今回は、2way使いができるパタゴニアの「ライトウェイトトラベルトートパック」をレビューします。
名前の通り、トートバッグとしても、バックパックとしての機能があります。さらに、内臓ポケットに本体を格納することもできる、実際には3通りの形態があるユニークな製品です。
「旅行のための使い勝手がいいかばんが欲しい」
「パタゴニアのライトウェイトトラベルトートパックの使い方がわからない」
という方に向けて、以下の3点をレビューします。
- ライトウェイトトラベルトートパック3通りの使い方は?
- ライトウェイトトラベルトートパックはどのくらい荷物が入るのか
- ライトウェイトトラベルトートパックデメリット
旅行の時には小さくたたんで持っていき、現地ではバッグとして使うことができる、携帯性に優れた逸品です。多機能なエコバックとしても、旅行の友になるでしょう。
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ライトウェイト・トラベル・トート・パック製品情報
パタゴニアのトラベルトートパックは、軽さと丈夫さを兼ね備えたナイロン素材のかばんです。メインコンパートメントの容量も優れていて、17インチのノートPCもぎりぎり入る大きさです。軽さに特化した製品なので、PC用のスリーブはついていません。PCを持ち運ぶ時は、しっかりしたケースに入れましょう。
以下に、スペックをまとめました。
- ブランド:patagonia
- 素材:ナイロン
- 大きさ:42 x 25 x 15 cm
- 重さ:397 g
- 公式価格(定価時):11,550円
トラベルトートパックには、3つの魅力的な収納ポイントがあります。
- 水筒等を入れられるメッシュポケットが両サイドにある
- 正面に大きな収納ポケットがある
- サイド上部はコンプレッションストラップつき
特にメッシュポケットは便利です。思いがけずペットボトルが増えた時なども、さっとポケットに突っ込めばいいのですから。正面ポケットあは、パンフレットなどの書類をさっと入れるのに使うことが多いです。
トラベルトートパックの3つの使い方【写真あり】
トラベルトートパックは、トートバックまたはバックパックとして、2wayで使えます。おまけに、持ち運ぶために小さくたたむこともできます。
それぞれの使い方を、写真つきででご紹介します。
トートバックとして
持ち手は長めなので、女性の場合、写真のように肩にかけて持てば問題ありません。男性が手を下ろして持つと、ちょうどよいヌケ感が出ます。
バックパックとして使う時には、肩紐でちょうどよい高さに調整できます。肩に当たる部分にはクッションが入っているので、負担が和らぎます。
また、動きが伴うアウトドア時には、ウエストベルトで本体を腰に固定できます。
黒以外にも、おもしろいカラー展開をしていて、グリーンが個性的で素敵です。アウトドア感もそこまで強くないので、リゾートウェアにも組み合わせられると思います。
トラベルトートパックのたたみ方(自己流)
トラベルトートパックは、小さく畳んで持ち運ぶことができます。ここでは、私が旅行に持っていく時のたたみ方を紹介します。
- 内ポケットを表に出し、ポケット自体を裏返して「patagonia」のロゴが見える状態にする。
- 本体を3つに折り、さらにポケットに向けて3つに折る。ポケットに対して本体が大きく見えますが、ぎゅっと詰めます。
- 肩紐がまだ出ていますので、隙間を埋めるように詰めます。
- ファスナーを閉めて出来上がりです。
ご覧の通り小さく圧縮できるので、スーツケースやボストンバッグの中などに忍ばせておきます。
公式サイトでは、たたみ方の解説が出ていませんでした。上記の方法を試してみる時は、破損しないようにくれぐれもご注意ください。
トラベルトートパックに旅行の荷物をつめてみた
トラベルトートパックは、1泊2日程度の荷物量ならば軽々と収容できます。2泊分以上を詰める場合、取捨選択が必要です。
1泊旅行の荷物
下記4種類の荷物を入れました。(季節や行き先によって増減します。)
- フェイスタオル
- 下着類
- 着替え(デニム1本、Tシャツ、ソフトシェル)
- 化粧ポーチ
春から夏の旅行で、このくらいの荷物であれば余裕で入ります。貴重品やガジェット類、アウトドアギアも加えて持っていけます。アメニティがない宿泊施設に泊まるとしても、旅行用ドライヤーや、シャンプー等のトラベルセットを詰めても十分入ると思いますよ。
本体はとても柔らかいので、メインコンパートメントに空きがあると底に荷物がたまってしまいます。コンプレッションストラップで調節しつつ、オーガナイザーを利用すると形が崩れなくてGOODです。
2泊から3泊旅行の荷物
1泊用の荷物に、さらにもう1泊分の衣類を加え、タブレットとタブレットケース、ヘアアイロンも追加しました。
この量でほとんど満杯ですが、まだ少し余裕があります。
もっと荷物がある場合、より大きな鞄の中にトラベルトートパックをたたんで入れておき、サブバックにしています。
トラベルトートパックのデメリット
トラベルトートパックは、とても軽い素材で持ち運びは楽なのですが、登山などの、重い荷物を携帯するようなアウトドアには適しません。水滴も染みますし、枝や岩で強くこすれば布地に傷がつきます。
そのかわり、旅行やキャンプなどの行楽にはもってこいです。
旅行などの用途で、もう少し固めの生地の方がいい場合は、同じパタゴニアでもアーバーデイパック20Lがおすすめです。トラベルトートパックと同じくらいの価格帯です。
ただし、こちらは折りたたんで持ち運ぶことはできません。
トラベルトートパックのまとめ
トラベルトートパックは、小さくたためるところが長所です。旅行先でお土産をたっぷり買ってしまった時、あってよかったと思うこと請け合いです。
本記事をまとめると以下の通り。
- 軽くて丈夫なナイロン素材
- トート、バックパックの2way
- ポケットに本体を収納できる
- 1泊分の荷物なら余裕で入る
- 本格アウトドアよりも行楽に向いている
特に旅行用のサブバックを何にしよう、とお迷いの方に強くおすすめしたいです。
荷物を詰めて運び、宿で荷下ろしし、軽くなった状態で観光やアウトドアに背負っていけます。4泊以上で使うなら、たたんでスーツケース等に入れていきましょう。
「出かける時は、いつもトラベルトートパックばかり使ってしまう」という状態になるほどの快適アイテムなので、ぜひ試してみてください。