ソロキャンパーに人気のワンポールテント「WAQ Alpha TC」に、ファミリーサイズの「WAQ Alpha TC/FT」が登場しました。
「ファミリーキャンプに向けてWAQ Alpha TC/FTを購入したいけれど、実際に使っている人の評判が気になる」「WAQ Alpha TC/FTのメリット・デメリットが知りたい」など、WAQ Alpha TC/FTが気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、WAQ Alpha TC/FTの基本スペックや実際に使用して感じたこと、利用するメリット・デメリットなど詳しく解説します。
ファミリーテント選びでお悩みの方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!
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WAQ Alpha TC/FTの主な特徴
まずは、WAQ Alpha TC/FTの主な特徴を詳しく解説していきます。
- TC素材の生地
- スカート付でオールシーズン活躍
- フラップを跳ね上げて前室が作れる
- インナーテント付き
- ワンポールで設営が簡単
①TC素材の生地
TC素材の生地は近年のテントに数多く採用され人気の高い素材です。
- 通気性が高く夏でも涼しい
- 遮光性があり日陰が濃い
- 火の粉に強く燃えにくい
- 結露が少なく乾きやすい
- 寿命が長い
など多くのメリットがあります。
WAQ Alpha TC/FTの幕(フライシート)はTC素材なので夏は涼しく冬は結露の悩みを軽減できるメリットの多いテントです。
火の粉にも強く燃えにくい素材であり、キャンプの焚き火も安心して行えます。
耐久性があり、寿命も長いため、テントを長く使いたい方にもおすすめです。
②スカート付でオールシーズン活躍
WAQ Alpha TC/FTは全面にTC素材のスカートが付いています。
スカートはペグダウンできるので冬場の冷気の侵入をかなり軽減できるでしょう。
スカートが不要な夏などはトグルボタンで巻き上げて通気性重視の夏仕様に使い分けできます。オールシーズン快適に利用できる万能テントですね。
③フラップを跳ね上げて前室が作れる
WAQ Alpha TC/FTは、フラップ付きで前室を作ることができます。
フラップは一面分、多くなっているので跳ね上げて屋根を作るだけでなく横風や日差しを遮れることができるようになっています。夏場の強い日差しや雨風も凌げるため、天候が悪い日でも快適に過ごせるでしょう。
状況に合わせてアレンジ出来る機能的なテントとなっています。
④インナーテント付き
インナーテント付きなのでキャンプの大敵である、虫の侵入を防げます。メッシュ素材で通気性もあるため、夏場の暑い時期も快適に過ごせるでしょう。
⑤ワンポールで設営が簡単
ワンポールテントなので設営が簡単です。一見難しそうに見えるワンポールタイプのテントですが、コツを掴めば一人でも立てることができるので初心者にもおすすめできます。
設営の時間は出来る限り短縮したい方にもぴったりです。
WAQ Alpha TC/FTをレビュー
では、実際にWAQ Alpha TC/FTの設営方法やアレンジ方法をレビューしていきます。
WAQ Alpha TC/FT内容物
- フライシート
- インナーテント
- メインポール スチール製250cm 直径32mmx1本
- サブポール スチール製200cm 直径22mm、x3本
- ロープ 11本(内8本は備え付け)
- ペグ 19本(直径8mm x 23cm)
以上6点がセットになっています。
インナーテントやポール、ペグなど、キャンプの設営に必要なアイテムがワンセットになっているため便利です。始めは何を揃えたら良いのか分からないキャンプ初心者の方でも扱いやすいテントだと言えます。
フライシート
通気性の良いTC素材です。厚みもありしっかりとしています。テント天井部分のポールがあたり生地に負荷がかかる部分には生地を追加されているので破ける不安はありません。
丈夫で耐久性のあるテントだと分かります。
個体差があるかもしれませんが、糸くずが出ている個所がありましたのでこの点は少し気になる点です。使用上で大きな問題はありませんが、縫製が多少雑な部分があるため、気になる方は購入後に必ずチェックしておきましょう。
インナーテント
フロア付きのインナーテントが付属します。
フルメッシュのインナーテントなので夏場は虫の侵入を防ぎます。通気性も良く、夏場も快適に過ごせます。
出入口は前方・後方の2か所ありファスナー式となっています。
フロアのサイズは大人4人が寝転げるサイズです。大人2人、子ども3人でも十分に寝ることができます。まさにファミリーキャンプにぴったりのサイズ感です。
コットを使用する場合でも、2つを余裕で置くことができる広さです。
ソロやディオでゆったりとキャンプも良さそうです!
サイズ的にはこちらのグランドシートも合うため、比較してみて導入を検討すると良いですね。
ポール
スチール製のポールが全部で4本
- メインポール 長さ250cm 直径32mmx1本
- サブポール 長さ200cm 直径22mmx3本
アレンジ用のポールが別売りとなっているテントが多い中で、標準装備というのは嬉しいですね!
ポールの先端にゴムが付いているのがメインポールです。太さがあり、しっかりとしているため、十分な強度が期待できます。
サブポールはメインポールより細くなります。
先端は細くなっておりテントのハトメに差しやすくなっています。
ネジのように溝があるのでハトメがズレにくくなっているのがポイントです!
メインポール・サブポールともにランタンがかけられるフックが付いています。
テントにランタンをかけることができるため、便利ですね。
どちらのポールも特段問題ないですが軽量を重視する方は注意してください。
どちらもスチール製でアルミと比べて重さがあります。
どうしても重量が気になる方は、サブポールはアルミ製を代用しても良さそうです。
伸縮性で軽量なタープポール
ロープ
ロープは合計11本ですが8本はテントに備え付けられています。
自在金具付きで長さ調節が簡単にできるため、使い勝手が良くさまざまなアレンジが可能です。
品質は特に問題なく、強度もしっかりしているため、安心して使用できるでしょう。
ペグ
ペグは直径8mm ・長さ23cmとなっており強度がありしっかりと打ち込めます。
よほど硬い地面でない限りは問題なく使用できそうです。
本数は19本入っており終盤でお伝えするアレンジ張りをいくつか試しましたがペグが足らなくなることはありませんでした。
ポールやロープ、ペグの量は十分であり、それぞれの品質や強度も問題ないようです。
設営ガイド
設営時にペグを打つ場所を決める設営ガイドが付属しています。
初めてワンポールテントを購入した方や、キャンプ初心者でも簡単に設営することができる便利なアイテムです!
心配な方は設営前に一読しておくと良いでしょう。
キャリーバッグ
大きめのキャリーバッグで畳んだテントをゆとりをもって収納できます。
WAQさんの製品は収納ケースにゆとりを持たせている製品が多く、初心者の人にやさしい設計になっています。持ち手もしっかりしているため、持った時の安定感も十分あります。
WAQ Alpha TC/FT設営方法
WAQ Alpha TC/FTの設営はガイドに沿ってペグを打ち、真ん中にポールを立てる簡単な設営方法です。初心者の人でも比較的簡単に立てることができますよ。
①ガイドで8本ペグ打ち
平らな場所に付属のガイドを置きペグを真ん中に打ち固定します。
8本のガイロープをそれぞれ引っ張りピンッと張るところでペグダウンします。
ペグ打ちの順番は対角線に打っていくとペグの間隔がバランス良くなります。
②フライシートのループをペグにかける
フライシートのループを8か所、ペグに引っ掛けていきます。
注意点としては入口を確認しておきましょう。
入り口は『WAQのロゴ』の左のパネルとなります。
跳ね上げができる箇所が正面になるようにロゴの位置を目印に設置してください!
③インナーテントの中にポールを通す
インナーテントの天井部分にポールに差し込みます。
設営の中でもインナーテントの取り付けは少し大変でした。
インナーテントを着けない場合はこの工程は不要です。
④ポールを立てる
ポールを立てます。
フライシートにはポールを受ける箇所がありますのでそこにポールの先端をはめ込み立てます。
⑤インナーテント取付
インナーテントをフライシートに取り付けます。
フライシートとインナーテントを繋ぐ箇所は合計6か所あります。
これによりインナーテントが固定され空間が広がります。
⑥ループを締めてロープを張る
ペグに掛けたフライシートのループを締めてテンションを調整します。
最後に付属のロープをペグダウンして自在金具で長さを調節すれば完成です。
WAQ Alpha TC/FTアレンジ方法
WAQ Alpha TC/FTの主なアレンジは3種類です。
ここでは、特におすすめのアレンジ3選をご紹介しますので、設営の参考にしてください。
アレンジ①
全面のパネル2枚分を跳ね上げて前室を作ります。
ポール3本を使うことで開放的な前室を作ることができ、日陰も十分に確保できます。
自然と一体感があり、スタンダートでおすすめのアレンジ方法です。
ポールを一本のパターンでも張ってみましたがコチラも開放感があって良さそうでした。
アレンジ②
ポール3本での跳ね上げアレンジにサイドのフラップを追加して横からの日差しや風を遮ります。隣のテントとの距離が近いときや、混み合うキャンプ場でのプライバシーの確保にも役立ちますね。強風や日差しが強い日、また雨が振り込む時にも快適に過ごせるおすすめのアレンジです。
アレンジ③
サイドフラップを使用してポール1本で前室を作ります。
サイドフラップに合わせてポールを立てると左寄りにポールを立てることになります。
右側の生地が余ってたるんでしまうので『ガイロープで引っ張り整える』もしくは『めくってまとめる』のどちらかで収めた方がきれいに張れましたよ。
ガイロープを張ったパターン
右側生地のたるみが解消されてきれいに張れました。
めくって収めたパターン
すっきりして開放感もあり、風通しも良くなります。
以上、おすすめのアレンジ3選をご紹介しました。今回紹介したアレンジの他にも工夫次第で色々アレンジが楽しめそうなテントです。
WAQタープとの相性も抜群
WAQからはヘキサタープが販売されていますがおそらく同じ生地を使用しているので並べた時の色味の統一感はバッチリです!
WAQ Alpha TC/FTをファミリーで使用する場合はフラップの前室だけでは十分な木陰は作れませんのでタープを合わせて使用すると快適なキャンプサイトになります!
特に夏のキャンプをお考えの方は、タープと合わせて使用することをおすすめします。
4人以上のファミリーで使用する場合はLサイズのタープがおすすめです。
WAQ Alpha TC/FTの実際に使用感
実際に使ってみた印象はコスパの良いテントだと感じました。
ファミリーテントサイズでポールもインナーテントもすべて揃っているので初心者にはおすすめのテントです。
サイズは若干小さめですが、ファミリー4人の就寝スペースとして最適なサイズ感です。
リビングスペースとしてWAQのタープがあるとより快適なキャンプになり、十分な日陰も作れるでしょう。
ソロならテント内にギアをいれても余裕をもって過ごせるサイズで冬のおこもりキャンプにも最適です!
ダブルファスナーなので薪ストーブがインストールできるので冬キャンプ用の幕としてもおすすめですね。
まとめ
今回は、人気のワンポールテント「WAQ Alpha TC」シリーズに新たに登場したファミリーテント「WAQ Alpha TC/FT」をご紹介しました。
WAQ Alpha TC/FT は、TC素材を利用した、オールシーズン使用できる使い勝手の良いテントです。
インナーテントからペグやロープまで全て含まれているのも魅力だと言えます。アレンジ方法も豊富で、好みや天候に合わせて快適な空間が作れるでしょう。
5万円以下で購入できるコスパが良いファミリーテントをお探しの方は、記事を参考にぜひWAQ Alpha TC/FTの購入を検討してみてください。