今キャンパーの間でじわじわと人気が出てきているニトリのダッチオーブンをこの度購入いたしました!これまで他のダッチオーブンを用いて料理を作ったことはあるのですが、ニトリのダッチオーブンのようにコンパクトなものを使用するのは初めてです。
今回は19cmのニトリダッチオーブンを使用して作ったお酒に合う料理を2品ご紹介いたします!
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
ダッチオーブンの長所
まずはダッチオーブンで調理することの長所についてご紹介します。
ダッチオーブンは煮る、焼く、蒸すなど様々な調理方法を1台で効率よくこなすことができます。特に優れた保温性と蓄熱性から、火の通りにくい食材でも柔らかく調理することができます。アウトドアの際にはクッカーを用いて調理をするシーンが多いかと思いますが、手軽に使える反面、硬いものを調理する際にはどうしても時間がかかってしまったり、時間をかけても芯が残ってしまうことがありますよね。ダッチオーブンはそんな心配は要りません!
ダッチオーブンの長所を生かした簡単レシピをご紹介
ダッチオーブンのメンテナンスについては他の記事でまとめていきますので、ここではそのダッチオーブンの長所を生かした簡単レシピをご紹介していきます!
レシピ①お酒のつまみに最適!ダッチオーブン燻製
まずはダッチオーブンを用いた燻製です。燻製は燻製器やダンボールを用いた燻製方法がありますが、ダッチオーブンを使っても簡単に美味しく燻製することができます!
燻製をするためだけに燻製器やダンボールをわざわざ用意する必要がないため、荷物を減らしたいキャンパーにとってはありがたい調理ですね!
用意するもの
- ニトリダッチオーブン19cm
- 下網(セリアで購入しました)
- 割り箸
- スモークチップ
- ガスコンロ
- アルミホイル
今回の燻製食材
- 卵
- ウインナー
- 手羽元
手順①下ごしらえ
卵はまずお湯で茹でてゆで卵にします。オススメは沸騰したお湯に卵を入れて8分!そのあと流水で冷やします。この手順でゆで卵を作ることで黄身が半熟の絶妙なゆで卵を作ることができます。
殻をむいたゆで卵をジップロックへ入れ、卵1個に対して大さじ1杯のめんつゆを入れます。ジップロックの空気はなるべく抜いて、ゆで卵とめんつゆがなるべく接するようにした状態で冷蔵庫で半日程度寝かせます。寝かせたあとは余分な水分をキッチンペーパーで拭き取り、冷蔵庫で2時間程度乾燥させます。
手羽元の漬け液は酒大さじ3杯、醤油大さじ2杯、みりん大さじ1杯、そして生姜のチューブを少し入れました。今回手羽元は3本用意しましたが、手羽元の量に応じて漬ける液の量を調節してください。手羽元は火の通りをよくするために骨と肉の間に切れ目を入れておきます。そして漬け液と手羽元をジップロックへ入れて空気を抜きこちらも半日程度冷蔵庫で寝かせます。寝かせたあとはゆで卵同様に水分を拭き取り冷蔵庫で2時間程度乾燥させます。
ウインナーは特に下ごしらえの必要はありません。
手順②道具、材料のセッティング
ガスコンロの上にダッチオーブンをセットします。ダッチオーブンの底には焦げ付き防止のためアルミホイルを敷きます。その上にスモークウッドを円形に敷きましょう。そうすることで満遍なく煙がダッチオーブン内に充満します。
その上に食材を並べるための下網をセットします。網はニトリでも購入できますが今回はセリアの簡易網を使いました。サイズが少し大きかったためカットして角を曲げ、加工して使用しました。同じやり方で燻製をされる方は手を切らないように注意してください。
最後に食材が重なり合わないように並べて中の準備は完了です。
蓋は直接被せると空気の逃げ道がなくなってしまうので、効率よく空気が循環するように蓋を少しずらして乗せるか、割り箸を挟んで乗せましょう。
手順③燻製
最後に食材が重なり合わないように並べて中の準備は完了です。
蓋は直接被せると空気の逃げ道がなくなってしまうので、効率よく空気が循環するように蓋を少しずらして乗せるか、割り箸を挟んで乗せましょう。
完成
実際に燻製していきます。最初は煙が出るまで強火で加熱し、煙が出てきたら中火で燻製していきましょう。この状態で30分程度加熱しました。
途中で中を確認すると、ウインナーはいい感じに燻製されておりましたが、手羽元はまだ中まで火が通っているのか怪しかったので、ウインナーを出した状態でもう10分追加で燻製しました。
完成したものがこちらです!煙の色がいい感じについて、美味しそうな匂いが立ちのぼってきます。
できたての手羽元は香りも強く、外は水分が飛んだ分パリッとした食感で、中はジューシーです。テーマパークなどで食べるターキーレッグのお手軽版といった印象で大変美味しく食べられました。漬けダレを胡椒などのスパイスベースで作ってみてもまた違った味わいを楽しめそうです。
ウインナーは比較的安いもので試したのですが、安物とは思えない上質な味わいへと進化しておりました。
そして今回一番美味しくできたのが燻製卵です!めんつゆの味付けに燻製が加わることでより深みを増し、食感も外側は水分が減っている分弾力が増しており、中の黄身はとろとろの状態を保っていて大変贅沢なおつまみを楽しむことができました!
レシピ②お肉の旨み凝縮!本格ビーフシチュー
2品目にご紹介するのがビーフシチューです。じっくりコトコトとダッチオーブンで煮込んだビーフシチューは普段自宅の鍋で作るビーフシチューよりもコク深い本格的な味わいを楽しむことができます。
材料(4人前)
- 牛肉(モモ) 300g
- じゃがいも 2個
- 人参 1本
- 玉ねぎ 1個
- しめじ 1/2袋
- 赤ワイン 200cc
- トマト缶 1缶
- デミグラスソース 1缶
- ニンニクチューブ 少々
- バター 1片
- 固形コンソメ 1個
- 塩胡椒 少々
- 水200cc
手順①材料をカット
まずは用意した材料をカットしていきます。牛肉はすでに角切りになっているものを購入しました。人参とじゃがいもは乱切りにしていきます。玉ねぎはくし切りにし、しめじは石づきを切って手でさいていきましょう。
手順②炒める
中火で温めたダッチオーブンにバターを熱し、牛肉を色が変わる程度炒めていきます。このあとじっくり煮込んでいくため中まで火を通す必要はありません。ある程度炒めたらダッチオーブンのふたなどに一度移します。
同じ要領で野菜も炒めていきます。火が通ってきたら再び牛肉を入れ、トマト缶と赤ワインも入れて混ぜ合わせます。
手順③煮込む
水とコンソメを投入して蓋をします。このまま弱火で1時間程度煮込んでいきましょう。この段階でダッチオーブンギリギリの量だったので心配でしたが、煮込んでいくことで具材のかさが減り程よい量となりますのでご安心ください。
しっかりと煮込んで食材が柔らかくなっていることを確認したら、最後にデミグラスソースを加えて20分ほど煮込みます。塩胡椒で味を整えたら完成です!
こちらが完成したビーフシチューです!じっくりと煮込まれてお肉も野菜も柔らかく仕上がっています。赤ワインがいい感じに馴染んでいて大人な味わいだなぁと感じたのですが子供からも大変人気でした!酔ってしまうほど赤ワインを感じることはないのでご安心ください。
まとめ
コンパクトで低価格なニトリのダッチオーブンでも、アウトドアメーカーのダッチオーブンに劣らない実力を発揮し、美味しいアウトドア料理を楽しむことができました!今回は屋外での調理をしましたが、ニトリダッチオーブンの嬉しいところはIHにも対応している点です!いきなり高価なダッチオーブンを買うのはちょっと抵抗があるという方も屋内外問わず、ニトリのダッチオーブンで手軽にダッチオーブン料理を作ってみてはいかがでしょうか。