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フルタングナイフのおすすめ9選!コスパ最強や日本ブランドなどを厳選

フルタング ナイフ

キャンプやブッシュクラフトでの焚き火シーンでバトニングをしたりフェザースティックを作ったりとキャンプを一段と楽しくできるシースナイフ!
今回はキャンプで使用するナイフの中でもの中でも頑丈でハードに使えるフルタングナイフについて特徴や選ぶポイントを紹介しています。
ナイフを使って焚き火の準備を楽しみたい方や本格的なブッシュクラフトで長く使える一生モノのナイフを探している方は是非参考にしてみてください!


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フルタングナイフの特長

フルタングナイフ 特長

フルタングナイフはブレード部分(ナイフの刃)がハンドルの後端まで通っている構造のナイフのことです。
ハンドルはブレードを挟み込むように作られているのでハンドルの横や下からブレードが露出していいます。
幅広いブレードがナイフの先端からハンドルの後端まで通っているのでナイフの中でも丈夫なつくりになっているのが最大の特徴となります。
フルタングナイフはバトニングなどに使ってもハンドルの根元が折れる心配はなくハードな使い方もできるナイフとなっています。

通常のナイフ(ナロータング)とフルタングの違い

ナロータイプ
通常のナロータングはハンドル部分のブレードが細くなっておりハンドルに差し込んだり接着で固定しています。
安価なものだと接着が弱くてすぐに抜けてしまったり無理に使うと根元から折れてしまったりする恐れがあります。

フルタング
先述した通りハンドルの幅のブレードが後端まで通っているので強度がとても高いです。
その反面、金属ブレードを多く使用しているため重量が重たくなるデメリットがあることも認識しておくと良いでしょう。

フルタングナイフのチェックポイント

刃の素材

フルタングナイフ 素材

フルタングナイフではステンレス素材とカーボン素材に主に使われています。
刃の素材は切れ味や扱いやすさに影響しますのでそれぞれの特長をチェックしておきましょう!

ステンレス

ステンレスのナイフは錆びにくいのが特徴です。
多少、メンテナンスを怠っても錆びにくいのでズボラな人には特にお勧めです。
ステンレスのデメリット面はカーボンと比べると切れ味がやや劣る傾向にあります。
とは言え切れ味が悪くなれば砥石やナイフシャープナーなどで研げばキャンプで使用する分には困ることはありません。

カーボン

カーボン素材のナイフは切れ味が良く耐久性の高さが特徴です。
ステンレスと比べて錆びに弱いというデメリットがあるため使用後はしっかりと汚れや水気をふき取り定期的にメンテナンスを行うことが重要となります。

刃の長さ

フルタング ナイフ 刃長 長さ

キャンプでの使用であれば10cm程度が使いやすい長さです。
焚き火準備でのバトニングやフェザースティックでは取り回しがしやすく持ち運びにも重宝する長さと言えます。

重量

フルタングナイフ 重量

ミニマムなキャンプであれば軽量なナイフを選びがちですがバトニングではある程度の重量がある方がパワフルに使用できます。
あまり軽量にこだわらず〇〇グラム以上を目安に選ぶことをお勧めします。

スパイン(刃背の厚さ)

フルタングナイフ 厚み

バトニングをするなら2~3mm以上のナイフがおすすめです。
スパインの厚みがあることで勢いよく薪を割ることができます。
また、厚みのあるナイフは強度もあるためハードに使用することが可能です。

刃の形状

ナイフの刃の形状にはいくつか種類があります。
バトニングやファザースティックをメインとして使うならこちらの種類がおすすめです。

  • スカンジグラインド
  • コンベックスグラインド
  • フラットグラインド

スパインでメタルマッチが使えるか

フルタングナイフ ファイヤースターター

焚き火への着火でメタルマッチを使用する際にスパイン(ナイフの背)で火花を出せるとカッコいいと多くの人が憧れているのではないでしょうか。どのナイフでもメタルマッチを削れるわけではなく角に丸みのあるスパインでメタルマッチを削っても火花が出ません。
メタルマッチを使って着火したい場合は購入前に必ずチェックしておきましょう!

おすすめのフルタングナイフ9選

Bark River(バークリバー)ブラボー1 A2

絶妙なバランスの靭性と硬度で、刃もちが優れています。
鋭い切れ味を持ち、刃こぼれも少ないためアウトドアの様々なシーンで活躍します。
やや錆びやすいのが難点ですが研ぎやすいので、きちんと手入れができれば、切れ味、刃もち、研ぎのバランスが良いのでとても人気のシリーズです。
こちらのブランドの中では安価な方なので、機能とのバランスを考えてもコスパの良いナイフと言えます。

【ブランド紹介】Bark Riverバークリバー

アメリカミシガン州に拠点を置く、ナイフブランドです。
刃先の曲線が美しいコンベックスグラインドという、耐久性と切れ味を両立可能な刃付け方法でナイフを製造しています。
すべてのナイフに生涯保障がついており刃の欠損や折れ、ハンドル材の割れや欠けをメーカーにて生涯修繕してもらえます。
それだけ自信のある製品を製造されていると言えます。

Helle knife(ヘレ・ナイフ )Didi Galgalu

全長 刃長 刃厚
129mm 30mm
ナイフ重量 刃の素材 生産国
193g ステンレス ノルウェー

ナイフ本体はやや大きめで、ハンドルの厚みがあり重量もあることから手の大きな人向けと言えます。
切れ味、強度の両方を兼ね備えています。
2021年よりハンドルの木材がケボニー製の色の濃いものになっているため木目の違いが目立ちません。
このため通販などで購入しても、ハンドルデザインの当たりはずれは少ないと言えます。

【ブランド紹介】Helle knifeヘレ・ナイフ

ノルウェーのナイフメーカーが作る、ナイフブランドです。
生産性を求めて機械生産するのではなく、1本1本手作りで作られているのが最大の特徴です。
芸人のヒロシさんが愛用していることでも有名なナイフで、アウトドアでは高い人気を誇っています。
素晴らしい職人芸と高品質で、メンテナンスすれば一生ものと評価も高いです。

JOKER(ジョーカー) CN122-P エンバー ウォールナット ファイヤースチール付

全長 刃長 刃厚
223mm 105mm 37mm
ナイフ重量 刃の素材 生産国
183g Sandvik 14C28N ステンレス スペイン製

ウォールナットでできた持ち手がおシャレでかっこいいです。錆びづらく、もし錆びても研ぎやすいのでお手入れもしやすいですよ。
また刃もちも良いためブッシュクラフト、バトニングに最適です。
ファイヤースチールが付属しており、シースに取り付けることができます。
ハンドル部分には、紐を通す穴がついており、使い勝手も良いです。

【ブランド紹介】JOKER ジョーカー

スペインのアルバセテという町にある、ナイフメーカーです。1987年の創業以来、熟練職人の手作業で作られるナイフは世界中で広く親しまれ愛されています。切れ味や耐久性だけでなく優れたデザイン性でも人気です。
幅広い種類のナイフの製造をしていますが、特にブッシュクラフトナイフやサバイバルナイフなどのスポーツナイフの製造に力を入れています。

Moki Knife(モキナイフ)Berg MK-2021NBCM/CO

全長 刃長 刃厚
230mm 110mm 45mm
ナイフ重量 刃の素材 生産国
205g VG7ステンレス 日本製

福井県武生特殊鋼材のVG7をブレードに使用。HRC62という非常に高い硬度を持っています。このため抜群の耐摩耗性と素晴らしい切れ味が特徴です。
ブレードの形はバトニングに最適な、コンベックスグラインド。ハンドル部分も握りやすくフィット感が抜群です。
重さや長さのバランスも人気の理由です。付属の皮ケースはベルトループがついており使い勝手が良いです。

【ブランド紹介】Moki Knife モキナイフ

日本三大刃物産地である岐阜県の関市にあるナイフの製造販売会社です。
1907年の創業以来、アメリカやヨーロッパなどの海外一流ブランド製品の製造を手掛けており海外にも広く知られた技術力で高い人気を誇っています。
厳選した日本製の鋼材を使用しているので、切れ味が良いのはもちろんのこと、ハンドル部分へのこだわりも強く、天然素材を使用し握り心地も重視して作られています。

CONDOR(コンドル) CTK395447HC ビソンテ ブッシュクラフトナイフ

全長 刃長 刃厚
240mm 120mm 3mm
ナイフ重量 刃の素材 生産国
174g 1095 ハイカーボン鋼 Salvador

刃もちがよく研ぎやすい、スカンジグラインドのナイフです。ハイカーボンスチールでできており、高い硬度を保ちます。
ハイカーボンスチールは錆びやすい素材ではありますが、研ぎやすくお手入れがしやすいので、きちんと手入れができる人であればコスパの良いナイフでしょう。
ファイヤースチールを入れるループもシースについており、持ち運びにも便利です。

【ブランド紹介】CONDOR コンドル

中南米にあるエルサルバドルに工場を構えるナイフや野外用のツールを製造するメーカーです。
刃物で有名やドイツのゾーリンゲンで職人を研修させ、ドイツ製の機械を導入し品質を落とすことなく生産されています。
軍用から農作業用まで、多岐にわたる分野で刃物を製造しています。
リーズナブルでコスパの良いナイフを提供しているブランドです。

MORAKNIV(モーラナイフ) ガーバーグ ステンレス

全長 刃長 刃厚
229mm 109mm 32mm
ナイフ重量 刃の素材 生産国
170g ステンレス スウェーデン

高品質なスウェーデン鋼を使用し、切れ味は抜群です。
刃こぼれしにくく、頑丈なため初心者にも取り扱いやすいでしょう。
ファイヤースターターを使用して、ブレードの背だけでなくグリップエンドに出ている金属部分でも火おこしが可能です。
付属のシースは高級感のあるブラックレザーで、スタイリッシュかつ耐久性も抜群です。

MORAKNIV(モーラナイフ) ガーバーグ カーボン

全長 刃長 刃厚
229mm 109mm 32mm
ナイフ重量 刃の素材 生産国
170g カーボン スウェーデン

カーボンスチール製で錆びにくいDLCコーティングがされています。刃から持ち手までブラックなので、とてもスタイリッシュです。

【ブランド紹介】MORAKNIVモーラナイフ

19世紀にスウェーデンのモーラ地方で生まれた、老舗のナイフブランドです。
スウェーデン国王からも評価が高く、スウェーデンの王室御用達の認定も受けています。
製品の種類が豊富で、初心者からベテランまで心行く優秀なナイフが揃います。実用的でありながらコスパも良いので、日本でも数多くのキャンパーに人気があります。

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UNIFLAME(ユニフレーム) UFブッシュクラフトナイフ

全長 刃長 刃厚
230mm 110mm 3.5mm
ナイフ重量 刃の素材 生産国
150g ステンレス 日本製

頑丈な刃厚3.5mmで、バトニングにも安心です。ブレード部分は、ステンレス製なので錆びに強く、お手入れしやすいです。
シースはベルトループがついており、腰などにつけて使うことができます。
ブレード背部分の角が立っているため、メタルマッチの使用が可能です。鋭い切れ味と頑丈さを持ちながら、低価格で手が出しやすいのも魅力です。

【ブランド紹介】UNIFLAME ユニフレーム

日本のアウトドアメーカーで、1985年に創業されました。
アウトドアでハードな使い方でも壊れにくく、安全に楽しんでほしいという思いを込めて、金物で有名な新潟県燕三条にて製造されています。
低価格なのに高クオリティーといったコスパの良さで、初心者キャンパーからベテランキャンパーまで幅広く人気があります。
本格的でありながら手を出しやすい価格なので、初心者キャンパーでも手を出しやすいです。

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Real Steel(リアルスチール) ブッシュクラフトプラス コンベックスグラインド

全長 刃長 刃厚
240mm 113mm 43mm
ナイフ重量 刃の素材 生産国
175g 14C28N鋼ステンレス 中国

日本人のアウトドア愛好家の監修のもとで、設計されたモデルです。
高価格になりがちなコンベックスグラインドながら、低価格に抑えられているのが魅力です。このコンベックスグラインドは、熟練の職人による手作業で、切れ味と刃もちの両立を実現しています。
ブレード部分はスウェーデン、サンドヴィック社の14C28N 鋼材を使用し、硬度・耐食性・エッジ保持能力に優れています。

【ブランド紹介】Real Steelリアルスチール

2013年に中国で創業された、比較的新しいメーカーです。創業者は90年代からナイフ産業に従事し、数々のデザインをナイフメーカーに提供してきました。
高品質なナイフが低価格で手に入ると人気のブランドです。ブレード鋼材にスウェーデン鋼を使うなどナイフの信頼性は高いく、創業から10年ほどですが安くて使えるナイフとして、非常に高い評価を受けています。

まとめ

キャンプなどアウトドアで、ガンガン使いこなしたいフルタングナイフ。
フルタングナイフのような、本格的で一生もののナイフがあると、焚き火をする時もバトニングをしたりフェザースティックを作ったりとよりブッシュクラフトが楽しめます。
刃の素材や形状、お手入れのしやすさなど、使う人によってこだわる部分は違いますが、ぜひこの記事を参考にして一生もののナイフを手に入れて、本格的なアウトドアライフを楽しんで下さいね。

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自然が大好きなアウトドア愛好家。 ライターさんの記事の管理やアウトドア関連の情報を発信しています。

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