タープは、アウトドアシーンで紫外線対策や雨をよけるために活用するアイテムです。
いくつものメーカーから発売されており、リーズナブルな商品も目立ちます。
なかでも、近年利用する方が増えているのがUnigear(ユニジア)のタープです。
ユニジアのタープを利用したことがないと、機能性や安全性に不安や疑問を抱く方もいるでしょう。
そこで、2種類のタープをレビューします。
レビューを参考にして、ユニジアタープをアウトドアやキャンプで利用する際の参考にしてくださいね。
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Unigearとは?どこの国のブランド?
ユニジアは、2014年に誕生したアウトドア商品を扱っているブランドです。
日本のほか、アメリカやカナダ、イギリスをはじめとしたヨーロッパ各国、ニュージーランドやオーストラリアにも展開していますが、中国にある配送センターや倉庫から発送されます。
日本版のAmazonや公式ウェブサイトには、住所が明記されていません。
しかし、イギリス版のAmazonには住所が記載されており、「中国江西省鷹潭市」となっています。
どこの国のブランドなのかは公式ウェブサイトに明記されていないものの、中国のブランドだと判断できるでしょう。
タープをはじめ、アウトドアに必要なアイテムを複数販売しています。
Unigear公式サイト:https://unigearshop.com/
ユニジアタープの種類
ユニジアタープは、ナイロン素材の商品とTC素材の商品に分かれています。
使用している素材によって、特長や機能性に違いがあるため、使用用途や自分がアウトドアシーンで重視するポイントに合わせて選びましょう。
それぞれの素材ごとの違い、特長を紹介します。
ナイロン製タープ
Unigearナイロン製レクタ・ヘキサタープの特長
ナイロン製レクタ・ヘキサタープは、ナイロンの糸を高密度で織っているため防水性が高いことが特長です。
急な雨にも対応でき、しっかりと雨水を防ぎたいときに活躍するでしょう。
ユニジアのナイロン素材のタープは、裏面がシルバーコーティングされており、遮光性の高いことが特長です。
真夏や日差しが強いとき、アウトドアを楽しみたいものの紫外線が気になるという方でも、快適に楽しむことにつながります。
ナイロンは、軽量だとされている天然素材を使った商品と比べても軽いことが特長です。
ポリエステル素材と比べても、ナイロンのほうが軽いといえるでしょう。軽量なため持ち運びしやすく、コンパクトにまとめられることも魅力です。
ナイロン素材レクタタープのサイズラインナップ
ナイロン素材ヘキサタープのサイズラインナップ
TC素材ヘキサタープ
UnigearTC素材ヘキサタープの特長
TC素材は、ナイロン素材と比べるとしっかりとした印象で、見た目に高級感があります。機能性の高さだけではなく、デザイン性や見た目にもこだわりたい方におすすめです。
TC素材は通気性が高いことから、夏は涼しさを感じられます。通気性は高いものの熱は放出しにくいことから、寒い時期は暖かく過ごせることが特長です。そのため、季節を問わずアウトドアを楽しむ方にとって使い勝手が良いでしょう。
ナイロン素材とは異なり、コットンが含まれていることが特長です。そのため、キャンプやBBQで料理をしている際に火の粉が当たっても穴が空きにくいのです。焚火をしたい方、アウトドアで食事を楽しむことを重視している方に最適でしょう。
UnigearTCヘキサタープサイズラインナップ
ナイロン素材レクタタープ3×3のレビュー
内容物
- タープ本体
- ペグ・・・6本
- ロープ・・・6本
- 収納ケース
タープ本体
生地は厚みがあり、しっかりとしたナイロン製です。
縫製もきれいにされて目立ったほつれはありません。
裏面にはシルバーコーティングがされています。
四隅と各辺の真ん中にはループとハトメがついてますので設営時にポールやロープの固定がしっかりとできます。
ペグ
アルミ製のピンペグが6本が付属します。
おまけ程度のペグですがしっかりと打ち込め、使用後も曲がることはありませんでした。
ただ、フィールドによっては使えない場面も想定できるのでチタンペグなどのしっかりとしたペグを使用する方がよさそうです。
ロープ
ナイロン製のロープ6本が付属します。
カラーはオレンジで視認性が良いのが特徴で設営したさに目立つので移動時に引っ掛かりにくい点がgoodです。
プラスティック製の3つ目の自在金具がついていますので長さの調節が簡単に行えます。
焚き火には気を付けて
ナイロン素材のタープなので難燃性はないので焚き火からはしっかりと距離をとり行いましょう!
ポールの長さ1.5mで設営しての焚き火であれば問題なさそうです。
DDタープと比較
ブッシュクラフトやソロキャンプでの軽量タープとしての使用が想定されるユニジアのナイロン製タープですが芸人も愛用する人気のDDタープとはどんな違いがあるのでしょうか?
価格差があるので価格を抑えてタープを検討している人は違いをチェックしておくとよいでしょう。
DDタープ3×3(300×300cm)とユニジアタープL(300×300cm)を比較
DDタープとの違い①重量の違い
DDタープ | Unigearタープ |
---|---|
843g | 742g |
本体のみを計測してみたところ、わずかですがユニジアタープの方が軽いようです。
軽量重視の場合はユニジアがおすすめです。
DDタープとの違い②ループの数
- DDタープ 19か所
- ユニジアタープ 8か所
ループの数はDDタープの方が多くアレンジ自在な張り方ができます。
ユニジアタープにはハトメがついているので初心者には設営しやすという違いもあります。
ユニジアのナイロン素材タープのループの数
- Mサイズ・・・8か所
- Lサイズ・・・8か所
- XLサイズ・・・18か所
- XXLサイズ…19か所
ユニジアのナイロンタープはサイズによってもループの数が違うので購入前にチェックしてください!
DDタープとの違い③UVカット
ユニジアタープ(写真右)とDDタープを(写真左)を張り比べてみると光の通し方が違うのがよくわかります。
生地の裏面がシルバーコーティングされているので日陰の濃さや紫外線カットという面ではユニジアタープが優れています。
DDタープとの違い④付属品の品質
ロープやペグなどどちらも付属しますが比較してみるとユニジアタープ(写真右)の方が実用的です。
ペグの太さはかなりの違いがあり強度的にもユニジアタープに分があります。
ロープに関しても長さ・太さともにユニジアタープは付属品でも十分に使える品質と言えます。
TC素材ヘキサタープ420*410cmのレビュー
内容物
- タープ本体
- ペグ・・・8本
- ロープ・・・6本
- 延長ベルト
- 収納ケース
- 取扱説明書
タープ本体
肌触りの良いTC素材でそれなりに厚みがありしっかりしています。
縫製も丁寧にされており低価格帯のタープとは思えない質感です。
各コーナー部分は金具がついておりポール差し込みやロープを結ぶのに強度があります。
ポール付近にはランタンが取り付けられるようにプラスティックの三角リングがついていて便利です!
ペグ
付属品としてはしっかりとしたスチールペグでヘッド部分は蓄光仕様になっているので夜は目印になり子供の転倒防止など安全面に配慮されています。
肝心なペグの強度はよほど固い地面でなければ新に買い揃える必要はなさそうですがペグの本数に余裕がないので、できれば予備があった方が安心です。
ロープ
ロープは色違いの自在金具がついた2種類あります。
1つは7.5Mのロープです。
真ん中をポールの先端にセットして1本で2本のロープになるように使用します。
ロープには赤い自在金具がついているので見分けやすいですよ。
もう一つは3mのガイロープです。
灰色の自在金具がついています。
延長ベルト
テントとタープを合わせて使用したい場合のために小川張り用の延長ベルトが付属します。
長さ調節ができるプラスティック製のアジャスターがついています。
ベルトの先端には余ったベルトをまとめられるようにマジックテープが取り付けられていて便利ですね。
延長ベルトの長さは約4.7Mあるので大型のテントでも小川張りが可能です。
収納ケース
収納ケースはかなりゆとりがありたたみ方が多少、雑になってもストレスなく収まります。
取扱説明書
取扱説明書はすべて日本語で設営方法やたたみ方・保管方法などが図解を交えてわかりやすく書かれていますので初心者の方でも安心です!
Unigear TCヘキサタープを設営してみて
形がきれい
程よいくびれ具合で形がキレイなヘキサタープです。
また、このくびれによりタープ初心者でもピンっと張ることができます。
ポールやロープの取り付けはステンレスプレートなので強度があり安心です。
ソロ・ディオにも最適なサイズ
DODのワンタッチテント1~2人用を配置してみると程よい前室が出来て快適なサイズ感ではないかと思いました。
タープのみで使用するなら3~4人程度で使用できそうです。
サーカスTCと連結もできる
別途、連結アダプター(DODのトンガリハットを使用)が必要ですがワンポールテントとの連結で広々としたリビング空間を作ることができます。
大きめのテントと連結すればファミリーでも使えるサイズ感となります。
まとめ
タープは、快適にアウトドアを楽しむために用意したいアイテムです。
天候の影響を受けずにアウトドアを楽しめるため、季節を問わずキャンプやBBQを楽しめます。ユニジアタープは簡単に設置でき、強度があり安全性が高いこと、2種類から選べることが特長です。
また、ループが多くてアレンジしやすいことから、ほかのメーカーのタープは少し値が張るため迷っているというかたにおすすめです。
次のキャンプやBBQに向けて、コストパフォーマンスが良いユニジアタープの購入を検討しましょう。