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スタンレーグロウラー1.9Lは氷入れに最適!保冷力を検証!

スタンレー グロウラー レビュー

暑い時期のアウトドア時で重宝されるのが氷です。
クーラーボックスに入れて保冷剤兼飲み物用に使用したりする方も多いと思いますが、かさばったり溶けてしまったりと実際にキャンプ地などについてから少しがっかりすることも少なくありません。
今回はそんなこれからの季節にぴったりな氷の持ち運びに活躍するグロウラーをご紹介します。


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グロウラーって何?

グロウラーとは

みなさんは「グロウラー」という言葉にあまり聴き馴染みがないのではないでしょうか。
そもそも、グロウラーとはアメリカ発祥のビールを持ち運ぶ詰め替え容器のことを指します。
冷たいビールをキンキンで炭酸を保ったまま持ち運んで楽しめるようにつくられた水筒のようなもの。
ガラスやステンレス・陶器などさまざまな素材のものが売られています。

高い保冷力や便利さから、キャンプなどのアウトドア時で氷を持ち運ぶために使用しているキャンパーも多いです。
今回は、アウトドアブランドのスタンレーから発売されているグロウラーをご紹介したいと思います。

夏のアウトドアの氷入れ容器として参考にしてみてください!

スタンレーグロウラーの種類

スタンレーグロウラー

クラシック真空グロウラー 1.9L

クラシック真空グロウラーは1サイズの展開で、容量が1.9L入る大容量の容器です。
以前は1L(32OZ)のサイズもありましたが廃盤になり、現在は1.9L(64oz)が定番品のみの販売となっています。
もし、1L(32OZ)のサイズを購入したい場合はAmazonや楽天でも見かけないのでメルカリなどで購入するしか無さそうですね・・・。
カラーはグリーン・ロイヤルブルー・ブラックの3色展開です。取手部分も大きく、大容量でも安定して持ち運ぶことができます。

GO Vacuum Growler 64オンス

こちらは、同じく1.9Lの容量に対応したゴーシリーズのグロウラーです。
公式での販売は取り扱っていませんが、アマゾンで購入することが可能です。
クラシックとほぼ同スペックの仕様になっており、若干クラシックより本体重量が軽量なのがポイントです。

スタンレーグロウラーの違い

スタンレー グロウラー 違い

スタンレーのグロウラーの大きな魅力は「高い保冷力」です。
後半で詳しくご説明しますが、氷や冷たい飲み物を入れていても一晩は保冷効果が持続するほどの高い保冷力を持っています。
また、ビールを持ち運ぶために作られただけあって、炭酸飲料を入れても炭酸が抜けずに保つことができます。
保冷だけでなく、保温効果も抜群なので暑い時期だけでなく年中欠かせないアイテムです!

コストコでも売っている?

「なんか見たことあるな?」と、既視感を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以前はコストコでも取り扱いがあったようですが、最近は販売している店舗はほとんどないようです。
コストコの公式サイトにあるネット販売サイトでも購入できていたようですが、調べてみるとブラックもグリーンもどちらのカラーも在庫切れの状態で、再入荷待ちが続いています。

コストコ公式HP スタンレーグロウラー販売ページ

スタンレークラシック真空グロウラー 1.9Lの基本情報

クラシックグロウラーの基本スペックは下記の通りです。

メーカー ##
容量 1.9L
重さ 990g
サイズ 幅:165mm
高さ:294mm
本体径:125mm
口径:60mm
素材 内びん:ステンレス鋼
胴部:ステンレス鋼
蓋:ステンレス鋼・ポリプロピレン
パッキン:シリコーン
保冷効力 5度以下(6時間)

スタンレークラシック真空グロウラー 1.9Lのスペック

サイズ・重量

スタンレーグロウラー サイズ

高さ幅ともに、存在感のあるサイズです。重量が約1kgと、氷や飲み物を入れるとどっしり感が感じられるので、女性やお子様が持ち運ぶ際は注意が必要です。口も広く幅もしっかりあるので、倒れにくく安定感のあるサイズになっています。

大容量

スタンレーグロウラー 大容量

1.9Lの容量ということで、約2Lペットボトルがほぼほぼ入れることができます。氷を入れてから飲み物をいれると2Lペットボトルの飲み物は少し余ってしまいますが、氷無しでも冷やした状態の飲み物であれば長時間冷えた状態を楽しむことができますよ!氷の持ち運びや飲み物の持ち運びに最適なアイテムです。

しっかりした持ち手

スタンレーグロウラー 持ち手

1.9L満タンに入れると本体の重さと合わせて約2.9kg(氷の場合は1.9kg)になりますがしっかりとしているので安心して持ち運びできます。取手が大きく、手を入れる幅も十分にあるので大人の手でも持ち運びやすい形状です。

蓋は一体化

スタンレーグロウラー 蓋

真空グロウラーの蓋部分は本体と一体化したタイプになります。蓋を開けても独立しないので、蓋の置き場に困りません。自然の中で楽しむアウトドア時で汚さずに済むので嬉しいポイントです。

厚みのあるパッキン(交換可能)

スタンレーグロウラー パッキン

真空状態を保つために、蓋部分のパッキンは厚みがあります。このパッキンのおかげで機密性が高まり、保冷力を持続させ、飲み物などもこぼれにくくなります。取り外し可能なのでお手入れもこまめにでき、交換も可能です。

デザイン性

スタンレー グロウラー デザイン

シンプルでかっこいいデザインが特徴的です。
マット感のあるブラックがかっこよさを引き立たせ、スタンレーのロゴが大きくプリントされて存在感を感じます。
持っていてテンションの上がるデザインです◎

キャンプで氷を持っていくのに最適なスタンレーグロウラー

スタンレーグロウラー キャンプ 氷

スタンレーのグロウラーがキャンプで氷を持っていくのに最適な理由を3つお伝えします!

①大容量

ディオからファミリーでも十分に賄える量の氷を持っていくことができます。
大人数の時に氷を持っていけば、みんなでシェアできて便利ですし、少人数であれば飲み物を飲むだけでなく、食材を冷やしたりする際にも使用できます。

②口が大きい

入口が大きいので大きな氷を持っていくことができるのがポイントです。市販のロックアイスも余裕で入るので、道中のコンビニやスーパーで氷を買って補充することも可能です。

③保冷力が最強

保冷力が5℃以下を6時間保つことができます。キンキンの状態をアウトドア時に楽しめるのは至高です。
暑い夏の季節には熱中症対策としても活躍しますよ!

スタンレーグロウラーは大容量!氷が入る量は?

スタンレーグロウラー コンビニ氷 収納量

スタンレーグロウラー64oにはコンビニの氷が約1kg入ります。
小分けにしなくて済むので一つ持っていれば大容量の氷を持ち運ぶことができます。

スタンレーグロウラー コンビニ氷

1.1kg入りのかち割り氷が176gほど入りませんでしたので924g入ったことになります。

スタンレーグロウラー 開口部

大きめのかちわり氷でも口が広いので入ります。取り出す際もスムーズに出すことができますが、取り出すときは勢いよく氷が出てくることもあるので注意が必要です。

氷がくっつく?

スタンレーグロウラー 氷 くっつく

たくさんの氷を入れられる反面、時間が経つと氷どうしがくっついてしまうことがあります。
氷はくっつきやすいので長めのアイスピックなどがあると便利です!

スタンレーグロウラー アイスピック

グロウラーの中で氷がくっついてしまうと、上下にゆらしてもなかなか取れないこともあります。
アイスピックをお持ちでない方は、使わない箸などでもある程度氷を取り外すことができると思います。

スタンレーグロウラーの保冷力は?

スタンレーグロウラー 保冷力

満タンの氷は何時間保つ?検証

スタンレーグロウラー 保冷効果 検証

満タンの氷を一日おきに溶けた氷の量を計測したところ下記のようになりました。

溶けた氷の量
溶けた量 計測時の気温
1日目 約100ml 26.9℃
2日目 約150ml 23.5℃
3日目 約200ml 24.5℃
4日目 約175ml 25.2℃
5日目 約150ml 26.4℃
6日目 約200ml 24.1℃
7日目 約50ml 23.8℃

7日目ですべて溶けました。
1週間経っても保冷力が衰えない結果になりました。1日でもほとんど溶けることなく、多い日でもコップ1杯ほどしか溶けていません。かなりの保冷力を実感しますね!

もう一つの使い方!炭酸は抜けない?

スタンレーグロウラー 炭酸 抜け具合

コーラで炭酸の抜け具合をチェックしてみましたが10時間程度なら炭酸抜け具合は感じられませんでした。
蓋を開けた時にポンッと結構な衝撃があり炭酸による内圧がかかっていたことがわかります。
気密性の高さを改めて実感します。
もともと、ビールを持ち運ぶために作られただけあって、保冷力だけでなく炭酸も抜けづらいのでいろいろな飲み物でも美味しい状態を保つことができるアイテムです。

注意点

再度、丸1日おいて検証してみるとやや抜けた感じがありましたのでキャンプ当日分として考えておくと良さそうです。
また、少ない量だと抜ける可能性があるのでできるだけ量を入れた方が良いと思います!

唯一のデメリット

トングは使いにくい?

スタンレー グロウラー デメリット

注ぎ口は広いですが、アイストングなどで氷を取ろうとしても大きな氷はつかめなかったり奥までトングの長さが足らなかったり使いにくいため、氷を出すときは逆さまにする必要があります。
意外と大きく形状がややいびつなためバックパックキャンプやツーリングキャンプには不向きかもしれません。
氷を持ち運ぶだけの用途であれば、アイスピックなどを持っていくと良いですね。
飲み物を注ぐときは出る勢いが大きいので気をつけて注いでください!

ソロにおすすめの1Lのグロウラー

スタンレーのラインナップでは現状1.9Lのグロウラーしかないため、氷やドリンクを少量持っていきたい場合やもう少しコンパクトに持っていきたい場合には1L程度のグロウラーが重宝するのではないかと思います。
そんな方はこちらのグロウラーもチェックしてみてください!

DrinkTanks ドリンクタンクス 32oz 0.94L

24時間の保冷力があり、サイズも1〜2サイズで可愛いサイズ感です。保温力も12時間と、温冷どちらも楽しむことができます。自宅でも使いやすいので普段使いにもおすすめです!

Hydro Flask(ハイドロフラスク) BEER_グラウラー_32oz 945ml

シンプルで筒状の形状をしたグロウラーです。保冷力は6時間ほどで、蓋は独立するタイプです。
人気で品切れすることもあるので注意してください。

まとめ

今回は、グロウラーの性能や保冷効果などをご紹介しました。
これからの暑い季節にアウトドアをより楽しむために必須になるアイテムなのではないでしょうか!
どこでもいつでも、冷たい美味しい状態で氷や飲み物を楽しみたい方におすすめです。
大人数のキャンプ時などで1台持っていけばかなり喜ばれますよ!ぜひ、検討してみてください♪

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