調理用品

ウルトラライトなジェットボイルZIP(ジップ)のレビュー!使い方と収納のコツ

ジェットボイル

とにかくコンパクトなバーナーとコッヘルが欲しい。

コンパクトなバーナーとコッヘル

私が装備を選ぶ時に意識している事は機能がシンプルで軽量コンパクトな事。
特に登山やバイクツーリング等の荷物が制限されるアクティビティでは持ち物を少しでも軽くしたいものですよね。
キャンプ道具の中でも特にバーナーやコッヘルはがさばる上に重量増になちがちですが、
その点、ジェットボイルのZIPというモデルは全体の重量で400gとなかなか軽量です。(ガスカートリッジを含まない重量)
そして収納時にオールインワンタイプになる設計になっており、
本体の中にガスカートリッジ(100gOD缶に限る)、バーナー、三脚部分、ゴトク、全てがすっぽり収まる形状になっています。
この形状だと収納状態でもがさばる事がないので積載用量を圧迫しません。
それでいて野外活動中には圧倒的な便利さを誇るのがジェットボイルZIPです。

ジェットボイルはお湯を沸かすスピードが速い

ジェットボイル湯沸かしスピードが速い

ZIPに限らず全てのモデルで言える事ですが、謳い文句通りお湯を沸かす速さがかなり早いです。ZIPの場合、公称値では500mlで2分30秒となっています。
平地で何度か実験してみましたがそう違わないタイムで沸かすことが可能でした。
もちろん沸かす水の温度や風の強弱でかなり差は出ますが、
2200m程の標高で使用した時もストレスなくお湯を沸かすことが出来ました。
その時は3人分のカップラーメンのお湯を沸かしたのですが、対してZIPの一度に沸かせるお湯の量は公称値で500mlと少なめ。
しかしお湯が沸くのが速いので3人分を順番に沸かすのもそこまで大きなストレスにはなりませんでした。

ZIPと他のモデルの比較。

ジェットボイル比較

色々なモデルが出ている中でソロメインの私はZIPを選んだのですが、それは機能が一番シンプルで軽量コンパクトで何より安価だったからです。(モンベルで10,500円 税抜き)
買う際にモンベルのサイトなどで良く比較しました。
マイクロモはサーモレギュレーターや点火装置が付いたり高性能でありつつ、サイズも重量もZIPと変わらないようですが値段が8000円程高くなります。
ミニモもサーモレギュレーターや点火装置が付きますが若干ですが大きく重たくなってしまう上に9000円程高くなります。
フラッシュというハイエンドモデルもあります。
こちらはお湯を沸かす時間が更に早くなりZIPの2分30秒に対して1分40秒に短縮出来るそうです。
しかし沸騰時間が50秒早くなる代わりに本体がほんの若干ですが大きく重たくなり更にお値段も4000円程上がるのは代償が大きいなと感じました。
一番シンプルなZIPでも十分すぎる程高性能ですし、ジェットボイルシリーズの中ではコストパフォーマンスはダントツだと思います。

ZIPにはイグナイター(点火装置)がない

ジェットボイルZIPイグナイター

ZIPというモデルの特徴としてイグナイターと呼ばれる点火装置がついていませんので別途ライターなどを持ち歩かなければなりません。他のモデルだと点火装置が標準で付いているのでスペック上はZIPが劣っているように思えるのですが実はそうではありません。
実際はジェットボイル標準の圧電点火装置は少し頼りない部分があるのです。
実際に大雪山縦走でジェットボイルの他のモデルを使用した事があるのですが、標準の点火装置では点火が上手く行かなかった経験があります。
モンベルのサイトにも高所や低温下では点火が出来ない事があるので予備のライターやマッチを携行してくださいと表記があります。

それなら役に立つか立たないのか分からない純正の点火装置って最初から付いていなくてもいいのではないかという結論に達しました。
因みにライターには電子式とフリント式があり、フリント式(昔の火打ち式のタイプ)の方が有利とされています。
私もいつも普通のフリント式のライターを使っているのですが、山頂での強風時などにかなり心許ない時があるのでもう少し信頼性のある着火アイテムを検討中です。

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ジェットボイルの収納のコツ

ジェットボイル収納

ジェットボイルは収納時にオールインワンになるのが特徴なのですが、三脚やバーナー、ガスカートリッジを直接本体に入れるのは不衛生極まりないですし、何より内面が傷つきそうです。
なので私は丁度いいサイズのビニール袋を被せてから収納するようにしています。
あと買った当初は収納の際に順番が分からなくなりがちですが、親切な事にネオプレーンのカバー部分に図解があります。分かりやすいかどうかは別ですが。
因みに一番上にゴトクを収納するようになっているのですが、私はゴトクは使わない為入れていません。

お湯を沸かす以外は不向き

ジェットボイル調理

よく言われる事ですが、お湯を沸かす事に特化している為に凝った料理には不向きとされています。
主にコーヒー、カップラーメンや即席みそ汁、お湯を注いだだけで素早く簡単に食べられる物との組み合わせの相性が良いと思います。
決して万能選手ではないので、シチュエーションによって他のバーナーなどと使い分けが必要ですね。

ガスカトーリッジの互換性とガス漏れ事件

ジェットボイルガスカートリッジ

ガスカートリッジは今の所、純正のジェットパワーを使い続けています。
ジェットパワーには低温化に強く蒸気圧の高いプロパンが含まれている為、4シーズン対応のパワーガスとなっています。
モンベルのサイトには何故か配合のパーセンテージが書かれていないのですが、プロパンの配合はどのメーカーも大体30%前後かと思います。(家庭用のLPガスは成分の90%程度がプロパン)
プロパンの他にはイソブタンやノルマブタンがあり、安価なタイプにはプロパンは含まれていないので寒冷期に向きません。

しかしこのジェットパワーですが、ねじ込んで行った際に液化したガスが噴き出してくる不良品に当たった事があります。買ったのはマアゾンだったので交換の申請をしたのですが、危険物の為引き取りできません。という返答でした。(その分、請求もされませんでした)

素早く締めこんで行けば問題がないと言えばないのでそのまま使っていました。

因みにジェットパワーは100g缶で460円程となっており、一般的なOB缶と比べると少し高価です。(使用頻度が高くないので気になりませんが)

ガス補充

そこで、市販のOB缶からOD缶にガスを補充出来るパーツを購入してみました。
まだ使用したことはないのですが、このパーツを使えば安価なOB缶からジェットパワーのOD缶にガスを補充して使い続ける事が出来るかなと期待しています。
もちろんメーカーでは推奨していませんので完全に自己責任です。

ジェットボイルZIP まとめ

  • 軽量コンパクトである
  • お湯を沸かすのが早い。(他のモデルには若干劣る)
  • お湯を沸かす以外は苦手。
  • ZIPは点火装置がないので別途ライターが必要。
  • ジェットボイルシリーズの中で一番安い。
  • ソロメインならZIPがおススメ。

となります。参考になれば幸いです。

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KOU
SONYのα7Ⅲを片手に登山やキャンプ、ツーリングなどのアクティビティに精を出す20代。活動は国内に留まらず南米渡航や海外ツーリングなどワールドワイドに進出中。 夢は世界中を旅する事。英語が全く喋れないのが弱点。