万が一の事故やトラブル時に役立つドライブレコーダー。
便利で手軽に取り付けられることから、利用者が増えていますが、種類が多くどれを選べばいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、720°の広範囲をカバーできる、ハイスペックなドライブレコーダーSINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gを徹底レビューします。
コスパ抜群の高機能で使いやすいドライブレコーダーをお探しの方、SINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gの購入を検討している方は、是非参考にして下さい。
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SINCA全天球ドライブレコーダースペック
スペック表
ディスプレイ | 3.0インチ タッチパネル IPS液晶(静電式 854×480) |
---|---|
レンズ | フロント・車内 : SONY IMX335(STARVIS)1/2.8型CMOSセンサー |
カメラ画角 | 水平:360° 垂直:360° (2つのカメラ映像を合成) |
フレームレート | フロント・車内 : 24fps |
動画ファイル単位 | 1分 |
動画解像度 | 3840×1920(全天球:<1920×1920>×2) |
静止画解像度 | 1920×1920 |
音声録音 | オン/オフ設定可能 |
Gセンサー(衝突検知) | オン/高/中/低 |
動画ファイル | TS |
静止画ファイル | JPEG |
画像補正技術 | WDR |
GPS | 搭載(内蔵) |
専用ビューワー | 付属のmicroSDカードに保存され ※Windows10対応 |
使用電源電圧 | DC12/24V |
内蔵電源 | スーパーキャパスシタ |
防水機構 | IP67 |
本体寸法(mm) | 約171×131.5×83.6(突起部除く) |
本体重量 | 約158.7g |
動作温度 | -10 ~ +60℃ |
保存温度 | -20 ~ +70℃ |
付属品 | 本体 シガーアダプター microSDカード 32GB (本体挿入済) 取扱説明書 保証書 |
SINCA全天球ドライブレコーダー外観・内容物
- 本体
- シガーアダプター
- microSDカード 32GB (本体挿入済)
- 取扱説明書
- 保証書
本体
本体はディスプレイの下に360℃カメラが前後に1つずつついています。
サイズは171×131.5×83.6と比較的コンパクト。
液晶モニタはタッチパネル式なのでボタンはサイドの電源ボタンと底面のリセットボタンのみとなっています。
シガーソケット
十分な長さのコードのシガーソケットが付属しています。
X-720Gは一般的な12V車はもちろん24V車にも対応していますのでトラックなどへも装着が可能です!
取扱説明書・保証書
取扱説明書・保証書ともに日本語で取り付けや使用方法に関して詳しく解説されています。
12か月保証があり販売元の株式会社KOKOBIが対応してくれるようです。
SINCA全天球ドライブレコーダーの特長!
720℃の記録ができる
ドライブレコーダーに最低限必要な前方に加え室内の状況を記録できます。
360℃カメラが2つ搭載されており死角がなく側面からの衝突なども広くカバーしています。
運転席・助手席の窓越しも撮影できますので運転者や車内への危害を与えようとしてくる状況もしっかりと記録してくれます。
高画質STARVIS搭載
WDR(前方・車内カメラ)/HDR(リアカメラ)機能を搭載しているので、白とびや黒つぶれ、逆光にも強く、明度差のある場面でもくっきりとした映像を記録します。
また、3カメラともSONY製IMX307イメージセンサーSTARVISを搭載しており、夜間のような暗がり(低照度)の環境下においても高感度特性により対象物の色・形を認識でき高品質な映像が記録できます。
GPS内蔵
GPS内蔵で日時情報は自動で補正されるので設定不要です。
専用のソフトウェアを使用することで走行経路をGoogleMap上に表示させることができます。
上書き録画
エンジンのON/OFFに連動して記録を開始します。
録画は1分ごとのファイルで付属の32GBマイクロSDに記録されます。
容量が上限に足すと自動的に上書き保存されます。
Gセンサー衝撃録画
Gセンサー搭載で衝撃を検出すると自動的に衝撃録画データーとして記録されます。
Gセンサーで衝撃を検出した録画データーは上書きされることなく別のフォルダに記録保存されます。
シガーソケットタイプで取り付けが簡単
シガーソケット式で取り付けが簡単です。
X-720Gの画質をチェック!
X-720Gをハイエースに取り付けて画質を確認してみましたので見てみましょう!
画像はマイクロSDカードに入っている専用ビューワーをパソコンにインストールして再生したものをキャプチャしています。
キャプチャ画像では平面ですが専用ビューアーのVRモードで見ると360℃自由に見ることができます。
前方360℃カメラ +室内360℃カメラ 日中
日中の前方カメラはとてもきれいで前の車のナンバープレートまで確認ができます。
また、360℃と広く記録ができるため死角がないのも安心できるポイントです!
運転席の窓や助手席の窓も見えて車の側面への衝突なども多少は記録できそうです。
前方360℃カメラ +室内360℃カメラ 夜間
夜間は店舗や街頭などの明るさがある道では綺麗な画質で記録できています。
前方の車のプレートはヘッドライトが当たっている状態では白飛びして確認ができません。
(ヘッドライトを消すと確認できました)
夜間の撮影では明暗の差が大きいと白飛びはある程度してしまうようです。
夜間の室内カメラは正面カメラの画質よりは落ちるようでザラツキがあります。
それでも360℃記録できているという点では安心感はあります。
SINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gのメリデリ
良い点①タッチパネルが便利
ドライブレコーダーは、ボタンで操作する機種が多いですが、SINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gは、タッチパネルを採用しています。
パネルが見やすく、操作も簡単です。
良い点②録画範囲が広い
SINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gは、720°の広範囲が録画可能です!
死角になりやすい場所をカバーして、前方・窓越し・車内などあらゆる場所がしっかり録画できます。
良い点③アプリでのVR再生
録画した映像は、アプリを使ってVR再生が可能です。
専用の機材が必要なく、アプリで手軽にVR映像を楽しめるのは、メリットといえます!
良い点④取り付けが簡単
SINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gの取り付けは、フロントガラスに両面テープで貼り付けるだけの簡単な作業です。
特別な技術は必要なく、初めてドライブレコーダーを購入した方でも問題なく取り付けられます。
残念な点①現場での映像確認はイマイチ
SINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gは、コンパクトサイズで画像も綺麗に録画できるのがメリットですが、画面が小さいため、細かい部分が確認できず、現場での映像確認には向いていない場合もあります。
残念な点②本体のみでは後方のプレートは読み取れない
本体のみでは、後方のプレートまでははっきりと読み取れないので、心配な方はオプションのリアカメラを購入する必要があります。
リアカメラがあると更に便利!
SINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gには別売りでリアカメラが販売されています。
リアカメラスペック表
レンズ | SONY IMX307(STARVIS)1/2.8型CMOSセンサー |
---|---|
カメラ画角 | 水平:115° 垂直:61° 対角:136° |
フレームレート | 25fps |
動画解像度 | FHD(1920×1080) |
静止画解像度 | FHD(1920×1080) |
動画ファイル | TS |
静止画ファイル | JPEG |
画像補正技術 | HDR |
防水機構 | IP67 |
本体寸法(mm) | 約79.8×32.5×31.6(突起部除く) |
本体重量 | 約51g |
動作温度 | -10 ~ +60℃ |
保存温度 | -20 ~ +70℃ |
付属品 | リアカメラ延長ケーブル(約9m) |
リアカメラの特長
車外でもOK!防水設計
SINCA全天球ドライブレコーダーのリアカメラはIP67の防水設計なので、車外への取り付けも可能です!
天候を気にすることなく、雨天時にもはっきりと後方確認ができます。
HDR・WDR機能搭載で高画質
SINCA全天球ドライブレコーダーのリアカメラは、HDR機能も搭載されています。
白とび・黒つぶれ・逆光などにも強く、様々な場所・状況でもはっきりと高画質な映像を録画できます。
また、ソニー製のセンサーを採用しているので夜の映像も鮮明で綺麗に見えます。
リアカメラの映像
リアカメラも画質良くナンバープレートを確認できるほどの鮮明な画質で記録が可能です。
まとめ
今回は、SINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gとオプションのリアカメラを徹底レビューしました。SINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gは、360°カメラを2台搭載し、720°の映像を録画できます。死角をしっかりカバーし、高画質な映像が撮れるのも魅力です。ハイスペックなドライブレコーダーですが、取り付け方法や操作方法はシンプルなので、ドライブレコーダーを初めて取り付ける方にもおすすめです。高機能で使いやすいドライブレコーダーをお探しの方は、記事を参考にSINCA全天球ドライブレコーダーX-720Gの購入を検討してみてはいかがでしょうか。