キャンプは今やアウトドアを楽しむだけに止まらず、おしゃれなアイテムやかっこいいアイテムを揃える楽しみもあります。
特に、無骨な男前デザインは男女問わず人気が高く、その代表格がパップテントです。
今回は、デザインだけではなく機能も充実したおすすめのパップテントを紹介します。
- パップテントとは米軍が使用した軍幕テント!
- パップテントの魅力!こんなメリットがある!
- パップテントのデメリット!購入時の注意点
- パップテントを選ぶポイント
- おすすめのパップテント TC素材・コットン素材
- BUNDOK ソロベース BDK-79EX
- GRIP SWANY FIREPROOF GS TENT
- Soomloom ミリタリーテント
- GOGlamping G・G PUP パップテントTC
- OneTigris ROC SHIELD
- OneTigris SOLO HOMESTEAD
- 山善 YAMAZEN キャンパーズコレクション TCハーフシェルター THF-340
- フィールドア(FIELDOOR)・パップテント T/C 320
- テンマクデザイン(tent-Mark DESIGN)・炎幕TC
- テンマクデザイン(tent-Mark DESIGN)・炎幕DX ver.2
- DOD・パップフーテント2
- テンマクデザイン(tent-Mark DESIGN)・ 大炎幕FC
- DOD・ヌノイチS
- おすすめのパップテント ナイロン素材・ポリエステル素材
- おすすめのパップテント15選・スペック&サイズ一覧
- まとめ
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パップテントとは米軍が使用した軍幕テント!
パップテントとは、第二次世界大戦中にアメリカ軍が使用していた軍幕で、ハーフシェルターのような形状をしていました。
本来は2つのテントを組み合わせてシェルターとして使っており、その無骨でかっこいいミニタリーデザインを残しつつ、軽量で高機能な現在の形になりました。
パップテントとA型テントの違いは?
パップテントとA型テントはデザインが似ていますが、構造に違いがあります。
パップテントは、くさび形の小型テントと定義されたテントで、シンプルな構造が特徴です。
一方で、A型テントは、入り口がアルファベットの「A」の形をしたフレーム構造になっていて、ロッジ型テントの祖先とも言われています。
クラシックでレトロなデザインが人気です。
どちらも定番人気のテントですが、パップテントはソロキャンプ向け、A型テントはサイズによってファミリー向けテントとしても利用できます。
パップテントの魅力!こんなメリットがある!
ソロキャンプにおすすめのパップテントは、デザインはもちろんその機能性の高さも人気の秘訣です。
ここでは、パップテントの3つのメリットを紹介します。
無骨でかっこいいミリタリーデザイン
パップテントの最大の魅力は、ヴィンテージ感のあるオシャレなミリタリーデザインです。
自然に溶け込むようなシンプルなデザインは、アンティーク調のアイテムや無骨なギアとも相性抜群でしょう。
カーキやベージュ、迷彩柄などナチュラルな色味が多いのも特徴です。
シンプルでコンパクトな設計
パップテントは、元々軍幕として使用されていた背景から、無駄がなく持ち運びに便利なコンパクト設計に仕上がっています。
デザインとしては、シンプルですがその強度や使い勝手は抜群!
現在は、TC素材やポリエステルなど、さまざまな素材が使用されていますが、いずれも耐久性に優れています。
シンプルな構造は、設営や撤収も簡単で、手軽にキャンプを楽しめるキャンプ初心者にもおすすめのテントです。
アレンジが楽しめる
パップテントは、シンプルな構造でアレンジ方法が豊富です。
前面を跳ね上げてタープ型にアレンジしたり、テントとして使用したりと状況に応じて簡単にアレンジできます。
アレンジやレイアウトを工夫して、さまざまなバリエーションを楽しめるでしょう。
パップテントで焚き火をするならリフレクターが必須!パップテント似合うおすすめのリフレクターを紹介
パップテントのデメリット!購入時の注意点
デザイン性・機能性共に高く、人気のパップテントですが、デメリットや購入時の注意点があります。
ここでは、パップテントの機能性やデザイン、付属品に関するデメリットや購入時の注意点を3つ紹介しますので、購入前には必ず確認しておきましょう。
夏は熱がこもりやすい
本来のパップテントにはメッシュなどの通気性を高める機能が備わっていません。
そのため、夏は熱がこもりやすいのがデメリットだといえるでしょう。
最近では、快適に過ごせるように改良された、メッシュ付きで通気性をアップしたものなど、暑さ対策を考慮した進化版パップテントが数多く販売されています。
夏場の通気性を考え、より快適に過ごしたい方は、メッシュ部分があるかなど、事前に確認しましょう。
高さが低いものが多い
パップテントは、高さが低いものが多く、窮屈に感じたり、出入りするたびに体を屈めたりするなど、不便に感じる方もいるでしょう。
圧迫感を感じないアレンジにしたり、レイアウト、キャンプギアの選択を考えたりするなど、より快適に過ごせるよう環境を工夫するといいですね。
快適を求めるならインナーテントやグランドシート付がおすすめ
パップテントには、基本的にインナーテントやグランドシートが付属していません。
しかし、キャンプを快適に楽しむためには虫除けのインナーテントや、寝るスペースを確保するためのグランドシートが必要な場面もあるでしょう。
キャンプのスタイルや環境によっても必要なアイテムは異なりますが、快適さを求めるなら、インナーテントやグランドシート付をおすすめします。
パップテントを選ぶポイント
種類豊富なパップテントは、どれを選んでいいのか分からないとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
ここでは、パップテントを選ぶポイントを3つ紹介します。
①生地の素材
まずは、パップテントの素材を確認しましょう。
軽量タイプならナイロンやポリエステル素材がおすすめです。軽量で、コンパクトにまとめられるため、持ち運びに便利です。
焚き火をする方は、コットンやポリコットンがいいでしょう。耐熱性に優れて、燃えにくい素材で、焚き火の火の粉が飛んで、穴が空いてしまう心配も少ないでしょう。
一方で、ポリコットン素材は重いことがデメリットです。
重量を重視するのか、難燃性などの機能性を重視するのか、自分のキャンプスタイルに合わせて選択しましょう。
②サイズ
パップテントは、基本的にソロキャンプ向けですが、2人でも十分使用できるようなゆとりのあるパップテントも販売されています。
横・縦幅の長さはもちろんですが、高さにも注目しましょう。
パップテントは約110~150cm程度の高さが目安です。先ほど、デメリットでも紹介しましたが、高さが低めで使いにくいと感じる方もいるため、自分の身長も考慮しながらなるべく高さのあるパップテントを選ぶことをおすすめします。
③使用する季節
パップテントはオールシーズンで使用できる万能テントですが、それぞれ仕様が異なるため、必要な装備が備わっているか確認しておきましょう。
冬使うなら隙間風をしのぐスカートは必須です。薪ストーブを使用する場合、煙突穴もチェックするといいですね。
夏使うならメッシュの有無もチェックポイントです。暑いシーズンでも快適に過ごせるよう、換気のしやすさも確認しておくといいですね。
おすすめのパップテント TC素材・コットン素材
BUNDOK ソロベース BDK-79EX
メッシュ仕様のインナーが標準装備されているパップテントで、一切の無駄がないおしゃれなデザインが人気です。
そして、価格も他のテントと比較しても安いため、キャンプ初心者にもおすすめします。
TC素材なので完全防水ではありませんが、冬は暖かく夏はひんやりするため室内で快適に過ごせます。
本格的な野営用というよりも、ファミリーキャンプや気軽なテントにちょうどいいコスパに優れた商品です。
GRIP SWANY FIREPROOF GS TENT
GRIP SWANYオリジナルファブリック難燃生地ブレイズシールドを使用したパップテントです。
本家同様に綿100%で難燃加工と撥水加工が施されています。
インナーはついていないので夏の虫対策が必要であれば別途蚊帳などを用意する必要があります。
前面の跳ね上げポールも付属しないので落ち木をポール代わりにすると武骨感がアップします!
Soomloom ミリタリーテント
耐火性や耐水性に優れ、紫外線もしっかりカットしてくれるポリコットン素材を使用したパップテントです。
テントの両サイド側と前側にジッパーが付いていて、通気性も抜群!アレンジも自由に楽しめます。
インナーテントが付属し、寝室とリビングのスペースを分けることもできる、使い勝手の良いテントだといえるでしょう。
GOGlamping G・G PUP パップテントTC
パップテントの進化版とも言える、装備が充実したおすすめのパップテントです。
インナーテント付きで、メッシュもあり、テントのサイドには煙突口と三角窓があります。
冬場の利用を考えている方とっては、薪ストーブを使いやすく、オールシーズン快適に過ごせるでしょう。
超軽量のアルミポールを採用しているため、全体的にコンパクトにまとまり、荷物の軽量化を重視する方におすすめです。
OneTigris ROC SHIELD
六角形のオリジナルデザインが人気のコストパフォーマンス抜群のパップテントです。
耐久性と難燃性に優れたTC素材を使用し、換気性に優れた構造でオールシーズン快適に利用できます。
煙突口と煙突穴ガードが付属しているため、薪ストーブも安心・安全に利用できるでしょう。
レンジャーグリーンはスカートが付いていますが、ブラウンにはスカートが付いていないため購入時には注意しましょう。
OneTigris SOLO HOMESTEAD
OneTigrisの中でも不動の人気を誇る、TC素材のパップテントです。
進化系のパップテントとして、空間が広く、自然に溶け込むような開放感溢れるデザインが魅力と言えます。
キャノピーポールやTCのグランドシート付きで、装備も充実し、キャンプ初心者でも使いやすいテントです。
ソロキャンプはもちろん、2人でも十分快適に過ごせるため、大きめのパップテントをお探しの方におすすめですね。
山善 YAMAZEN キャンパーズコレクション TCハーフシェルター THF-340
無駄のないシンプルなデザインで、ソロキャンプにおすすめのパップテントです。
付属のポールを利用してフルオープンすると、タープとしても利用でき、アレンジ方法が豊富なことも魅力でしょう。
吊り下げ式で設置が簡単なメッシュインナーテントが付いているため、使い勝手も良く、夏場でも快適に過ごせます。
ソロキャンプ用のリーズナブルなパップテントをお探しの方におすすめのテントです。
フィールドア(FIELDOOR)・パップテント T/C 320
こちらはオリジナリティのある構造が特徴的なパップテントです。サイドに二又ポールを採用しており、室内空間を広く無駄なく使える工夫が施されています。
また、コット一台が置けるメッシュのインナーテントが付属しているのも魅力で、小物を入れられるポケットやランタンフックなどディテールにもこだわりを感じます。
外観はシンプルですが、冷気や泥除けに活躍するスカートが付いており、雨風避けや目隠しに便利なサイドシートオプションもあるため、色々なシーンで使えます。
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGN)・炎幕TC
シンプルなフォルムが人気のパップテントです。
フロントパネルをポールで立ち上げると前室ができ、包み込むようなサイドパネルが雨風や視線をしっかり遮ってくれます。
コットン混紡生地製なのでナチュラルな風合いと十分な遮光性がメリットです。ただし、撥水加工はされているものの耐水性は高くないため注意しましょう。
標準仕様だとグランドシートは付属されていませんが、直に寝ることに抵抗がある方はオプションの炎幕グランドシート「フレンチオリーブ」を合わせて購入してください。
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGN)・炎幕DX ver.2
炎幕TCにグランドシートが標準装備されてカラーも一新したモデルです。
こちらはコットン100%素材からできているため、より柔らかい触り心地が魅力的です。
コットン100%のテントは数少ないため、ナチュラルデザインが好きな方はぜひ検討して見てください。
インナーテントが欲しい方には「炎幕スタンダードインナー」、室内を広くさせたい方には「炎幕の前幕」オプションがおすすめです。
DOD・パップフーテント2
本体のパップテントに近い形状のテントです。インナーテントやグランドシートは付属されておらず、まさにワイルドに使いたい方にぴったりです。
計算されたキャノピー構造によって雨風の侵入を遮断し、広いタープ下空間が確保できます。
さらに寝室部分にはメッシュシートが付いているため、換気しやすく虫除け効果もあります。
TC素材(ポリコットン)製なので、火の粉に強く冬でも結露しにくい暖かいので、季節問わず使いたい方はぜひ検討してみてください。
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGN)・ 大炎幕FC
本家のUSパップテントと同じコットン100%のパップテントです。
サイズは2人でも十分に使える大きさでメッシュインナーやクローズできる前幕などオプションがあり使い方の自由度が高いのが特徴です。
DOD・ヌノイチS
こちらはテントというよりもタープに近い商品です。
名前の通り「布一枚」で構成されていますが、計算された形状と切れ目の配置によって様々な形に設営できます。
ベーシックな設営方法でも雨風や人の視線は妨げられ、シェルターとしてもの機能は十分果たせます。使用する人数やスタイルによって形のバリエーションが豊富なのも魅力的です。
こちらもTC素材なため、寒い時期の結露に強く、火の粉が当たっても穴が開きにくいため、近くで焚き火をすることも可能なため、まさに男前キャンプにぴったり!虫が気になる方はオプションのワラビーテントをチェックして見てください。
吊り下げ式の蚊帳にもなるテントなので、ヌノイチSの下に設置すればより快適に使えます。
おすすめのパップテント ナイロン素材・ポリエステル素材
DD Hammocks Aフレーム テント パップテント
本体の幕がわずか730gの超軽量のパップテントです。素材はナイロン系で3,000mmのPU防水コーティングがされています。
バックパックキャンプでのテントとして活躍する軽さとコンパクトさが特徴のパップテントです。
OneTigris スーパーシェルター
バックパック用テントとして、軽量・コンパクトをとことん極めたナイロン製のパップテントです。
約10,000円で購入できる圧倒的な安さと、PUコーティングで耐久性・耐水性もしっかり備わっているのが魅力です。
ソロキャンプ用テントとして、十分な広さもあり、バックパックの野営用テントをお探しの方に特におすすめしたい、コスパ抜群のテントと言えるでしょう。
おすすめのパップテント15選・スペック&サイズ一覧
BUNDOK | GRIP SWANY | Soomloom | GOGlamping | OneTigris | OneTigris | YAMAZEN | FIELDOOR | tent-Mark DESIGN | tent-Mark DESIGN | DOD | tent-Mark DESIGN | DOD | DD Hammocks | OneTigris | |
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ソロベース BDK-79EX | FIREPROOF GS TENT GST-01 | ミリタリーテント | G・G PUP | ROC SHIELD TC | SOLO HOMESTEAD | TCハーフシェルター THF-340 | パップテント T/C 320 | 炎幕TC | 炎幕DX ver.2 | パップフーテント2 | 大炎幕FC | ヌノイチS | Aフレーム テント | スーパーシェルター | |
サイズ(約cm) | 360x190x高さ110 | 330x190x高さ130 | 360x200x高さ118cm | 365x200x高さ120cm | 420x200x高さ160cm | 400x240x高さ160cm | 340x180x高さ110cm | 320x210x高さ130cm | 330x190x高さ130cm | 330x190x高さ130cm | 330x310x高さ130cm | 350x270x高さ155cm | 340x210x高さ150cm | 345x150x高さ115cm | 210x125x高さ115cm |
収納サイズ | 47x24x24cm | – | 45x24x20cm | 57x18x18cm | 58x20x20cm | 59x23x23cm | – | 20x20x73cm | 直径26x62cm | “本体:直径26x62cm グランドシート: 40x20x25cm |
22x22x57cm | 本体収納サイズ 66x23x280cm グランドシートサイズ 39x18x35cm |
16x16x62cm | 29x14x6cm | 40cmx20cm |
重量 | 5.2kg | 5.6kg | 7.66kg | 7.1kg | 7.4kg | 8.5kg | 6kg | 7.5kg | 5.1kg | 8.3kg | 8kg | 10.9kg | 5.9kg | 0.73kg | 1.45kg |
メイン素材 | ポリコットン | コットン | ポリコットン | ポリコットン | ポリコットン | ポリコットン | ポリコットン | ポリコットン | ポリコットン | コットン | ポリコットン | コットン | ポリコットン | ナイロン(PU) | 75Dナイロン |
インナー付属 | 〇 | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | 別途 | 前面メッシュ仕様 | 別途 | – | 別途 | 前面メッシュ仕様 |
サイドウォール | 〇 | – | 〇 | 〇 | – | – | – | – | 〇 | – | 〇 | – | – | – | |
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まとめ
今回は大人気のパップテントについて紹介しました。どの商品も機能性に優れている上に外観もかっこよく、キャンプサイトで注目されること間違いなしです!
キャンプ初心者にはハードルが高そうに感じるかもしれませんが、インナーテントを付けられるタイプを選べば、その他のタイプのテントと同じように使えます。
ぜひ、無骨でかっこいいパップテントを検討してみてください。