GOGlampingは、リーズナブルでかっこいいテントを数多く販売していますが、その中でも注目を集めているのが2023年3月に発売開始した「山稜二又ティピーテントTC180」です。
今回は、機能性が高く、進化型ティピーテントとも呼ばれる山稜二又ティピーテントTC180の特長や実際に使って感じたメリット・デメリットを徹底レビューします!
山稜二又ティピーテントTC180が気になっている方、遊び心のあるソロテントをお探しの方は、ぜひ参考にして下さい。
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山稜二又ティピーテントの特長を紹介!
山稜二又ティピーテントの6つの特長を紹介します。
- TC素材でオールシーズン使える
- 二又ポールが標準装備
- 上下4か所のベンチレーションで風通し・換気が良い
- シームテープでしっかり防水
- 薪ストーブ用の煙突ポートが標準装備
- 小型のウイングタープが付属
TC素材でオールシーズン使える
山稜二又ティピーテントは、通気性・吸水性に優れたTC素材を使用しています。
遮光性も高く、夏は涼しく快適に過ごせるほか、防水性も高いので雨の日のキャンプも安心して楽しめるでしょう!
火の粉にも強いので、キャンプの焚き火も楽しめます。
二又ポールが標準装備
ティピーテントは、中央のポールがあって使い勝手が悪いと感じている方も多いと思いますが、山稜二又ティピーテントは二又ポールが標準装備されているので、中の空間が広々使えます!
ポールを気にせずレイアウトができ、インナーテントの設置場所にも困りません。
上下4か所のベンチレーションで風通し・換気が良い
山稜二又ティピーテントは、上に2箇所、下に2箇所、合計4箇所にベンチレーションが装備されていることによって、風通しが抜群です。
とくに下についているベンチレーションは開口部も広いので、風通しが良く、夏の暑い時期でも通気性がよく、快適に過ごせるでしょう。
シームテープでしっかり防水
山稜二又ティピーテントン縫い目には、防水性を高めるシームテープが採用されています。
そのほかにも、耐水ファスナーを使用するなど、雨への対策が徹底されているので、小雨はもちろん大雨が降ってきても雨の侵入を徹底的に防いでくれます!
シームテープや耐水ファスナーなど、防水対策がここまで施されているテントは珍しく、まさに機能性の高い万能なティピーテントといえるでしょう。
薪ストーブ用の煙突ポートが標準装備
薪ストーブ用の煙突ポートも標準装備されているので、薪ストーブを使用したい冬場のキャンプにもおすすめのテントです。不燃性の素材が使用されていて、煙突の挿入部分に切込みが入っているので、別途煙突ガードを使用する必要もありません。
小型のウイングタープが付属
夏の日差し対策に便利な小型のウィングタープまで付属する山稜二又ティピーテント!
日差しや雨・風除けとしても十分な大きさで、アレンジも楽しめます。
さらに、タープを連結させるために付属する連結用のハットを使用すれば、持っているタープも簡単に取り付け可能です。
山稜二又ティピーテントの基本情報
フライシートサイズ | (約)W270xD270xH180cm |
---|---|
前幕サイズ | (約)W324×D248cm |
収納サイズ | (約)W61xD22xH22cm |
重量 | (約)6.8kg |
材質 | フライシート/前幕:ポリコットン |
耐水圧 | 700mm |
内容物 | フライシート×1枚、前幕×1枚 二又ポール×1セット、前幕用連結アダプター×1個 カラビナ×1個、EVAボール×2個、自在付きロープ×12本 ペグ×6本、キャリーバッグ×1個取扱説明書(日本語)×1枚 |
山稜二又ティピーテントのサイズ感
収納サイズはW61xD22xH22cmで重量は6.8kgとなります。
ソロテントの中でもやや大きめのサイズ感となり重さもあるので車キャンプ向けのテントです。
設営サイズは (約)W270xD270xH180cmとバンドックのソロティピ(約2400x2400x1500mm)やWAQ Alpha TC(約2400x2400x1500mm)よりも少し大きいサイズとなります。
付属の前幕を使用すると更に設営サイズを広げることができるので荷物が多い場合やディオでのキャンプにも対応できそうです!
このテントの大きな特徴でもある2又ポールなので真ん中にポールがない点も室内空間を広く使えて居住性がアップしています。
横幅・高さがやや大きめなのでハイコットを使うことができました。
山稜二又ティピーテントの内容物をチェック
- フライシート×1枚
- 前幕×1枚
- 二又ポール×1セット、
- 前幕用連結アダプター×1個
- カラビナ×1個、
- EVAボール×2個
- 自在付きロープ×12本
- ペグ×6本
- キャリーバッグ×1個
- 取扱説明書(日本語)×1枚
となっています。
それぞれを細かく見ていきたいと思います。
フライシート
フライシートは厚みのあるTC素材で縫い目にはシームテープが採用されています。
防水性が高く焚き火に強いフライシートと言えそうです!
キャリーバッグ
キャリーバックはファスナー式ではなくマジックテープ式となっています。
広げるとトートバッグのように間口が広くテントの出し入れをしやすくなっています。
調節ベルト付きの4か所のアタッチメントを使用すればコンパクトなサイズに収まります。
持ち手は長く肩にかけて持ち運ぶことができ便利です。
二又ポールセット&EVAボール
テントの支柱となるポールは軽量で十分な強度があります。
EVAボールはスポンジ製で劣化や紛失してもいいように予備が一つついています。
二股ポールの組み立てはポールの先端に連結アダプターを差し込むだけである程度固定されます。
ベルトは先端の差し込みパーツをポールの端に取り付けまます。
2か所とも差し込めばテントの骨組みにあたる2又ポールが完成します。
前幕&前幕用連結アダプター
前幕を連結するアダプターには4つのループが付いており1か所にはカラビナついており残りの3か所はロープを結んで使用します。
設営したテントの上に被せて3か所のロープをペグダウンすることで前幕を安定して取り付けることができます。
前幕の取り付けは少し手間のかかる作業ですが室内空間を広く使えたり前室の日差し対策としてウィングタープとしても使える便利な仕様です。
ペグ・自在金具付きロープ
ペグはある程度硬い地面でも使用できるスチール製です。
本数が6本と少ないので前幕をタープとして使う場合やスカートをペグダウンする際には買い足しが必要です。
チタンペグや鍛造ペグを必要に応じて購入することをお勧めします。
自在金具付きのロープはしっかりと太さ・長さがあり問題なく使用できます。
取扱説明書
取扱説明書は日本語で設営方法や撤収方法が書かれています。
山稜二又ティピーテントのメリデリ
メリット①4シーズン通して使えるテント
夏はTC素材で通気性が良くウイングタープでの日差し対策ができ冬は薪ストーブをインストールできるのでテント内を暖かく保てます。
スカートやベンチレーションも標準装備なのでオールシーズン快適に過ごせるテントです。
メリット②防水性能がバッチリ
シームテープでの防水対策や止水ファスナーの採用など雨対策がしっかりされているのは嬉しいいポイントです!
メリット③設営が簡単
幕を広げて4隅をペグダウン⇒2又ポールを中に差し込めばテントは簡単に自立します。
初心者でも慣れれば10分かからずにテントの設営が可能です。
また、初心者には難しく思われるタープの連結も付属の連結アダプターを使うことで便利でカッコいい前室を作ることができます!
デメリット①買い足しが必要
テントに張り綱をする場合やスカートをペグダウンする際にはペグの本数が少なく足らなくなります。
また、ウィングタープを張る場合やアレンジするには別途ポールが必要になったり夏場は虫対策のインナーテントを購入しないといけない点はデメリットに感じる点です。
デメリット②中華ブランドならではの粗さ
製品としてはかなり完成度の高いテントですがところどころ縫い目の粗さやほつれが見られます。
完璧をお求めの方にはあまりお勧めできません。
まとめ
今回は、進化系ティピーテントと呼ばれて話題となっている「山稜二又ティピーテントTC180」をレビューしました。
ベンチレーション装備で、通気性が良く、夏場のキャンプが快適に過ごせるだけでなく、煙突口も装備されているので、オールシーズン使えるのが山稜二又ティピーテントTC180の魅力です。また、防水機能も高いので、天候の変化にも安心して対応できるでしょう!
アレンジが自由に効きやすく、使い勝手の良い「山稜二又ティピーテントTC180」は、キャンプ初心者はもちろん、遊び心のある自由度の高いテントをお探しの方にもおすすめです!