カセットガスコンロが1台あると卓上での鍋料理や鉄板焼きなど熱々の料理を楽しむことができます。
また、小型のカセットコンロはアウトドアにも持ち運びができて様々な場面で活躍してくれます。
今回はキャンプや一人暮らしで活躍するコンパクトで持ち運び可能な小型のカセットコンロを紹介します。
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
小型のガスコンロを選ぶポイント!
小型のカセットガスコンロを購入する際には幾つか選ぶポイントがあります。
見た目やコンパクト性はもちろんですが、その機能性の面での選ぶポイントを紹介したいと思います。
火力
カセットコンロの火力は2000kcal/h(2.3kw)〜3000kcal/h(3.4kw)ほどですが、小型のカセットコンロは通常のカセットコンロに比べてやや火力の弱いものが多く、1800kcal/h(2.0kw)〜2000kcal/h(2.3kw)のものが多いようです。これくらいの火力では通常の湯沸かしや調理に問題はありません。
しかし、特に火力が弱いと風で火が弱まる場合がありますが、その際には風防を使用すると良いでしょう。
ヒートパネルの有無
カセットボンベは燃焼による気化熱の影響で温度が低下し、ガスの気化が悪化してしまうため時間とともに火力が落ちてきてしまいます。
これを補うためボンベを温めて器具の火力を維持させるのがヒートパネルです。ヒートパネル搭載モデルだと、最後のガスまで効率よく利用することができます。特に寒い時期にカセットコンロを使用する場合はヒートパネルの有無をチェックするようにしましょう。
おすすめの小型カセットガスコンロ8選!
小型のカセットガスコンロはガスバーナー製造会社はもちろんのこと、アウトドアブランドやキッチン家具メーカーからも発売されています。各社の小型カセットガスコンロはどのような特徴があるのかを紹介していきます!
タフまるJr
サイズ | 286×193×122mm |
---|---|
本体重量 | 約1.6㎏ |
最大発熱量 | 2.3kW(2,000kcal/h) |
バーナータイプ | 多孔式 |
ヒートパネル | 〇 |
対応サイズ | 直径20㎝(ダッチオーブンは8インチまで)(小さい鍋は、鍋底が11cm以上) |
安全装置 | 圧力感知安全装置、容器装着安全装置 |
イワタニプリムス「タフまる」の小型版。ソロキャンプや少人数に適したコンパクトサイズで、その堅牢な強度はそのままなのでダッチオーブンも使用可能です。風防付きかつ炎が消えにくい多孔式バーナーを採用しているため風にも強く、キャンプにもってこいな設計となっています。
アイリスオーヤマ カセットコンロ 合金鋼 ミニ オリーブグリーン IGC-M1-G
サイズ | 幅約22.75×奥行約20×高さ約11.4 |
---|---|
本体重量 | 約900g |
最大発熱量 | 2.1kw(1800kcal/h) |
バーナータイプ | 外炎式 |
ヒートパネル | – |
対応サイズ | 使用可能な鍋底サイズ:直径10~18cmまで |
安全装置 | 圧力感知ガス通路遮断方式 |
おしゃれな3色展開で、同シリーズに比べ30%小さいサイズとなっています。対応サイズ以上の鍋を使えないようにストッパーが付属しています。ボンベが加熱した場合は圧力感知装置もついているので自動的にガスを遮断して火が消える安心設計です。
Naturehike 超軽量カセットコンロ
サイズ | 20.7L x 17.5W x 12H cm |
---|---|
本体重量 | 約970g |
最大発熱量 | 2KW |
バーナータイプ | 外炎式 |
ヒートパネル | |
対応サイズ | |
安全装置 圧力センシング |
全体が四角くとてもかわいいデザイン。この一台があるだけでキャンプサイトはおしゃれに仕上がります。また、別売りの収納袋を用いればガスボンベも一緒に持ち運ぶことができ大変便利。ガスボンベの圧力値が高圧になると弁を遮断する安全装置付きなので、安全面もOK。
BRUNO ブルーノ カセットコンロ ミニ キャンプ
サイズ | W228×H114×D197mm |
---|---|
本体重量 | 約1000g |
最大発熱量 | 2.1kW |
バーナータイプ | 外炎式 |
ヒートパネル | – |
対応サイズ | 目安として土鍋6号サイズ(鍋底の直径が10cm以上、18cm以下) |
安全装置 | 圧力感知安全装置付き |
キッチン家具で有名なBRUNOと、ガス機器製品を扱うメーカー・千石がコラボしたカセットコンロ。かわいいデザインでコンパクトかつ部品を外して掃除もしやすいデザインです。大きな調理器具を使用したい場合は薄型モデルがおすすめです。
TTS 火子ちゃん ミニコンロ TS21-2
サイズ | 227.5×200×114mm |
---|---|
本体重量 | 900g |
最大発熱量 | 2.1kw(1,800kcal/h) |
バーナータイプ | 外炎式 |
ヒートパネル | – |
対応サイズ | 直径10~18㎝ 土鍋6号まで |
安全装置 | 圧力感知安全装置 |
通常のカセットコンロで有名なTTS「火子ちゃん」のミニサイズモデルで、約70%のサイズに。ヒートパネルは付いていませんが、安全装置やマグネットによる固定方式など機能は十分です。専用のガスボンベが手に入れやすいのも嬉しい点です。
ニチネン カセットコンロ マイコンロ・チコブラック KC-343A
サイズ | W275×D187×H90.5mm |
---|---|
本体重量 | 約1,300g |
最大発熱量 | 2.1kW(1,800kcal/h) |
バーナータイプ | 内炎式 |
ヒートパネル | |
対応サイズ | 20cm |
安全装置 | 圧力感知安全装置付 |
こちらのカセットコンロは内炎式なのでガスの消費量が抑えられ火が長持ちします。壊れにくいアルミカストボディで、取り外しもできるため掃除も楽です。サブのカセットガスコンロとして災害用に備蓄しても良いかもしれません。
キャプテンスタッグ コンロ UF-0031
サイズ | (約)幅274×奥行188×高さ110mm |
---|---|
本体重量 | (約)1.3kg |
最大発熱量 | 2.2kW(1,900kcal/h) |
バーナータイプ | 外炎式 |
ヒートパネル | – |
対応サイズ | – |
安全装置 | 圧力感知安全装置 |
新潟県三条市発のアウトドアブランド。ハードケース付きで持ち運びやパッキングがしやすく便利な仕様となっています。ブランドイメージの無骨な雰囲気はそのままミニサイズになっているので、かっこいいソロキャンプにぴったりでしょう。
キャプテンスタッグ 風月 卓上カセットコンロ ジュニア M-6349
サイズ | (約)幅225×奥行190×高さ105mm |
---|---|
本体重量 | (約)1kg |
最大発熱量 | 2.1KW(1800kal/h) |
バーナータイプ | 外炎式 |
ヒートパネル | |
対応サイズ | |
安全装置 |
上記のモデルよりもかなり安価な価格設定で、どちらかというと自宅での使用に適したデザイン。一人用鍋に最適なコンパクトデザインで、一人暮らしアパートでも場所を取りません。毎日の料理にも活躍するでしょう。
小型のガスコンロのメリット
通常のガスコンロの大きさは30cm×30cmほどであるため、ミニサイズのカセットコンロはそれ以下の大きさのものを指します。
そんなミニサイズのカセットコンロには様々なメリットがあります。
その使用シーンは自宅での使用からキャンプなどのアウトドア、車中泊、防災用など様々です。また、軽量で準備やお片付けも楽ちんです。
アウトドアで持ち運びに便利
持っていく物が限られるアウトドア。コンパクトなものだと場所を取らずスマートにパッキングすることが可能になります。
持ち運び時に重宝する専用ケースが付属しているものもあり、持ち運びもラクラク。
また、ケース付きのものでは収まりのいい形をしているので収納時も他のギアを重ねてパッキングでき、使用しない時にもスマートに収納できます。
テーブルのスペースが広く使える
キャンプなどのアウトドアでは使用するテーブルの大きさが限られるため、小型のカセットコンロだととても便利です。また、ガスバーナーよりも形状的に安定しているので、テーブルの上で使用する際にもバランスを崩す心配が少なく済みます。
オシャレでかわいいデザイン!
キャンプギアブランドやキッチン用品ブランドから販売されている小型のカセットコンロはオシャレでかわいいデザインのものが多いのが特徴。家庭感を感じさせるカセットコンロが多い中、自分好みのカセットコンロに出会うことができればキャンプ時間もより一層楽しいものになるでしょう。
小型のカセットガスコンロのデメリット
このようにメリットいっぱいのカセットガスコンロですが、デメリットもあります。
具体的にはどういった例が挙げられるのでしょうか。
調理器具が限られる
カセットガスコンロの対応サイズにより大きなサイズの調理器具が使えないことがあります。
大きなサイズの調理器具を使用することによってガスボンベが高温になってしまい、危険な状態になってしまうためです。
そんな状態を回避するために大きな調理器具を置けないようなストッパーが付いていたり、ガスボンベが高圧になっていることを感知しガスをストップする安全装置付きのものがあります。
しかし、大人数のキャンプであったり自宅でパーティーをする場合は大きな調理器具を使用することもありますよね。
そんな場合には薄型のカセットガスコンロの使用がオススメです。
薄型のものだと通常のカセットコンロよりも場所を取らないので、小型のカセットコンロのように収納性に優れているのです。
まとめ
様々なブランドから発売されているミニカセットコンロ。一人暮らしのアパートでの使用からアウトドアシーンまで幅広く活躍しますし、最近では車中泊時に使用するケースも増えているようです。災害時にも重宝するミニカセットコンロは一台あると大変便利なので、ぜひこの記事を参考に自分好みのミニカセットコンロを選んでみてくださいね。