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Mora knife唯一のフルタング【ガーバーグ ステンレスを比較を交えてレビュー!】

ガーバーグ ステンレス

アウトドアを楽しまれる方でナイフを持っていかれる方はどれくらいいるでしょうか。
初心者の方にとっては比較的優先順位の低いギアに感じるかもしれませんが、ナイフはコレクターも多く、1度その魅力に触れると手放せなくなってしまうかもしれません。今回は人気ナイフブランドのモーラナイフからソロキャンパーにお勧めしたいフルタングをご紹介いたします。

ガーバーグでバトニング・フェザースティック・ストライカー・着火まで行ってみました。参考にどうぞ!

フルタングとは

ナイフと一括りにいっても、その構造や用途に応じて種類も様々です。今回ご紹介するモーラナイフのガーバーグはフルタングという構造のナイフになります。
ナイフ初心者の方のためにも簡単に説明しますと、ナイフのブレードを構成する1枚の金属板は視覚的に見える刃の部分と、ハンドル部分に埋め込まれている、もしくは挟み込まれている部分があります。このハンドル部分に相当する部分をタングと呼び、ブレードをハンドル材と同じ形に加工し挟み込んだタングの構造をフルタングと呼びます。
ハンドルの半分程度の長さのタングをハンドル材に接着やピン固定しているものはハーフタングと呼びます。
その他にもナロータングやフルテーパードタングなど、タングの構造だけでも様々な種類が存在します。

↓ちなみにヘレナイフのテマガミはハーフタングになります。

ハーフタング
テマガミハーフタング

ガーバーグはモーラナイフ唯一のフルタング構造

ガーバーグフルタング

左がガーバーグ 右がCompanion Heavy Duty

モーラナイフのガーバーグシリーズは、現在販売されているモーラナイフ製品の中で唯一のフルタング構造です。

フルタングはタング構造として最も強度が高い構造とも言われており、キャンプのように様々なシーンで使用機会があるナイフとしてはうってつけのタフなナイフです。

ガーバーグシリーズの刃素材としてはスタンダードなステンレススチールのほか、カーボンスチールをブラックコーティングしたブラックカーボンがあります。

ガーバーグフルタング

ガーバーグのステンレスとCompanion Heavy Dutyのステンレスの違い

ガーバーグステンレス

ガーバーグのステンレスは14C28N鋼という鋼材を使っていて詳しくはわかりませんがアマゾンの口コミでは評判は良いようです。

ガーバーグステンレス

実際に見た目は艶消しブレードでコンパオンのステンレスよりも高級感があります。

Companion Heavy Dutyのステンレスの鋼材はサンドビック12C27です。
鋼材の硬さや特徴はコチラを参考にどうぞ。

外部サイト eナイフ.jp ブレードの鋼材について

ガーバーグの特徴

ガーバーグの構造についてはご説明してきましたが、実際のところ使用する際にどのような点が優れているのか、他のナイフとはひと味もふた味も違うその特徴についてご紹介していきます。

特徴①安心の耐久性

ガーバーグの刃は肉眼でも確認できるほどの小刃が付いています。

小刃が付いていること(2段刃になること)で切れ味の劣化を遅らせ、耐久性の向上につながります。
また、フルタング構造であるがゆえに多少重くはなるものの、衝撃にはかなり強くなっています。

特徴②安定した切れ味

ガーバーグの刃圧は3.2mmとなっており、他の製品と比較するとだいたい中間層の刃圧となっています。

バトニングなど木材への使用はもちろんのこと、フェザースティックなど繊細な動きも十分に実現できる切れ味です。

特徴③グリップの安定感

グリップはポリアミド素材でできており、手に馴染みやすい形、模様に加工されています。

素材としては固めになりますが、ナイフを使うシーンでは大抵グリップに大きな力が加わる事が想定されます。

グリップが柔らかいとどうしても支える力が逃げてしまいがちで安定感にかけますが、ガーバーグはそのような心配はありません。

ラバー素材のグリップは経年とともにラバーが水分と反応してべたついてしまうことがありますが、ポリアミドはそのような現象が起きないのも安心です。

ガーバーグの使用例

ガーバーグの特徴としてはとても耐久性に優れており安定感のあるナイフであることを実感しています。

その特徴が実際に使用する際どのような効果を発揮するのか、ガーバーグの特性を生かしたアウトドアシーンでの使用例をご紹介していきます。

ガーバーグの使用例②バトニング

フルタング構造でタフな作りとなっているガーバーグはバトニングのように大きな衝撃が加わるような使い方には最適です。

ナイフに重みがあるこどがバトニングやチョッピングの際にはメリットとなり安定感が生まれます。

バトニングナイフ

薪を気持ち良く割ってくれます。

ガーバーグバトニング

実際にCompanion Heavy Dutyやヘレのテマガミと比べても安心感とパワーは一番良いです。

ガーバーグの使用例①フェザースティック

ガーバーグフェザースティック

フェザースティックを削るのも問題なくできます。

ガーバーグの使用例③ストライカー

ガーバーグの特徴としてスパイン(ナイフの背)も安定した厚みと硬さがあるため、ファイヤースチールのストライカーとしても扱いやすくなっています。

一般的に販売されているストライカーは比較的小さい板状のものや棒状のものが多いので、ガーバーグの方がグリップが効いて安定して使えるという意見も多いです。

ガーバーグファイヤースティック

ストライカーといて非常に使いやすいです。

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ガーバーグの使用例①調理

ガーバーグの刃渡りは約109mmとなっており、切る、さばく、剥くなどあらゆる調理はそれなりにこなせますが薄刃のナイフと比べると少々使いにくい点もあります。

ガーバーグ調理

ガーバーグの刃の厚みがあり形状的にも調理には不向きかもしれないです。

ガーバーグ調理

特に固いジャガイモやサツマイモなどを切る場合にはまっすぐに切れずに切り口がゆがんでしまいます。

しかし、その反面大きな利点として刃持ちは格段に向上し、切れ味が長持ちします。

今回紹介したガーバーグ

今回紹介したステンレスのガーバーグでレザーシースのモデルになります。
シリーズの中でも一番金額が高くなりますがレザーシースのカッコよさはたまりません。

まとめ

ガーバーグの価格は1万円前後となっており、決して安いナイフというわけではありません。

しかし、ガーバーグの最大の魅力はその耐久性です。あらゆる衝撃が加わってもそう簡単に壊れることはありません。

1本持っておくだけでアウトドアのあらゆるシーンで活躍できるガーバーグ。みなさんも一度お試ししてみてはいかがでしょうか。