キャンプやブッシュクラフト、釣りなどの幅広い用途に使えるシースナイフを探しているけど、種類が多すぎて選べない…。
そんなお悩みをおもちではありませんか?
今や様々なアウトドアブランドがオリジナリティ溢れた様々なナイフを販売しています。
そこでこの記事では、薪割りなどのハードな環境で使えるタフなシースナイフのおすすめを13種類ピックアップしてご紹介します。
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シースナイフとは?
そもそもシースナイフとは一体、どんなナイフのことでしょうか?
シースナイフとは、ハンドルとナイフのブレード部分が、ひとつになっている構造のナイフのことです。
簡単にいうと折り畳めない構造になっているナイフのことです。シースナイフの種類はブレードの固定方法によってフルタング、ナロータング、コンシールドの3種類に分けられます。以下でそれぞれの特徴を解説していきます。
シースナイフの種類や特徴は?
タングとは?
ナイフを説明する上で欠かせないことは、タングの解説です。
タングというのは、ナイフのハンドルの中に収められている金属部分のことです。
このタングの形状とハンドルへの固定のされ方で、ナイフの種類や強度が大きくわかれています。
フルタング
フルタングナイフの特徴は、タングがハンドルと同じ形になっていて、ハンドルはタングを挟み込むような形で固定されていることです。
タングがハンドル部分全体にあるので、衝撃に強く、力をかけやすいというメリットがあります。
ですが同じくタングがハンドル全体にあるため、ナイフの重心バランスが悪く、重量が増える。
タングがハンドル部に露出しているため錆びる。というデメリットもあります。
重さと強度を活かしてキャンプでバトニングや、衝撃のかかるような使用に向いています。
コンシールドタング
コンシールドタングは、フルタングと同じようにタングはハンドルの端まで通っているものが多いですが、ハンドルよりタングの幅が小さくブレードが薄くなっていることが大きな特徴です。
フルタングと同じようにタングを挟み込むようにして、ハンドルが固定されています。
フルタングより強度の面では劣りますが、軽量で重量バランスもいいため取り扱いがしやすく、タングも露出していないため錆びにくいのが特徴です。
余り衝撃に強い構造ではないため、木を削るフェザースティックなど負荷が少なくて繊細な作業に向いています。
ナロータング
ナロータングは、コンシールドタングと同じく、タング部分の幅がハンドルより狭くなっています。
ハンドルへの固定方法が、穴を開けたハンドルにタングを差し込んで接着剤で固定したり、ピンやネジで固定するという点がコンシールドタングと大きく違うところです。
こちらも余り衝撃にが強い構造ではないので、負荷が少ない作業に向いています。
どんなシースナイフを選べばいい?
上ではシースナイフの種類を紹介しました。
ナイフを選ぶ際は、それぞれナイフの特徴によって何に適しているかを理解して、自分の目的・使用用途にあったものを選びましょう。
以下ではナイフの各部分の特徴と、それぞれ何に適しているかを解説します。
シースナイフ選び①:ブレードの長さ
シースナイフのブレードの長さは、使いやすさに大きく影響します。
ブレードが長いものは、力はかけやすいですが、重量も重くなり取り回しがしずらいため、細かい作業が出来ません。
ブレードが短ければ、細かい作業はしやすいですがバトニングができなかったり、力をかけるのが難しくなります。
キャンプで使用するナイフの場合、ブレードの長さは10cm〜12cm程あれば充分で、使いやすい長さです。
シースナイフ選び②:ブレードの鋼材の違い
ナイフに使われている金属は配合により多種多様で全部は紹介しきれません。
ですので、この記事では一般的なブレード鋼材の以下の4つを紹介します。
- カーボンスチール
- ステンレス
- H-1鋼
- モリブデン鋼
それぞれ以下のような特徴があります。
カーボンスチール
カーボンスチールは加工のしやすさで、最もナイフに使われていることの多い素材です。
日本では炭素鋼とも呼ばれます。
他の素材に比べて、砥石で研ぎやすく刃付きがいいため、切れ味のメンテナンスがしやすいです。
ただし錆びやすいので、使用したら水分を拭き取って油を薄く塗って、きちんと錆止めをする必要があります。
カーボンスチールが使用されているナイフは比較的安価で手に入りやすく、メンテナンスの基礎が学べるためナイフ初心者におすすめです。
ステンレス
ステンレスの最大の特徴は、錆びにくいことです。また砥石で研いだ際の刃付きもよいため研ぎやすいのも特徴です。錆に強いため、料理の下ごしらえや、釣りで釣った魚を捌くのに向いています。錆びに気を使わなくていいので、メンテナンスを楽にしたい方はステンレスを選ぶといいでしょう。
H-1鋼
H-1鋼は近年、人気が出ている素材です。最大の特徴はステンレスよりも、さらにサビに強く、塩水の中に一年間放置する実験をして、全く錆びなかった実績があります。切れ味や刃付きの良さはカーボンスチールやステンレスに劣りますが、キャンプでの使用にそれほど影響はないです。釣りやダイビングなど水に長時間触れるような使用に向いています。
モリブデン
モリブデンは海外で人気の高い素材で、日本でも人気が徐々に高まってきています。
その特徴は、金属の中では比較的やわらかく研ぎやすい素材でできていて、切れ味が長続きすること、素材に粘りがあるので刃が欠けにくいことです。厚みのあるフルタングのモリブデンナイフならバトニングやフェザースティック作りなど、オールマイティに活躍してくれます。
シースナイフ選び③:ハンドルの材質の違い
ハンドルの材質には、天然材と人工材の2種類あります。
人工材は濡れに強く、割れなどの耐久性にも優れるため、比較的過酷な環境での使用に適しています。樹脂や金属製のものがほとんどで、金属製のものが耐久性に、樹脂製のものが腐食性に優れています。
天然材は耐久性、腐食性の点で人工材に劣るものの、天然素材特有の暖かみと見た目の美しさがあります。一般的に天然木や貝殻、牛や鹿の角で出来ているものが多く出回っています。
木製のものは、繰り返しの濡れと乾燥によって割れが生じる事があるので、オイルを塗るなどのメンテナンスも必要になってきます。
シースナイフ選び方④:ブレードの形状の違い
ブレードの形状の違いにより、向いている作業が変わってきます。
ブレードが厚いと、衝撃にも強く刃が対象物に入った際に引き裂く力が強く働くため、バトニングや固いものを切断するのに最適です。
一方で食材の下ごしらえや木を削ってフェザースティックを作るなどの細かい作業には向いていません。
反対にブレードが薄いと、細かな作業がやりやすいですが、衝撃に弱く、強い力をかけづらいので、バトニングや固いものを切断するのには向いていません。
シースナイフのおすすめブランドとメーカー4つ
おすすめブランド①:モーラナイフ
金属加工技術が非常に高いことで知られるスウェーデンで、125年の歴史を誇る名門ナイフメーカーです。その高い品質はスウェーデン国王に認められているほどです。歴史あるメーカーながら革新的なナイフを数多く生み出しています。
現在は親しみやすいポップなデザインで、手に入りやすい価格のものが多くラインナップされています。
おすすめブランド②:ヘレ
ヘレナイフは、ノルウェー西部のホルメンダールという地域で生産されています。自動化と大量生産が進むナイフ業界の中で、品質と伝統を大切にするために職人のハンドメイドでの製造にこだわっています。
最近ではキャンプ芸人として再ブレイクしている、「ヒロシ」さんが持っていることで一躍注目を集めました。
手作りで作られているナイフの品質は非常に高く、シンボルとなっている天然木を使用したハンドルは、ひとつとして同じものはなく美しい木目が魅力的です。
おすすめブランド③:ボーカープラス
ボーカープラスは、創業200年超えの歴史あるドイツのナイフブランドです。
商品ラインナップの幅が凄まじく、キャンプなどのライトなユーザー層が対象なモデルから本格的なサバイバルや軍用を目的としたナイフに至るまで製造しています。歴史と販売実績に裏付けされた確かな、技術力と品質で数々の名作ナイフを生み出しています。国内にもファンが多いブランドの1つです。
おすすめブランド④:BUCK(バック)
BUCKは120年の歴史があるアメリカを代表する、ナイフブランドの1つです。
創業者は使い捨てられたヤスリをナイフの材料にして、切れ味鋭いナイフを作って高い評価を獲得して有名になったという逸話があります。
BUCKの最も有名なナイフとして#110という折りたたみナイフがあります。
このナイフは折りたたみ式とは思えない、出来の良さから発売された当初、飛ぶように売れ、他のナイフメーカーがこぞって似たような製品を作ったほどです。
日本製もカッコいい!シースナイフ取り扱いの国産ブランド
鍛冶屋トヨクニ
高知県南国市に工房があり、各種包丁やナイフを製造されているメーカーです。
江戸時代から400年もの歴史を受け継ぐ土佐刃物の伝統技法を、代々受け継いでいられる由緒正しい本物の鍛冶屋さんです。
トヨクニさんが手掛けるナイフや作業用刃物はホームセンターで販売されているようなものとは全く別物で、営林署など本物のプロを中心に使われているような代物です。
オーダーメイドでの注文が可能で、現在ではたくさんのメディアに取り上げられたため、予約待ちが発生しているほどの人気を博しています。
ジー・サカイ
800年の刃物製造の歴史を誇る岐阜県関市で、1947年創業のジー・サカイはポケットナイフの製造をメインに行なっているブランドです。
その製造技術の高さから海外の有名メーカーからOEMを受けるなど、その技術の高さは折り紙付きです。
2016年に、世界で初めてH-1鋼材を使用して、一年間塩水で錆びなかったナイフ「サビナイフキッチン」を開発して、一躍注目を集めました。
最近では女性が使いやすいように、猫がモチーフになったデザインの「サビニャイフシリーズ」が発表されるなどユニークな商品が特徴のブランドです。
キャンプに最適!おすすめシースナイフ13選
上記ではナイフの選び方やおすすめのブランドについて解説しました。
ここからは、キャンプにおすすめのシースナイフを13種類ご紹介します。
ヘレ・ナイフ テマガミ ステンレス
自動化が進むナイフ業界で手作りにこだわっているヘレナイフだからこそ作り出せる品質が魅力です。
テマガミには、カーボンスチールとステンレスモデルの2種類ありますが、今回ご紹介したのはお手入れに気を使わなくてもいいステンレスモデル。
ハンドルの上半分を貫通してブレードが入っている丈夫なハーフフルタング構造で、刃厚が3mmと厚く刃長も110mmあるため、バトニングに最適です。
味のある革ケースも付属しているのでアウトドアな気分にいたりたい方におすすめです。
全長 | 230mm |
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刃長 | 110mm |
刃厚 | 3.0mm |
重さ | 155g |
鋼材 | ステンレス(3層構造) |
ハンドル材 | カーリーバーチ(天然木) |
シース | 本革シース付 |
ヘレ・ナイフ ディディガルガル
同じくヘレ・ナイフが販売する、ディディガルガルというモデル。
ヘレナイフが発売するディディガルガルはキャンプ芸人の「ヒロシ」が持っていることで、一躍注目を集めているナイフです。
テマガミより刃長が19mm長いのが大きくハンドル部分が握り込みやすく削られており、力をかけやすいのが特徴です。
テマガミより刃長が長い分大きな薪を楽に割ることが出来ます。
ですが、その分細かい作業には向きません。
テマガミでは少し小さく感じる、という方におすすめです。
全長 | 250mm |
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刃長 | 129mm |
刃厚 | 3.0mm |
重さ | 193g |
鋼材 | ステンレススチール |
ハンドル材 | バルカンファイバー(天然木) |
シース | 本革シース付き |
モーラナイフ コンパニオンヘビーデューティステンレス
スウェーデンの老舗ナイフメーカーであるモーラナイフが手掛けるこちらのナイフは、アウトドア初心者が手を出しやすいエントリーモデルながら、ハードな環境の使用にも耐える耐久性を実現している実用的なモデルです。
タング構造はナロータングながら、刃厚が3.2mmあるため、バトニングが可能。
ハンドル部は表面に滑りにくいラバーグリップを採用しており力をかけやすいのが特徴です。
ブレードには錆びにくいステンレスが使用されているため、メンテナンスが楽です。
アウトドア初心者が最初に手にするナイフとしておすすめです。
全長 | 224mm |
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刃長 | 104mm |
刃厚 | 3.2mm |
重さ | 101g |
鋼材 | ステンレス |
ハンドル材 | ゴム |
シース | プラスチックシース付き |
モーラナイフ カンスボル
同じくモーラナイフから発売されている、カンスボルというモデルです。
刃にステンレスが使われていて錆びにくいこと、ハンドルとシースがオレンジ色の為、森の中で落としても見つけやすいことが特徴です。
タング構造はナローのハーフタングで刃厚が2.5mmと若干薄いため、バトニングには少し不安があります。
ですので薄い刃厚を活かして、フェザースティック作りや、料理の下ごしらえに向いています。
全長 | 226mm |
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刃長 | 109mm |
刃厚 | 2.5mm |
重さ | 100g |
鋼材 | ステンレス |
ハンドル材 | ゴム |
シース | プラスチックシース付き |
モーラナイフ エルドリス
同じくモーラナイフから発売されているエルドリス。スウェーデン語で「火」を意味します。
ブレードの長さは60mmとかなり小ぶりのサイズ感。
ですが、ナイフとしての機能性は充分に備えていて、よく切れます。
流石にバトニングは出来ませんが、ブレードの背中のエッジでファイヤースターターを使って火を起こせますし、鋼材はステンレスが使われていて錆びにくい。
なのでちょっとした料理の下ごしらえや、フェザースティックづくりに向いています。
ネックナイフキットを買って首から吊り下げることをメーカーは推奨していて、ちょっとナイフが使いたい時にさっと取り出して使えるそんな便利な使い方ができます。
ナイフの使い方をこれから、教える小さなお子様の初めてのナイフにもおすすめです。
全長 | 143mm |
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刃長 | 59mm |
刃厚 | 2mm |
重さ | 80g |
鋼材 | ステンレス |
ハンドル材 | ゴム |
シース | プラスチックシース付き |
モーラ・ナイフ ガーバーグ
同じくモーラナイフが製造しているガーバーグは、モーラナイフのハイエンドモデルです。
タング構造は、重厚感があり丈夫なフルタング構造で、力がかけやすく耐久性に優れています。
ナイフ背面のエッジでファイヤースターターを使った着火もできます。
ブレード素材はステンレスが使われていて錆びにくいです。
刃厚が3.2mmのフルタングなので、バトニングに不安はなく、薪も割りやすいです。
使い道としては、本格的なサバイバルやブッシュクラフトキャンプでの使用が向いています。
玄人向けのナイフを探している方におすすめです。
全長 | 229mm |
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刃長 | 109mm |
刃厚 | 3.2mm |
重さ | 170g |
鋼材 | ステンレス |
ハンドル材 | ポリミアド |
シース | レザーシース |
BOKER Plus(ボーカープラス)ブッシュクラフト
ドイツの歴史あるブランド、ボーカが手掛ける、その名もブッシュクラフトというモデルです。
タングは頑丈なフルタング構造で、刃厚は3.7mmあるので先程紹介したガーバーグと同じく、バトニングなどのハードな使い方に向いています。
刃の研ぎ方はコンペックスグラインドという研ぎ方で、日本ではハマグリ刃と呼ばれています。
ハマグリ刃は対象の破壊力に優れており、ナイフと言うより斧などの研ぎ方に近いため、バトニングが非常にやりやすい形状です。
逆にハマグリ刃は綺麗に切る作業に向いていないので、本格的なサバイバルやブッシュクラフトをやる方におすすめです。
全長 | 220mm |
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刃長 | 102mm |
刃厚 | 3.7mm |
重さ | 210g |
鋼材 | ステンレス |
ハンドル材 | マイカルタ |
シース | 革シース付属 |
Real Steel(リアルスチール)ブッシュクラフト3 コンベックスグラインド
リアルスチールは、2013年に中国で誕生したばかりのブランドです。
最新鋭の設備を駆使して、高品質ながら低価格のナイフを生産しています。
鋼材はモーラのガーバーグと同じスウェーデン鋼を用いたステンレス製ブレード。
タングはフルタングが採用され刃厚は4.3mmあるので、バトニングにも気兼ねなくガンガン行えます。
またハンドルの六角ボルトを取り外すと薄い小物が収納できるようになっています。
他のナイフメーカーのおよそ半額程度で、同スペックのものが手に入るのでコスパが非常にいいです。
こちらは刃の研ぎ方がコンペックスグラインドとスカンジグラインドの2種類あるので、自分の目的に合わせて選べるのも嬉しいですね。
全長 | 240mm |
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刃長 | 116mm |
刃厚 | 4.5mm |
重さ | 205g |
鋼材 | ステンレス |
ハンドル材 | G10 |
シース | ナイロン+カイデックスシース、六角レンチ付き |
BENCHMADE(ベンチメイド)ハント サドル・マウンテン スキナー
ベンチメイドとは、アメリカのオレゴン州に本社を構えるブランドです。
蝶のロゴマークが印象的です。
高い技術力を誇り、軍の特殊部隊やSWAT隊員を対象に作られたモデルも数多くあります。
ベンチメイドのナイフには、ゴールド、ブラック、ハント、ブルーの4種類のクラスがあります。
今回ご紹介するのは、ハントクラスのサドル・マウンテンスキナーというモデルで狩猟を目的とした使用に適しています。
構造はフルタングで刃厚は3.5mmあるので、バトニングがやりやすい形状です。
ハンドルには天然木を使用したモデルと、G10樹脂を使用したモデルの2種類あります。
ブッシュクラフトにおすすめのモデルです。
全長 | 222mm |
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刃長 | 106mm |
刃厚 | 3.5mm |
重さ | 132g |
鋼材 | ステンレス |
ハンドル材 | スタビライズド・ウッド |
シース | レザーシース付属 |
KA-BAR(ケイバー) ベッカーコンパニオン BK2
ケイバーは、アメリカのニューヨーク州オーリアンで誕生した刃物メーカーです。
ブランドの名前の由来は”K’d a Bar”からきており、アラスカ語で熊を殺したという意味だそうです。
ベッカーコンパニオンBK2は、狩猟用として開発されたナイフで、一言で例えると「野獣」のようなナイフです。
構造はフルタング構造でグリップエンドから鋼材がはみ出ておりハンマーとして使え、刃圧は6mm、重量は454gもあります。
刃の研ぎ方は余り切れ味重視の研ぎ方ではなく、重さと破壊力で切断する感じなので一般的な使用用途として、バトニングか枝の切断、狩猟用の止め刺しなどに向いています。
あまり一般的な用途には向いていないので、アウトドア上級者におすすめのナイフです。
全長 | 267mm |
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刃長 | 133mm |
刃厚 | 6mm |
重さ | 454g |
鋼材 | カーボンスチール |
ハンドル材 | ザイテル |
シース | 専用シース付属 |
Muela(ムエラ) コディアック スタッグハンドル
ムエラは1950年創業の歴史あるスペインの刃物メーカーです。
ブランドの代表的なモデルは、良質な鹿の角をハンドル材に使用したスタッグハンドルタイプのもの。
その高品質な見た目の割に手に入れやすい価格帯なのも魅力の1つです。
こちらのコディアック スタッグハンドルは、タング形状もフルタングで刃厚が4mmあるので丈夫な作りですが、ハンドル材への痛みを考慮するとバトニングなどの使用はやめておいたほうが賢明です。
コディアックのハンドル材には他にも、ラムホーン、ウッド、マイタルカの3種類があります。
料理や、観賞用、狩猟時の軽解体など負荷の余りかからない使用が適しています。
全長 | 215mm |
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刃長 | 100mm |
刃厚 | 4mm |
重さ | 200g |
鋼材 | ## |
ハンドル材 | スタッグ |
シース | 専用シース付属 |
BUCK(バック) スペシャル 119
BUCKは120年の歴史があるアメリカを代表する、ナイフブランドの1つです。
その中でもスペシャル119というモデルは長い刃長に、施されたホローグラインドが印象的な一本です。
刃厚も4.5mmあるので、ハードにバトニングしても大丈夫なつくりになっています。
ブレードサイドにブラッドグルーブと呼ばれる、血抜き用の溝が掘られていて、大型動物の狩猟にも適しているモデルです。
キャンプから狩猟まで、幅広く活用してくれます。
全長 | 268mm |
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刃長 | 約138mm |
刃厚 | 4.5mm |
重さ | 約225g |
鋼材 | ステンレス |
ハンドル材 | フェノール樹脂 |
シース | レザーシース |
ジー・サカイ サビナイフ5 ワイルドハンター
岐阜県関市にあるジー・サカイは1947年創業で、技術力に定評のあるブランドです。
サビナイフ5 ワイルドハンターというモデルは、塩水に一年間つけていても錆びなかった実績のあるH-1鋼が使われています。
基本的に狩猟の解体や魚の〆を目的としたモデルですが、刃厚が4mmあり頑丈な構造をしています。
キャンプで使用するのであれば、錆ににくさを活かして料理の下ごしらえに向いています。
またシースに独自のロック機構が備えられているので、万が一落とすリスクを抑えることが出来ます。
アウトドア上級者向けのナイフです。
全長 | 270mm |
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刃長 | 125mm |
刃厚 | 4mm |
重さ | 195g |
鋼材 | H-1鋼 |
ハンドル材 | 強化プラスチック |
シース | グラスファイバー強化ナイロン |
初心者におすすめ!コスパが良いシースナイフ!
モーラナイフ コンパニオンスパーク
モーラナイフの中でも比較的新しいコンパニオンスパーク。
ガーバーグと同じくナイフ背面のエッジでメタルマッチが削れるが便利。
ハンドル部分にメタルマッチが付属している珍しいナイフ。フェザー・小割程度のバトニングなら問題ない。
ブッシュクラフト初心者に特におすすめの一本。ガーバーグと比べても半額以下で買えるのはうれしい。
モーラナイフ コンパニオン
ハンドル部分が小ぶりで女性でも握りやすいシースナイフ。
ステンレスで扱いやすいのもうれしい。
刃厚も薄くフェザースティックもやり易い。ハードなバトニングはしない方がよさそうだが小割を作る程度なら全く問題ない。
モーラの中でも金額は安くて初心者にはおすすめのナイフ
まとめ
この記事では、ナイフの基礎知識と、おすすめのブランドを紹介しました。
ナイフは大変便利な道具ですが、使い方を誤れば大怪我をする可能性があります。
使い方には充分配慮して、ナイフを取り扱いましょう。
またナイフの所持は、「キャンプで使用する」などの正当な理由が証明できなければ犯罪です。
キャンプや釣りで使用するとき以外は必ず荷物から外すのを忘れないようにしてください。
ルールを守って安全にアウトドアを楽しみましょう!