ポータブル電源はキャンプやアウトドアで電化製品が利用でき、災害時にも活用できる非常に便利なアイテムです。
「ポータブル電源が気になるけど、どの商品を選べばいいのか分からない」「キャンプで使い勝手の良いポータブル電源を購入したい」など、ポータブル電源について詳しく知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、数あるポータブル電源の中でおすすめの「BLUETTI EB70」の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
キャンプで利用するポータブル電源をお探しの方はぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
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BLUETTI EB70の特徴は?
まずは今回ご紹介する「BLUETTI EB70」の基本情報についてお伝えします。
BLUETTI EB70は、クラウドファンディングCAMPFIREでリリースされたポータブル電源です。その特徴は、716Whの大容量バッテリーとで安全性の高さ!
キャンプやアウトドアシーンはもちろん、災害時にも活用できるでしょう。
「BLUETTI EB70」の特徴について外観や基本スペックについて詳しく解説します。
「BLUETTI EB70」スペック
「BLUETTI EB70」のスペックについてまとめました。
容量から充電時間など、基本情報をチェックし参考にしてくださいね。
容量 | 716Wh |
---|---|
定格出力 | 700W |
バッテリーの種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
サイクルライフ | 2500+ |
作業環境温度 | -20℃~40℃ |
入力電圧 | AC充電:12-28VDC,8A,200W ソーラーパネル充電:12-28V,200W カー充電:12V/24V |
ワイヤレス充電 | ワイヤレス充電×1:5W/7.5W/10W/15W |
LEDライト | 3段階(弱・強・SOS) |
充電時間 | ACアダプター(200W):約3.5時間 シガーソケット12V:約7時間 ソーラーパネル(200W):快晴時 約3.5時間 |
製品サイズ | 320×217×222mm |
製品単体重量 | 9.7kg |
セット内容
まずは、「BLUETTI EB70」のセット内容をご紹介します。
- 本体
- ACアダプター
- AC充電ケーブル
- MC4ソーラー充電ケーブル
- カーチャージケーブル
- 取扱説明書・保証カード
以上の7点がセットとなっています。
サイズ・重量
「BLUETTI EB70」のサイズは320×217×222mmで、大容量バッテリーを搭載しているため他社製品のポータブル電源と比べて多少大きめのサイズ感です。
重量は9.7kgで、女性が片手で持ち運ぶには少し重く感じます。
持ち運びには多少不便さを感じるかもしれませんね。
デザイン・カラー
カラーは3種類スチールグレー・カーマイン(レッド)・ミントグリーンが販売されています。
クールでスタイリッシュなスチールグレー、ポップでかわいらしいカーマイン・ミントグリーン、好みに合わせてカラー選択ができるでしょう。
デザインはシンプルで正面に全ての入出力がまとまっています。
背面には出力がないためすっきりした印象です。
両サイドはの給排気口がついています。
こちらは使用時にふさがないように使用しましょう。
価格
「BLUETTI EB70」の一般販売価格は78,800円(税込)です。
ポータブル電源は安価なものでは1万円前後で購入可能なため、少し価格が高いのでは?と感じるかもしれませんが、安全性が高く高品質のリン酸鉄リチウムバッテリーを利用した700whクラスのポータブル電源の価格としては、非常にコストパフォーマンスが良いでしょう。
公式ではセールをしていることもあるので購入の際にはチェックしてみてください。
1~2万円くらいは安く買える場合もあります。
BLUETTI 公式ページ
充電方法
「BLUETTI EB70」の充電方法は4種類、AC充電・シガーソケット充電・ソーラーパネル充電・発電機充電で、AC充電の場合は最短3.75時間という短時間で充電できます。
電池の寿命を決める、充電サイクル数は驚異の2500回以上!
電池の寿命が長く、利用方法次第で長期的に活用できることも「BLUETTI EB70」の魅力の一つでしょう。
「BLUETTI EB70」を利用する6つのメリット
「BLUETTI EB70」の特徴についてご紹介しましたが、「BLUETTI EB70」をキャンプで利用するにあたってどのようなメリットがあるのでしょうか?
「BLUETTI EB70」を利用する7つメリットをご紹介します!
安全性・容量・充電などの特徴についても合わせて解説します。
- 安全性が高く、バッテリーの寿命が長いリン酸鉄リチウムバッテリー
- 大容量バッテリー
- 最大12個の同時充電が可能
- ワイヤレス充電に対応
- 充電時間が短い
- LEDライトも装備して災害時にも役立つ
- ECOモード
安全性が高く、バッテリーの寿命が長いリン酸鉄リチウムバッテリー
「BLUETTI EB70」の最大のメリットは安全性が高く、バッテリー寿命が長い、高品質のリン酸鉄リチウムバッテリーが利用されていることです!
リン酸鉄リチウムバッテリーはリチウムイオン電池の一種で、電気自動車用バッテリーにも採用されています。
バッテリーの寿命が長く、充電サイクルは2500回以上可能です。
利用頻度によって利用可能期間は異なりますが、長期間利用したい、長持ちするバッテリーをお探しの方には最適のポータブル電源でしょう。
「BMS」と呼ばれる安全管理システム搭載で、電圧や温度をモニタリングして正常状態を保つ機能もあります。
大容量バッテリー
「BLUETTI EB70」のバッテリーは大容量の716Wh。
さまざまな電化製品が利用可能です。
- スマートフォン充電(10W)・・・約60回
- LEDライト(20W)・・・30時間
- ミニ冷蔵庫(60W)・・・10時間
- パソコン(80W)・・・7.6時間
の利用が可能です。
最大12個の同時充電が可能
「BLUETTI EB70」は最大で12個の同時充電が可能!
複数の充電が同時にできることでキャンプやアウトドアシーンでも安心して利用できるでしょう。
- USBタイプA・・・2ポート
- USB-C・・・2ポート
- AC・・・4ポート
- DC・・・2ポート
- シガーソケット
- ワイヤレス充電
の計12個です。
ワイヤレス充電に対応
さまざまな充電方法がある「BLUETTI EB70」ですが、本体の天板部分にワイヤレス充電用のエリアがあります。
スマホを置くだけで充電できる手軽さがいいですね。
iphone12はワイヤレス充電対応なので置くだけで充電できます。
充電時間が短い
先ほど、「BLUETTI EB70」の特徴としてもご紹介しましたが電源本体の充電時間の短さもメリットの一つでしょう。
カタログ値ではAC充電で最短3時間45分でしたが実際に計測してみると4時間15分と少し誤差はありましたが十分な速さです。
キャンプ前夜に充電をすっかり忘れていたという場面でも、短時間で充電できる安心感がありますね。
LEDライトも装備して災害時にも役立つ
「BLUETTI EB70」は、3段階のLEDライトを装備しています。
キャンプでライト代わりに使用し、災害時には非常用の照明やSOSの合図としても利用できます。
LEDライトを利用する際の消費電力は比較的少ないため、長時間利用できる安心感がありますね。
キャンプ用としても災害時の電源としても利便性が高いポータブル電源といえます。
ECOモード
ECOモードがついているのでポータブル電源のスイッチの切り忘れでの電力消費を抑えることができます。
設定方法はACボタンとDCボタンを長押しすることで設定できます。
この時に50hzと60hzのモードの切り替えも同じ操作で行います。
ポータブル電源は、電源出力スイッチをONのままですと、インバータ等の内部回路が動作状態ですので電力を自己消費します。
EB70も同様でAC出力とDC出力電源をオンにしたままにすると消費しますので電源をご使用しない場合、必ず、電源スイッチを切る必要があります。ECOモードにしておけば
切り忘れを防げます。
キャンプや車中泊にあるとめちゃくちゃ便利!色々検証してみた。
電気毛布
冬のキャンプで電気毛布が使えると快適度がアップします。
EB70で電気毛布2枚を何時間、使用できるか検証してみたところ約10時間使用することができました。
検証のため室内の気温と電気毛布の上(掛布団をかけてた布団内温度)の温度を計測しました。
電気毛布の温度設定は【中】で当日の室内の温度変化と電気毛布と布団の間の温度の変化はコチラです。
19:00くらいからポータブル電源と電気毛布の電源を入れて約10時間でポータブル電源が容量不足で停止しました。
※翌日2枚の電気毛布の温度設定を『強』にしてみると使用時間は6時間30分でした。
※また、電気毛布1枚の場合は『強』でも10時間程度使用することができました。
IHクッキングヒーター
出力調節ができるドリテックのIHクッキングヒーターは火力10段階中の7で使用してディスプレイ上では719wと表示され定格の700Wを超えましたが問題なく使用することができました。
500mlのお湯が4分30秒程度で沸きます。
DIY電動工具
サンダーやジグソーも問題なく動きます!
庭に持ち出して使用できるのでとても便利ですね。
iphoneの充電
USB端子の中にPD充電が可能なUSB-Cが2つついています。こちらでiphone12を20%から80%まで充電したところかかった時間が40分ととても速く充電できましたので急いでいるときには重宝します。
AC以外でのEB70への充電機能
車での充電
車載用の12Vでの充電では103Wの出力で充電されました。
ソーラーパネルでの充電
真冬でのソーラー充電(120W)(純正品ではないです)では79Wの出力で充電できました。
※個人的な感覚ですが他のポータブル電源よりAC・車載・ソーラーの充電はすごく早いと感じました。
「BLUETTI EB70」を利用する3つのデメリット
大容量バッテリーで安全性が高く、使い勝手が良いことからメリットが多い「BLUETTI EB70」ですが、もちろんデメリットもあります。
「BLUETTI EB70」の導入を検討している方は、メリットだけでなくデメリットも購入前に把握しておきましょう。
充電時の音が大きい
「BLUETTI EB70」は、200Wという大きな電力を送るため、冷却が必要となり、充電をしている時のファンの音が大きいことがデメリットの一つです。
寝ている間に充電をしている方は、その音が気になって寝れないレベルだと感じる方もいるようです。
ファンの音が気になる方は、充電場所や充電を行う時間帯を工夫すれば支障はないです。
アダプターファンの音の大きさについてパワーオークさんに確認してみたところ、アダプターのファンの音が大きさは他社製品と比べ充電に200Wと大きい電力を送るため冷却が必要とのことでした。
重くて持ち運びが大変
重量9.7kgの本体は、男の人では片手で簡単に持ち上がる重さですが、女性や子どもにとっては片手では重たいと感じる重さです。
キャンプや災害時は移動時の荷物をなるべく軽量化したいですよね。
大容量で安全性も高い「BLUETTI EB70」ですが、その重量も購入前には必ず把握しておきましょう!
大きさについて販売元に質問してみたところリン酸鉄バッテリー(EB70)のサイズが大きい理由はバッテリーの密度が低くいのでサイズが大きくなるとのことでデメリットと引き換えに安全性や寿命に大きなメリットがあるようです。
ボタンのLEDがわかりにくい
DCのスイッチとACのスイッチのLEDがとても小さくわかりにくいです。
室内や夜間はそこまで困ることはありませんが日中の屋外ではよく見ないとわからない時があります。
110Vが気になる
こちらはデメリットではないですがEB70は110V仕様となっております。
AC出力が100V~120Vとなっており日本仕様の100Vと比べて110Vのデメリットがないか確認してみたところ『出力電圧が100V~120Vの範囲の製品に対応できます。
製品への影響がほとんどないので、ご安心ください。』とのことでしたので安心して使えそうです!
まとめ
今回は「BLUETTI EB70」の特徴やメリット・デメリットについて詳しくご紹介しました。
大容量バッテリーで安全性が高く、電池の寿命も長い「BLUETTI EB70」は、その利便性の高さからキャンプやアウトドアだけでなく災害時の備えとしても活用できるハイスペックなポータブル電源です。
いくつかデメリットもありますがそれを上回る安全性の高さやサイクル回数の多いことによるコスパの良さ・充電の早さはとても魅力で満足できるポータブル電源と言えます。
キャンプにおすすめのポータブル電源をお探しの方は記事を参考に、「BLUETTI EB70」の購入を検討してみてください。