ポータブル電源

EcoFlowソーラーパネル160Wをレビュー!RIVER・ DELTAにどれくらい充電できる?

エコフローソーラーパネル レビュー

最近、キャンプなどのアウトドアシーンでポータブル電源やモバイルバッテリーを使用する人が増えてきています。

災害時の電力確保はもちろんのこと、アウトドアシーンで電化製品を使用したり、スマホを充電できると何かと便利で安心ですよね。

そこでポータブル電源と比例して需要が高まっているのがソーラーパネルです。

太陽光を利用して電源自体を自分で確保しちゃおう!と、手軽なコンパクトサイズのものから大容量充電できる大型のものまで、さまざまな商品が登場しています。

エコフローソーラーパネル

今回は、EcoFlow Technology社(エコフローテクノロジー株式会社)から発売されている『EcoFlow 160Wソーラーパネル』の基本的なスペックや使用方法を解説し、ソーラーパネルの魅力をお伝えしたいと思います。

また同社からは、ソーラーパネルと合わせて持ちたいポータブル電源も豊富に取り揃えられています。
ソーラーパネルとポータブル電源を使いこなし、キャンプなどのアウトドアシーンをより充実させちゃいましょう!


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EcoFlowソーラーパネル160Wの知っておきたい基本スペック

エコフロー ソーラーパネル
寸法(展開時) 68*157*2.4 cm
寸法(折り畳み時) 68*42*2.4 cm
重量 7.0kg (チャージャー部分5.0kg)
定格出力 160W(+/-5W)*
効率 21%-22%
コネクタタイプ MC4
開回路電圧 21.4V(Vmp 18.2V)
短絡電流 9.6A(Imp 8.8A)
電池タイプ 単結晶シリコン
同梱包品 ソーラーチャージャー/バッグ/マニュアル
保証期間 お買い上げ日から12カ月

正直、スペックを見てもイマイチわからない、という方も多いのではないでしょうか。
そもそもソーラーパネルについてもよくわからない……という方や初心者でも、わかりやすく読み解いていきたいと思います。

EcoFlowのここが魅力!3つのおすすめポイント

①コンパクトに持ち運べる折り畳み式パネル

ソーラーパネル 折りたたみ

EcoFlowソーラパネルは持ち運びしやすい折り畳み式になっています。

ソーラーパネル 開く

4つに折り目がついたパネルを折り畳み、付属の収納ケースにコンパクトにしまうことができます。

②キックスタンド付きの収納ケース

エコフロー ソーラーパネル収納ケース

付属の収納ケースはキックスタンド付き!ソーラーパネルは太陽光の光を吸収させるため、パネル自体に角度を付けるのですが、0〜180度調整できる収納ケースをパネルの背後に設置してソーラーチャージャーを好きな方向に向けることができます。

角度によって発電できる量が変わるので意外と重要です。

③IP67の防水防塵

エコフロー ソーラーパネル 防水防塵

EcoFlowソーラーパネルはアウトドア時でも嬉しい防水加工。紫外線からパネル表面を保護する加工も施されているため、耐久性抜群です。
アウトドア時で予測できない急な天候の変化などでも安心して使用することができます。

防水防塵規格IP67について

IP67の6は防壁レベル0~6の等級の中で最も高いレベルとなっています。『粉塵が内部に侵入しない』と評価されており屋外で安心して使用できます。また、IP67の7は防水レベル0~8の等級のなかで2番目に高いレベルとなっており『一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸けても有害な影響がない』と評価されており屋外使用時に急な雨で濡れても大丈夫です。

EcoFlowソーラーパネル160Wをレビュー

EcoFlowのソーラーパネルを実際に使用してみて使用感をお伝えします。

外観

エコフロー ソーラーパネルサイズ

収納時のサイズは幅68cm×高さ42cmと新聞紙1ページくらいのサイズとなります。

ソーラーパネル 厚み

厚みは2.4cmと薄いので車載は荷物の隙間に積めるのでさほど荷物になりません。

ソーラーパネル 持ち運び

重量は7kgと重さはありますが持ち手がしっかりとしていて握りやすく楽に持ち運びできます。

ソーラーパネル 出し方

パネルの取り出しはダブルファスナーなので開け閉めがスムーズに行えます。

ソーラーパネル収納ケース

ケースが全開に開くのパネル本体の出し入れもしやすいですよ。

ソーラーパネル 広げたサイズ

パネルを広げたサイズは横幅が152cmとかなり大きく広がります。

MC4ソーラーコントローラー

ソーラーパネル本体にはMC4ソーラーコントローラーが付属されています。

ソーラーパネルの設営方法は簡単!

①ケースを広げる
ソーラーパネル 設置

ソーラーパネルのスタンドになるケースを広げます。
収納ケースの片側には硬い板が入っています。
その硬い板が入っている方を奥に、入っていない方を手前にセットします。

②パネルを配置
ソーラーパネル 配置

ケースから取り出した、パネルを開き配置します。
ケースとパネルの真ん中が揃うように置きましょう。

③下段のカラビナを取り付ける
ソーラーパネル 設置

パネルの下部と上部にはそれぞれ2ヶ所の穴が空いており、付属ケースのカラビナに装着させます。

ソーラーパネル 設置

上下ともにカラビナを装着すると自立します。

最後に設置した付属ケースを折り曲げて好きな角度に調整すればソーラーパネルの設置は完了です。

設置の際にパネルを抑えたりねじれたりする強い力を加えるとパリパリとパネルから音がなります。多少であれば問題ないようですがあまり強い力を加えないようしましょう。

ポータブル電源との接続方法

ソーラーパネル ポータブル電源 接続方法

先ほどのソーラーパネル本体に付属しているMC4ソーラーコントローラーのMC4ケーブルでポータブル電源と接続します。

ポータブル電源 付属 MC4 to XT60 ソーラーパネル充電ケーブル

EcoFlow各ポータブル電源に付属されている『MC4 to XT60 ソーラーパネル充電ケーブル』をソーラーパネルのケーブルと繋ぎます。

MC4 to XT60 ケーブル

繋ぎ方はとても簡単で間違ったコネクター同士は接続できません。
接続できるコネクター同士を繋げばOKです!

ポータブル電源 接続

これをDELTAやRIVERなどのポータブル電源に差し込めば簡単に充電が始まります。

ポータブル電源 ソーラーパネル 接続

EcoFlow同士なら簡単に接続ができます。

もちろん、他社のポータブル電源にも使用可能ですが、コネクタの種類が違うと接続できず充電できないので注意が必要です。

160Wのソーラーパネルで発電できるのはどのくらい?

EcoFlowのソーラーパネルがどれくらい発電できるか検証してみました。

天気 ソーラーパネル

4月1日、天気は晴れ。11:00頃で太陽は高い位置にありますので条件は良い方ではないかと思います。

リバーマックス ソーラーパネル

RIVER MaxとEFDELTAに充電してみたところどちらもかなり近い数値になりました。

リバーマックス ソーラーパネル 発電

RIVER Maxの最高値は154wとかなり高い発電ができました。

EFDELTAソーラーパネル発電

EFDELTAは156wとこちらもかなり高い数値を確認できました。

良い条件であれば160w近い発電が可能なようです。

ソーラーパネル 曇り

参考までに曇りの日にも検証してみたところ47Wしか出なかったので天気で左右される点は購入検討される方は知っておいたほうが良いでしょう。

ソーラーパネルのちょっと難しい専門用語

ソーラーパネル初心者の方も沢山いるのではないかと思います。
購入検討したいけど初めて聞く言葉が出てきて懸念しちゃいがち。
「設置できたけど充電できない」
「充電方法がよくわからない」
「ちゃんと充電できているのか不安」
購入、使用前に商品スペックをしっかり理解して、それらの不安材料を解決していきましょう!

[MC4コネクタとは?]

MC4コネクタ

このMC4と呼ばれるコネクタは、簡単にいうと太陽光発電に用いられる部品のことです。
EcoFlowのソーラーパネルは、同社から発売されている『EcoFlow DELTA』シリーズや『EcoFlow RIVER』シリーズのポータブル電源にはMC4 to XT60 ソーラーパネル充電ケーブルが付属しているため、追加購入する必要なく安心して使用することができます。

エコフロー以外のポータブル電源を使用して「充電が開始されない」「ポータブル電源と接続できない」という方は一度、コネクタの種類や互換性を確認してみると良いかもしれません。

電源タイプ「単結晶シリコン」

スペックにも記載されている“単結晶シリコンの電源タイプ”という言葉。あまり聞き馴染みがないですよね。
まずソーラーパネルというのはそもそも、太陽光の力を電力に変換するという仕組みになっています。その変換において役目を果たすのが“太陽電池”です。簡単にいうと、太陽電池をソーラーパネルに埋め込んで電力を発生させている、ということです。
太陽電池にも有機系や化合物系など数十種類あり、最も一般的に用いられているのがシリコン系です。加工の違いなどで「単結晶」と「多結晶」の2つに分けられています。

EcoFlowソーラーパネルに用いられている単結晶シリコンとは、日本でもっとも普及されている種類で、シリコンの持つ力を最大限発揮して太陽光の力を電力に変える機能が備わっています。

[単結晶セルと多結晶セルの違い]

単結晶シリコン

シリコンはケイ素からなるケイ石を加工・溶解してできます。それを切り出した状態のものをセルといいます。単結晶セルとは、その名の通り単一のシリコンの塊からなるもので、純度が高く、製造工程も複雑なことから価格も比較的高価です。
一方、多結晶セルとは単結晶シリコンを製造する際に出たカスや不良品を集めて製造されたもので、純度の高い単結晶シリコンと比べると価格も安く、発電効率は数%ほど下がるといわれています。

  • 単結晶パネルの変換効率………20%程度
  • 多結晶パネルの変換効率………15%程度

※変換効率については下記で詳しく説明します

効率「21-22%」

効率?と頭にはてなマークが浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
まず、太陽光発電には変換効率という数値が用いられています。
簡単に表現すると、“太陽光からどのくらいの電力を発電することができるか”を表す言葉です。
例えば、同じソーラーパネルの枚数で発電した際に変換効率(%)が高ければ高いほど、多くの電力を発電できるということになります。
現行のソーラパネルの目安としては20%以上のものが高い変換効率を示していると言われており、同商品の21-22%という値をみても安心できる発電効率といえるでしょう。
ソーラーパネルの購入に一歩踏み出せないでいる方は、こういった発電効率の値も購入の参考にしてみてください。

EcoFlow社のソーラーパネル一覧

同社ソーラーパネルは出力電力ごとに4つの商品を展開しており、今回紹介している160Wの他、85W、110W、400Wから選ぶこともできます。

参考までに、EcoFlowの4種類のソーラパネルの出力電気別の価格や重さをまとめてみました。

EcoFlowソーラーパネル価格

85W 110W 160W 400W
収納サイズ 52×40×2cm 51.4×42×2cm 68×42×2.4 cm 販売前
重量 4.2KG 6kg 7.0KG 販売前
価格 35,200円(税込) 31,800円(税込) 42,900円(税込) 109,800円(税込)

必要な電力や持ち運ぶ際の重量の目安など、用途に合わせて商品を選択するのもおすすめです。

まだ、ポータブル電源を持っていない方はEFDELTAやRIVER Maxとセットでの購入もお勧めです!

⇒EFDELTA+160Wソーラーパネルセット

⇒EcoFlow RIVER Max+160Wソーラーパネルセット

まとめ

いかがでしたでしょうか。ソーラーパネルやポータブル電源は「どのくらいの電力を使いたいか」「何を充電(使用)したいか」によって大きさやスペックに注意しながら選ぶことがポイントです。
せっかく購入したのに充電できなかった、使用したい電力に沿わなかったといったトラブルが起きないよう、ご自身の用途とじっくり照らし合わせながらこちらの記事を商品選びの参考にしていただけたら嬉しいです。

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自然が大好きなアウトドア愛好家。 ライターさんの記事の管理やアウトドア関連の情報を発信しています。

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