アウトドア寝具

【コンパクトな寝袋】ダウンシュラフおすすめ5選!最強はどれ?

コンパクト ダウンシュラフ

寝袋はキャンプや登山道具の中でも、かさばりやすいものナンバーワンですよね。
ファミリーキャンプなどで大きな車に、どんどん積み込む場合は気になりませんが、登山やツーリングなど少しでも荷物を減らしたい人にとって、寝袋のかさばりは死活問題です。
この記事ではツーリングキャンプや登山、バックパックキャンプなど少しでも荷物減らして身軽に行動したい、そんなあなたにピッタリのダウンシュラフをご紹介していきます。


※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

コンパクトなシュラフはキャンプ・登山に最適!

コンパクト ダウンシュラフ

あなたは寝袋を選ぶ時、どんな基準で選んでいますか?自転車やバイクなどのツーリングや登山などでは、できるだけ身軽に行きたいもの。
できるだけ荷物をコンパクトにまとめたいとなると、寝袋選びは慎重に行いたいものです。
実はコンパクトな寝袋を探すなら、ダウンシュラフが断然おすすめなんです。
なぜコンパクト寝袋はダウンシュラフがおすすめなのか、そもそもダウンと化繊ってどんな違いがあるのかなどの疑問にお答えしていきます。
また、ダウンの種類や形状などシュラフを選ぶときに知っておいたほうが良いことや、実際の選び方のポイントもご紹介。
最後には具体的におすすめの商品もご紹介していきますよ。
それではさっそく、一つ一つ見ていきましょう。

コンパクト重視ならダウンシュラフ一択!

シュラフを選ぶとき注目したいのはまず中の素材です。
主にダウンと化繊があるのですがこの二つの違いにはどんなものがあるのでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。

ダウンと化繊の違い

シュラフ 化繊 ダウン

化繊はダウンに比べて比較的安く手に入ります。家でお洗濯できるものも多く、お手入れもしやすいのが特徴です。
しかし、収納時ダウンに比べるとどうしても大きくなり、重たいです。

その点ダウンは収納時コンパクトになり、軽量なためツーリングや登山などの、少しでも荷物を減らしたい時に便利と言えます。
ダウンは化繊のようにコインランドリーや自宅で洗濯がしづらいことがデメリットです。
ダウン専用の洗剤なども必要になります。
しかしシュラフで有名なメーカーであるナンガなどは、クリーニングも受け付けているのでお手入れに不安があれば、このようなプロに任せるという方法もあります。

ダウンの種類フィルパワーについて

ダウンを選ぶ際に重要になってくるのがFP(フィルパワーです)。
FPとは羽毛のかさ高を表す単位で、このFPの数値が大きいほど復元力が高く、少ない量のダウンでも暖かいです。
このためダウンの質が良いほどわずかな重量でも、保温性を発揮できると言えます。軽くて暖かいので、かさばりがちな冬のキャンプでもダウンシュラフを使用すれば暖かさと軽さを手に入れることができます。

ダウンの形状

ダウンシュラフ 形状 マミー型

シュラフを選ぶ際に素材のほかにも重要なのが、形状です。
保温性などメリットデメリットなどをふまえて自分に合ったものを選びましょう。
ではさっそくどんなものがあるのか、みていきましょう。

暖かさ重視で選ぶならマミー型!

シュラフには封筒型とマミー型があります。
封筒型はその名の通り封筒のような、長方形の形をしています。
サイドにファスナーがついており、広げて布団のようにして使うこともできます。
メリットとしては圧迫感が少なく、温度調整がしやすいところです。
しかし動きやすいがゆえに体との隙間ができやすく、マミー型と比べると保温性が劣ります。
一方マミー型はミイラ型とも呼ばれており、体にフィットして包み込んでくれるので、冬でも抜群の保温力を発揮してくれます。
また封筒型に比べてコンパクトになるので、収納しやすいというメリットもあります。
デメリットはその密着性ゆえに、寝袋の中で動きづらいことです。

構造もチェック!

ダウンの保温性に重要な役目を果たすのが、シュラフの構造です。
ナンガのボックスキルト構造や、モンベルのスパイダーバッフルシステムだと冷気を逃しにくい構造になっています。
ボックスキルト構造では、メッシュの壁を作りダウンの偏りを防ぎながらも、ダウンのかさ高は減らさない工夫がされており、スパイダーバッフルシステムは、特殊な糸を使いダウンを絡めることでダウンの偏りを防ぎダウンが広がるスペースを確保しています。

例 ナンガのボックスキルト構造やモンベルのスパイダーバッフルシステムなど

首元やファスナー部分からの冷気対策もチェック!

いくらダウンが暖かくても、ファスナー部分や首周りから冷気が入ってきてしまっては意味がありません。
ナンガのショルダーウォーマーやモンベルのネックバッフルなど冷気が入り込みやすい部分に保温剤の入ったチューブを設置することで、保温された空気が逃げることを防いでくれます。
またナンガのドラフトチューブはジッパーの内側にドラフトチューブを備えることで、ジッパーの隙間からの冷気の侵入を抑えてくれます。

例 ドラフトチューブやショルダーウォーマー(ナンガ)ネックバッフル(モンベル)

ダウンシュラフを選ぶポイント

ここからはダウンシュラフを選ぶときのポイントについてお伝えしていきます。
適応温度・・・使用シーンに合った寝袋を選びましょう。
キャンプ地の最低気温を調べ、そこから-5℃前後の快適使用温度を目安にすると良いと言われています。
温度表記は快適気温温度・下限温度・限界温度などがあり、迷われる方も多いですよね。
ナンガだと女性は快適温度を男性は下限温度を参考に選ぶといいとあります。
ただ、下限温度は「成人男性が寝袋の中で丸くなり8時間寝られる温度域」とされており「これ以上低い温度はリスクのある温度域となります」とあるので冬キャンプなど寒冷地でのキャンプであれば男性でも快適に眠るためには、快適気温温度を参考にすることをお勧めします。

表面生地・・・冬用なら結露対策も必要です。
冬は自らの汗などでシュラフを濡らしてしまう場面が多くあります。
せっかく高機能のダウンでも、濡らしてしまうと保温効果は激減してしまいます。
そうならないために、ナンガのオーロラのような透湿性のある表面生地、もしくはシュラフカバーを使用することでこの問題をクリアしましょう。

サイズ・・・あまり大きすぎるものはNGです。
基本的にはレギュラーサイズでOK です。小さいものを選ぶと体がはみ出てしまい、寒いというのは想像がつくと思いますが、大きすぎるものもNGです。
シュラフは体をピッタリと包み込むことで、その保温性を最大限に発揮します。
あまりに大きいサイズを選んでしまうと、本来の性能が発揮されないのでお勧めできません。
男女別や背が高い人は大きいサイズを確認して選ぶと安心ですね。

おすすめのダウンシュラフ

お伝えしてきたダウンの選び方などをふまえてここからは、実際におすすめのコンパクトダウンシュラフをご紹介していきます。

NANGA AURORA light

AURORA light 公式HP
https://nanga.jp/product/sleeping-bag/aurora-light/
マミー型でコンパクトになり、生地にオーロラライトを採用することで軽量かつ保温性透湿性に優れています。
そのためシュラフカバーがいらないのもうれしいポイントです。
また、ナンガは永久保証がついているので安心感も抜群です。

AURORA lightラインナップ

ダウンFP ダウン量 収納サイズ 快適使用温度/下限温度 総重量
350DX 760FP 350g φ13×25cm 5℃ / 0℃ 約730g
450DX 760FP 450g φ14×30cm 0℃ / -5℃ 約865g
600DX 760FP 600g φ17×31cm -4℃ / -11℃ 約1,100g
750DX 760FP 750g φ19×31cm -8℃ / -16℃ 約1,280g
900DX 760FP 900g φ21×41cm -10℃ / -19℃ 約1,400g

モンベル シームレスダウンハガー

シームレスダウンハガー公式
スパイダーバッフルシステムを搭載することでダウンによくあるキルト構造を避け、縫い目から暖かい空気が逃げることを防いでくれます。
そのため見た目もすっきりとしており、ダウンが膨らむスペースに余裕があるため800FPとダウンの性能を思う存分発揮してくれておりとても暖かいです。

シームレスダウンハガーラインナップ

ダウンFP 収納サイズ 快適使用温度 総重量
シームレス ダウンハガー800 EXP. 800FP ∅20×40cm -12℃ 1,327g
シームレス ダウンハガー800 #0 800FP ∅18×36cm -6℃ 995g
シームレス ダウンハガー800 #1 800FP ∅18×36cm -3℃ 866g
シームレス ダウンハガー800 #2 800FP ∅15×30cm 0℃ 677g
シームレス ダウンハガー800 #3 800FP ∅13×26cm 4℃ 531g
シームレス ダウンハガー800 #5 800FP ∅12×24cm 8℃ 441g
シームレス ダウンハガー800 #7 800FP ∅12×24cm 11℃ 391g

イスカエアドライト

https://www.isuka.co.jp/products/lineup/schlaf.php?sub=3
こちらの上位モデルでは台形ボックス構造を採用しており、裏と表のステッチ位置をずらすことで熱が逃げるのを防いでいます。足元には多めに保温材を封入することで足先の冷えを防いでくれます。

ダウンFP 収納サイズ 最低使用温度 ダウン量 平均重量
エアドライト 860 750FP φ21×37cm -25 860g 1,330g
エアドライト 670 750FP φ20×34cm -15 670g 1,070g
エアドライト 480 750FP φ16×32cm -6 480g 870g
エアドライト 290 750FP φ14×24cm 2 290g 560g
エアドライト 190 750FP φ12×21cm 8 190g 415g

Soomloom マミー型 高級ダウン650FP寝袋

Soomloom マミー型 高級ダウン650FP寝袋
3D立体型フードで冷え込む頭部をしっかりと温めてくれます。表面の材質は400Tナイロンで軽く、軽防水にもなっているので結露を防ぐことができるのもありがたいですね。

ダウン量 収納サイズ 使用温度
羽毛量400g 18×21㎝ 5℃~20℃
羽毛量600g 20×23㎝ 0℃~15℃
羽毛量800g 22×25㎝ -5℃~10℃
羽毛量1000g 24×27㎝ -10℃~5℃
羽毛量1200g 24×27㎝ -15℃~0℃
羽毛量1500g 28×31㎝ -20℃~-5℃

Naturehike公式ショップ 雪鳥 冬用寝袋

Naturehike公式ショップ
頭まですっぽり覆ってくれ、首元のドローコードで温度調整もしやすいです。
U型の防風襟がついているので顔とシュラフの密着度が高まり冷気の侵入を防いでくれます。
側面のファスナーは両開き式で手足を出しやすいので、シュラフにくるまりながら暖かいコーヒーを飲んだりすることも可能です。

ダウン量 収納サイズ 使用温度 サイズ
羽毛量510g 16×39㎝ 2℃ M
羽毛量560g 19×40㎝ 2℃ L
羽毛量650g 19×40㎝ -3℃ M
羽毛量720g 20×41㎝ -3℃ L
羽毛量880g 20×41㎝ -7℃ M
羽毛量980g 21×41㎝ -7℃ L

寝袋をコンパクトにするためのアイテム

冬用のシュラフは温かさを求めると、どうしてもかさばりがちです。そんな時にコンプレッションキャップ バッグがあればシュラフを簡単に圧縮することができます。もともとコンパクトなシュラフも、これがあるとさらに楽にシュラフをコンパクトにすることができるため、ソロキャンなど荷物を減らしたい時にはもってこいのアイテムと言えるでしょう。
おすすめはこちらです。

モンベル mont-bell) コンプレッションスタッフバッグM

出し入れ口が大きく開くので出し入れが簡単です。ベルトだけでなく面で圧縮するのでスマートな形状に収まります。

NANGA コンプレッション バッグ

底にはイーベントという素材を採用することで、空気や湿気が抜けやすくなっています。そのためバッグ内の蒸れをおさえることができます。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) eVentコンプレッションドライサックM

収納口が大きく開くのでシュラフの出し入れも簡単です。防水機能があるのでツーリングや登山などの急な雨でも安心ですね。

モンベル(mont-bell) コンプレッションキャップ

シュラフ袋に入れた状態で、このキャップをかぶせてベルトをひっぱることでシュラフが圧縮されコンパクトになります。
すべてを覆うわけではないので通気性良く圧縮できます。

まとめ

ツーリングや登山にピッタリなコンパクトな寝袋をご紹介しました。
荷物は減らしたいけれど、睡眠は快適に取りたいなど機能性を求めるなら断然ダウンシュラフがコンパクトで暖かいことがわかりましたね。
またさらにコンパクトにするのにコンプレッションバッグやキャップがあると、さらにシュラフをコンパクトにでき持ち運びがしやすくなります。
一緒にかさばりがちな服なども一緒に入れて圧縮するとさらに荷物がコンパクトになるので一つ持っていると便利ですよ。
ぜひダウンシュラフとコンプレッションバッグで、コンパクトで身軽なツーリングや登山を楽しんでくださいね。

ABOUT ME
nomad-camp
自然が大好きなアウトドア愛好家。 ライターさんの記事の管理やアウトドア関連の情報を発信しています。
関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です