ランタンスタンドというキャンプアイテムは持っているとさらにキャンプサイトが快適になります。
そこで、ランタンスタンドの魅力や種類、選び方について解説します。
おすすめ商品も紹介しますので、便利なキャンプギアが欲しい方はぜひ参考にしてください。
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ランタンスタンドってどうして必要なの?メリットを紹介
ランタンスタンドはキャンプを年に何度も楽しむ方におすすめのアイテムです。
主に3つのメリットがあり、キャンプサイトで快適・安全に過ごすために必要です。
では、それぞれのメリットについて詳しく説明します。
空間を広く照らせる
ランタンスタンドには色々な形状がありますが、どれもテーブルなどに置くよりも広範囲を照らせます。
また、タープポールやテントポールに吊るした場合と比べると、ランタンの周囲360℃に光が広がるので効率がいいです。
石油ランタンやガスランタンでも安全
石油ランタンやガスランタンも最近おしゃれキャンパーに人気のキャンプギアですが、ぶつかって転倒すると火傷などの危険性があるという欠点があります。
特に小さいお子さんを伴ったキャンプや、狭い場所の場合には注意が必要です。
そんな石油ランタンやガスランタンも、ランタンスタンドに吊るせば転倒するリスクを軽減できます。
ただし、ランタンスタンド自体の転倒事故がないよう、しっかりと固定することが重要です。
誘虫ライトの役目を果たす
キャンプに行って夜にゆっくり談笑をする際に、近くにランタンを置いていると虫が寄ってきて気になりますよね。
せっかくの楽しいひとときも虫が集まってきては気が散ってしまいます。
そんな時も座っている場所から少し離れた高い場所にランタンを吊るせば、そちらに虫が寄ってくるので羽音などが気にならなくなります。
ランタンスタンドの種類は?選び方についても
ランタンスタンドには実用的なメリットがありますが、ではどのようなタイプがあるのでしょうか?ここでは、ランタンスタンドの種類とどんなスタイルのキャンプにどのタイプが適しているかを、紹介します。
安定感抜群の打ち込みタイプ
一本の棒状のスタンドを地面に打ち込んで自立させて使います。
地盤によっては打ち込む際に力がいりますが、平坦でない場所や傾斜地でも設置できます。
ただし、コンクリートなどで舗装された場所や河原など岩が多い場所では使えないので、事前に確認しておきましょう。
また、十分地面へ打ち込めば安定性が高いですが、逆に打ち込みが甘いと転倒する恐れがあるので注意してください。
収納すれば一本の棒状になるため、荷物を減らしたいソロキャンプでも使えます。
ただし、収納時もある程度の長さがあるため、ツーリングキャンプやバックパックキャンプには不向きです。
簡単に設営できる三脚タイプ
三脚を広げて簡単に設置できるタイプです。力は必要なくあっという間に組み立てられるので、アウトドア初心者の方でも十分に使いこなせて、気軽に楽しむファミリーキャンプに適したタイプです。
ただし、地面が平坦で傾斜のない場所でしか使えず、足元をペグで固定しないと風などで転倒してしまいます。
また、狭い場所では設置すると三脚が邪魔になることもあるので、設置場所を選んで使いましょう。
テーブルなどに取り付けられるクランプタイプ
クランプ(万力)でテーブルなどの端を挟み込み固定して使います。
スタンド自体がコンパクトな点と、三脚のように足元が邪魔にならないのがメリットです。
ただし、どこかに固定しないと使えないため単体では使えません。
しかし、転倒の恐れがなく地面の状態も関係ないので、色々な場所でフレキシブルに使えます。
そのコンパクト性の高さからソロキャンプやデュオキャンプ、お子さん連れのキャンプにおすすめです。
100均でも買える!どこでも取り付けられるハンガータイプ
最もコンパクトなタイプでランタンハンガーとも呼ばれています。
木やポールなどに巻きつけるようにして固定します。
取り付ける場所さえあれば地面の状態は関係ありません。
本体サイズがとても小さく軽量なので、バックパックキャンプにもおすすめです。
ただし、取り付ける木やポールが近場にないと全く使えないという欠点があるので、使う場所が限定されます。
使い方が多用なハイブリットタイプ
打ち込みタイプとクランプタイプ両方の特性を持つタイプです。
キャンプサイトの状況によってどちらのタイプとしても使えるので便利です。
色々なシーンで使いたい方は、ぜひこのハイブリットタイプを選びましょう。
ランタンスタンドの使い方やアレンジ方法!自作や代用アイデアも
ランタンスタンドには、ランタンを吊るす以外に別の使い方があります。
それは、洗った食器や洋服などを掛けるマルチハンガーとしての用途です。
明るい日中にはドライネットや洋服を吊るして便利に使ってみましょう。
また、キャンプサイトで即席ランタンスタンドを作ってしまう上級者キャンパーの方もいます。
丈夫な枝1本を地面に打ち込んで代用したり、3本の枝をトライアングル状に立ててロープを吊るしてDIYしたりしています。
自然の中で創意工夫を楽しみたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。ただし、その場合は使用前にしっかり耐久性を確認しましょう。
ランタンスタンドのココに注意!
ランタンスタンドは便利なアイテムですが、買う前に知っておいて欲しい点があります。
それは、狭い場所で使うと逆に邪魔になってしまうという点です。
最低限のスペースでキャンプをする場合には、ランタンスタンドは使わない方が無難です。
また、タイプによっては荷物がかさばってしまうので、その点も留意しておきましょう。
タイプ別!おすすめランタンスタンド12選
ランタンスタンドは近年とても人気なアイテムなので、様々なメーカーが商品を販売しています。
その中でもレビューのいい商品を12個紹介しますので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。
打ち込みタイプ
Snow Peak(スノーピーク)・パイルドライバー
本体サイズ | 長さ約110cm(収納時)〜約240cm(最大) |
本体重量 | 約1.7kg |
最大耐荷重 | − |
おしゃれな商品に定評のあるスノーピークの商品です。
スチール製なので丈夫で重量があるため、ハンマーを使わなくてもしっかりと地面へ打ち込めます。
また、シンプルですっきりしたデザインも人気です。
最大耐荷重は公式発表されていませんが、重いガスランタンでも安心して吊るせます。
UJack(ユージャック)・ハンマーランタンスタンド
本体サイズ | 長さ約110cm(収納時)〜約225cm(最大) |
本体重量 | 約1.7kg |
最大耐荷重 | − |
オールステンレス製のランタンスタンドで、サビにくく高耐久性というメリットがあります。
また、ポール長さが自由に変えられるので、設置する場所に合わせて使えます。
さらに、ポールには打ち込み目安のラインが付いているので、初心者の方でも安定して設置できるのもおすすめポイントです。
CAMPING MOON(キャンピングムーン)・パイルドライバー
本体サイズ | 長さ115〜246cm(ハンガー長さ28cm) |
本体重量 | 約2.25kg |
最大耐荷重 | − |
こちらは高硬度ステンレススチール製で、打撃部分を重くしているため自重で打ち込む力を補助してくれます。
また、アームが2本付いているので、複数のアイテムを吊るせるというメリットもあります。
別売りの三脚オプションを付ければ、使えるシーンが増えるのでおすすめです。
三脚タイプ
CAMPAIN STAG(キャプテンスタッグ)・アルミスライドランタンスタンド
引用:Amazonhttps://www.amazon.co.jp/dp/B00E5YSFAY/
本体サイズ | 70×60×高さ107〜190cm(アーム直径0.6cm/長さ20cm) |
本体重量 | 約1.2kg |
最大耐荷重 | 約2kg |
アルミ製の商品なので、軽量で持ち運びに便利というメリットがあります。
また、ポールを回すだけで長さが変えられるので操作も簡単です。
さらに、足元を固定するためのペグも同梱されてくるので風の強い場所でも転倒の恐れが少なく、価格が安くコスパに優れています。
BUNDOK(バンドック )・ランタンスタンド
本体サイズ | 65×56×長さ75〜195cm(使用時) 8×8×70cm(収納時) |
本体重量 | 約1.5kg |
最大耐荷重 | 約2kg |
こちらもシンプルでコスパがいい商品です。
一番の特徴は収納性の高さにあります。
折りたたんでしまえば、70cmの長さまで小さくできるので、ツーリングキャンプやバックパックキャンプにも十分持っていけます。こちらももちろん転動防止用のペグ付きです。
VASTLAND(ヴァストランド)・ランタンスタンドアルミ製
本体サイズ | 長さ75〜230cm(使用時) 長さ81cm(収納時) |
本体重量 | 約1.8kg |
最大耐荷重 | 約2kg |
三脚を開いた状態で75cmから215cmの高さまで使えるランタンスタンドです。
長めのアームが2本付いていて最大耐荷重は2kgもあるので、ランタン以外にもドライネットやシェラカップがたくさん吊るせます。
また、材質はアルミなので軽量でサビにくい点がメリットです。
Coleman(コールマン)・ランタンスタンドⅣ
本体サイズ | 長さ109〜226cm(使用時) 直径11×90cm(収納時) |
本体重量 | 約1.4kg |
最大耐荷重 | − |
一番特徴的な点はほぼフラットになる三脚部分です。地面に沿うように三脚が昼がるので、足を引っ掛けることがなく安定性も高くなります。
ただし、地面が平坦でないと逆に不安定になるため、整ったキャンプサイトや舗装された場所で使うのに適した初心者向けの商品です。
クランプタイプ
FLYFLYGO(フライフライゴー)・ランタンスタンド
本体サイズ | 長さ32.5〜89.5cm/ハンガー長さ15cm(使用時) 長さ33×5.5cm(収納時) |
本体重量 | 245g |
最大耐荷重 | − |
ハンガーの高さや角度、向きを自由に変えられる商品です。
ポールは3分割できてお好みの数だけ連結して使えるため、色々なシーンに合わせて使えます。また、収納時は長さ33cm重さ245gとコンパクトなので、荷物を極力減らしたい場合にぴったりです。さらに価格が安いので、クランプタイプのランタンスタンドを初めて使う方にもおすすめします。
Naturehike(ネイチャーハイク)・ランタンスタンド
本体サイズ | 長さ96.5cm(使用時) 長さ33cm(収納時) |
本体重量 | 230g |
最大耐荷重 | 約1kg |
厚さ3cm以内の場所であればどこにでも取り付けられるクランプタイプの商品です。
航空用アルミニウムを採用しているため、丈夫で軽いのが特徴です。ポール内部にはショックコードが内蔵されているので、誰でもあっという間に組み立てられます。
折りたたむとコンパクトになるので、バックパックキャンプなどにもおすすめです。
ハンガータイプ
UZIPAL・ランタンハンガー
本体サイズ | 長さ約26.5cm (取付可能ポールサイズ:直径1.5〜3.2cm) |
本体重量 | 約130g |
最大耐荷重 | 約10kg |
他のランタンスタンドと比べても抜群の耐荷重量を誇る商品です。
10kg程度のものまで吊るせるので、ゴミ袋やスピーカーなどを掛けるなど用途は様々あります。左右でループの大きさが異なるため、細いポールから太いポールにまで対応でき、室内外いろいろな場所で使えます。
ハイブリットタイプ
YAEI WORKERS(ヤエイワーカーズ)・ランタンスタンド
本体サイズ | 長さ146cm(使用時) 長さ40.5×0.5×5.5cm(収納時) |
本体重量 | 550g |
最大耐荷重 | 約1kg |
ポールを地面に打ち込んでも付属のクランプで固定しても使えます。
セットに含まれるペグは高強度の鋳造製なので、キャンプ場などでガシガシ打ち込んでも壊れません。
全体的に黒っぽい色合いがクールな印象のおしゃれキャンパーにおすすめのランタンスタンドです。
Ribitek(リビテック)・ランタンスタンド
本体サイズ | 長さ124cm(使用時) 長さ38cm(収納時) |
本体重量 | 492g |
最大耐荷重 | 約850g |
厚さ1.5mmと厚手のアルミニウム合金ポールと、高強度スチール製のベグがセットになった商品です。
この材料のおかげで軽量かつ丈夫なスタンドになっていて、ペグとポールの連結部は余分な隙間がないので安定感が抜群です。
一年間の商品保証付きなので、アウトドアで安心して使えます。
使い方次第で便利なランタンスタンド
あると便利なランタンスタンドの魅力や種類、おすすめ商品について紹介してきました。
あなたのキャンプスタイルによって、それぞれ適したタイプが異なりますので、特徴を理解した上でぴったりのランタンスタンドを探してください。
ランタンを吊るす以外にも使い方は様々なので、ランタンスタンドを持っていけばキャンプサイトがより快適になること間違いなしです!