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冬キャンプ用の電気毛布おすすめ7選【2023】使い方や大きさ選び!山善・椙山・ニトリをレビュー

キャンプにおすすめの電気毛布

冬のキャンプの魅力は、焚き火の温もりを感じたり、澄んだ夜空の星など、夏キャンプでは味わえない魅力があります。
初心者でも安全に冬キャンプをするには、十分な寒さ対策と冬用の装備が必要になります。
冬キャンプで揃える装備の中で欠かせないのが「暖をとるための装備」です。
初めての冬キャンプでコスパよく冬装備を揃えるなら、まずは電気毛布を検討してみてください。
この記事では、電気毛布が冬キャンプにおすすめの理由と、冬キャンプで電気毛布を使う時の注意点を紹介しています。

冬キャンプの装備を揃える参考にしてみてください。

目次
  1. 冬キャンプの暖房器具に電気毛布がおすすめな理由
  2. 冬キャンプでの電気毛布のデメリット
  3. 冬キャンプで電気毛布を効果的に使う方法は?(使い方)
  4. 冬キャンプで電気毛布を効果的に使う方法3パターン!
  5. それぞれのパターンの温度検証
  6. 電気毛布のサイズはどのくらいが良い?
  7. 電気毛布を選ぶポイント
  8. 山善の電気毛布をポータブル電源EENOU P703で使った感想
  9. 人気の山善と椙山どっちか迷っているなら椙山がおすすめ
  10. おすすめの電気毛布をピックアップ!
  11. ニトリの電気毛布Nウォームも要チェック!
  12. まとめ

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冬キャンプの暖房器具に電気毛布がおすすめな理由

キャンプ電気毛布
冬キャンプに電気毛布がおすすめな理由は3つ
  • 購入価格が安価でコンパクトになる
  • ポータブル電源が使える
  • 一酸化中毒の危険がない

これから冬キャンプを始めようとする方には、電気毛布があるだけで冬キャンプを快適に過ごせるようになります。
それぞれ詳しく解説していきます。

購入価格が安価でコンパクトになる

電気毛布キャンプコンパクト

電気毛布の一番のメリットは安いものであれば2,500円程度で購入できるということ。
0度前後の気温でのキャンプでしたら、電気毛布があれば高価な真冬のシュラフがなくても一晩過ごせますので、高価な冬用のシュラフを買い足さなくても済みます。
厳寒期の冬キャンプでない限り、今あるキャンプ道具に電気毛布を加えることでかなり心強い防寒対策の一つとなります。
また、冬キャンプでは防寒対策のため荷物が大きくなるため、荷物のコンパクト化は必須です。
その点、電気毛布は軽量で折りたためばコンパクトになり、荷物の隙間に積載できるので、積載が限られる車やバイクでも手軽に持ち運べます。

消費電力が少ないのでポータブル電源が一晩使える

電気毛布ポータブル電源キャンプ

冬キャンプで電気毛布を使用する2つ目のメリットとして、消費電力が少ないのでポータブル電源で一晩中使用することができます。
使用例として、容量が400Whのポータブル電源では、電気毛布(50W)を約6時間連続で使用できます。
一般的な電気毛布の消費電力は50Wでほぼ最大値ですので、設定温度を下げればさらに使用時間を延ばせます。

また、電気毛布ではなくホットカーペットの使用を検討されている方は消費電力に注意が必要です。
ホットカーペットは、大きさにより消費電力が100W~700Wと電気毛布と比べて大きく、大容量のポータブル電源でも容量が足りず使えません。
ホットカーペットで快適に過ごすなら、ポータブル電源ではなく電源付きサイトの利用をおすすめします。

ストーブ系の暖房は一酸化炭素中毒で危険

一酸化炭素中毒冬キャンプ

冬キャンプで電気毛布を使用する3つ目のメリットとして「安全に一晩中暖をとれる」という点があげられます。
冬キャンプといえば、薪ストーブや石油ストーブを使用してのキャンプを思い浮かべる方も多いのですが、火を使った暖房には一酸化炭素中毒の危険性があり、最悪は命に係る事故になることもあります。

テントメーカーでも、幕内での火気の使用は一酸化中毒の危険性があるため禁止しています。
ストーブを使用して暖をとる場合でも、就寝時は安全のためストーブは消して就寝し、朝方のテント内は外気温とほぼ同気温となり、冬用のシュラフでないと凍えてしまいます。
一方で、電気毛布は一酸化炭素を発生させないので、安全に一晩中暖をとれます。
電気毛布は朝まで使用できるので、快適に朝まで過ごすことができるというメリットがあります。

冬キャンプでの電気毛布のデメリット

冬キャンプを安全にするには準備や下調べが必要です。
電気毛布を使用するデメリットもあらかじめ知っておいてください。

電気毛布のデメリット3つ
  • 電源がないと使用できない
  • 電気製品のため故障することもある

それぞれ詳しく解説していきます。

電源サイトでない場合はポータブル電源が必要

あたりまえですが、電気毛布は電源がないと使用できません。
事前の下調べでは、行きたいキャンプ場には電源付きのサイトがあるかどうかの確認が必須です。
キャンプブームで冬季では特に電源付きサイトから埋まっていきますので、早めの予約が必要になります。
電源サイトがないキャンプ場へ行く場合には、電源としてポータブル電源が必要となります。
ポータブル電源の容量はソロなら400Whで十分ですが、デュオキャンプやファミリーキャンプなら1000Whの大容量のポータブル電源を目安に用意してください。

電気毛布が壊れないように注意

電気毛布は電熱線に電流を通電させ熱を発生させる単純な構造ですので、断線すると加温しなくなります。
特に屋外で使用するキャンプでは、積載や収納などで断線することもありますし、丸洗いして故障することもあります。
電化製品ですので寿命があり壊れることが考えられますので、キャンプへ行く前には試しに通電させて故障がないことを確認してから使用しましょう。

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冬キャンプで電気毛布を効果的に使う方法3パターン!

冬キャンプで電気毛布を効果的に使用するには、地面からの冷気を防ぐために厚めの銀マットやサーマレストなどを用意して電気毛布を効率よく使いたいものです。電気毛布の使い方も様々あると思いますがここでは3つの使い方をご紹介します。

電気毛布を使うための準備

電気毛布を敷く前に銀マットやサーマレストを敷きましょう。
出来るだけ厚みのあるもの方が地面からの熱をシャットアウトすることができます。

電気毛布を敷く前の寝床の一例

キャンプ 電気毛布 使い方

この他にも空気の層ができるインフレーターブルマットやベットマットを使うと暖かい寝床を作ることができます。

電気毛布の寝床パターン①電気毛布の上に寝袋

電気毛布 キャンプ寝袋

電気毛布の上で寝袋に入って寝るパターンでも電気毛布の暖かさは感じることができます。
寝袋の中に暖かい空気を閉じ込めることができるのでそれなりに暖かいです。

電気毛布の寝床パターン②寝袋を掛け布団のように使う

寝袋 電気毛布 掛布団

電気毛布の暖かさを直接感じることができます。
電気毛布に掛け布団がスッポリかぶさるので電気毛布の熱を無駄なく掛け布団の間に熱がこもります。

電気毛布の寝床パターン③寝袋の中に電気毛布を入れる

寝袋の中に電気毛布

封筒型の寝袋はサイズによっては電気毛布を寝袋の中に入れることができます。
暖かさ重視であればこちらの方法が一番暖かいです。

サイズによっては収まらない場合やマミー型はしわになり電気毛布の故障にもつながるので避けた方が良いでしょう。

それぞれのパターンの温度検証

電気毛布の上の寝袋に入って寝るパターン

電気毛布 寝袋の下に敷く
最低外気温 2.8℃
平均外気温 4.0℃
布団内(電気毛布の上)の最高温度 25.6℃
寝袋内の平均温度 23.3℃
電気毛布 温度検証1

寝袋を掛布団のようにかけて寝るパターン

電気毛布掛け布団
最低外気温 1.3℃℃
平均外気温 3.8℃
布団内(電気毛布の上)の最高温度 33.4℃
寝袋内の平均温度 31.5℃
電気毛布 温度検証2

寝袋の中に電気毛布を入れて寝るパターン

寝袋の中に電気毛布
最低外気温 2.3℃℃
平均外気温 3.6℃
布団内(電気毛布の上)の最高温度 35.0℃
寝袋内の平均温度 32.7℃
電気毛布 温度検証3

電気毛布のサイズはどのくらいが良い?

冬キャンプで使用する電気毛布のサイズは、シングルサイズ130cm×80cmくらいががおすすめです。
シングルサイズですと、コットでの使用もできますし、お座敷スタイルにするなら2枚~3枚にするなど、使用用途や人数に合わせることができます。

電気毛布のサイズと枚数の目安
  • ソロキャンプなら130×80が1枚
  • デュオキャンプなら130×80が2枚または180×130が1枚
  • ファミリーキャンプなら180×130が2枚~

電気毛布は生地のサイズから内側に入った所に電熱線が入っています。
商品によっては、ダブルサイズの電気毛布だけど、電熱線の範囲がシングルサイズとい商品もありますので、購入するときには電熱線の入っている範囲も確認しましょう。

電気毛布の枚数や大きさによって、必要な電気容量も変わってきます。
ポータブル電源で電気毛布を使用する場合には、ポータブル電源の電気容量に合わせてサイズ・数量を検討してください。

電気毛布を選ぶポイント

冬キャンプで使用する電気毛布を選ぶポイントは3つ
  • 丸洗いできる
  • 室温センサーがついている
  • ダニ退治機能がある

それぞれ詳しく解説していきます。

汚れるから丸洗いできる電気毛布を選ぶ

キャンプで使用するので、焚火のにおいや汚れの付着は防ぐことができません。
ですので、丸洗いのできるもので、できれば洗濯機の使用ができる電気毛布を選ぶようにしましょう。

室温センサーがあると快適に過ごせる

室温センサー付きの電気毛布は、室温に合わせた温度調節を自動でしてくれます。
暑くなりすぎず、ちょうど良い温度設定で快適な睡眠をとることができます。

アレルギーがあるならダニ退治機能付き

ハウスダストなどアレルギー体質の方にはダニ退治機能があると、快適に電気毛布を使えます。
シーズンインした直後には、収納時についたダニ退治と天日干しでダニの死骸を除去することで、快適に電気毛布が使用できます。

山善の電気毛布をポータブル電源EENOU P703で使った感想

電気毛布を使えば冬のキャンプを必ず快適にできるわけではありません。
寝袋やテントの形状・就寝時の服装など防寒対策するべきところは沢山あります。
電気毛布がどのくらい効果があるのかインナーテントがある場合とない場合を試してみましたのでお伝えします。

外気温 最低3度インナーテントありで電気毛布

山善電気毛布 インナーテントあり

外気温が3度の時の装備が快適温度5℃のモンベルの化繊寝袋・サーマレストでコットを使って一晩過ごしたところさほど底冷えを感じることなく過ごすことができました。

外気温 最低3度サーカスTCの幕のみで電気毛布(インナーテントなし)

電気毛布 キャンプ 効果

また、同じ寝袋と電気毛布とサーマレストの組み合わせてサーカスTCの幕のみで使ったところ若干、寒さを感じました。
サーカスTCはスカート付ではありますが隙間からひんやりとした冷気が入ってきます。
その後、寝袋を快適温度-5℃の冬用に変えると電気毛布の暖かさの効果をかなり感じて寝ることができました。

やはり電気毛布だけでは防寒対策に限界があるので上記を参考にインナーテントの用意や冬用の寝袋の用意も行ってください。

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ポータブル電源の紹介

電気毛布 ポータブル電源  EENOUR p703

今回使ったポータブル電源はEENOUR ポータブル電源P703です。
冬のソロキャンプでは十分すぎる容量なので電気毛布が容量不足で使えなくなる心配はありませんでした。

山善の電気毛布を最大パワー⇒約8.5時間の使用で76%減
電気毛布のパワーを少し弱めて⇒約7時間の使用で59%減

とうい結果となり一晩使っても余裕があります。

人気の山善と椙山どっちか迷っているなら椙山がおすすめ

山善・椙山電気毛布

どちらもとても人気の電気毛布なのですが肌触りが良いのは椙山の電気毛布です。
山善は毛玉ができやすく劣化も早いです。

また、暖かさをもとめなら毛足の長い電気毛布だと更に暖かさを感じることができます。
予算や現在お持ちの寝袋や寝具に合わせて購入を検討すると良いと思います。

キャンプに向いている電気毛布を以下にまとめてみたので参考にしてみてください。

おすすめの電気毛布をピックアップ!

Sugiyama 電気敷き毛布 140×80cm NA-023S

サイズ 重量 定格
140×80cm 約0.7kg 55W
室内センサー 丸洗い ダニ退治

お手頃価格でキャンパー人気の電気毛布です。
肌触りも良く価格の割には質感が良いのでキャンプの電気毛布選びで迷った場合はこちらの電気毛布を購入することをお勧めします。

山善 電気毛布 YMS-16

サイズ 重量 定格
130×80 約0.89kg 40W
室内センサー 丸洗い ダニ退治

柔らかく薄い生地で持ち運びしやすい電気毛布です。
敷き毛布ですが軽いので、膝かけとしても使用できます。
洗濯機での丸洗いが可能ですので、お手入れの手間がかかりません。

Sugiyama NA-013K

サイズ 重量 定格
188×130cm 約1.3kg 80W
室内センサー 丸洗い ダニ退治

電熱線のサイズも大きく、成人男性でも体全体をカバーしてくれます。
コットで使用するにはおおきすぎますが、雑魚寝スタイルでは1枚で2人分カバーできます。
サイズが大きい分、消費電力も80Wと大きく、一晩使用するなら容量700whクラスのポータブル電源ですと余裕をもって使用できます。

コイズミ 電気毛布 KDS-4061

サイズ 重量 定格
130×80cm 約0.7kg 40W
室内センサー 丸洗い ダニ退治

素材がアクリルとポリエステルの混合となっており、ポリエステル100%の毛布と比べて厚みもあり保温性が高い毛布となっています。
洗濯機の使用はNGで手洗いと手間がかかりますが、実売2,000円を切る価格で購入できるので消耗品と割り切った使い方ができます。

MORITA TMB-S14KS

サイズ 重量 定格
約140×80cm 約0.89kg 40W
室内センサー 丸洗い ダニ退治

冷えやすい足元が暖かくなるような電熱線の配置になっています。
低価格の電気毛布ですが、室温センサー・ダニ退治機能・丸洗いOKと一通りの機能がついているので、キャンプでも家でも快適に使用できます。

アイリスオーヤマ EHB-1408-T

サイズ 重量 定格
約140×約80 0.7kg 40W
室内センサー 丸洗い ダニ退治

材質がポリエステル100%で肌触りはあまり良くないですが、軽くて薄いので持ち運びしやすい電気毛布です。
価格が手頃で、汚れてしまった時には丸洗い可能でかつ乾燥が早いので屋外の使用に向いています。

UBCで使える電気毛布もある

USB電気毛布との違い

USBをつないで使うタイプの電気毛布もあります。
こちらは電熱パネルの大きさが小さいものが多いので真冬のキャンプでの敷毛布としてはかなり不安があります。
焚き火の時に羽織れたりひざ掛けに使うのにはかなり暖かいのでおすすめです。
モバイルバッテリーなので持ち運べるのは嬉しいですね!

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ニトリの電気毛布Nウォームも要チェック!

ニトリ電気毛布

ニトリには2種類の電気毛布があります。

Nウォームi-n NT-402 NウォームSPi-n NT502
幅80×奥行130×高さ2cm 幅80×奥行140×高さ3cm
3,990円(税込) 5,990円(税込)

抗菌防臭、ダニ退治機能などは一通りそろっています。

ニトリ電気毛布キャンプ

毛足が長く肌触りが良いので少し値段が高くても肌触りを求めるならニトリもお勧めですね!

まとめ

電気毛布は、冬キャンプを始めてみようという方にはおすすめできる冬装備です。
価格も安価で2,500円ほどで入手でき、冬の寒さを柔らげ快適に寝ることができますので是非検討してみてください!

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