UCOキャンドルランタンはキャンプサイトの雰囲気を出すのにピッタリのアイテムです。
ここ数年のLEDライトの進歩は目を見張るものがあり、中にはキャンプサイトを真昼のように変えてくれる製品もありますが、どこか味気なさも感じてしまいます。
LEDの明かりはテレビのように「点ける」明かりです。
方や、キャンドルライトの明かりは「灯す」明かりです。
暗闇のなかでやさしくゆれる炎は抜群の癒し効果があり、キャンプサイトを非日常の空間に変えてくれます。
静けさの中で焚火を楽しみたい時、日々の忙しい生活から離れてリラックスした夜を過ごしたければ、お供にはUCOのキャンドルランタンがオススメです!
TVでもおなじみ、「ヒロシちゃんねる」のヒロシさんも愛用している製品です。
キャンドルランタンの定番になっている、この製品の魅力をお伝えしたいと思います。
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UCOキャンドルランタンは3種類
UCOのキャンドルランタンはブラス製とアルミ製、アルミにハードアナダイズド加工を施したスペシャルバージョンの3種類です。
UCOキャンドルランタン ブラス製
材質 | ブラス ガラス |
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重量 | 250g |
付属品 | キャンドル1本 |
価格 | ¥4400 (税抜き) |
UCOキャンドルランタンアルミ製
カラー | レッド グリーン イエロー アルミ無垢 |
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材質 | アルミ ガラス |
重量 | 180g |
付属品 | キャンドル1本 |
価格 | ¥3500 (税抜き) |
UCOキャンドルランタンキット
カラー | レッド グリーン ブラック |
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材質 | アルミ ガラス |
総重量 | 240g |
付属品 | キャンドル1本 ネオプレーンケース リフレクター |
価格 | ¥3900 (税抜き) |
サイズは全て同じで、高さ16.5×径5cm (使用時) 高さ10.6×径5cm (収納時)になります。
ブラス製のものはレトロで無骨なイメージなので、ブッシュクラフトスタイルや渋いキャンプサイトが好みの方にオススメです。
ただ、価格が他の物より高いですね。
アルミ製のものはカラーがポップなので、キャンプサイトの良いアクセントになりそうですね。
スペシャルバージョンはケースとリフレクターがついての値段なので、付属品が欲しければ、かなりお得だと思います。
重量が付属品を含んだ総重量で記載されているため、本体だけの重さがわかりません。
加工でそれほど重さが変わるとは思えないので、アルミ製のものと同程度でしょう。
キャンドルの燃焼時間は9時間!
キャンドルは3種類。
上記はスタンダードなものになります。
他には天然の蜜蝋を使った煤が出にくいもの。
シトロネラのエッセンシャルオイルが入っており、虫よけ効果のあるタイプがあります。
全て3本入りで販売されています。
価格はスタンダードなもので、¥650(税抜き)なので、ランニングコストが高いのが残念ですが、1本9時間も使えるので、すぐにはなくなりません。
私の場合は2泊3日のキャンプで使い切るか、少し残る程度です。
アウトドアショップやECサイトでしか手に入らないので、まとめ買いをオススメします。
UCOキャンドルランタンの特徴と実際の使い方
フォールディングできる
UCOのキャンドルランタンの最大の特徴は、折り畳みが可能でコンパクトになることです。
収納した状態
展開した状態
ばらした状態から組み立てて使用してみましょう。
左下の金属の丸いパーツはキャンドル受け皿の代わりです。
純正の物は紛失してしまったので自作しました。
キャンドルが手元には無く、右側の物はオイルランタンです。
まずキャンドル代わりのオイルランタンを受け皿の上に乗せます。
キャンドルケースにセットします。
スプリングを入れて、底キャップをキャンドルケースに押し当てます。
底キャップ内部に溝があるので、押し当てながら、ひねれば固定されます。
ちなみにキャンドルケースの窓からはロウソクの残量が確認できます。
先端の芯に点火します。
本体カバーを底キャップにはめ込み、ひねれば固定されます。
やさしい明かりが後ろの木を照らしているのが見えますか?
不要なパーツが一切ない、ミニマムなデザインも人気の秘訣です。
構造がシンプルなので故障も少ないですね。
※このランタンは旧型ですが、現在販売されている製品は火屋部分だけスライドして上下が可能です。
火屋を下げれば、そのまま点火できるので更に使いやすくなっています。
現行モデルのUCOキャンドルランタン
コチラが現行モデルのUCOキャンドルランタンのアルミとなります。
旧型との違いはホヤをスライドすることができ点火がしやすくなっています。
点火するときはホヤを下にスライド
点火後はホヤを上に戻す
UCOキャンドルランタンのメンテナンス
キャンドルランタンは携帯性が良く便利ですが、キャンドルゆえの問題もあります。
誤って倒してしまった後には、ランタンの内側にベッタリと蝋がこびりつきます。
普通に使用していても内側は汚れるのでメンテナンスが欠かせません。
純正のロウソクが無かったため、タブランタンを温めて火屋に蝋を垂らしました。
実際にランタンを倒してしまった場合も、これぐらい汚れます。
こんな時は湯をかければ綺麗になります。
まず火屋を本体から取り外しましょう。
上部パーツが3か所で固定されており、火屋をがっちりと抑えています。
ピンになっているので押さえながら上に引けば簡単に外れます。
1か所ずつ3か所のピンを外しましょう。
ピンを外して上から引き抜けば分解できます。
沸騰したお湯を注ぎます。
お湯に蝋が溶け出して綺麗になりました!
しかしながら、溶け出した蝋は、捨てる場所にも気を使います。
冷えるとすぐに固まってしまうので、後片付けが大変です。
私がシンクに流した時は、辺り一面に蝋がこびりついてしまい、掃除に手間がかかりました。
料理に使わない鍋に入れて湯煎する方法もあります。
すぐに溶けるので、ヒーターやドライヤーで温めてから、雑巾でふくのも有効です。
UCOキャンドルランタンのオイル化への改造もオススメ
UCOランタンにピッタリのオイルランタンを自作、もしくは購入してオイルランタンに改造することもできます。
そうすれば、使用後に蝋のメンテナンスも省けますし、燃料に灯油を使うことでランニングコストの削減にもなります。
私も掃除が面倒になりオイルランタンをメインに使っています。
飲み物の保温が出来る
上部に小型の器を乗せれば、中の飲み物を保温することが出来ます。
熱量が足りないので、水から沸騰させるのは難しいですね。
暖かいコーヒーを入れたコッフェルを上に置いて、ゆっくりと飲むような使い方には適しています。
タブキャンドルが使えるミニと、パーティ向け?のキャンドリアー
UCOのキャンドルランタンは他にもサイズが違うものが2種類あります。
ミニランタン
折り畳みは出来ませんが、100均でも売っているタブランタンが使用できるので、財布にやさしいですね。
数個購入して、キャンプ地のいろいろな場所に置くのもアリだと思いますよ。
キャンドリアー
1度にキャンドルを3個も使うことができるアメリカンサイズの製品です。
キャンドルランタンにしては光量がありそうですね。個人的な考えですが、ここまでの明かりを求めるならば、代わりにLEDランタンやガソリンランタンを使ったほうが良いと思います。
UCOキャンドルランタンの別売りのオプションパーツ
ネオプレーンケース
UCOのランタンは火屋がガラス製なので、持ち出す際は注意が必要です。
厚みのあるネオプレーン素材は衝撃を吸収するので、落としてしまっても安心。
ジッパーが無いので出し入れをスムーズに行えます。
キャンドルランタンとミニランタンに使用できます。
キャンドリアー用のワンサイズ大きなケースもあります。
フラットリフレクター
UCOのランタンの明るさはキャンドル1本分です。
感覚ですが、近くならばなんとか本が読める程度の明かりです。
使用したことが無いので、どの程度明るくなるかは解りませんが、このリフレクターは拡散していた光を下方向に集めることが出来ます。
山小屋にあるランプのような見た目になるのが良いですね。
雰囲気がグンとアップします。
2つのパーツに分解して収納できます。
リフレクター
キャンドルの背面に取り付けることで、光を手前に集めることが出来ます。
パーツ類
最近になってパーツごとの販売を開始しました!
ガラスホヤは厚手ですが、落とせば簡単に割れますし、
スプリングやキャンドル受け皿は小型なので、屋外では特に紛失しやすいです。
バラ売りはありがたいですね。
終わりに
シンプルで扱いやすく、どこか懐かしさを感じさせるこの製品の魅力が伝わりましたか?
友人や家族と一緒に明るく快適なキャンプサイトでワイワイやるのも楽しいですが、
このランタンが照らす最小限の明かりの中で、しっぽりと焚火をするのもオススメです!
使用中は本体の上部がかなり熱くなります。
火傷に注意してください。
テントの中での使用はオススメできません。
大切な幕に穴が開いてしまいますよ。