大人気角型アルミクッカー、トランギアのメスティン。
角型のメスティンは色々なギアをスタッキングするのにも向いています。
ラージメスティンより一回り小さいレギュラーメスティンですが、その限られた収納でどんな組み合わせのギアが入るのか試してみたいと思います。
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米1合とエスビットと固形燃料をスタッキング
まずはメスティンの基本装備となるであろう米1合、エスビット同サイズのポケットストーブ、ダイソーの固形燃料(25g)1個をスタッキングしてみました。
まだ余裕がありますね。固形燃料はあと2~3個ほど入りそうです。
ダイソーやカエンのニューエースの固形燃料は安価ですが、ややかさばりますね。
レギュラーサイズのメスティンの収納は限られているので、更に小型であるエスビット純正の固形燃料を選ぶのもいいかもしれません。
エスビット純正の固形燃料なら、折りたたんだエスビット内に収納できるほど小さいからです。
缶詰めをメスティンにスタッキング
今度はツナの缶詰もスタッキングしてみました。
薄型の缶ですが、高さがけっこうギリギリです。
缶詰のタイプによってはフタが締まりきらないケースが出てきそうですね。
写真のツナ缶の高さは3cmで男の人の手の平の厚さくらいです。
エスビットの高さは2cmなので合計5cmです。
対してレギュラーメスティンの高さは6.2cmとメーカーのページに書いてありますが、
フタなしの実測(内径)で5.3cmくらいなんですよね。
なので高さの制限でギリギリ入らない物が多いことがわかりました。
因みにラージメスティンの高さは7cmとなっているので、ラージメスティンの方が少しだけ高さの余裕がありますね。
こちらもメーカーの公称値なので、実測するとそれより低いとおもいます。
ついでにエスビットを開いた状態で缶詰を入れてみましたが、デッドスペースが増えて逆に収納スペースが狭くなってしまいました。
エスビットは閉じていた方が収納スペースが多いです。
因みに私がアマゾンで買ったエスビット風のポケットストーブは最初からカバーがついているので、スタッキングした時にメスティン内部に傷がつかないのがいいです。
メスティンにレトルトカレーをスタッキング
次は米1合、エスビット、レトルトのカレー、固形燃料(25g)×2をスタッキングしてみました。
なんとかギチギチに入りますが、これもレトルトのパックの種類によっては入らないかもしれません。
因みに私は濃い味が好きなので、お米一合にレトルト(二人前)を組み合わせるのが丁度いい感じでした。お米一合に缶詰一個とかだと少しものたりないです。
かといって、お米一合に缶詰2個だと容量も圧迫しますしコスパもかなり悪くなりますね。
コスパを考えると缶詰よりパックのレトルト系の方がいいと思います。
メスティンに米1.5合をスタッキングするとキツイ
米1.5合とエスビット、缶詰を入れた所で、固形燃料を入れるスペースがなくなってしまいました。レトルトのカレーも入りません。
米1.5合をスタッキングするスタイルの場合はエスビット純正の固形燃料じゃないと入らないという結果になりました。
私もエスビット純正の固形燃料を一つ買っておこうと思います。
もしくはラージメスティンの方も検討したいですね。
メスティンにエスビットと固形燃料・オピネルをスタッキング
エスビットと固形燃料(25g)2つだけを収納するとこんな感じです。
その上にオピネルNo10、No7、スプーンとフォークのセットも収納してもまだスペースがあります。
ですが普通のはしや割りばしは長さ的に入らなさそうですね。
分解して収納できるタイプの箸なら入りそうです。
固形燃料はダイソー(25g)とカエンニューエス(25g)両方購入してみましたが、
カエンニューエースの方が少しだけ背が低くてコンパクトです。
参考までにカエンニューエースなら2段にして12個は入るくらいの大きさです。
20個入りのものを買ったのですが、このタイプの固形燃料は乾燥して痩せてくようなので、少し買いすぎたかなと思っています。
メスティンにスタッキングしたいもの
SOTOのスライドガストーチ
固形燃料と一緒にロック機能のあるライターも一緒にスタッキングしたいですね。
電子着火ではありますがSOTOのスライドガストーチはノズルが伸びた状態で着火出来るので、固形燃料やアルコールストーブに着火するのに向いていると思います。
使い捨てではなく、ガスの補充も出来ます。ターボライターなので風にも強いですね。
ただフリント式ではなく電子着火なので標高の高い山での使用には適していません。
ストーブの風防
アルコールストーブやポケットストーブで固形燃料を組み合わせて野外で使うなら風防は必須になります。
アルストや固形燃料は軽量コンパクトで手軽な分、風にはめっぽう弱いからです。
立ち消えまではしなくても、火が横に逃げてしまうので一向に料理が進みません。
風防は一般的に高さがある物が多いので、選ぶときはメスティンに収まるかサイズをよくチェックしましょう。
メスティンにスタッキングできないもの
100gのOD缶は蓋がしまらない
100gのOD缶、ジェットパワー100を収納してみましたが横幅はギリギリ入るのですが、フタがしまりませんでした。レギュラーにOD缶はギリギリ入らないようです。
調味料をスタッキングできる?
ポケットストーブや固形燃料を入れると家庭用の調味料などもレギュラーメスティンに入れるにはちょっと大きいですね。
100均などで小さな容器に移して工夫する必要がありそうです。
レギュラーメスティンにもう少し高さがあってもいいのにな~と思うことが多かったです。
メスティンシェラカップのスタッキングは可能?
シェラカップも色々と探してみたのですが、横幅の関係でレギュラーのメスティンに収まるシェラカップはかなり限られるようでした。
ベルモントのカップならかなりギリギリで収まりそうです。選ぶなら取っ手が収納できるタイプがいいですね。
ラージメスティンなら選択の幅が広がります。
100均にも売ってるメスティンにピッタリの網
レギュラーメスティンにピッタリサイズの網があるという事で早速買ってみました。
ダイソーなどの100均にも同じようなものが売っているようですが、今回はアマゾンで購入しました。
327円で買えるBK 18-8長バット網18型です。
確かにメスティンの為に作られたようなピッタリさです。
かなりメジャーな定番商品のようなのでメスティンオーナーなら一つは持っているのではないでしょうか。。
またトランギア純正品の網も発売されています
レギュラーメスティン用TR-SS210 ¥750(税抜き)
ラージメスティン用 TR-SS209 ¥850(税抜き)
製造は日本となっています。
少しだけ高いですが、網の足が隅に配置されている為、収納する時にひっくり返すとデッドスペースが出来にくいというメリットがあります。これは便利ですね。
アマゾンの網はひっくり返しても網の足がでっぱるので、少しデッドスペースが出来てしまいます。
このアマゾンの網とエスビット、米一合を収納するとメスティンはいっぱいになってしまいました。他の物を入れるスペースはないです。
レギュラーメスティンは収納の容量があまりないなという印象です。
網があると料理の幅が広がる
網とメスティンを組み合わせると料理の幅が広がります。
芋を蒸したり肉まんやシュウマイなど料理の幅が広がるのは嬉しいですね。
特に簡単燻製が流行っているようで私も試しにやってみました。
※ただ、燻製は空焚きにあたるので本来は推奨されない料理方法のようです。
メスティンはとても薄い素材なので、焦げつきや変形などの恐れがあります。
燻製に使うチップは100均やアウトドアショップに売っています。
私はダイソーで購入してみました。
これもメスティンにスタッキング可能ですが、1泊のキャンプに持ってくには多すぎるので、小分けにして持って行った方がよさそうです。
因みに汚れ防止などでアルミホイルを敷くのですが、アマゾンで買ったBK18-8長バット網18型だとサイズがピッタリすぎてややキツイ印象でした。
本当に純正品なみのピッタリサイズですね。
しかしものすごく当たり前ですが燻製をするとメスティンが非常に臭くなりました。
これではキャンプの帰りにメスティンの中に装備をスタッキングするのは厳しいですね。
因みに燻製をした後、メスティンが少しぐにゃぐにゃになった感じがします。
手で潰すと変形してしまうんですよね。
軽量化の為か厚みが0.8mmと極薄に仕上げられているメスティン。
かなり弱火でやったのですが燻製(空焚き)は少し無謀だったかもしれません。
まとめ
レギュラーメスティンは収納の容量としてはあまり大きくありません。
ですがその中でどんな組み合わせならスタッキングできるかアレコレ試すのが楽しいですね。
燃料として100均の固形燃料やニイタカのカエンニューエースもいいですが、エスビットの純正固形燃料を組み合わせるとよりスペースが確保できるなと思いました。
エスビットと同じ位コンパクトなアルコールストーブとの組み合わせもいいと思いますがどちらを選んでも風防を入れるスペースも残しておきたいですね。