全国で店舗を展開しているワークマンは2022年からキャンプ市場に本格参入しており、
店舗のキャンプグッズコーナーにはお手頃価格な手斧も置かれています。
この記事では、実店舗やワークマンオンラインショップでも購入できる「TAKAGI 軽量ハンドアッキス」を紹介します。
ワークマンの手斧は収納ケース付きで1780円という低コストと、400gの軽量ボディで扱いやすく、焚火に最適な薪を量産できる高い機能性を持っており、コスパが非常に良い商品です。
(以下の内容は2023年8月時点の情報です。店舗や時期により取り扱いがない場合があります。)
- 「初めて手斧を買いたいけど何を買えばいいのかわからない」
- 「ワークマンで見たことがあるけど実際に使っているところを見てみたい」
- 「デメリットも知りたい」
(以下の内容は2023年8月時点の情報です。店舗や時期により取り扱いがない場合があります。)
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ワークマンの斧!軽量ハンドアッキス基本情報
価格は税込み1780円。手斧の価格帯は幅広いですが、5000円を超える商品も多い中で初めての1本としては手に取りやすいのではないでしょうか。
全長は約31cm、刃の部分の端から端までの直線距離(刃渡り)は約12cm。重量はたったの400gなので、持ち運びや薪割の際の取り扱いがしやすいです。
荷物の負担になりにくいので、他のキャンプグッズを持ち出せる余裕も生まれます。
パッケージにも記載がある通り、薄刃仕様なので、薪との設置面積が小さく、薪に刃を入れやすいです。
本体の重量と相まって、腕力の有無に関わらず扱えるのが嬉しいですね。
パッケージにも記載がある通り、薄刃仕様なので、薪との設置面積が小さく、薪に刃を入れやすいです。
本体の重量と相まって、腕力の有無に関わらず扱えるのが嬉しいですね。
本体の素材はステンレス製のため、錆びにくいのが特徴です。
ステンレスの中でも炭素量の多いSUS404J2に分類され、他のステンレスと比べると錆びやすいので、使用後は空拭きするなどの最低限の手入れは必要です。
しかし、強度に秀でるので力強く薪割りをするのには向いています。
手斧の選び方における指標の一つとして、「刃と柄が一体化したものが良い」があります。
ワークマンの手斧は、刃が持ち手の柄の末端まで通っているフルタング型であるため、刃の部分だけがすっぽ抜けることがなく、曲がりにくいのが特徴です。
本商品にはカバーが付属しているため、使用しないときは安全に保管・収納することができます。
特別厚い生地ではないので、摩耗に注意が必要ですが、ナイロン製のカバーがワークマンの手斧の使いやすさを高めてくれています。
開いた部分に刃を挟んで、ばねホックと呼ばれる押し込み型留め具で留めるだけなので、非常に簡単です。
本体カラーのブラックによく合い、見た目が良いので、薪割のモチベーションが上がりますね。
ワークマン軽量ハンドアッキスで出来ること、出来ないこと
実際にワークマンの手斧を使って薪割をしてみます。
使用する木材はカラマツ(針葉樹)です。
針葉樹は火が付きやすく、乾燥しやすいために割りやすい特徴があります。
火持ちが良く、硬い広葉樹に火をつけるための焚き付けとして重宝します。
女性や子供でも薪作りはバッチリ!動画を参考に安全に薪割り
商品パッケージの裏にあるQRコードで、メーカーによる使い方の動画をみることができます。
斧というと振りかぶって一刀両断にするイメージがありますが、安全面に配慮して動画のように使用するのがよいでしょう。
薪と、薪に添えた斧を下に落として刃を食い込ませてから、薪を台に叩きつけて割ります。
厚さ3㎝ほどの薪を年輪に沿って刃を入れると、簡単に割ることができました。
手斧が軽いため叩きつける動作も苦労しません。
次に厚さ7㎝程の部分に、年輪に対して直角に刃を入れてみました。
簡単に入っていかず、薪の角の部分から入れていきます。何とか1㎝程刃が入りましたが、何度叩きつけてもここから入らないのでギブアップ。
薪ストーブ用の薪を作るような使い方はできませんが、太い木は端から少しずつ割っていくのがよさそうです。
ワークマンの手斧はフルタング構造であるため、刃に負担がかかるバトニングによる薪割もできそうです。
DCIM100GOPROGOPR0193.JPG
バトニングとは、木の上に据えた手斧を、上から別の木などで叩いて刃を入れる方法です。
バトニングを用いると、先ほどより簡単に刃を入れることができました。
先ほどギブアップした木も、バトニングで写真の部分まで刃が入りました。
ただし、ここからが割り切るのが困難です。
ワークマンの手斧は、鉈(ナタ)ほど刃渡りが長くなく、刃渡りに対して背の部分が短いので、これ以上叩ける部分がないです。
DCIM100GOPROGOPR0196.JPG
なので、結局台に叩きつけて割っていく必要があります。
また、大きめの薪を割ろうとするときにも難点が見つかりました。
軽量ゆえに刃の部分に重心がないからか、刃が真下に入っていかず、写真のように手前下方向に回転するように入っていくため、大きな木を割り切れないことがわかりました。
検証結果。良コスパなワークマンの手斧はこんな使い方がオススメ
ワークマンの手斧は1780円ながら、しっかりと使える良コスパであることがわかりました。落ち葉や新聞紙につけた火を大きくするための、中ぐらいの薪を作るのにオススメです。
市販の薪や現地調達した木を端の方から割っていき、太さ直径3cmぐらいの小割の薪を量産するのに最適です。
また、今回は針葉樹で試しましたが広葉樹は針葉樹よりも硬いのでおそらく更に苦戦してしまいそうなので針葉樹での薪割りがおすすめです。
軽くて扱いやすく、正しく刃を入れれば薪割を楽しめるので、女性・子どもの方にもオススメできます。
ここまで実用的な手斧が1780円で買えるのは非常にオトクなので、初めての手斧として強くオススメします。
ただ、どんな木でも思った大きさで割ることはできないので、キャンプファイヤーで使うような大きな薪を作ったりするのには向きません。
ワークマンのハンドアッキスで焚火に新たな楽しみを
手斧の活用は、あなたのキャンプの時間に新たな彩りを与える可能性を秘めています。なぜなら、手斧は必要最低限の材料で焚火を作るという非日常的な体験を実現できる道具だからです。
ワークマンの、機能的でお手軽価格な「TAKIBI 軽量ハンドアッキス」は1本目の手斧としておススメできる商品なので、新たなキャンプ道具に加えてみる価値が十分にありますよ。
ワークマンの軽量ハンドアッキスの導入を、充実した非日常体験の第1歩にしてみませんか。