男女ともに人気の高いノースフェースは、毎年たくさんの種類のナイロンジャケットを展開しています。中でも、スクープジャケットは公式価格で31,900円(税込)と、少しお高めです。しかし、出番の多さと機能性を考えると、買って損はないものです。
本記事では、スクープジャケットを2年間ヘビーユースしてのレビューを、以下の点に絞ってお伝えします。
- 活用シーン
- サイズ感
- 洗濯しての劣化
- デメリット
以上4点を、スクープジャケットの特徴を踏まえてレビューしていきます。
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ノースフェイススクープジャケットの特徴
ノースフェイススクープジャケットは、アウトドア、スノースポーツ、タウンユースなど幅広い用途で使える、いわゆるマウンテンパーカーです。
【製品の特徴】
- 素材はナイロン
- 防水透湿性に優れた表地
- ダブルフラップ仕様のフロント部
- フードもワンハンドアジャスターで調節可能
- ジップインジップシステム(ノースフェイスのアウターの一部に採用されている、2重のジッパー。ミドルレイヤーを連結させる。)
- 取り外しのできるスノーカフ付き
人気が高いのにも頷ける、高機能なジャケットです。
次の項目では、上記の特徴を発揮してくれた活用シーンを紹介します。
スクープジャケットは春夏秋冬で活躍できる
スクープジャケットは、一年中活躍できる万能ジャケットです。インナーを変えれば、春や秋のアウトドアにも、夏の夜にも、冬の雪山にも対応できます。もちろんタウンユースにもおすすめです。
ここでは、季節ごとの使い方の一例をご紹介します。
春や秋:インナー次第でアウトドアにもタウンユースにも対応
朝夕で気温差の激しい春秋は、インナーの調節をすれば長い間メインアイテムとして使えます。晩秋や初春など寒さが強い時期のインナーには、ダウンベストや、サイドがメッシュのマイクロフリースを仕込むのがおすすめです。着膨れることなく、腕周りの動きやすさもキープできます。
暑くなったら、脇の下のベンチレーションを開放して、湿気と熱を放出できます。
また、タウンユースにおすすめなのもこの季節です。晩春や初秋は、明るい色のブラウスや軽やかなワンピースと合わせて、女性らしく着こなすのもかわいいですね。
夏はフェスやキャンプでの夜間や雨天時の上着として
夏場は、気温が下がる夜間や雨天時での使用がメインです。夏でも、里山のフェス会場やキャンプ場となると、雨天時や夜間は思いのほか冷え込みます。特にテントを張って夜を明かす場合、ソフトシェルだけでは寒いこともあります。キャビンの冷房対策にも、羽織って使うと丁度良いです。寝巻きにするのには少しゴワつく素材ですが、一晩二晩なら問題ありません。
冬はウィンタースポーツのウェアとして
スクープジャケットは、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツのウェアとして使うこともできます。私はスノーボードの専用ウェアも持っていますが、スクープジャケットを購入してからはこちらを使用しています。雪山でしか使わない専用ウェアよりも、コスパが良いです。
スノーカフ、ダブルフラップのフロントジッパー部分、防水透湿性に優れた表地など、雪山に耐える仕様です。
頑丈で奥行きのある、ファスナー付内ポケットもあるので、小銭入れやスマートフォンを入れたまま、安心して滑走できます。
【着用画像あり】スクープジャケットレディースSのサイズ感
次に、私が着用中のレディースSサイズのサイズ感を、3パターンの写真を使ってご紹介します。スクープジャケットは、腰のシェイプが強く入っていないので、ジェンダーレスな雰囲気です。
149センチ女性インナーは薄手シャツ
150センチ未満だと、がっちりした体格でも肩が落ちて指の先が隠れます。尻はほとんど隠れます。
165センチ女性、インナーは厚手パーカー
165センチ細身の女性です。インナーが厚手でも、袖も身頃も入ります。ただし丈、袖とも短いです。
164センチ男性、インナーはハイゲージニット
最後に、男性にも着用をお願いしました。シルエットが美しいですが、袖丈が気持ち短めです。丈は尻の上あたりです。
もちろん、男性用のもあります。
主な用途がキャンプやトレッキングであれば、ジャストサイズが快適です。ウィンタースポーツで使う目的ならば、1サイズアップして余裕を持っても良いかもしれません。
2年間洗濯機で洗い続けても大きな劣化はなし
スクープジャケットは2年間ヘビーユースしているので、洗濯も頻繁にしています。洗濯のたびにチェックしていますが、大きな劣化はないです。
スクープジャケットの洗濯方法
スクープジャケットを洗濯ネットに入れ、縦型洗濯機の「ドライ」モードで「洗い」と「すすぎ」のみをかけています。おしゃれ着用などの中性洗剤を使い、柔軟剤は入れません。脱水はせずに、洗濯機から出す際に手で押すようにして水分を除きます。水滴がたれるので、風呂場等にハンガーで吊るし、乾くまでおいておきます。
上記は、あくまで個人の洗濯のやり方です。正しいメンテナンス法については、公式ホームページを確認してください。
リンク先:MAINTENANCE | THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) 公式サイト
なお、私が洗濯に使用している洗剤はこちらです。
スクープジャケットの防水透湿性は問題なし
今のところ、洗濯しても防水透湿性は損なわれていません。スノーボードにも耐えるのだから、当然でしょうか。ある程度の雨もまだまだ弾きますが、室内に入る時は、バサバサと振って水滴は落としています。そのままにはせず、コートハンガーなどにかけてすぐに乾かすようにしています。
メッシュは劣化
表地が問題ないのに対し、内側のメッシュは何か所か劣化が見られました。
構造上弱いメッシュに傷がつくのは仕方がありませんが、今後はより気をつけて大事に使います。
スクープジャケットのデメリットは人とかぶること
最後にデメリットを告白します。なんといっても、「人とかぶること」です。定番の人気商品なので、昔から持っている人も多いです。かぶるのが嫌だな、という方は、アパレルメーカーとコラボした限定品や、珍しいカラーが狙い目です。
カーキやベージュのカラーはあまり見かけませんし、明るくて素敵ですね。
スクープジャケットまとめ
ノースフェイスのスクープジャケットは、いろんなシーンで役に立つ高機能なマウンテンパーカーです。こんなに便利なウェアはなかなかないので、万が一破損してしまうことがあっても、同じ製品をまた購入したくなります。定番品が変わらずあるというのは、嬉しいですね。
本記事をまとめると以下の通り。
- 防水で多様性のある高機能のジャケット
- 夏も冬も関係なく、通年で利用できる
- 用途によってサイズを選ぶ(キャンプ、ウィンタースポーツ)
- 洗濯しても劣化しないくらい丈夫!
- 人気商品なので人とかぶることも多々
記事のポイントをふまえ、自分にジャケットが必要かどうか検討してみてください。
店舗では早いうちに売切れてしまうこともあるので、事前にネットで在庫チェックをしておきましょう。