでは正面のサイドにはどちらも三角の窓でしたが、今回のモデルでは片方は煙突口となっております。

GoGlampingバップテント 煙突口

煙突口になっていますが、煙突口部分のシリコンの断熱材はマジックテープで脱着可能なので、夏場は外して使用すれば大きな窓として使用できます。

冬に嬉しいスカート仕様

GoGlampingバップテント スカート

冬のキャンプでは欠かせないスカートが装備されています。
スカートはテント部分だけではなくサイドウォール部分にもついているので前室も隙間風の影響を受けにくいのが魅力です。

GoGlampingバップテント スカート夏

夏場はトグルボタンで巻き上げて使用すれば風通しが良くなり、快適に過ごせるでしょう。

薪ストーブがインストールしやすい煙突口

GoGlampingバップテント 薪ストーブ 煙突

薪ストーブの煙突を出せる仕様になっています。
シリコンの部分は煙突ガードに合わせてカットして使えるようなので煙突の太さには柔軟に対応できそうです。

インナーテントの全面がクローズできる

インナーテントの前面はクローズできる仕様となっています。
前面をクローズできるメリットとしては、着替えをする際やキャノピーを跳ね上げた状態で寝てもプライバシー確保ができることです。
※サイドと背面はメッシュのみの仕様となっています。

前面がクローズできるタイプのインナーテントは比較的少なく人気のソロベースやFUTUREFOX FOX-BASEにもない便利な機能です。

焚き火がしやすい

GoGlampingバップテント 焚き火

TC素材で火の粉に強く燃えにくいので焚き火がしやすいです。
前室に高さがあるので安心感があり、焚き火に必要なスペースも十分確保できます。
※燃えないというわけではないのでくれぐれも注意してください。

GOGlampingパップテントの残念な点

インナーテントの取り付けが手間

GoGlampingバップテント インナーテント取付

インナーテントはフライシートへの脱着式ではなくメインポールにハトメを差し込んで取り付けます。
よって設営時にインナーテントを使用するかの判断をする必要があります。
後からでも取り付けは可能ですがメインロープの自在金具を緩めたりする必要があります。

また、フライシートが設営してある状態ではインナーテントの後方のペグ打ちがやりにくいというデメリットもあります。

ソロベースなどのようにフライシートへの取り付けがワンタッチのバックルであればインナーテントのペグ打ちが不要で脱着が簡単で良いのですがそうはいかないようです。

GoGlampingバップテント インナーテント設営

改善策としては最初にペグを打って設営した方がやり易く感じました。
設営方法の手順次第では、問題なく使用できるでしょう。

フライシートの縫製が雑な箇所がある

GoGlampingバップテント 縫製が雑

フライシートの縫製が雑な箇所が3か所ありました。
使用時に困る程ではありませんが金額が安いせいか少し残念に感じる点です。
使用上は問題がない程度ですが、気になる方は商品購入後に一度全体を確認してサポートに連絡することをお勧めします。

追記

縫製でファスナーが開きにくい箇所がありましたがサポートに連絡したところすぐに対応いただき新しいフライシートを送っていただきました。

新しいフライシートはきれいな縫製で問題なくお詫びの品もおまけで入っておりサポートの対応の良さを感じました。

まとめ

GoGlampingバップテント 安い

今回は、コスパ最強テントとしてソロキャンパーに人気のGOGlampingバップテントを徹底レビューしました。
2万円前半で購入できる安さと、充実の機能性、オールシーズン使用できるTC素材を使用していることで耐久性にも優れているテントです。
メリットだけでなく、設営して感じたデメリットも合わせて紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。
GOGlampingバップテントは、オールインワンのテントで、キャンプ初心者やキャンプ用品をできる限りコンパクトにまとめたい方、オシャレでシンプルなバップテントをお探しの方にもおすすめです。

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