キャンプ場に行くと、ひときわ目立つ円錐形のテントをよく見ます。「トンガリテント」や「ティピーテント」とも呼ばれるワンポールテントですね。
最初は値段や簡易性からドームテントを選ぶ方がほとんどですが、「キャンプも慣れてきたしそろそろ見た目がカッコいいワンポールテントが欲しい」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、その形から「ワンポールテントは欲しいけど設営が難しそう」と思っている方も多いと思います。そこで今回は、ワンポールテントの特徴と購入する際の注意点、おすすめのワンポールテント7選をご紹介します。
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
ワンポールテントの特徴
テントにはドーム型、トンネル型、ワンタッチ型などさまざま種類があります。
ここではワンポール型のテントの特徴をご紹介します。
ワンポールテントとは
ワンポールテントとは、支柱となる中央のポール1本で建つことができる円錐型のテントです。
「インディアンテント」などと呼ばれることもあります。
もともとはネイティブアメリカンが使用していたテントです。
そのため、見た目がとてもアウトドアとマッチしているので、その見た目に惚れ込んで買う方も多いです。
ドーム型のテントは、骨組みとなるポールだけで建つ「自立式」のテントなので、ペグがなくても建ちます。
しかしワンポールテントは、中央のポールだけでは建たず、ペグの支えがないと建たない「非自立式」となっています。
ワンポールテントのメリット
ドーム型やトンネル型のテントなどは、ポールを組み立て交差させることにより、テントを建てます。
しかし、ワンポールテントはポール1本だけで建つので、設営工程がとてもシンプルで簡単です。
工程としては地面に接する面をペグで固定し、支柱となる真ん中のポールを建てるだけです。
そのため、最初は手こずるかもしれませんが、慣れてしまえばドーム型のテントよりも簡単にテントを建てられます。
ワンポールテントのデメリット
ワンポールテントのデメリットとしては、デッドスペースが多いことが挙げられます。
中央にポールがあるために、テントの真ん中にテーブルを置けません。
また、構造上形が円錐状になるため、底面積は大きくとも外側にいくに従って天井は低くなります。
そのため、トンネル型やドーム型のように四角形や丸型の形をしているテントよりは、デッドスペースが大きいです。
さらに、ペグがないと建ちません。ドーム型のテントは、骨組みとなるポールがあればペグがなくても建ちます。
しかしワンポールテントは支柱となるポールをペグで支えるので、ペグが刺さらない場所では建てられません。
ワンポールテントの購入前の注意点
丈夫なペグがあると安心
テントを購入するとほとんどの場合、ペグも一緒についてきます。
しかし付属のペグは強度が弱いものもが多く、地面が硬かった場合、すぐに曲がります。
前述したように、ワンポールテントはペグの支えがないと建ちません。
したがって、ドーム型よりも設営場所が限られます。またワンポールテントを購入する場合は、硬い地面にも対応できるように、強度の高いペグがあると安心です。
ワンポールテントは大きめのものを
前述したように、ワンポールテントはデッドスペースが多いです。
そのため、メーカーが設定しているテントの定員よりも1~2人少ない人数で使うのがちょうどいいサイズです。
例えば3人で使うのであれば、4〜5人用のワンポールテントがちょうどいい大きさとなります。
ワンポールテントは雨に弱い
ワンポールテントは構造上、三角形をしているので雨が降った場合、出入り口のところに雨水がそのまま流れてきます。
そのため、ワンポールテントを使う場合は、出入り口の部分にタープで天井を作るようにするか、キャノピー(ひさし)があるものを選びましょう。
激安ワンポールテントおすすめ7選
今回ご紹介するテントは以下の7つです。
テンマクデザイン サーカスTC
収納サイズ | 670×250(直径)mm |
---|---|
組み立てサイズ | 42cm×44cm×28cm(高) |
総重量 | 約11kg |
最初にご紹介するのは、テンマクデザインのサーカスTCです。
このテントの特徴は、テントに使用されているTC素材です。
TCとはテトロン(Tetoron)とコットン(Cotton)のことです。テトロンとコットンの混紡生地なのでTCやポリコットンとも呼ばれます。
メリットとしては、コットンは一般的なポリエステルのテントに比べ、耐火性が高いことです。
またコットンを混紡しているため、遮光性が高いです。
さらに、TC素材は通気性がいいため、結露が発生しにくいという特徴があります。
海辺や湖畔でキャンプをする場合や、冬にキャンプをする場合は、結露が発生しやすいため、そのような場面のキャンプが好きな方はTC素材のテントを買うといいでしょう。
デメリットとしては、コットンを混紡している分、ポリエステルのテントよりも重くなっています。ソロキャンプなどで荷物を減らしている場合は向きませんが、車でオートキャンプに行く場合はあまり気になりません。
DOD(ディーオーディー) ワンポールテントL 8人用
収納サイズ | W62×D25×H25cm |
---|---|
組み立てサイズ | W460×D460×H300cm |
総重量 | 約12kg |
2番目にご紹介するのは、「DOD ワンポールテント 8人用」です。
このテントの特徴はインナーテントが全面メッシュになっていることです。
真夏の暑い時は、周りからの視線を気にしないのであれば、全面メッシュのワンポールテントで過ごせます。
またDOD社のテントのメリットとして「フタマタノサソイ」という商品が使用できる点です。
ワンポールテントのデメリットとして、真ん中にポールがある点です。しかしこの商品を使えば、ポールをウォールに沿って二股化し、真ん中のポールがなくなります。
これでデッドスペースもなくなり、テント内の空間を有効に使えます。
FIELDOOR ワンポールテント 4人用
収納サイズ | |
---|---|
組み立てサイズ | W400×D350×H215cm |
総重量 | 約4.6kg |
このテントも素材にTC素材を使用しているため、難燃性、遮光性、通気性に優れています。
またテント上部についているベンチレーションの下に、タープ連結用のベルトがあります。
通常、ワンポールテントをタープと連結させる場合は、ワンポールテントのポール上部にタープを紐で固定します。
しかし、FIELDOORのワンポールテントはジョイント用のベルトがあるため、カラビナで簡単にタープと連結できます。
またFIELDOORワンポールテントはカラーバリエーションが多く、5種類のカラーがあります。
「夜に酔った状態でトイレに行ったら自分のテントがどこだか分からなくなった」という方も多いのではないでしょうか。
しかしFIELDOORワンポールテントであれば、人が多い夜間でも自分のテントをすぐに見つけられます。
LOGOS ナバホ Tepee 400 4人用
収納サイズ | W56cm×D21cm×H21cm |
---|---|
組み立てサイズ | W400×D345×H235cm |
総重量 | 約5.8kg/td> |
インディアン柄を使用しているこのテントの1番の特徴は、そのおしゃれでかわいいデザインです。
またこのテントもタープと連結ができ、タープなどもLOGOSのインディアン柄を使用することで、とても統一感が出ておしゃれです。
そのため、女性キャンパーに大人気のテントとなっています。
ロゴスのテントには難燃性に優れた難燃性ポリエステルエフタを使用しているため、火の粉が飛んでも大丈夫です。
CAPTAIN STAG(キャプテン スタッグ)アルミワンポールテント300UV
収納サイズ | W65cm×D15cm×H15cm |
---|---|
組み立てサイズ | W300×D250×H180cm |
総重量 | 約3.0kg/td> |
CAPTAIN STAGのアルミワンポールテント300UVもインナーテントは全てメッシュとなっていて、インナーテントのみで使えます。
しかしフライシートに出入り口が1つしかないため、風の通りが悪く、真夏にインナーテントとフライシート両方で使うと暑いです。
ポールにはジュラルミン合金を使用しており、総重量は3kgしかありません。ファミリー向けワンポールテントでは、かなり軽量なテントです。
クイックキャンプ QUICKCAMP ワンポールテント QC-TCT440
収納サイズ | W65cm×D25cm×H25cm |
---|---|
組み立てサイズ | W440×D380×H290cm |
総重量 | 約13.7kg |
QUICKCAMPワンポールテントQC-TC440は、テント生地の素材にTC素材を使用しています。またこのテントは生地にリップストップ加工を採用しています。リップストップ加工は格子状に繊維を編み込むことによって、破れやほつれが起こりにくいです。そのため、もし生地が切れてしまったり、穴が空いてしまった場合も、そこからダメージが広がるのを防いでくれます。
Hilander(ハイランダー) ワンポールテントBIG420 専用グランドシート付き
収納サイズ | 74cm×25×25450×450×300cm |
---|---|
組み立てサイズ | 450×450×300cm |
総重量 | 約)11kg |
ハイランダーのワンポールテントBIG420は、キャノピーを張り出すことができるため、雨よけを作れます。
またグランドシートとセット売りをしており、セットで買うことで割安に購入できます。
ワンポールテントでカッコいいキャンプ
おすすめワンポールテント7選をご紹介しました。
ワンポールテントは最近人気が高く色々な種類が出ています。
ぜひワンポールテントでいつもよりもカッコいいキャンプに挑戦してみてください。
https://nomad-base.jp/archives/2672