調理用品

オリーブカッティングボード(まな板)のお手入れ方法!オリーブのメリット・ひび割れの原因

アルテレニョ カッティングボード

オリーブウッドのカッティングボードは樹齢200年以上にもなる個体から切り出され、
職人の手によって一品一品加工されていきます。加工以外に乾燥させる行程でも数年はかかると言われていますので、私たちの手に届くまでとてつもなく長い時間と手間がかかっていることになります。
そうやって時間をかけて生み出されたオリーブウッドの製品は、木目や年輪に規則性がないのが特徴で、一品一品が全く違う表情を持っている点が一番の魅力です。

ただ一方でオリーブのキッチン用品は塗装や表面加工がされていないので、扱いがデリケートなのでは?メンテナンスが面倒なのでは?と気遅れする部分もあるかと思います。

今回はオリーブウッドの製品をしばらく使い続けている私が、オリーブの特徴、メンテナンス方法、塗るオイルの種類などを紹介していきたいと思います。

アルテレニョ カッティングボード ひび割れ

オリーブウッドのカッティングボード(まな板)のメリット

オリーブというのは日本で普通に暮らしていると馴染みのない素材です。

オリーブには一般的なまな板とは違った独特の性格があるので紹介します。

オリーブは頑丈で抗菌性もある

私はアルテレニョのカッティングボードを使っていますが、まず感じたのがその硬さです。
一般的な木のまな板は包丁やナイフが触れると刃が少し食い込む感触がありますが、オリーブは逆に刃が跳ね返されるような感触で非常に頑丈です。

ですがカッティングボードに全く傷が入らないかと言えばそういう訳でもなく、やはり使用するにつれて包丁やナイフの跡はどうしてもついていきます。

最初は気になるものですが、それも味と思うしかありませんね。

オリーブは元々、抗菌性のある材質なので切り傷からのカビの発生はしにくいようです。

吸水性が低く水切れがよい

オリーブは密度が高く吸水性が低いのも特徴です。
洗っていても水を良く弾きますし、割れ目から水を吸い込んで膨らんでしまうようなことはありません。

洗い終わった後の乾きも早いので、表面加工をしていない木製品としては扱いやすい木材ではないでしょうか。

私も購入する前は非常にデリケートな印象を持っていたのですが、今では逆にタフな印象を持っています。

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オリーブウッドのカッティングボード(まな板)のデメリット(ひび割れ)

オリーブにはメリットもありますがもちろんクセやデメリットがあるのも事実です。
購入する前に知っておきたいポイントを簡潔にまとめてみました。

ひび割れがどうしてもある

オリーブに限らずですが、天然の木を使っている製品はどうしてもひび割れが発生します。
新品状態でも個体によってひび割れがありますので、これは避けては通れないでしょう。
新品を購入する際は、実物か写真で確認してあまりにも大きなひび割れがある製品は避けるようにしましょう。

ひび割れの原因は?

ひび割れの一番の原因はやはり過度な乾燥です。
特に使い始めの頃は、完全に乾燥した状態のオリーブウッドに急激に水分が加わることでひび割れが発生しやすいようです。

使い始めの頃は洗った後にオイルを塗って急激な乾燥を防いであげてください。

私のカッティングボードは何度かオイルを塗っているうちに徐々に安定してきたように感じます。

また、長期間使わない場合も乾燥が進みひび割れの原因になりますので、あらかじめオイルを塗ってあげたいですね。

オイルの種類や塗り方、メンテナンスの頻度は最後の方で説明します。

アルテレニョ カッティングボード メンテナンス
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オリーブウッドのカッティングボードの洗い方

使い終わったらすぐ洗う、洗剤は中性洗剤を使うというのが基本です。
いくら密度が高く抗菌性の高いオリーブとはいえ、肉の汁や野菜のアクをそのままにしておくのはよくありません。使い終わったらなるべく早く洗ってあげましょう。

洗剤は中性洗剤でいいようですが、私はなるべく水洗いで済ませ、汚れが酷い時だけ少な目の洗剤を使うようにしています。
洗い終わった後はふきんで拭き取ってあげると水気が簡単に切れます。

あとは日陰になる風通しのよい所に立てて保管してあげるとよいでしょう。

何度か洗っていると、そのうちオイルが切れてオリーブウッドの艶がなくなり白っぽくなってきます。そうなるとメンテナンスのサインですのでオイルを塗ってあげてください。

アルテレニョ カッティングボード オリーブオイル

手入れに使うオイルはオリーブオイルでいいのか?

オイルを塗ることによりオリーブの乾燥を防いだり色艶を維持したりする効果があります。
しかし、オイルはどういった物を使えばいいのか悩むところです。

そこでどんなオイルを使えばいいのか、アルテレニョのカッティングボードの購入元にメールで問い合わせてみました。答えとしては、家庭にある一般的なオリーブオイルやサラダオイルでいいそうです。(植物性のオイル)
なお、一番のおすすめとしてはひまわり油とのことです。

ズッキ ひまわり油(オリオ・ディ・ジラソーレ)1L

密度が高いオリーブウッドに対して、ひまわり油は浸透性がよいそうです。
調べてみた所、意外と安いものもあるのでこの値段なら一本買ってみてもいいかもしれないですね。

ただひまわり油でもこだわって高純度で質のいい物を選ぶとかなり高価になってしまうかと思います。

また、料理などに使うにしても使い道が少し限られてしまいますね。

ガルシア エクストラバージンオリーブオイル 1000ml

私はこちらのオリーブオイルを料理用として定期的に買っているので、カッティングボードにもこのオイルを使っています。
何度も塗っていますが問題なく使えています。

オイルの塗り方

アルテレニョ カッティングボードオイルの塗り方

今回はオリーブオイルを使ったオイルの塗り方を例に紹介したいと思います。
購入元に問い合わせた所、よく洗いしっかり乾燥させた後に、乾いた布にオリーブオイルを染み込ませて拭きあげてくださいとのことでした。

今回はオリーブオイルと試しに高価なアマニ油をそれぞれ塗ってみました。

オリーブオイルは不乾性油と言われ空気中では固まらないとされており、逆にアマニ油は乾性油なので酸化して硬化するという特徴があります。

しかし実験した所、どちらも乾燥時間にそこまで大きな違いはありませんでした。
アマニ油も乾性油とは言え、乾くのにはそれなりの時間が必要なようです。
最終的には艶や質感も変わらなかったので、割と高価なアマニ油よりコストの低いオリーブオイルを使った方がよいなと思いました。

アルテレニョ カッティングボード アマニ油

因みに私は布にオイルを染み込ませて拭くより、直接カッティングボードにオイルを垂らして指で伸ばしていくという塗り方をしています。

この塗り方の方がオイルのロスも少なく簡単に塗れます。

不乾性油と言われるオリーブオイルですが、この塗り方でも気温20度で2~3日ほど経つと完全に乾燥するので問題はなさそうです。

デメリットとしては乾燥するのに2~3日程はベタベタなままなので、毎日使う方にとってはこの方法は少し不便ですね。

オイルを塗る頻度

オイルは1~2週間に一度塗ってくださいなどと紹介されていることが多いようです。
ただもちろん、使用頻度や洗う頻度にもよるので個人差はあるかと思います。

洗っているうちにオリーブが乾燥して白っぽくなってくるので、それを目安にするのがいいかと思います。

白っぽくなってしまったオリーブも、再びオイルを塗ってあげると見違えるように艶を取り戻します。

私自身、かなり頻繁に塗らなければいけないものなのかと気になっていたのですが、そこまで神経質にならなくても良いようです。

アルテレニョ カッティングボード

まとめ

私もこのアルテレニョのカッティングボードを買う前は色々と不安な点も多かったです。

日本製品に慣れ親しんでいると、「新品状態で割れがある」「使っているうちに割れが広がるかもしれない」「メンテナンスをしないといけない」などと聞くと、少し気後れしてしまう部分がありました。

ですが、このカッティングボードをしばらく使ってみて、意外とラフに扱っても問題ないことが分かりました。オイルメンテナンスも頻繁に必要な訳ではなく、しないからすぐにダメになってしまうというような神経質さもありません。

オリーブという木材は堅牢で撥水もいいので、カッティングボードの素材にはうってつけなのかもしれませんね。
多少のひび割れもそのカッティングボードの個性だと思えるようになりました。

大事にすればとても長く付き合える相棒になると思いますので、購入される際はぜひ本当に気に入った一品を選びたいですね。

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SONYのα7Ⅲを片手に登山やキャンプ、ツーリングなどのアクティビティに精を出す20代。活動は国内に留まらず南米渡航や海外ツーリングなどワールドワイドに進出中。 夢は世界中を旅する事。英語が全く喋れないのが弱点。