夏のアウトドアでは、食材の保存方法が気になります。
そんな時に重宝するのがポータブル冷蔵庫です。ポータブル冷蔵庫は、クーラーボックスと違い安定した冷却力があります。
電源を差し込んでおけば、どんな状況でも冷たい飲み物や冷蔵食品の保存が可能です。
この記事では、キャンプで使いたいおすすめポータブル冷蔵庫を紹介します。
選ぶポイントや使い方をチェックして、この夏はアウトドアでポータブル冷蔵庫を活用してみましょう。
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ポータブル冷蔵庫はアウトドアであると便利
ポータブル冷蔵庫は、クーラーボックスとは違い保冷ではなく冷却が可能なのが最大の魅力です。保冷剤を使用するクーラーボックスは時間と共に冷却機能が低下してしまいます。しかしポータブル冷蔵庫の場合は、時間が経っても安定した冷却機能が期待できます。
特に暑い夏にキンキンに冷えた飲み物をアウトドアで楽しみたい時や、腐りやすい食材を持って行きたい時などに便利です。
連泊するキャンプにも大活躍
さらに数日キャンプで連泊する場合も、ポータブル冷蔵庫なら安心して食品を入れておくことができます。
また、冷凍機能付きのポータブル冷蔵庫を選べば、冷凍食品やアイスの保存も可能です。暑い日のアウトドアは、どうしても食品の保存方法に気を使ったり手間がかかったりしましたが、ポータブル冷蔵庫さえあれば、それらの問題を解決することができます。
おすすめのポータブル冷蔵庫
マキタ(Makita) 充電式保冷温庫
容量 | 20 L |
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500mLペットボトルなら20本、2Lペットボトルなら4本 | |
温度調節 | −18〜60℃ |
冷却方式 | コンプレッサー |
断熱材 | ポリウレタンフォーム |
消費電力 | [冷却能力]90W(-18℃) [加熱能力]42W(60℃) |
電力 | AC電源、DC電源、バッテリー |
サイズ | 623×341×371.5 |
重量 | 14.3kg(バッテリー2個含む) |
充電式保冷温庫なので、-18℃~保温60℃まで7段階で温度調整が可能です。充電もDC電源、AC電源どちらからも使えます。
容量は20Lで500mLのペットボトルなら20本入ります。充電式のポータブル冷蔵庫は使う場所を選ばないので、キャンプだけではなく、スポーツ観戦の時などにも活用できます。
折り畳み式のハンドルでキャスターを引っ張ることができるので、手軽に移動することが可能です。
バッテリーを用意しておけば、非常時や災害時にも使うことができるのも便利です。
HiKOKI(ハイコーキ) コードレス 冷温庫
容量 | 25L |
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500mL 縦置き15本 横置き 25本 2Lペットボトルなら6本 | |
温度調節 | −18〜60℃ |
冷却方式 | コンプレッサー |
断熱材 | – |
消費電力 | – |
電力 | AC電源、DC電源、バッテリー |
サイズ | 縦340×横653×高さ450mm |
重量 | 15.6kg本体のみ |
蓄電池を搭載したコードレスのポータブル冷蔵庫なので、いつでもどこでも電源がない場所でも使うことができます。
2部屋に分かれているので、冷蔵と冷凍に分けることも可能。冷温対応なので、季節によって温度設定を調整することもできます。
蓄電池の持続時間は、設定温度によっても異なりますが、蓄電池をいくつか持っていけば、より長い時間使用することができるので、キャンプでも安心です。
EENOUR 車載冷蔵庫
容量 | 55L |
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– | |
温度調節 | −22〜10℃ |
冷却方式 | コンプレッサー |
断熱材 | 高密度発泡ウレタン |
消費電力 | 50W~70W |
電力 | AC電源、DC電源、バッテリー(別売り) |
サイズ | 約71.1cmx46cmx57.1cm |
重量 | 約19.61kg |
大型のポータブル冷蔵庫で、2部屋に分かれているので、冷蔵と冷凍を同時に行うことができます。
容量は45Lと55Lがあり、家族や大勢で出かけるキャンプでもしっかりと食材を入れておくことが可能です。
電源はDC電源とAC電源の他にも別売りのバッテリーを使用すれば、電源がない場所でも使うことができます。
また、冷蔵庫内の細部に至るまで使いやすさが追及されており、扉を開くと庫内灯が自動に点灯するので、暗い場所や夜でも中の物を取り出しやすいです。
また、天面が平になっており耐荷重が100kgなので座ったり、テーブルや調理台として使用したりと使い方の幅も広がります。
大容量のポータブル冷蔵庫ですが、キャスター付きなので持ち運びも簡単です。
M.O.L ポータブル冷蔵庫&冷凍庫
容量 | 20L |
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50ml缶28本、500mlペットボトル18本、2Lペットボトル4本 | |
温度調節 | −20〜20℃ |
冷却方式 | コンプレッサー |
断熱材 | 発泡ウレタン |
消費電力 | 45W |
電力 | AC電源、DC電源 |
サイズ | 600×330×320mm |
重量 | 約9kg |
真っ黒な見た目で、お洒落な印象のポータブル冷蔵庫です。高性能コンプレッサーを搭載しており、省エネなのにパワーが強く、低ランニングコストなのが特徴です。庫内の温度が素早く下がるので、購入した飲み物などをすぐにキンキンに冷やすことができます。容量は20Lと40Lで、20Lは2Lのペットボトルなら4本、500mlのペットボトルなら18本ほど入ります。電源を切っても保冷剤を入れておけば、しばらくは保冷効果をキープできるので、便利です。
Goture
容量 | 18L |
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350ml缶20本、550mlペットボトル12本 2Lペットボトル3~4本 | |
温度調節 | −22〜10℃ |
冷却方式 | コンプレッサー |
断熱材 | – |
消費電力 | 45 W |
電力 | AC電源、DC電源 |
サイズ | −22〜10℃ |
重量 | 9.7Kg |
アメリアをはじめとする世界50ヵ国で愛されているポータブル冷蔵庫です。ドイツのコンプレッサーテクノロジーを採用しているので、急速冷凍も可能。庫内はアルミニウム合金で作られているので、プラスチック製よりも冷凍効果が早いです。蓋の部分がタッチパネルになっているので、温度設定が簡単で、-22℃~10℃まで対応できます。容量は18Lと28Lがあり、18Lでも500mlのペットボトルが12本ほど入る大容量です。
F40C4TMP
容量 | 18L |
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350ml缶12本、500mlペットボトル8本(縦) 2Lペットボトル4本 | |
温度調節 | −22〜10℃ |
冷却方式 | コンプレッサー |
断熱材 | – |
消費電力 | MAX:45w ECO:36w |
電力 | AC電源、DC電源 |
サイズ | 幅570mmx奥行320mmx高さ285mm |
重量 | (約)9.7kg |
ポータブル電源や車載用、家庭用と幅広く活用できるポータブル冷蔵庫です。ポータブル電源を使う時は、希望の温度まで冷却してからECOモードに切り替えると食べ物の新鮮さを保ちながら、冷蔵庫の使用時間を長くすることができるので、キャンプなどにおすすめです。25℃から0℃まではたった15分で急速冷却することができるので、使いときにすぐに対応できます。長寿命のすぐれたコンプレッサーを搭載しているので、とても静かなので、屋外や寝室で使っても騒音が気になることがありません。
18L | 57cmx32cmx28.5cm | 9.7kg |
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22L | 57cmx32cmx32.7cm | 10kg |
28L | 57cmx32cmx39cm | 12kg |
35L | 65cmx38cmx42.5 cm | 13.4kg |
45L | 65cmx38cmx50cm | 14.2kg |
ポータブル冷蔵の2種類の冷却方法
ポータブル冷蔵庫には、コンプレッサー式とペルチェ式という2種類の冷却方法があります。
それぞれメリットやデメリットがあるので、2つの冷却方法の違いを理解して、より自分の求めている使い方に合った冷却方法のポータブル冷蔵庫を選んでみましょう。
コンプレッサー式
冷やすことを目的にして冷蔵庫や冷凍庫としてポータブル冷蔵庫を使用したい場合は、コンプレッサー式がおすすめです。コンプレッサー式は、すぐに飲み物や食品を冷たく冷やすことができ、冷凍機能が搭載されている冷蔵庫もあります。しかしサイズが大きく、価格も高いのが特徴です。
ペルチェ式
ペルチェ式は、冷蔵だけではなく、保温もできるのが特徴です。価格も安くコンパクトなサイズが多いので、手軽に使えるポータブル冷蔵庫を探している人に人気です。しかし冷却機能が低いので、常温の物を冷やすことはできません。コンプレッサー式とペルチェ式を比較すると、しっかり冷却したい場合はコンプレッサー式がおすすめで、手軽に使えて冷温両方使いたい人は、ペルチェ式を選ぶのがいいでしょう。
ポータブル冷蔵庫の選び方のポイント
ポータブル冷蔵庫を選ぶ際は、性能や容量、冷却方法、使用する電力などをチェックしてから選ぶのがおすすめです。キャンプ場によっては使えない電力方法などもあるので、事前に知っておくことが大切です。どんなタイプのポータブル冷蔵庫があるのが、選び方のポイントを抑えてみましょう。
容量をチェック
ポータブル冷蔵庫はさまざまな容量で販売されています。キャンプに持っていくものなので、大きすぎてしまうと重たくて持ち運びがしにくくなってしまうというデメリットがあります。そとため、使い方に合わせてポータブル冷蔵庫の容量を選ぶことが大切です。
ポータブル冷蔵庫の容量をチェックする時は2Lのペットボトルが入るかをチェックするのがおすすめです。
一般的には、10~30Lほどのポータブル冷蔵庫が多く販売されていますが実際に容量の数字だけをチェックするのではなく、ペットボトルが何本入るかを確認するとより正確に容量の目安がわかるでしょう。
形状によって同じ容量でも入り方が違う
形状によっては同じ容量でも2Lのペットボトルが入らない場合があります。
実際にどのような飲み物や食品を入れたいのか、どのくらいの飲み物の本数が入るのかをチェックして具体的な容量を知っておくことも大切です。
形状によっては同じ容量でも、ペットボトルが縦に入るかなどが違ってくるので、実際にどのように入るのか確認してから購入するのがおすすめです。
また、大きすぎる容量だと重さだけではなく、必要電力も変わってくるので、確認してみて下さい。
部屋数をチェック
ポータブル冷蔵庫の種類によっては、2つの部屋に分かれているタイプがあります。
2つに分かれていることで、冷蔵と冷凍の両方を一度に使用することが可能になります。
1つの部屋しかない場合は、冷蔵か冷凍のどちらにしか温度を設定できません。
冷蔵と冷凍を部屋を分けて使えると食材の保存方法を変えて楽しむことができます。
冷凍があると食材を長期間保存できたり、アイスを保存できたりと使用できる用途も広がることでしょう。
必要に応じて、部屋が分かれるタイプなのかを容量と合わせてチェックしてみて下さい。
大きい場合や移動距離が長い場合はキャスター付きがおすすめ
ポータブル冷蔵庫は容量にもよりますが、中身を入れると余計重たくなります。
そのため、キャンプ場で持ち運ぶ場合は、移動が大変です。車を横付けして荷下ろしができるキャンプ場ならいいですが、駐車場から荷物を運ばなくてはいけないキャンプ場の場合は、キャスター付きのポータブル冷蔵庫を選ぶのがおすすめです。
キャスター付きなら重たいポータブル冷蔵庫でも引っ張りながら運ぶことが可能になります。
断熱材の種類によっても保冷時間が違う
ポータブル冷蔵庫の庫内に使われている断熱材の素材におっても保冷時間が違ってきます。
保冷力の高い断熱材を使用したポータブル冷蔵庫の場合は、短時間で庫内が冷たくなり、電源を切ってもしばらくの間なら、保冷を保つことが可能です。
また、電源を切った状態で保冷ボックスとしての使用も可能になってくるので、使われている断熱材の種類をチェックしておくのもいいでしょう。
使用する電力
ポータブル冷蔵庫は、電力を必要とします。
使う電力は車のシガーソケットから給電するDC電源と家庭用のコンセントから給電するAC電源の2種類があります。
また、一般的な乗用車で使うのは12V、大型車の場合は24Vを選ぶようにしましょう。
ポータブル冷蔵庫はDC電源とAC電源の両方が使えるタイプが多く、車内とキャンプ場との両方で使えるタイプも多いので、購入前にチェックしてみましょう。
静音性をチェック
ポータブル冷蔵庫は、冷却方法によって、静音性が違います。
コンプレッサー式は、モーター音が大きくなってしまうので密集したキャンプ場など周りに気を使う場所で使用する場合は、注意が必要です。
それに対して、ペルチェ式は静音性に優れているので、寝ている間や隣近所が近い場所でも音が気になりません。
このように冷却に使用されるモーターの種類によって静穏性が異なってくるので、使う場所に合わせて選ぶようにすることも大切です。
キャンプ場の電源をチェックしよう
ポータブル冷蔵庫をキャンプ場で使う場合、電源サイトを選べば電源の心配はありません。
DC電源とAC電源の両方を兼ね備えているポータブル冷蔵庫は、車ではシガーソケットからDC電源で給電し、キャンプ場に着いたらAC電源に切り替えることが可能になります。
また、電源のないキャンプサイトを使用する場合はバッテリー付きのポータブル電源を選ぶかポータブル電源を使用して電源を確保します。
キャンプ場の電源の有無に合わせて電源方法を選ぶといいでしょう。
ポータブル電源の稼働時間の計算方法
ポータブル電源のおおよその稼働時間は、ACを使用する場合は変換効率があるのでにポータブル電源の容量に0.8をかけて、ポータブル冷蔵庫の消費電力で割るとおよその計算できます。
稼働時間を把握しておくと、いつの間にはポータブル冷蔵庫の電源が落ちてしまって、食品などが腐ってしまうこ失敗を防げます。
そのようなトラブルに見舞われないように事前に稼働時間をチェックしておきましょう。
充電式ポータブル冷蔵庫
どうしても電源が取れない場所でポータブル冷蔵庫を使いたい場合は、充電式(バッテリー付属)のポータブル冷蔵庫を使うのがおすすめです。
充電式ポータブル冷蔵庫とは、バッテリーが内蔵されているポータブル冷蔵庫になります。
充電によって冷蔵時間が決まっているので、事前にどの程度稼働時間があるのか確認しておくのがいいでしょう。
また、バッテリーをいくつか持っていくことで、バッテリーを交換しながらより長い時間使用することも可能です。
まとめ
キャンプにポータブル冷蔵庫はを持っていくと、しっかりと飲み物や食べ物を冷やしてくれるので、暑い夏のアウトドアでも安心して食材を保存することができます。ポータブル冷蔵庫には、容量や冷却タイプ、電源方法などが違うさまざまな種類が販売されています。
特に使う電源方法に合わせたポータブル冷蔵庫を選ぶことで、電源がないキャンプ場などでも使いやすいでしょう。
また、最近ではコスパがよく手軽に使いやすいポータブル冷蔵庫も多く販売されているので、手軽に持ち運びすることが可能です。ポータブル冷蔵庫は、キャンプだけではなく屋外でのスポーツ観戦や災害時などにも活用することができるので、サイズや使用用途に合わせたポータブル冷蔵庫をぜひ探してみてはいかがでしょうか。