地面が硬いキャンプサイトでペグが負けて曲がってしまった…
テント付属のプラペグ・アルミペグでは、ちょっと頼りないな。
そんな思いで鍛造ペグ「エリッゼステーク」の購入を考えている方は多いのではないでしょうか?
エリッゼステークはガンガンと地面にめり込んでいく鍛造ペグの頼もしい硬度に加え、黒・赤・ブロンズ・ブルーなどの多くのカラーが用意されていて、キャンプサイトに個性を加えられるのも多くのキャンパーに選ばれている理由の一つです。
基本的には折れたり曲がったりというのは考えにくい丈夫なペグですが塗装に関しては使う頻度が高いとどうしても剥がれてしまいます。
今回は、エリステを使って2年経つ私が、基本的なレビューとともに塗装状況が現在どうなっているかを紹介していきます。
塗装は比較的誰にでも簡単に出来ますのでそちらも合わせて紹介させていただきます。
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村の鍛冶屋 エリッゼステークのスペック
- メーカー:村の鍛冶屋
- 全長:180, 280, 380mm
- ヘッド部:楕円13×17mm
- 打込み部:太さ9×7mm
- 素材:S55Cスチール(靴のスパイクと同じ)
- 塗装:カチオン電着塗装(車の下塗りと同じ)
- 重量:約77g, 190g, 346g
エリッゼステークは、新潟県三条市という金属加工業が盛んな地域に居を構える「村の鍛冶屋」が製作している鍛造ペグ。
最大の特徴は何と言ってもその硬さで、プラペグ・アルミペグでは歯が立たない強固な地面にもグイグイと入っていきます。
岩盤が固く大きな石が地中にある場所でも、石を砕いて入ってくれるので整ったキャンプ場はもちろん幅広いシチュエーションで活躍してくれます。
エリステを2年間使った感想
エリッゼステークの魅力は、何と言っても安心感。エリッゼステークがあればどこでもテントが張れると思っています。
実際、ペグが刺さらずテントが張れなかったキャンプサイトは未だ経験していません。
一緒に行った友人のアルミペグはグニャグニャに曲がって使いものにならないような場面でもエリッゼステークは問題なく使えてます。
私が愛用しているエリッゼステークは180mmの一番短いものですが特に困ったことはありません。
主に使用しているテントがmont-bellのムーンライト2型ですので問題ありませんが大きめのテントやタープを使用する場合はある程度長いものを使用しないと抜ける恐れがあるのでお持ちのギアによって長さ検討した方が良いと思います。
カラーは黒を選びましたが、他の色でもよかったのかなと思います。黒は夜中の視認性が悪いですし、日中でも草の上にポンと置かれると意外と目立ちません。
どこに置いたか分からなくなって探すことも数回ありました。
エリッゼステークの塗装は剥がれやすい?
エリッゼステークを2年間使ってどう劣化したかを紹介します。
折れたり曲がったりはありませんが塗装は剥がれています。
地面に入らない真ん中あたりの塗装は無事ですが、先端の方は完全に黒色が無くなっています。
サビもありますし、先がちょっと欠けてますね(使用には問題ありません)。
ヘッド部分はハンマーで叩くので、先端と同じく塗装が剥げています。多少個体差はありますが、全ての個体で塗装剥げがあります。
塗装は通常通り使っていれば剥がれるものなので割り切って使うようにしています。
エリッゼステークを再塗装する方法
エリッゼステークは比較的簡単に塗装することができます。
スプレーで塗装すれば新品同様の状態にすることができます。
また、黒を購入した場合に目立ちにくいからと頭の方だけ赤く塗装して目立つようにして使用されている方もおられます。
折角、塗装するならそのような塗装するのも良いかもしれません。
ペグの塗装で用意するのは以下の4つ。
- 600番の紙ヤスリ
- シリコンオフ
- マスキングテープ
- 好みの色のカラースプレー
塗装する手順は以下の通り。
- 塗装したい箇所を紙ヤスリで磨き、塗装カスやサビを取る
- シリコンオフで油分を取る
- マスキングテープで塗装したくない箇所を覆う
- カラースプレーで塗装する
- よく乾かした後、ますマスキングテープを取る
塗装する時にペグを立てておくため、使い捨てられる紙コップなどがあると便利です。
屋外の換気のいい場所で、火気厳禁で塗装してください。
まとめ
村の鍛冶屋のエリッゼステークについて解説してきました。
テント付属のペグでは歯が立たない硬い地面でもズンズン入っていく感覚はクセになります。
キャンプに行ったはいいが、地面が固くてテントが立てられないという困ったことを防ぐためにも、エリッゼステークはお勧めです。