アウトドア寝具

サーマレストの定番インフレーターマット、プロライトシリーズを紹介!

サーマレスト(THERMAREST)といえば登山・キャンプ用マットレスの専門ブランドとして有名です。
今回はそんなサーマレストのマットの中から、軽量コンパクトなセルフインフレーター(自動膨張式)マット、プロライトシリーズを紹介します。
使い方の解説や実際の使用感もレビューしていきます。
ぜひご購入の際の参考にしてみて下さい。

サーマレスト プロライトシリーズの比較

サーマレストの定番インフレーターマットといえばプロライトですが、プロライトプラスや女性用モデルなど、似たような商品が色々あって選びにくく感じる方も多いと思います。ここでは、それぞれのマットを比較しながら紹介していきます。

商品名プロライトプロライトWR(女性用)プロライトプラスプロライトプラスWR(女性用)プロライトエイペックス
サイズ51×183cm51×168cm51×183cm51×168cm51×183cm
重量510g510g650g640g630g
厚さ2.5cm2.5cm3.8cm3.8cm5cm
収納サイズ28×10cm28×10cm28×12cm28×12cm28×12cm
R値2.42.73.23.93.8

※女性用モデル以外は全てR(レギュラー)サイズで比較しています。
※R値とはマットの断熱性を表す数字で、数字が大きいほど断熱性も高くなります。

プロライトとプロライトプラスの違いは?

プロライトとプロライトプラスでは、プロライトプラスの方が断熱性が高いです。
基本的な構造はどちらも同じですが、プロライトプラスは厚みを出すことによって、より断熱性が高められています。
プロライトはサーマレストのインフレーターマットの中では一番軽くて収納サイズも小さいので、軽量化重視の方におすすめです。
一方、プロライトプラスは少し重くなりますが断熱性が高いので、寒さを感じやすい方におすすめです。

通常モデルと女性用(WR)モデルの違いは?

女性用モデルは通常モデルよりも断熱性が高く、サイズも女性の身長に合わせて少々短めに作られています。
マットの厚みは通常モデルと同じですが、冷えを感じやすい背中と足元部分のフォームの肉抜きを減らすことで、さらに断熱性を高めています。
よく見比べてみると、通常モデルと女性用モデルでは凹凸のパターンが違うことがわかりますね。
特別な理由が無い限り、女性は長さや断熱性の面で女性用モデルを選ぶのがおすすめです。
ちなみに、軽量化のために長さの短い女性用にしようと考えている方はご注意を。
通常モデルよりも肉抜きがされていない分、長さが短くても重さはほぼ変わりません。
軽量化をしたいのであれば、通常モデルのS(スモール)サイズを選びましょう。

プロライトとプロライトエイペックスの違いは?

プロライトエイペックスはこのシリーズの中では一番快適さを重視したモデルで、プロライトと比べるとマットの厚さが2倍あります。
マットの中のフォームの構造も異なっており、プロライトはフォームを貫通するように斜めに肉抜きされていますが、プロライトエイペックスは板状のフォームに凹凸が付いた構造になっています。板状の方が地面からの冷気を伝えにくく体温も逃がしにくいため、プロライトエイペックスはより断熱性が高くなっています。
プロライトプラスよりも断熱性が高くて軽いので、プロライトエイペックスは快適さも携行性も重視したい、寒い時期のソロキャンプにおすすめのモデルです。

サーマレストのインフレーターマットとクローズドセルマットを比較

キャンプ インフレーター マット

サーマレストといえば、クローズドセルマットのZライトソルも有名です。
そもそも、インフレーターマットにするかクローズドセルマットにするかお悩みの方も多いと思いますので、それぞれの定番モデルのプロライトとZライトソルを簡単に比較していきたいと思います。

商品名プロライトZライトソル
サイズ51×183cm51×183cm
重量510g410g
厚さ2.5cm2cm
収納サイズ28×10cm51×13×14cm
R値2.42.0

コンパクトさ・寝心地・断熱性重視ならプロライト

プロライトは比較的収納サイズが小さく、持ち運びがしやすいです。
中にフォームが入っていることで地面の凹凸が身体に伝わりにくく、断熱性も高いです。Zライトソルは小さく収納することができず嵩張るのと、薄いので寝心地があまり良くありません。

軽さ・安さ・取り扱いの楽さ重視ならZライトソル

Zライトソルはプロライトに比べると軽量で、価格も半額程度とリーズナブルです。
壊れる心配もなく、あまり取り扱いに気を使わなくても良いのもメリットです。
プロライトは構造上パンクの可能性があるため、地面に直接敷いたりなどハードな使い方はできません。
また、メンテナンスも必要になってきます。

サーマレストのインフレーターマットの使い方

膨らませ方や畳み方といった基本的な使い方や、実際に使用する際の注意点、お手入れの方法を解説します。

サーマレストのインフレーターマット基本の使い方

サーマレストのインフレーターマットの使い方

まずは設営方法です。収納袋から取り出したら広げてバルブを開けます。
そのまま数十秒放置すると、中のフォームが自分で膨らんでくれます。

サーマレストのインフレーターマットの使い方

そのあとは、好きな固さになるまで空気を入れてバルブを閉めるだけです。この時、パンパンまで空気を入れたい場合は息を吹き込みながらバルブを閉めましょう。
放置して少し膨らますだけなので、大体1分もあれば設営できてしまいます。

インフレーターマット たたみ方

次に畳み方です。
バルブを開けて収納袋のサイズに合わせて縦に畳んだら、そのままマットに乗って空気を抜きます。
ある程度抜けたらバルブをいったん閉めて、下から巻いていきます。
最後にバルブを開けて残った空気を抜いたら、空気が入らないようにバルブを閉めて収納袋に入れます。
慣れないうちは一回で収納袋に収めるのは難しいかもしれません。
もし一度で入らなかったら、もう一度下から巻きなおしてしっかりと空気を出し切りましょう。

サーマレストのインフレーターマットの使用時の注意点

購入したら、膨らませて一晩置いておきましょう

新品のインフレーターマットは長い間収納された状態になっています。
中のフォームは形状記憶をするので、長期間巻かれた状態で保管されているとなかなか膨らみません。
ですので、購入後は一度息で膨らませて、膨らんだ状態をある程度キープしておく必要があります。

事前に畳み方をよく練習しましょう

インフレーターマットは畳み方に少しコツが要るので、ぶっつけ本番だと上手く収納できない可能性があります。
早く現地で使いたい!という気持ちはわかりますが、家で何回か収納の練習をしておきましょう。

地面に直接敷かないようにしましょう

岩や枝などが刺さるとパンクしてしまう恐れがあるので、テント内以外で使う場合はレジャーシートなどを併用しましょう。
テント内でも下地が尖っていると穴が開く可能性がありますので、刺さりそうなものが無いか敷く前の確認が大切です。

サーマレストのインフレーターマットのメンテナンス

インフレーターマットは使い終わったら広げて、バルブを開けた状態で乾燥させましょう。
汚れてしまった場合は、お風呂場などで中性洗剤を使って洗いましょう。
洗う際は膨らませてバルブは閉めておきます。
カビや汚れを防ぐことで、マットが長持ちします。
保管する際はできるだけ広げた状態にしておいた方が、次回使う時にスムーズに膨らんでくれます。
巻いた状態で長期間使わなかった場合は、新品の購入時と同じように、次に使う前に膨らませた状態で一晩置いておくと良いでしょう。

サーマレストのインフレーターマットの使用感レビュー

サーマレスト インフレーターマット レビュー

サーマレストのプロプラスマット(※旧モデルです。現在のプロライトプラスマットにあたります。)を実際に使用して感じた良い点・気になる点をお伝えします。

良い点

設営がラク

ほとんど自分で空気を入れなくても良いので、設営の時に疲れないというのが良いです。特に登山で使うときは、テント場に着いた時点で疲れているので、設営がラクというのは嬉しいポイントです。

快適性が高い

フォームが程よい固さで寝心地が良いです。片肘をつくと床に着く感じがしますが、あまり気にならないレベルです。
地面の凸凹は全く気になりませんでした。また、冬のキャンプはもちろん、残雪期の登山でも使用しましたが、しっかりと底冷えを防いでくれました。
厳冬期の登山では、一枚では寒いのでクローズドセルマットと併用しています。

気になる点

少し嵩張る

キャンプに持っていく際にはあまり気にならないのですが、登山だと少し大きく感じます。
とはいえ、断熱性を落とさずによりコンパクトにしようとすると、かなり高価なエアーマットを購入することになってしまいます。
コスパを考えると妥協できる範囲内だと思います。

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まとめ

今回はサーマレストのインフレーターマット、プロライトシリーズの紹介でした。
ラインナップが幅広く、自分のスタイルや使用時期に合わせて選ぶことができるのも魅力です。
この記事が少しでも皆様のマット選びの参考になれば幸いです。

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