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EcoFlowリバー2マックスをレビュー!爆速充電のリン酸鉄ポータブル電源

エコフローリバー2マックス

EcoFlowからRIVERシリーズの最新作「RIVER 2 Max」が販売されました。
従来のリチウム電池からリン酸鉄リチウム電池に変わり、機能性も更に高まっています!

まだ、販売されて間もないためレビューも少なく、口コミや評判が気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、「RIVER 2 Max」の基本スペックからメリット、実際に使用して感じたことを徹底レビューします!
購入を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。


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RIVER 2 Maxの基本スペック

RIVER 2 Max仕様

RIVER 2 Max サイズ感
容量 512Wh (20Ah 25.6V )
外形寸法 26.9 x 25.9 x 19.6cm
電池素材 リン酸鉄リチウムイオン電池
重量 約6.1kg
使用温度範囲 -10°C ~ 45°C
充電温度範囲 0°C ~ 45°C°C
推奨使用温度範囲 20°C ~ 30°C
保管温度範囲 -10°C ~ 45°C (推奨保管温度:20°C ~ 30°C)
寿命 3000回以上(80%+)
AC 出力 純正弦波、合計500W(サージ1000W) 100V~ 50Hz/60Hz X-Boost 750W
DC 出力 12.6V 10A, 最大126W
USB-C 入力/出力 5/9/12/15/20V 5A,最大 100W
AC 入力 100-120V 50Hz/60Hz, 最大10A
DC 入力 11-50V 220W, 最大10A

RIVER 2 Maxのディテール

RIVER 2 Max 正面

RIVER 2 Maxは液晶パネル・電源。各種給電ポートが正面に配置されています。
各種給電ポートが正面にそろっているので配置もしやすいのが特徴です。
ACポートの間隔も広く、使いやすい印象です。

RIVER 2 Max 液晶パネル

液晶パネルは、文字が大きく、はっきりと見えます。

RIVER 2 Max ハンドル

従来モデルはハンドルが上についていましたが、RIVER 2 Maxは後方に移動しています。
持ちやすく、安定感もあります。

RIVER 2 Max 上部

また、上部がフラットになり、見た目がすっきりした印象です!

RIVER 2 Max 棚にも入れられる

物を置くこともできますし、フィールドラックなど棚に置くこともでき使い勝手もよくなりました。

RIVER 2 Max 側面
RIVER 2 Max 側面

側面には、熱を放出するためのファンが付いています。

RIVER 2 Max 背面

背面は、AC充電とソーラーパネル・シガーソケット充電に使用する充電ポートが2箇所あります。

RIVER 2 Max デザイン

全体のデザインはグレー・ブラックのツートーンカラーもスタイリッシュで、シンプルで無駄のないデザインが、どんなアウトドアシーンにも合いそうです。

RIVER 2 Max付属品

RIVER 2 Max 付属品

RIVER 2 Maxの付属品は以下の通りです。

RIVER 2 Max 2 本体 1
AC 充電ケーブル 1
車載シガーソケット充電ケーブル 1
カーチャージャケーブル(車からXT90) 1
取扱説明書及び保証書 1

本体の他にAC充電・シガーソケット充電に対応した専用ケーブルと、DC5521接続ケーブルが付属します。

RIVER 2 Maxの主な特徴

「RIVER 2 Max」の特徴をまとめました。

  • EcoFlow史上最速の60分で充電完了
  • バッテリー充電サイクル3,000回で長持ち
  • 最大出力750Wまでの家電製品に対応
  • アプリによる遠隔操作
  • 6.1kgの軽量・コンパクト設計

RIVERシリーズの従来モデルとも比較していますので、参考にしてください。

EcoFlow史上最速の60分で充電完了

RIVER 2 Max 充電の早さ

RIVER 2 Maxは、ACコンセントを使用して約60分で充電が完了します。
従来モデルと比較しても38%高速化し、EcoFlow史上最速の充電時間を実現しています!

RIVER 2 Max ソーラーパネル

また、充電方法はAC充電の他に、シガーソケット充電、ソーラー充電、USB-C充電にも対応しているため、状況に応じて充電方法を選択できるのも魅力です。

RIVER 2 Max 車で充電

シガーソケットでの充電は約100Wで充電できましたので1時間で約20%程度充電できそうです。

RIVER 2 Max ソーラー充電

また、エコフローのソーラーパネルでは天気があまりよくない日でしたが90W以上で充電できましたよ。

※RIVER 2 Maxでは1.5m MC4 to XT60 ソーラーパネル充電ケーブルが付属していないのでエコフローのソーラーパネルと接続するには別途用意する必要があります。

バッテリー充電サイクル3,000回で長持ち

RIVER 2 Max リン酸鉄
参照元:EcoFlow

RIVER 2 Maxのバッテリー充電サイクルは約3,000回で、毎日使用しても約10年間も使用できます。
アウトドアで頻繁に使用する方でも、長期間使用することが可能です!

RIVER 2 Max 安全性

また、安全性が高い、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したことで、工業製品の国際的な安全基準を満たし、業界初のTUV認証も取得しています。
安全性が高く、安心して使用できますね。

最大出力750Wまでの家電製品に対応

X-Boostモードを使用すれば、最大出力750Wにも対応できます。
約80%の家電製品に対応し、電気毛布・IHクッキングヒーター・ドライヤー・セラミックファンヒーターなどキャンプや車中泊で使用する消費電力が高い家電製品も問題なく使用できます。
実際に使用できるのか、検証結果については、後ほど詳しく解説します。

アプリによる遠隔操作

RIVER 2 Max アプリ操作

RIVER 2 Maxは、EcoFlow専用アプリを使用した遠隔操作が可能です。
充電レベルの確認、各種設定、充電速度管理など、設定や管理がスマホ一つで完結する利便性の高さも魅力ですね。

接続方法は旧モデルのリバーマックスの場合はWi-Fiでの接続で少し使用しづらい面もありましたが今回のRIVER 2 MaxはBluetoothで簡単に接続ができて使いやすさがアップしています。

6.1kgの軽量・コンパクト設計

RIVER 2 Max コンパクト

6.1kgの軽量・コンパクトな本体は、従来モデルと比較して、約22%も軽量化されています。
ポータブル電源は10kgを超えるものも多いですが、約6kgであれば、女性や子どもでも問題なく持ち運びできますね。

RIVER 2 Maxで使える家電を検証

電気毛布

RIVER 2 Max 電気毛布

冬のキャンプや車中泊で使用する電気毛布が問題なく使用できます。

実際に車中泊で使用

車内温度が最低4℃の日に使用しましたが22:00頃がから使用して7時までは暖かく過ごせましたので9時間使用できましたよ。

HIクッキングヒーター

RIVER 2 Max IHクッキングヒーター

ドリテックのIHクッキングヒーターでは500Wでの使用ができました。

RIVER 2 Max IHクッキングヒーター 湯沸かし

300mlの水を沸かすのに約4分かかり充電は96%⇒87%減りました。
車中泊での湯沸かしや調理でも十分に活躍できそうです!

ドライヤー

RIVER 2 Max ドライヤー

750Wのドライヤーを動かすことができます。
X-Boost機能により出力を落としているので熱量は少し弱くなっていますがドライヤーが使えるのは女性にとっては嬉しい点ですね!

セラミックファンヒーター

RIVER 2 Max セラミックヒーター

冬の車中泊で車内を暖めてくれる350Wの小型ファンヒーターも問題なく使用できます。

使ってわかったRIVER 2 Maxの良い点

実際に使ってみて分かったRIVER 2 Maxの良い点をまとめました。

約60分で高速充電完が便利

RIVER 2 Max AC充電

RIVER 2 Maxは、60分でフル充電が完了します!
キャンプに出掛ける直前に充電をしても十分に間に合いますし、万が一充電が切れた場合にも、すぐに充電できるのが魅力だと感じました。
60分で充電が完了するのは本当に驚異的です!

アプリで簡単に遠隔操作できる

EcoFlow専用アプリは手元で使用中の電力や残りの電力を確認できたり周波数の設定やX-Boostの切り替えが可能です。
他にも特に便利な機能として遠隔でのAC電源のON・OFや待機時間の設定は個人的に便利に感じる点です!

AC電源のON・OFF

RIVER 2 Max 遠隔操作

ポータブル電源と離れた場所や寝袋に入ったままの状態でAC電源のON・OFFの切り替えができるので寒い冬などにはとても重宝します。

待機時間の設定

RIVER 2 Max 待機時間設定

システムの待機時間を設定できます。
ポータブル電源は給電していない状態でも充電が少しずつ減ってしまいます。
待機時間の設定をしておけば電源の切り忘れ防止として役立ちます。

ここまで機能性に優れた専用アプリは、なかなかないですね。

使ってわかったRIVER 2 Maxの残念な点

メリットが多いRIVER 2 Maxですが、使用時に注意する点もありました。
購入前にはメリットだけでなく、デメリットな点も合わせて確認しておくといいでしょう。

後方についているハンドルには若干のデメリットも

RIVER 2 Max デメリット

後方についているハンドルは、安定感があり、持ちやすい一方で、置くときには若干注意が必要です。
着地面にはクッションがない部分なので慎重に置かないと傷がついてしまいそうです。

RIVER 2 Max 積み込み

また、ハンドルが後方に出ているので、配置や保管場所にも注意が必要です。
上部がフラットになって、上に荷物を置いて自由に使えるようになったことはメリットですが、ハンドルの分後部に若干のデッドスペースができていますので移動時の荷物の積み込みや・保管場所にきれいに収まらないケースがあります。

以前モデル『リバーマックスとの違い』

RIVER 2 Max 旧モデルとの違い

従来のモデルRIVER Maxとの違いをまとめました。
大きく異なる点は、以下の3つです

  • 電池の種類(リン酸鉄・三元系)
  • AC充電時間
  • 保証期間

価格には大きな差がありませんが、機能面や仕様が変わり、使い勝手が更に向上しています。
以前モデルを使用している方や購入を検討して比較している方は、参考にしてください。

電池の種類

以前は、三元系のリチウム電池を使用していたRIVER Maxですが、RIVER 2 Maxから、リン酸鉄リチウム電池に変更されました。
安全性が高く、またバッテリーの寿命も大きく伸び、より長期的に安心して使用できるようになったことが大きな変更点です。

AC充電時間

RIVER Maxの充電時間は、約1.6時間です。
RIVER 2 Maxでは、更に早く、約1時間でAC充電が完了します。
使用する直前に充電しても十分間に合うため、準備時間の短縮にもつながりますね。

保証期間

従来は2年だった保証期間が5年に延長されました。
より手厚いアフターフォローが受けられ、長期間安心して使用できるのは大きなメリットでしょう。

まとめ

エコフロー リバー2マックス

今回は、EcoFlowから販売されたRIVERシリーズの最新作「RIVER 2 Max」を使用してみた感想をまとめてみました。
従来のリチウム電池からリン酸鉄リチウム電池に変わったことで、安全性が高まり、より長持ちするポータブル電源となったことでコストパフォーマンスが圧倒的に良くなりました。
充電時間が短く、アプリで簡単に管理できるため、キャンプや車中泊での使いやすく、災害時の備えとしても頼りになるアイテムです。
RIVER 2 Maxの使用感や評判が気になっていた方は、ぜひ購入を検討してみてください!

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