セリアで見つけたマルチツールプレート。小さなプレートに様々な機能が付いていてこれは!と衝動買いしてしましました。実際どんな場面で使えるのか、ダイソーのマルチツールと比較しながらレビューしたいと思います!
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セリア マルチツールプレート
基本情報
本体
サイズ | 約H7×W4.5cm |
---|---|
重さ | 26g(実測) |
材質 | 本体 ステンレス ケース ポピプロピレン |
「非常時に便利なカード型多機能ツール」とあります。専用ケース付き。
ケースは皮風の生地でいい感じです。
ケースに入れても手のひらに収まるサイズ。ポケット、定期入れやお財布にも入ります。周囲がナイフになってるので、持ち運びに便利なケース付きはうれしいですね。
マルチツールプレートには、次のような機能が付いています。
- ナイフ
- 缶切り
- 簡易のこぎり
- ヒートンまわし
- マイナスドライバー
- 栓抜き
- スケール
- 六角レンチ
- 簡易方向読み
- キーホルダー用穴
それではそれぞれの機能を見ていきましょう。
1、ナイフ
赤丸で囲った部分がナイフになっています。どんなものが切れるでしょうか。
ビニールひもや麻ヒモ切れました。
服に付いてるタグも切れました。
ダンボールのギコギコすると切れました。
アルミ缶は、最初は小さい刃で押して穴を開けると、ナイフの広い面で切ることができました。
広葉樹の木の皮を削ってみました。
カッターほどの切れ味はありませんが、まあまあ切れる、といった感じです。
プレートなので、逆に切れすぎても怖い気もしますが、砥石などで研いで鋭利にすればもっと切れるようになるかと思います。
2、缶切り
桃缶切れました。
プレートなので力が入れにくく、切るのには結構力が入りました。
男性ならそこまで難しくないかも?
タブが付いているので缶切りで開ける必要はないと思いますが、イージーオープナーのアルミ缶は溝が深く、開けることができませんでした。
タブなし用の缶切り機能です。
3、簡易のこぎり
枯れ草切れました。枯れ草はキャンプで着火剤などに使えます。枝もギゴギゴ削れば切れました。
あまり固い木や大きなものは難しいかもしれません。
プレートの2辺がナイフやノコギリなど鋭利になっているので、栓抜きなどの他の機能を使うときにも手を切らないように注意しないと、ちょっと危ないなと思いました。軍手などをすれば安心です。
4、ヒートンまわし
ヒートンとは?壁などに額縁や写真立てなどを飾るときに使う輪っかの形をしたネジです。
ヒートン回しはそんなに使用頻度の高い工具ではないかと思いますが、手で回して入りにくい場合に使えるかと思います。
額縁などに使う用の小さなヒートンに使えました。
幅約3cmの大きめのヒートンは入りませんでした。
ヒートン回しの幅が実測で3mmだったので、この幅に入る小さめのヒートンなら回せるかと思います。
5、マイナスドライバー
プラスドライバーよりも使用頻度は低いマイナスドライバーですが、必要なときにないと困るものですね。
赤丸で囲った角のところがマイナスドライバーになっています。
6、スケール
定規です。4cm分のスケールが付いています。
数字は入っていません。
ステンレスなのでカッターに沿って切ることもできます。
7、六角レンチ4/5/6/7/8/10mm
レンチとは?6角形のボルトを回す工具です。
これはモンキーレンチ。自転車の整備などでも使います。
黄色く囲った方が6/7/8/10mm
赤く囲った方が4/5mm
の、2ヶ所がレンチになっていています。
このすき間にボルトを合わせると、6種類のボルトを回すことができます。
8、簡易方向読み
簡易方向読みって?いまいち使い方がわからないのですが、方角を読むものでしょうか。
こんな風に地図の上や、持って方角を見るのかも?
9、キーホルダー用穴
キーホルダーを通す穴になっています。
カバーをするとノコギリの刃が出てしまうので、キーホルダーに付ける時は、カバーにも穴を開けた方がいいかもしれません。
10、栓抜き
瓶ビールの栓などを開けることができます。
瓶ビールのフタ、栓抜きに比べるとプレートなので少し固いですが、開けることができました。
セリア マルチプレートまとめ
マルチツールプレートに付いている10個の機能を、それぞれの工具で並べてみました。
左からレンチ、マイナスドライバー、のこぎり、ナイフ、ヒートン回し、皮むき、缶切り兼栓抜き、分度器(簡易方向読み)、定規。
10個の機能が手のひらサイズのプレート1つにまとめられていると思うとテンション上がります。
もちろん、それぞれ工具の性能と比べると、性能は劣ります。
レンチやヒートンなど、使うかな?というものもありますが、やっぱり持っておきたいと思わせる魅力があります。
なにより、100円ですし・・・。
材質がステンレスで頑丈、水に濡れても錆びにくいのもうれいいところ。
ダイソーマルチツール カード型
ダイソーにも似たようなマルチツールプレートを見つけたので、セリアと比較してみます!
基本情報
本体
サイズ | 5.5×8.5cm(実測) |
---|---|
重さ | 31g(実測) |
材質 | ステンレス |
セリアマルチプレートよりも一回り大きいサイズです。
ダイソーの方が薄く、セリアの方はずっしりしています。
カバーは付いていません。プレートの端が尖っている部分があり、このままポケットに入れるには危ないかなあと思います。
付いている機能は以下の通りです。
- 栓抜き
- 缶切り
- 蝶ネジレンチ
- 皮むきナイフ
- マイナスドライバー(4サイズ)
- 六角レンチ(6サイズ)
- ボックスオープナー
- レターナイフ
- 分度器
- 定規
それではそれぞれの機能を見ていきましょう。
1、栓抜き
ビールなどの栓抜きに、普通に使えました。
2、缶切り
ちょっと力が入りますが、栓抜きの部分に指をかけることができるので、セリアのプレートよりも開けやすかったです。
タブが付いた缶の上をくり抜こうとしましたが、こちらはできませんでした。
3、蝶ネジレンチ
黄色の部分です。ヒートン回しとしても使えます。
蝶ネジはこんなネジのこと。
幅2mmなので、幅3mmのセリアのマル秘プレートよりも1mm幅が狭いです。
4、皮むきナイフ
ピーラー機能です。
じゃがいもの皮をむいてみました。
ピーラー部分は小さいですが意外とむきやすかったです。
しかも、皮がかなり薄くむけるので、無駄に実を削らなくてもすみそうです。
私は奥に向かってむくよりも、横向きの方が向きやすかったのですが、刃を手前側に向くときは一応手をケガしないように気をつけてくださいね。
ちなみにセリアのナイフでも皮むきできました。
5、マイナスドライバー(4サイズ)
マイナスドライバーはプレートの角の4ヶ所に付いていて、それぞれ大きさが異なります。
6、六角レンチ(6サイズ)
六角レンチは6サイズ付いています。サイズは5mm、7mm、8mm、9mm、10mm、11mmです。
7、ボックスオープナー
ボックスオープナーは宅急便の箱などを開けるときに使うもののようです。上の写真で左上にあります。
8、レターナイフ
このレターナイフで封筒の口を切ってみました。
すっと気持ちよく切れるような切れ味ではないですが、左右に押しながら切ると、写真のようにまあまあキレイに切ることができました。
9、分度器
写真はセリアのマルチツールプレートですが、多きさはほぼ同じ。
セリアは「簡易方向読み」とありましたが、ダイソーには「分度器」と書いてあります。
なるほど、
分度器としての方が使えるかもしれません。
穴が空いているので線を引くことができます。
線を引くと、90度、45度、22.5度とおおよその角度が測れます。
ペグを打つ角度など?角度を測りたい時にも使えそうです。
10、定規
ダイソーは5cm文のメモリと数字が書いてあります。
ダイソーマルチプレートまとめ
ダイソーマルチプレートの機能の工具を並べてみました。
ダイソーはプレートに英語でそれぞれ工具の名前が書いてある特徴があります。
黒地に白なので目立ちます。またセリアとの大きな違いは、ナイフやノコギリといった鋭利なナイフ的なものは付いていないこと。
(ピーラーやレターオープナーは付いています。)プレートの周りが刃物でないので安全かといえば、先が尖ってる部分もあるので注意が必要です。
そのままポケットや財布に入れるよりも、サイズが合うカードカバーなどにしまった方がいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。どちらのプレートも、これが100円とは驚きです!
精度は正直最低限、といった感じですが、たくさんの機能が付いているので、非常用袋に時に一つ入っていると安心です。
どちらもスレンレスなので、そうそう壊れることもなさそう。
ビクトリノックスなどのスティックタイプのマルチツールは有名ですが、平らなプレートで財布などにも入れられる薄さというのがスタイリッシュだなと思いました。