ホットサンドメーカーは各社から発売されていて多種多様ですが、その中でもちょっと特殊なタイプである、スノーピークの”トラメジーノ”を紹介します!
ホットサンドを焼くことしかできない、普通のホットサンドメーカーに飽きたという方にもオススメのアイテムです。
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トラメジーノの基本性能
多くのホットサンドは、食パンをそのまま2枚使って具材を挟んで焼くタイプが多いですね。
このトラメジーノは、やや特殊で、耳なしパンを使うタイプなのです。
しかも、2箇所に分けて一度に2つ焼くことができます。
ハンドルが折り畳み可能で、専用の収納袋まで付いていてお得感があります。
デザイン的にも、他と一線を画するものとなっています。
プレートにはシリコン素材が混ぜられているようで、焦げ付きにくい設計となっています。
ただ、油を塗らないと食材が”くっつく”ことがあります。
油がいらないわけではないのでご注意を。
お手入れは、通常の食器と同じように、中性洗剤をつけたスポンジで洗えばオッケーです。
汚れがこびりついた時は、湯に浸けて、ふやかしてからとると良いでしょう。
金属タワシでこすると、シリコンコーティングが痛むようなので、使わない方がいいでしょう。
あまり焦げつくことはないので、その必要はないと思いますが・・・。
サイズ | 190×330×30mm(最大) |
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重量 | 850g |
収納サイズ | 210×190×30(h)mm |
材料 | 本体/アルミダイカスト(シリコン加工)・金属、ハンドル ステンレス、グリップ/竹集成材 |
トラメジーノの良いところ
私が使ってみて、「これは良かったなぁ」と感じたポイントをまとめてみました。
買う前の参考にしてみてください!
⑴小さなホットサンドを量産できる
耳なしパンを使って、一度に2つ焼けるので、どんどん焼いて量産できます。できるまでの待ち時間が短くて済むので、お子さんと一緒に作って楽しむには、最適なホットサンドメーカーですね。
また、具材を複数用意すれば、ホットサンドのバリエーションを増やせるので、いろいろつまみ食いできるのもメリットです。
通常のホットサンドだと、一個がデカいので、ひとつ食べたらそれで食事終了になってしまいますからね。
小さいホットサンドは、弁当箱にも入れやすいサイズなので、日常生活でも出番が多くなります。
⑵ホットサンド以外の料理にも活用できる
プレートの小さなくぼみは、小さなフライパンにもなるので、ウインナーを焼いたり、スクランブルエッグをちょこっと作る際に役立ちます。
ホットサンドの中身を作る際に活躍するだけでなく、通常のフライパンとしての役割も兼ねています。
さらに、このくぼみのサイズが絶妙でして、後の章で詳細を述べますが、コンビニの肉まんを焼いたり、ライスバーガーを作ったりと、ホットサンド以外にも幅広く活用できるのです。
むしろ我が家では、ホットサンド以外に使うことが多いですね。
ホットサンドメーカーの域を超えたホットサンドメーカーと言えます。
⑶折り畳み機能が便利
ハンドル部分が折り畳めるのが、けっこう便利です。
キャンプに持って行くときだけでなく、家で使った後、食器棚に収納する時もこの折り畳み機能が役立ちます。
ハンドルを取り外しできるタイプもありますが、取り外すとそのハンドルを紛失してしまうことがよくあります。
小道具がごちゃごちゃしがちなアウトドア用品は、折り畳みの方が良いかもしれませんね。
⑷デザインが良い
スノーピーク社の製品全般に言えることですが、洗練されたデザインが魅力的で、所有欲を満たしてくれます。
たいていホットサンドメーカーは黒いものが多いのですが、トラメジーノはマットなシルバーです。私も、店頭でそこに目を引かれて買ったという面もあります。
トラメジーノの残念ポイント
トラメジーノは、ちょっと変わったホットサンドメーカーでもあるので、一長一短な面もあります。
私が使ってみて感じた、リアルなデメリットとなる点も紹介するので、知っておくと買った後に「しまった!!」とならずに済むかもしれません。
⑴普通の食パンが使えない
パンを設置する窪みが小さいので、通常の食パンをそのまま使うことができません。
サンドウィッチ用の耳なしパンを買ってもいいのですが、やや割高ですし、生地が薄いのでちょっと使い勝手が悪いんですよね。
そこで、普通のパンの耳を包丁などで切ってから使うことになるのですが、その際も、耳だけをギリギリで切ると、パンが大きすぎて窪みにうまく収まらない場合があります。気持ち、余裕を持って耳を厚めに切りましょう。
ただ、上の写真のように、残った耳を並べて焼けば、ホットサンドのパンとして使うことができます。
チーズなどを挟めば、手でちぎってスティック状のホットサンドを楽しむことができます。
生地がカリッとしていて、いつもと違う食感を楽しめますよ!
耳を刻んで、ホットサンドの具材の中に入れるというのもアリです。
⑵強火にかけると傷む
こげつかないためにプレートの素材にシリコンが混入してあるのですが、強火にかけてしまったり、空焚きをすると、傷んでしまうという欠点があります。
キャンプなどで使う際は、ちょっとデリケートで気を使う必要があります。
やや打たれ弱い優等生気質なところがあります。
⑶持ち手の木にカビが生えやすい
持ち手の木が、わりと無垢な木材なので、カビが生えやすいです。洗った後はよく拭いて干してから保管するようにしましょう。
キッチン周りの、湿度が高い引き出しに収納していると、梅雨時期に出してみたら持ち手が緑色いホワホワに覆われているなんてことになります。
⑷高コスト
他のアウトドアブランドのホットサンドメーカーは、4,000円〜6,000円あたりが相場となっていますが、トラメジーノはなんと8,000円ぐらいします。
アウトドア好きな人の誕生日のプレゼントなどにするには良いかもしれませんが、ちょっと試しにキャンプ始めてみようという際に購入するには、かなり重荷となる額と言えます。
しかも、ちょっとクセが強いホットサンドメーカーなので、自分の用途に合わなかったときガッカリするかもしれませんね。
オススメの使い方
⑴基本のホットサンド
耳をとりのぞいたパンで作る、基本のホットサンドです。パンの間に挟む具材としては、ツナマヨ、スクランブルエッグ、ハムチーズなどが定番ですね!
家で使う場合は、昨晩余ったキーマカレーやポテトサラダ、肉じゃがなんかを入れても!個人的には、肉味噌が合うと思います。
焼き方は簡単で、プレートの窪み全てにサラダ油を軽く塗り、パンと具材を設置します。
プレートを閉じて、持ち手にある金具でロックしたら中火で焼きます。
だいたい片面2〜3分焼く感じですかね。時々ひっくり返しては、プレートを開けてコゲすぎていないかチェックしてみてください。
焼き時間は、以下記述しているライスバーガーも肉まんも同様です。
⑵ライスバーガー
冷やご飯が余っていたら、ライスバーガーを作ることもできます。
ご飯を窪みに入れて、間にきんぴらごぼうなどを入れて、その上にご飯を被せて焼くと、簡単にライスバーガーを作ることができます。
ただ、ご飯がモチモチだとプレートにくっついて大変なことになるので、乾いた冷やご飯を使うことをオススメします。
あ、あと焼く前にプレートに油を塗るのを忘れずに!
ご飯は多めに入れて、ぎゅっと挟んで詰めた方が、ポロポロ崩れにくくなります。
⑶肉まんを焼く
通勤帰りにコンビニで肉まんを買って、帰ったら冷めていて、気持ちが萎えてしまったことはありませんか?
そんな時は、トラメジーノに挟んで焼いてみて!これ、美味いんです。
イメージ的には、肉まんが”デカイ焼き餃子”になる感じですかね。
生地がパリパリになって、いつもの肉まんとは違った美味しさを楽しめます。
ピザまん、カレーまん、あんまんもそれぞれいけちゃいます!
コンビニで時々限定販売される、特殊な肉まんを焼いてみると新たな発見があるかもしれません。
⑷ミニフライパンとして使う
一人暮らしの方だと、通常のフライパンはデカすぎて持て余すということもあるかと思います。
トラメジーノのプレートを分割すれば、小さなフライパン×4の状態になるので、細々した調理を一度に複数できるのは密かに重宝する機能です。
目玉焼き、ほうれん草のバター炒め、ウインナー、などを一度に少量ずつ作ることが可能です。
洗う時は、まとめてさっとプレートを洗うだけで楽チンです。
まとめ
アウトドアだけでなく、お家でも調理器具として毎日活躍できるトラメジーノ。
クセが強いけれど、慣れればずっと付き合ってあげたくなるカワイイヤツです。
新型コロナウイルスの流行はまだまだ続く可能性があります。
まずは、お家キャンプを楽しみたいという方は、このトラメジーノで料理の腕を磨いてみてはいかがでしょうか??