ショップジャパンから2022年最新のパーソナルクーラーここひえR4が販売されました。
以前までのここひえの口コミでは『涼しくない』『冷えない』『意味がない』などの酷評もあり購入をためらっている人もいたのではないかと思います。
この記事では実際にここひえR4を使用してみての使用感を徹底的にレビューしています。もちろん気になる冷房効果の検証もしていますので購入の際の参考にしてみてください。
また、終盤では最新版のここひえR4をお得に購入できる割引情報も紹介していますのでそちらもあわせてチェックしてみてください!
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ここひえ(冷風扇)の仕組み
扇風機との違い
エアコンの冷気より優しく扇風機より涼しい風
ここひえR4は、液体(水)が気体になる時に周りの熱を吸収して空気を冷やす気化熱現象を利用しているため、通常の扇風機よりも涼しい風を発生させることができます。
よく、『雪国で濡れたタオルを振り回すとすぐにタオルがカチカチに凍ってしまう』という映像を見たことがあるかと思いますが、この現象も同じく気化熱現象が起こっています。
ここひえR4の仕組み
吸水フィルターを利用した冷気の製造
ここひえR4には給水タンクが備え付けられており、その水はフィルターに染み込みます。外気の暖かい空気を取り入れた際にそのフィルターを通った時に水に熱を奪われ気化熱現象が発生することによって冷気に変わり涼しい風を排出するという仕組みです。
しかし気化熱によって奪われた熱は外部へ排出するエアコンとは違い、水蒸気となって放出されるため室内の温度を下げる効果はありません。あくまでも限定的な箇所に冷たい空気を吹かせるアイテムというわけです。
2022最新のここひえR4をレビュー
ここひえR4のセット内容
ここひえのセット内容はここひえ本体と専用のUSB電源アダプター・取り扱い説明書の3点となります。
ここひえR4のディテール
コンパクトなサイズ
ここひえR4のサイズは横幅190cm ・高さ201cm ・奥行175cmです。横幅はA4用紙よりも小さく・高さは2Lのペットボトルよりも低いコンパクトなサイズ感です。卓上に置いて直接、顔に冷たい風を浴びるのに最適なサイズです。
正面には吹き出し口
正面に風の吹き出し口があります。吹き出し口は黒い部分の6分の1程度となります。吹き出し口が小さくマイナスに感じる人もいるかもしれませんが吹き出し口が狭いですが十分な風力があります。
また、パネルの上半分は向きを変更することができます。
パネルの角度を変更することで吹き出しの高さを調節できます。
左サイドに給水タンク
正面からみた左側には水のタンクがついています。取り外し可能でタンクだけを水道の蛇口まで持ち運びできるので水を注ぐのも簡単に行えます。
取り外し方はタンクの横に指を引っ掛ける箇所があり、引っ張りあげると簡単に取り外しできます。
給水タンクは600cc入ります。タンクにMAXラインがあるので入れすぎる心配はありません。
右サイドにはフィルター
右サイドにはフィルターカバーがあります。吸気口にもなっているので右側には吸気口を塞ぐような大きなモノは置かない方が良さそうです。
黒い部分はホコリとりネットになっていて小さなホコリも本体に入らないようなっているので、フィルターの汚れを軽減できる仕組みになっています。
フィルターカバーはワンタッチで簡単に外すことができます。
フィルターカバーを外すとフィルターの取り外しを行えますのでフィルター交換や後ほど紹介する『より涼しくなる裏技』のフィルターを凍らせて使用する際にはこちらから行います。
背面からUSBケーブル
ここひえの電源は背面のUSBケーブルを使用します。
モバイルバッテリーを使用すればコードレスのような感覚でコードが邪魔になることなく使用できます。
勿論、電源アダプターを使用すれば家庭用のコンセントで使用することもできます。
上部パネルにスイッチ関連
上部にスイッチ類がすべてあります。
- 電源&風力切り替えボタン⇒4段階
- 首振り設定ボタン⇒2段階
- 切りタイマーボタン⇒3段階(1時間・2時間・4時間)
また、通常はフラットな上部パネルに収納式のハンドルがあります。持ち運びの時にはハンドルを起こして片手で持ち運びできます。
ここひえR3とR4の違い
- 風速が2倍になり涼しくなった!
- 音が静かになった!
- 首振り角度が2段階になった!
それぞれのスペック比較
ここひえR3 | ここひえR4 | 違い | |
---|---|---|---|
サイズ(mm) | 約W176×H189×D173 | 約 W190×H201×D175 | R4がわずかに大きくなった |
USBケーブル | 約 長さ1.5m | 約 長さ1.5m | 変わらず |
重量 | 約 1.15kg | 約 1.5kg | R4がわずかに重くなった |
本体材質 | ABS樹脂 等 | ABS樹脂 等 | 変わらず |
消費電力 風量4(強) | 首振り運転時 : 7W 首振り運転なし : 6W |
首振り運転時 : 6W 首振り運転なし : 4W |
R4の方が消費電力が少なくなった |
風量切替 | 4段階(1、2、3、4) | 4段階(1、2、3、4) | 変わらず |
USB電源アダプター | AC100~240V(50/60Hz 0.3A) | AC100~240V(50/60Hz 0.3A) | 変わらず |
給水タンク容量 | 約 600ml | 約 600ml | 変わらず |
電源オフタイマー | 1、2、4(時間) | 1、2、4(時間) | 変わらず |
首振り角度 | 約 左右70度 | 2段階(約 30度、70度) | 角度調節に選択肢が増えた |
保証期間 | 1年 | 1年 | 変わらず |
生産国 | 中国製 | 中国製 | 変わらず |
風速が2倍になり涼しくなった
消費電力が少なくなったにも関わらず風力が強くなりして冷やす効果がアップしています。
音が静かになった
スペックでは数値が出ていませんが比べてみると明らかに音が静かになっています。
首振り角度が2段階になった
首振り角度のパターンが増えているので状況に合わせて使い分けができます。
1か所にずっとあてていると部分的に冷たくなるので1人で使用するときは30度の首振りで風が分散出来て良いです。リビングやダイニングの卓上やキャンプなどアウトドア時に複数人で使用するときは70度の角度が良いですね。
その他の変更点
サイズが大きくなり重たくなった
若干ではありますが大きくなった感じです。しかし、大きくて困るといった印象はありません。重量は僅かに重たくなっていますが持ち運びに支障は全くありませんのでマイナスのイメージはないと思ってもらった良いと思います。
デザイン
上部がグレー(少しグリーンが入った感じ)になり全体的な質感がツヤありからマットな雰囲気に変更されました。
落ち着いたシックな感じで高級感があります。
吹き出し部分の違い
吹き出し部分のデザインと吹き出しの広さが変わりました。
R3の吹き出し部分はボディーで採用されているグリーンのような色でしたがR4は黒でデザインされています。
R3の風の吹き出し口は大きく面の全面になっていましたがR4は面の1/6のサイズになっています。吹き出し口が小さくなりましたが風の強さははるかにアップしています!
フィルターの取り付けや取り外しがやり易くなった
フィルターの取り外しの面がR3の場合は正面の全面パネル(吹き出し口)を外して、フィルターの取り付けや取り外しができます。
R4の方は側面にフィルターカバーがあります。R3の全面パネルの取り外しよりもR4の方がどちらかというと簡単にできて使いやすく感じました。
ファンの形状が違う
ファンの形状が変わっています。R3は扇風機と同じ形状ですが、R4は扇風機の横方向に風を送るサイクロンファンに変更されています。
これも静音性や強い風に改良されたポイントとなっているようです。
タンクの形状の違い
写真の通りタンクの形状が変わり取り付け方法に違いがあります。容量は変わりませんが水量が見やすくなり品質が向上しています。
R3とR4を比べると圧倒的にR4がおすすめです。
- ・R4の方が良く冷える
- ・R4の方が大きく重くなったが特段困るレベルではない
- ・R4の方が見た目も品質良く見える
ここひえR4は何時間使用できる?
ここひえR4はタンクの水がなくなりフィルターが湿っている間は涼しい風を感じることができます。タンクの水がなくなるスピードは使用時の室温や湿度によって異なります。
温度 | 30℃ | 30℃ | ||
---|---|---|---|---|
湿度 | 40% | 60% | ||
風量 | 風量1 | 風量4 | 風量1 | 風量4 |
時間 | 約7時間30分 | 約4時間50分 | 約11時間 | 約7時間20分 |
同じ温度でも湿度が高い方が使用時間を長く使えます。
タンクの水がなくなっても風はでる?
タンクの水がなくなりフィルターが乾いてしまうと冷たい風を感じることはできませんがファンは回るので扇風機のような使い方ができます。
扇風機ほど広範囲に風を送ることはできませんが卓上でスポット的に涼しさを感じることができます。
モバイルバッテリーの場合は?
電源がUSBケーブルなのでパソコンなどで使用することができます。
ACやパソコンなどの電気が供給されている機器からであれば切れる心配なく使用できます。アウトドアなどでの屋外での使用の際にはモバイルバッテリーが便利ですが容量に気を付けておきましょう!
ここひえR4は涼しい?効果はある?
ここひえR4は扇風機と違い気化熱の仕組みで冷たい風を吹き出します。実際に検証してみたところマイナス3度程度の風を受けることができます。
効果のある範囲は?
気化熱で冷たい風が出ることは検証で確認できましたが部屋全体を冷たく冷やすほどの効果はありません。冷たさを感じられる範囲はここひえの30cm~50cm程度での使用が冷たい効果を感じ、暑い日にはとても心地が良いですよ!
更に効果を感じたい場合は裏技を使用すれば短い時間ですがマイナス10度を感じることができます!
ここひえR4の良いとこ
①使い方が簡単
水を入れてスイッチを押すだけの簡単操作です。
②軽量コンパクトで持ち運びしやすい
軽量コンパクトで場所をとらないので置く場所を選ばずリビングの卓上のみならず洗面所やトイレなど気軽に持ち運びができる。
③USBやコンセントで使用できる
モバイルバッテリーやポータブル電源を使用すればキャンプなどアウトドアや車中泊で使用できる)
④消費電力が小さく電気代が安い
エアコンと比べるとはるかに消費電力が小さく電気代はかなり安く抑えられます。
※エアコンほどの効果はないですが小型の扇風機と同じくらいの消費電力で扇風機よりもひんやりと冷たい風を感じることができます。
⑤防カビ抗菌フィルター採用
水を使用するためフィルターはカビが発生してしまいますが、品質評価機関にてテストしてカビや細菌の繁殖を制御できているようです。
- 日本ラボテック株式会社
- 一般財団法人ボーケン品質評価機構
⑥首振り機能搭載
2段階の首振り機能で使用シーンに合わせて使い分けができます。
ここひえR4デメリット(欠点)
①カビの発生に注意
ここひえR4は水を使用し、フィルターも使用するため湿気によるカビの発生には気をつけなければなりません。こまめにフィルターを掃除すればカビが生える問題もなく使用できますので定期的にメンテナンスを行うことをおすすめします。
②フィルター交換が必須
フィルターは長期間放置することで埃やカビで汚染されてしまいます。定期的にフィルターを交換し、クリアな空気を保てるように注意してください!
③湿度の上昇に注意
気化熱によって発生した熱は蒸発し蒸気となります。そのため、使用する空間の湿度が上昇してしまうことがあるのでこまめな換気を行なってください。
ここひえR4効果を上げる方法 氷を入れると効果はある?保冷剤で冷やす?
ここひえの給水タンクに氷を入れたり冷えた水を入れると冷たい風が出るのではないかと思い実際に検証してみたところ、残念ながらあまり効果を実感することはできません。
効果がある方法はフィルターを凍らす!
これは説明書でも裏ワザとして紹介されていますがフィルターを凍らせて使用すると通常通り使用するよりも明らかに冷たい風を受けることができます。
やり方は簡単で水で濡らしたフィルターをジップロックなどの袋に入れて冷凍庫で凍らせるだけで涼しさをアップすることができます。
温度を検証してみるとおよそ室温よりもマイナス8度の風を受けることができました。
実際に手を当ててみると数値以上にひんやりと冷たさを実感できます。
ここひえR4を購入するならどこが良い?
ここひえR4は家電量販店や一部のホームセンターで購入が可能です。
返品保障や交換保障などを確認して購入することをお勧めします!
入手できるのはどこ?
家電量販店・ホームセンター
その他、店頭でも販売している店舗もあるようです。
ショップジャパン公式での購入がおすすめ!
購入するなら39日の返品保障がある販売元のオークロンマーケティングが運営するShopJapan公式がおすすめです!
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類似品に注意!
家電量販店やディスカウントショップ・アマゾンなどではよく似た類似品も多く販売されています。ここひえの返品保障や交換保障はショップジャパンのここひえでないと対象ではありませんので類似品にはくれぐれも注意してください!
まとめ
2022年に品質や性能がパワーアップしたここひえR4はいかがでしたでしょうか。
今回の検証では、従来の商品よりも格段に効果や性能に期待できることがわかります。
コンパクトで場所を選ばず使用することができるので、室内や車内だけでなくこれからの暑い時期にはアウトドアでも重宝するひんやりアイテムになると思いますので、ぜひ使用シーンや用途などに合わせて購入を検討してみてください!
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