飲食店と自宅では、「飲み物の味が違う」と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
プロが作るお酒だから味が違う、飲料の品質が高いからというイメージを持つ方もいますが、実際には少し工夫するだけでも自宅で飲食店のような美味しいドリンクを飲むことが可能です。
飲料そのものの品質だけではなく、氷を工夫しましょう。 見た目も美しく味も美味しい氷は、透明なことが特徴です。
そこで、透明な氷の作り方や、透明な氷を作るためのおすすめアイテムを紹介します。
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透明な氷の原理と作る際のポイント
透明な氷を作るにはいくつかの条件をクリアすれば自宅でも簡単に作ることができます。
透明な氷を作るための原理と方法を解説します。
①不純物を減らす
透明な氷を作りたいときには、不純物を減らすことが大切です。
水道水には塩素などの不純物が含まれており凍らせると白くなってしまいます。
水道水を利用する際は、不純物や空気を取り除くために一度沸騰させると透明度が上がります。
不純物が少ないと、溶けにくい氷ができることもメリットです。
②ゆっくり冷やす
透明な氷を作る際には、時間をかけて凍らせることが重要です。
高い温度で徐々に凍らせると、水が凍る前に空気が抜けて、小さな気泡が入らず透明な氷に仕上がります。
一般家庭の冷凍庫は、マイナス18度程度です。
温度設定可能な冷凍庫の場合は、マイナス10の程度まで変更するとゆっくりと水が凍るため、透明な氷を作りやすいでしょう。
とは言え、マイナス18度は冷凍食品に適した設定のため、冷凍食品をたくさん入れている場合には温度を上げないように注意しなければなりません。
自宅でできる透明な氷の作り方!
自宅で簡単に透明な氷を作る方法を紹介します。
冷凍庫にスペースが必要ですが設定温度を変更することなく透明な氷を作ることができますので是非やってみてください!
準備
- 発泡スチロール
- ペットボトルもしくは牛乳パックなど
- タオル
発泡スチロールはダイソーで入手できます。
透明氷作り方①ペットボトルを切る
ペットボトルの上部をカットします。
高さが高い方がたくさんの透明氷が作れますが冷凍庫の高さにも気を付けてカットしてください。
透明氷作り方②水道水を入れる
ペットボトルに水を入れます。
先ほどお伝えした通り水道水にはカルキなどの不純物があるのでより透明度の高い氷を作るなら水を一度沸騰させ冷まして冷凍庫に入れてください。
沸騰させた水と比べてみるとこのような違いです。
- 左⇒沸騰なし
- 真ん中⇒1度、沸騰させた水
- 右⇒沸騰なし・発泡スチロールなし
白い不純物部分を削ると透明部分の量にかなり差が出ます。
透明氷作り方③発泡スチロールにセットして冷凍庫へ
発泡スチロールに入れて水に冷気が届きにくいように隙間にタオルで断熱します。
透明氷作り方④2日程度で完成
2日程度で完成します。
出来上がった透明氷をアイスピックで白い部分をカットします。
カットは3本刃のアイスピックがおすすめです。
コップに入るくらいのサイズまで小さくしておくと必要な時にすぐに使えます!
製氷機またはジップロックなどで保存すると良いと思います。
また、水は上から凍らせているので純粋な水から凍り下に不純物がたまります。
不純物が凍る前に冷凍庫から出せば時間も短く白い部分をカットする手間が省けます。
透明な氷を簡単に作れるおすすめの製氷器&製氷皿
透明な氷を作るためには、水の不純物を減らすことやゆっくり冷やすことなどが重要です。
ゆっくり上から凍らせるこのができる機能性が高い製氷器・製氷皿なら冷凍庫の温度設定や断熱性を気にせずに透明な氷を作ることが可能です。
ドウシシャ 製氷器 透明氷
ドウシシャの製氷器は3層構造になっており、急速冷凍ではなくゆっくり凍らせることが可能です。
しっかり空気が抜けることで、透明な氷ができあがります。
氷の直径は約6cmで、丸い氷を作れるタイプと四角い氷を作れるタイプが販売されていることが特徴です。
なお、冷凍庫で16時間冷凍する必要があるため、前日には準備をしておきましょう。
ライクイット ( like-it ) 製氷皿
ライクイットの製氷皿は、幅16.5cm×奥行5cm×高さ13cmの氷柱を作れることが特徴です。
断熱素材で覆うことによって、ミネラルが含まれた氷と純度が高い氷に分けて製氷できます。
専用のスティックが付いているため、氷を作るだけではなくアイスキャンディーも作ることが可能です。
ピンク、ブルー、イエローとカラーバリエーションがあり、デザインも可愛いことが魅力だといえるでしょう。
MarukoArts
MarukoArtsの製氷器は、気泡を抜きながらゆっくりと凍らせることが可能です。熱伝導率の低く、時間をかけて凍らせることで、純度が高く透明な氷になります。
氷の大きさは約6cmで丸型であり、2個同時に作れるため家飲みに最適でしょう。
本体が高さ19.5cm×幅17.5cm×奥行11.5cmのため、冷凍庫にある程度のスペースを確保できる場合におすすめです。
まとめ
透明な氷を作ろうと思ったものの、出来上がってみると白っぽくなってしまったという失敗をするケースは少なくありません。
ほかの食品に影響が出るため、冷凍庫の温度設定を変更できないケースが多いです。
専用の製氷器を使用すれば、冷凍庫そのものの温度を下げることなく透明な氷を作れます。
紹介した商品を活用して、透明な氷で冷たいドリンクを楽しみましょう。